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2005.10.11

久司先生のカウンセリング　【まえがき】

(2)

テーマ：マクロビオティックな日々(614)

カテゴリ：スローな価値観へ

実は、火曜日に、久司道夫先生のカウンセリングを受けてきました。

数週間前に、久司先生が来日中であることを、たまたま読んだブログで知り、講演会に行きたいなと思ったら東京のは既に終わっていて、ならばカウンセリングは？　と思い、すかさず久司事務所に電話をしてみたところ、「たまたま先ほど一つキャンセルが入ったので」と、なんともラッキーに予約ができたのです。

後から秘書の方に聞いたところによると、やはりかなり沢山の申し込みが殺到していたのだけれど、日程調整などの関係で、多くの方を断らざるをえなくて心苦しかったそうです。

私は、たまたま提示された日程どちらでもＯＫだったのですが、おそらくもっともっといろんな病気や悩みを抱えている人がいる中で、 「あとちょっとでアトピー治りそうだから、ここいらで、ちょっと最後の軌道修正が必要かも」 というレベルの私ごときが久司先生の貴重な一時間を占めてしまってよかったのか、私も心苦しくなりました。

これって、去年の夏、オーガニックベースをたまたまネットで見つけて、なんとなく友達と申し込んだら、二人とも同じ曜日のクラスに入れて、後から、いかに高い倍率であったか聞いてびっくりした、という経験と似てる。。

でも、これはご縁ということで、大切な機会に素直に感謝することにしました。

で、カウンセリングの内容について、ブログに書くべきかどうかも、ちょっと昨夜から考えてました。

カウンセリングで得た情報に関して、結果からいうと、今まで様々な情報源から学んで実践してきた マクロビ常識の範囲内 のことでした。

「ずばり、あなたは北アメリカに十年以上住んでいましたね」といった、久司マジック（？）の「お告げ」はありませんでした(笑）。

でも、久司先生と直接お話したことで、 基軸の再確認 ができ、自信がつきました。

カウンセリングの詳細について、アトピーで困っている方の励みや参考になればと思い、書くことにしましたが、以下のことに同意してから読んでください。

●　マクロビカウンセリングは食生活を中心としたアドバイスであって、医療行為ではありません。なんでもそうですが、鵜呑みにせず、自分に合ったものを追求していく自立精神を大切にして、あくまで参考にとどめてください。

●　私は、マクロビの理論を尊敬はしていますが、自分の意志の弱さや社会生活を送る上での現実、そして実際にマクロビを一生懸命実践してきたアトピー患者としての経験などを考慮すると、必ずしもマクロビが提示する事柄が全て正しいとは思っていません。

実は、この件に関して、久司先生と議論を交わしてみたかったのですが、それはさすがに失礼にあたるかと思い、そのぎりぎりのところまでのコメントをするにとどまりました。でも、いろいろな質問に答えていただく中で、自分の中でひっかかっていた事が、私なりに解消されました。

私のこういったスタンスが失礼極まりない、と感じる方もいるだろうし、逆に、「そうだそうだ、マクロビなんて！」と不信感をあらわにする方もいると思いますが、あくまで私の個人的な見解ですのでご了承ください。

なんか、すごいもったいぶった前書きになってしまいましたが、最初に書いたように、カウンセリングの内容は、ごく常識的なことでした。

アトピーのマクロビアンたちなら、「そんなの知ってるよ」ということばかりです。

でも、私自身、もう一度、久司先生との一時間を振り返って、記憶と活字にとどめておくために、何度かに分けて記録しようと思います。

マクロビを基軸としつつ、マクロビにとらわれない価値観をめざす、ということで、「スローな価値観へ」に入れておこうっと。

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