★★★★ しましま LIFE ★★★★

2011年読書目録。(工事中)





今年の読書目録はちょっと趣向をかえて
何故、その本を読もうと思ったか=動機を
書き残してみました。 
ストーリーや読後感を忘れそうになっても、
いまは巷(ネットともいう)でいくらでも
補うことができる一方、動機だけは自分しか
知り得ないことですものね・・・・・
それでいて読み物の傾向に流れをつくる
大きなファクトだったりするし。


ところで凄い不思議に思うことがあって。



* 1月 *

【 デュマ・キー上・下 】

スティーヴン・キング著


勿論、当然、キングの未読作品なので読んだ。

作品の舞台となったメキシコ湾を望む
美しくも怖ろしいフロリダの架空の島、
キングが創造した名称です。
あらすじはリンク先の説明に任せて、
感想だけを述べればすげー面白かった!!!
主人公の一人称で語られる物語に
ぐいぐいすいすい読まされました♪
また、キング作品にめずらしいような
人物や展開もあり、ほぇ・・・・
いままでとはひと味違う印象があって、
リーシーの物語に少々落胆した反動?
次作への期待が俄然、高まったかも(^-^)





【 地上のビーナス 】



まだまだタブーに支配されるルネッサンスの時代に、
いやルネッサンスの時代だからこそ
生まれたような主人公の生涯が興味深く思われて借りた。


主人公は王妃でも寵姫でもなく商人の娘。
その熱い宗教心で花の都を闇でおおうかのような
サヴォナローラが力を増すフィレンツェを舞台に
「絵を描きたい・・・・・・」 当時、許されない
創作への熱望から数奇な運命をたどる少女のお話。
面白さはまあまあなれど、著者の考証の成果はグー、
時代を生きた人々のイメージを深めてくれました。







【 エルミタージュの聖母 】

主人公はなんとアルツハイマーの老女。
読み始めてからそれがわかってきて、
え! どうしようかなぁ・・・・・
さして面白いわけでもないし。
読むのん別の本にかえようかなぁ・・・
迷いつつ惰性に身を任せながも、日頃、
馴染みのないエルミタージュにならぶ
名画を眼前にするかのような素晴らしい
描写に心を奪われてしまい小説にも没入。
まだ半分くらいしか読んでいませんが
記憶に残る作品となるのは間違いなく、
頑張ってよかったな♪ みたいな?
本ってこれだから~ みたいな(^0^)



* 2月 *


【 また会う日まで・下 】

 ジョン・アーヴィング著


去年から数冊かけもちで読みながら貸し出し期限が
きては返却、やっと読み終えた、ちゅう・・・。
何故、時間がかかったかというとアーヴィング作品が続き、
少々飽きたというのもあるけれど、読み終えた【第4の手】
と【オーウェンのために祈りを】が素晴らしすぎたのと、
変わったストーリーの多いアーヴィングもののなかでも
一際変わったお話だったのと、あまり好きになれない
主人公たちだったせいでずいすい読めなかった・・のですが。

好きになれなかったのもそれはそのはず。
物語の残り4分の1まではお母さんの嘘で
塗り固められていた~~~~~~

ということで。
ハッピィエンドの父捜しの旅は終わる(^-^;)





【 Xのアーチ 】

 スティーヴ・エリクソン著


拾い読みした冒頭部分が借りる決めてとなった歴史小説。
と、思いきや凄ぇぇーー シュールになってきて歴史はどこ??
あわてて扉(本の)を見たらば、著者は「幻視の作家」と
呼ばれガルシア・マルケス、リョサらと比肩されてる・・・
うぐぁぁ(@@;)となったけれども頑張って読了。
久々、文学したな って感じになりました(笑)







* 3月 *


【 アベンジャー 】

 フレデリック・フォーサイス著


開拓を始めてそろそろ2年、こちらの図書館でも
翻訳小説の棚で目を引く作品がなくなってきました。
とりあえず冒険がいっぱいそうなものをと大御所に
一票、って感じで借りました。 して、内容は?
フォーサイスらしいよくできたプロットですが、
売りはそれだけかなぁ・・・(^-^;)





【 秘密の巻物 】

 ロナルド カトラー著


いわゆる死海文書ものです。
フォーサイスの流れから借りたのですが、小説の登場する
イエス・キリストが書いたという古文書にもちと興味が。
結局のところ、その内容はありがちで、ストーリーも
ローマンカトリック vs 異端者達の対決に主人公が巻き
込まれるというありがちなもの、筆致といい独創性や
魅力のてんでちょと惜しい印象ざんした。


* 4月 *



【 デセプション・ポイント、上・下 】

ダン・ブラウン著









【 ロストシンボル・上 】

 ダン・ブラウン著











* 5月 *



【 ルネッサンスの女たち 】

 塩野七生著






【 海の都の物語 】

 塩野七尾著










* 6月 *

【 パズルパレス・上、下 】

 ダン・ブラウン著




【 天使と悪魔・上、下 】

ダン・ブラウン著









* 7月 *



【 ARRIVAL 】

 ショーン・タン作





【 レンブラントの夜警 】

 ピ-タ-・グリ-ナウェイ著












【 公家コリノ 】

 ブライアン・ハ-バ-ト/ケヴィン・J.アンダソン著



【 へリックスの孤児 】

 ダン・シモンズ 著






【 回想のビュイック8、上下 】

 スティーブン・キング著


【 幸運の25セント硬貨 】

 スティーブン・キング著








【 アホの壁 】
 筒井康隆著








* 8月 *






* 9月 *




* 10月 *

ロストシンボル・下


* 11月 *


魔性の馬



* 12月 *

フランドルの呪い絵


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