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2015年08月19日
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カテゴリ: ドラマ系の感想



内容
歓迎会があると言うのに天樹(東山紀之)と永沢(鈴木浩介)が、
遅い昼食を終えた帰り。
信号待ちをしていたところ、自転車同士がぶつかる事故を目撃する。
テレビでも有名な元最高裁判事の高堂隼人(長谷川初範)が、
通りかかった西沢淳一(近藤公園)にぶつかったようだった。
高堂の自転車のブレーキが突然きかなくなったという。
ふたりを、近くの交番へと連れて行き、その場をあとにする天樹、永沢。

しばらくして、天樹の携帯が鳴る。
先ほどの交番の巡査・亀井からだった。
高堂が、交番の自転車を盗み、姿を消してしまったと言うこと。
すぐに交番へと戻った天樹と永沢。
巡査の話では、誰かと1時間で帰ると約束し、焦っている様子が無かったよう。
ふと、高堂が残した自転車を確認した天樹は、ブレーキに細工のあとを見つける。
数時間以内に、何かがなされたようだった。
天樹は、片桐(吉田鋼太郎)に状況を報告すると。
何かを感じ取った片桐は、
沙村(高嶋政宏)環(倉科カナ)に高堂家へ向かうよう命じる。

だが、環は、三輪友里という女性キャスターとの噂もあり、
テレビ局へ。。。
すると友里から、思わぬ答えが返ってくる。
恋人のスタイリスト田中優奈との同性婚の相談をしていただけと。

一方、環は、山下(片岡愛之助)に高堂が関わった裁判についての調査を依頼。
すると“1時間”というキーワードで。。。8年前の事件が浮上する。
西沢純一の妻・涼子、娘・真菜が殺された事件だった。
地裁では犯人の成瀬博之を責任能力があると有罪としたが、
高裁で高堂は心神喪失で無罪としていた。
事件を起こす3年前にも成瀬は事件を起こしていたが、
偶然にも裁くことになった高堂は無罪としていた。

そのころ高堂のもとには、妻・由美子、娘・愛理の。。。。

敬称略


今回は、今作初登場の真野勝成さん


さて。

いまだに、登場人物のキャラクター設定と作品のコンセプトが

ハッキリしない今作。

おかげで。。。というか。。。

脚本家が代わると、作品の雰囲気が変わりますね。

流れが微妙に違えば、それに伴う演出まで違ってくる。


っってこともあるが。

妙に片桐係長が前に出ているし、

それもあって

今までの今作とは違って、ベタな2時間サスペンスに近い感じかな。

ただ1時間という中に、“これでもか!”と詰めこんでいて、

そして演出で魅せてきているので、意外と満足度が高いですね。

一応、登場人物のキャラを立てることで、“らしさ”もありますし。


極め付きは、天樹の過去を上手く混ぜ込んだことかな。

今までのような天樹の描き方をしなかったのも、良い感じだったしね。



最後に。

大石哲也さん、谷津弘幸さんの今作も、それぞれに特徴が有って良いけど、

今回の真野勝成さんの今作も、これはこれで良い感じ。


前述したように、描き方が違うだけで、見えてくるモノも違う

キャラはぶれていないけど、定まっていなかったところもあったが。

今回で、なんとなく見えてきたかな。





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最終更新日  2015年08月19日 21時53分18秒
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