・。☆。とれあどーる薫の美容日記。☆。・

（２）診断と症状

昨日、痛い痛い＞＜！というお話を書きましたが、冷静に考えてあれ以上に痛いです^^;

今朝もしっかり痛い。
手術すれば、ホルモン剤使っていれば、またまた妊娠すれば、良くなるものでもありません。
ほんの少し、一時期だけ良くなるというもの。

さて、ここまでお話ししたので、病名もきちんと言いましょう。
それは、「子宮内膜症」です。そして、一年ほど前には、更に子宮筋腫か腺筋症の疑いもとも言われています。
なりたくてなったわけではありません。
転けたから、骨折した。甘いものを食べて、虫歯になったというような原因がないのです。
どんな人がなるともならないともわからないのです。

※持田製薬（子宮内膜症ＱandＡ）
http://www.mochida.co.jp/tiken/womb/index.html
↑一般的にもわかりやすく、読みやすく書かれています。
薫はこのもーーーっとも酷い方。

※子宮内膜症協会による症状について
http://www.jemanet.org/08_medical/index3.html#03
↑ここのは、少し知識を持って読まないと？？？です。より詳しく知りたい方にはお勧め。この症状のページは、読みやすいです。

薫は、１０代後半でこの病気になっています。
大学生になってしばらくした頃から、生理がおかしいと気が付きました。
ふつう一週間で終わるのに、薫は、１０日・・・、１４日・・・、２０日以上とどんどん延びていきます。
生理痛は、あります。量も増えていきます。最初の一週間が多くて、あとは惰性のように続くの。
一ヶ月の内、３週間も生理になったの。
そして、生理じゃない日が、たったの一週間あり、また３週間も生理。。。
つまり、ず～～～っとしんどさを抱えていたのね。

でも、18才やそこらの小娘に、「産婦人科」なんて、遠い存在。
友達に行くのをみられたらどうしよう！！なんて、自意識過剰なお年頃です。
もちろん、お友達もついていってはくれません。

そうこうしている内に、大学３年生。
引っ越しをしたこともあって、思い切って、婦人科に受診してみました。
そしたら、「気のせい、環境の変化のせい、気の持ちよう」という医師のお言葉。。。
でも、本で調べる限り、明らかにおかしいと。。。大きな病院へ行きました。

そこでは、臨床診断で、子宮内膜症だろうと言うことになったの。
病名がわかったことで、ほっとしたのを覚えています。

しかし、若い薫に気を使ったのか、あまりちゃんと診断をしてくれず、「100%治るから」などと言われていました。
大きくて有名な病院の医師の言葉だから、信じていたの。

でも、明らかに医師の見解以上に悪いのだという自覚症状が知識（本を読んだりしていました）がついてくるとわかったのね。

で、盲腸の手術の時にお腹を開けたら、大変なことになっていて、その産婦人科医も呼ばれたの。
そこで、正式に「子宮内膜症」と診断されました。これが、大学４年生の時です。
今更だけど、この病気のため、あまり大学時代は遊んでいません。ベットに張り付く生活も多かったよ。たまに、調子が良い時だけ、月に一度くらい夜通しで遊んでいたけど＾＾！

それでも、その大きな病院の医師は、「手術はしなくても大丈夫、治る」と言い続けていたの。
社会人になった頃が一番酷く（今の方がもっと酷い＞＜！）、夜中、痛みに耐えかねて、何度も病院へ行っては、痛み止めを打ってもらっていました。（緊急で連れて行かれるのは、内科なの。何かわからず（？）、注射は打ってくれます。打たないとどうにもならないような痛み様だから。）

一時間おきに戻したり、倒れそうになったり、３８度以上の熱がでたり、出血もかなり酷なっていました。（女性の方はわかると思いますが、大きなナプキンが一時間も持たないくらいの出血なの。もちろん、それによる貧血も予想できるでしょ？）
これって、働ける状態ではないですよね。
営業職で外に出るのがお仕事でしたが、そこを辞め、内勤事務お仕事に就きました。

その頃、やっぱり「大丈夫」医師はおかしいと。。。不信感が出始め、思い切って、近所の小さな古い婦人科へ行きました。
ここ、古いのですが、お客さん（？？？患者さんですわね^^"）は良く来ているし、お家の斜め前だったので、行ってみたの。他のお医者さんの意見も聞いてみよう！と。

そこの病院では、驚くことに、「今すぐ手術が必要なくらいに酷い。明日にでも手術を！」と言われて、驚きました。
大丈夫とずっと言われ続けていたし、大丈夫医師の病院は、曲がりなりにも大学病院。。。こんな町医者の・・・なんて、って思いますよね。
そこの町医者病院では、手術は出来ないそうです。

そこで、もう一軒！と、薬剤師の方お勧めの宗教系病院へ行ってみました。
そこでも、「手術」と言われ、いろいろ聞きました。
元々の大学病院に、一時間以上かけて通っていたのは、何だったのかしらとむなしくなりますね。
それでも大学病院と手術方法をいろいろ比較したり。。。時間の無駄でしたが。
結局、宗教系病院で手術を受けたのです。

そこで、悪い所（腫瘍）を取って、臓器は置いておくという手術を何回かしました。その間に点鼻薬や注射のホルモン剤を使って、生理自体を止めていたり。。。
そういうのが何年か続いています。

手術して治るものではなくて、腫瘍を取っていく→また出来るといういたちごっこの治療です。
これは、閉経まで続きます。

生理を止めない限り、昨日の日記のような痛みが来ます。
あれほど痛いのは、今の所、２，３ヶ月に一度ですが、その間も相当痛いです。
そして、これがどんどん感覚が狭くなり、生理周期も早くなり（今も早いほうなので、二ヶ月に３回も生理があるの）、毎回しんどくなるだろうと容易に予想がつきます。

秋が終われば、冬が来るということと同じく、当たり前のように痛みが酷くなります。

普通の人で人生の１０年間が生理です。その間、痛み続けるんですよ。
歯痛が１０年毎日続くのを想像しただけでも目眩が起こるでしょ？
薫は、まだまだ閉経まで先が長いので、気が遠くなりそうですＴＴ；

そういう中での人生設計について、改めて考えようと思っています。

ジャンル別一覧