江戸東京ぶらり旅

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吉良邸跡<両国>

吉良邸はここです

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1702年12月14日,元禄という時代ですよ。赤穂四十七士の討ち入りが決行された吉良上野介義央の邸宅跡はここ(写真)。今は本所松坂町公園として誰でも無料で見学できますよ。吉良首洗いの井戸や稲荷神社があります。

JR両国駅で降りましょう。回向院という由緒あるお寺(分からないなら誰かに聞いて)まで,少しだけ歩き,向かって左へまたちょっと歩く。「忠臣蔵」で有名な吉良上野介の屋敷跡があるのです。小学生だってたどり着けますよ。

降りしきる雪の中,12月だからね,今とは違って温暖化なんてない東京,いや江戸でした。仇討ちに四十七士が向かった先が吉良邸。やれやれ,テロをするなら少人数が原則。こんなに大勢で何をしようってんだ。



吉良さんは,この一帯に広大な屋敷(上屋敷)を構えていましたが,お金持ちだったのでしょうね,現在史跡として残っているのは彼の屋敷の北側の一部のみ。吉良さんの首を洗ったとされる(本当かな?)「首洗い井戸」や供養碑が残されています。その当時,ここは本所松坂町1~2丁目という番地だったから,その名を尊重して,現在も本所松坂町公園という名なのですね。現在の地番は両国2~3丁目ですが,なんと8,400平米(平方メートル)もあった広大な屋敷。羨ましいですね。

保存されている吉良さんの邸宅跡,周囲の石壁は江戸時代のお偉いさん(高家)の格式をあらわすなまこ塀,長屋門のイミテーション,園内は写真の通り。内部の壁面には義士関係の記録や絵画が銅板で展示されていますよ。

近くに行く用事があるとき,是非立ち寄ってみては・・・。





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