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2017.09.25
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カテゴリ: ドラマ系の感想
内容
鼠小僧次郎吉(浜田学)らが、江戸を騒がせている夜。
南町奉行・矢口駿河守定則(白井滋郎)が急死する。
世間が、北町奉行・遠山金四郎(松岡昌宏)と南町奉行・矢口の進言により、
老中・水野忠邦(菅原大吉)の倹約令があるにも関わらず、
祭りが出来たと大喜びしていた日の出来事であった。

祭りを楽しんでいた金四郎だったが、
与力の東条八右衛門(中原丈雄)から知らせを聞き、登城する。
すでに水野に呼ばれ、若年寄・樋口出雲守勘解由(北大路欣也)と
勘定奉行・石部肥後守孫太夫(青山勝)が登城していた。
水野は南町奉行・矢口の急死を告げた上で、
腹心である目付・鳥居甲斐守耀蔵(加藤雅也)を南町奉行にすることを告げる。
あまりの都合代の良さに樋口は、その違和感を金四郎に伝えるのだった。

その直後。
魚問屋・粂島屋忠右衛門(西田健)が、花魁・朧月(実咲凜音)が心中する。
2人を良く知る金四郎は、有り得ない事だと感じ取る。
忠右衛門の妻・おそで(床嶋佳子)も同じことを考えていたようだった。
その後、魚河岸は、三河屋(星田英利)が牛耳りはじめるが。。。。

そんななか、金四郎は、
かつての恋人の常磐津の師匠・おせん(稲森いずみ)と再会する。
その、おせんが、妙なことを口にする。矢口が殺されたという。
鼠小僧が見ていたと、もっぱらの噂だという。

敬称略


脚本は、いずみ玲さん

監督は、吉田啓一郎さん




色々なコトを横に置いておくとして。

話自体は、それほど悪い印象は無い。

ただ。。。。さすがに3時間は、長すぎ。

2時間が限度ですね。

実際、話も、いろいろ盛り込みすぎだし。



個人的には、どうしても引っかかったのは、

やはり、松岡昌宏さんの立ち居振る舞い。

“金さん”は、悪くないんだけど。

“遠山”の時がね。。。。

歩き方が大股になってしまっているのだろうか。

身長のせいもあるかな。

裃が揺れすぎ!!

簡単に言えば、着物の肩部分が広いものだから、

それが、目立ちすぎて、不格好なのである。

確かに、過去の作品でも、そういう感じの俳優がいなかったわけでは無い。

《金さん》に限っても!!

ちなみに、今年に入ってから。。。。だったかな。

“時代劇チャンネル”では、過去の《金さん》が、ほぼ全て放送されている。

個人的にも、ほぼ全て視聴してしまった(笑)


このあたり、慣れの部分もある。

でもね。スタッフにはベテランもいるハズでしょ?

こういうところを、シッカリしないから、

“時代劇”が、舐められるんですよ!


話が、どうか。。。。俳優が。。。どうか。。。

そんなコトよりも、

こういった“技術”というのは、シッカリやらないと。


良い例がある。

それは、BSジャパンが、ここ数年で作っている時代劇。

初めは、正直。。。かなり雑だった。

しかし経験を積んだからだろうか。。。。近作では、違和感がほぼ無くなった。

ちなみに、NHKが、作り続けている時代劇は、

スタッフは力はあるが。

それ以上に、こういう細かい事が目立たないのは、

俳優により助けられている部分が大きいかな。

ベテランを、多く使っていますしね!

そういや、今作の監督も、そっちでも。。。。。


あ。。。脱線しすぎ。

ってことで。

今作を見て、ちょっと心配になってきたのは《水戸黄門》


ほんのちょっとのことなんだけどね。

実は、殺陣も気になる。。。

もっと気になるのは、画面割だけど。。。。もう、いいや。


最後に。
これ、“次”作るつもりなら、出来れば2時間で。

そもそも、間違ってるよね。

勧善懲悪モノは、解決することも重要だけど。

それを、テンポ良く見せて魅せることが最重要。

さすがに、長すぎます。





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Last updated  2017.09.25 22:50:34
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