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2019.10.19
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カテゴリ: ドラマ系の感想
内容
昭和11年2月25日夜。東京葛飾柴又の団子屋“くるまや”
雪の降る中、夫・平造(毎熊克哉)が遊びに出て行き、見送る車光子(井上真央)
少しして、店の外から赤ん坊の泣き声が聞こえ、光子が様子を見に行くと。
置き手紙とともに。。。。そして手紙には、平造の子だと書かれてあった。
呆然とする光子に、騒ぎを聞いた義父・正吉(きたろう)が声をかけてくる。
手紙を読んだ正吉は呆れかえり。。。

翌朝、平造の弟・竜造(泉澤祐希)とその妻・つね(岸井ゆきの)が顔を出し、
信じられない事態を、光子、正吉から聞かされ、唖然とする。
光子、平造の子・昭一郎(村山陽央)は、笑顔だったが。。。
そこに平造が朝帰り。光子たちから責められ、奥に引きこもってしまう。
覚悟を決めた光子は、
帝釈天の御前様(石丸幹二)を訪ね、名付け親になってもらう。
生きていくのがたいへんだろうから、強い名前を。。。という光子に、
御前様は、“寅次郎”と名付けるのだった。

昭和16年8月。
寅次郎(藤原颯音)は、わんぱくな少年になっていた。
御前様たちに叱られながらも、母・光子は愛情を注ぎ込み、
それを笑顔で見守る兄・昭一郎(山時聡真)と正吉。
だが、平造は、そんな寅次郎が気に入らず。。。

そんなある日、帰ってきた寅次郎を問い正す光子。
川で鰻を釣り“川清”に売りに行ったと言う話を聞いていたのだ。
光子は、寅次郎を連れ、“川清”へ謝りに行こうとしたところ。。。。

敬称略


原作は未読。

脚本は、岡田惠和さん

演出は、本木一博さん



言わずとしれた。。。山田洋次さんの“車寅次郎”の少年時代の話である。


いやぁあ。。。これ、凄いねぇ。

一度でも“ドラマ版”“映画版”の《男はつらいよ》を見たことがあれば、

未来で繋がるのが、分かるよね。これ。

かなり細かい部分まで、徹底的に作り込んでいる。

もちろん、もっともっと細かい事を言うと。

それらの映像作品は、

今作から見ると、かなりの未来(正確には35,6年)なので。

生き残っている人は少ないけどね。でも、繋がっているのが雰囲気で分かります。


実際、どう考えても、岡田惠和さんとは親和性が高い物語だろうから。

もう、キャスティングも含めて、絶妙としか言いようが無い。



これ。。。それこそ。。。“朝ドラ”の第100作目で放送しても良い内容。

ってか。たった5話は。。。モッタイナイです。

それくらい、“もっと見たい”を思わせてくれる作品ですね。

。。。。大絶賛してしまった。。。。(笑)

でもほんと

《男はつらいよ》を見たことがあれば、見て欲しい。

ま、。。。《男はつらいよ》を気に入らなければ、ダメだろうけど。

そこを抜きにしても、良く出来たホームドラマである。



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Last updated  2019.10.19 21:51:24


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