踊る!リラック魔小屋♪

踊る!リラック魔小屋♪

第1回 楽譜の見方



1. 拍子とはなんぞや。

 楽典的定義では『一定時間事に刻まれるリズム』という事になります。
ではリズムとは?『長短、高低、強弱、音質の相違等の変化を伴っている場合や音の聴こえない時間が挿入された場合等には、時間経過の刻みを感じさせる。この刻みがリズムである』

 はい、わけ分かりませんね(笑)。

 取りあえず一番目にする 4/4(四分の四拍子)を例にとりますと、
この四分の四、の『四分の』は、四分音符を意味します。
それが1小節に四つ分入るよ、というのが分子の4の部分に当たります。
3/4(四分の三)なら、四分音符が三つ分、
2/4(四分の二)なら、四分音符が二つ分、です。

 4分音符の速さをあらわすのに音符言葉「タン」というのを用います。

|タン タン タン タン| ←これが4/4の1小節分になります。

 この 拍子 『一定時間事に刻まれるモノ』 の上に色々なリズムを加えます。

|タン タン ター アー|タタ タタ ター アー|
|タン タン タン タン|タン タン タン タン|

 ぶんぶんぶん の歌の冒頭部分ですが、これが入る事により、 リズム 『長短、高低、強弱、音質の相違等の変化を伴っている場合や音の聴こえない時間が挿入された場合等には、時間経過の刻みを感じさせる。』 が出来上がりました。

 音楽を演奏する上で一番重要なのが、この拍、になります。
拍を必ず数えつつ、その上に乗っているリズムを奏でる、これが演奏です。
何となく弾いているのと、基本である拍を取りながら弾く、のでは安定感が違って来ます。ひいては上達具合に響いてくるのです。

 次回は音符に付いて。


© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: