2003年11月
イタリア三昧(^^)ボルゴ・デル・ティーリョ(2000)&グイダルベルト(2000)&ルーチェ(1996)&モンテベトラーノ(1998) 2003/11/17 本蓮沼のHさん宅にて 今日はHさんとの打合せの後、Hさんのお宅にお邪魔してのワイン会でした。 ご近所の酒屋さん(ワイン充実とのこと)のご店主Sさんも登場し、「ウンチ君」大集結の様相。(笑) 特に「お題」を決めていた訳ではなかったのですが、参加者はHさんの嗜好を熟知?していたのか、持ち込んだワインは全てイタリアンというのには驚きました。(^^;) 素敵な奥さまのレストラン顔負けのお料理の数々に舌鼓を打ちながら至福の時を過ごしました。 Hさん、特に奥さま、本当にお世話になりました。 m(_ _)m 一本目、 ボルゴ・デル・ティーリョ(2000) 良年のみに生産されるメルロー100%の赤ワイン「ロッソ・デッラ・チェンタ」がワイナートにも紹介されたボルゴ・デル・ティーリョの白です。 セパージュは(恐らくですが)トカイ&ソーヴィニョン・ブラン&リースリング。 非常にクリスピーでドライなワインで、泡を入れたらそのまま上等なシャンパンになりそうです。 僅かに樽のニュアンスがあり、ナッティーな顔も覗かせます。 北イタリアのワインはあまり馴染みがなかったのですが、意外に上品な事に感動。 HP:9 オリーブオイルと粒マスタードのドレッシングのかかった山芋と海鮮のサラダとのマッチングも最高!(^^) やはり白ワインは料理と共にいただくのが良いですね。 2本目、 グイダルベルト(2000) テヌータ・サン・グイードと言えば、あのサッシカイア。 グイダルベルト(=グイード・アルベルト)は2000年が初リリースの「サシカイアのセカンド」的位置付けのワインです。 サシカイア隣の畑、セパージュはメルロ40%、カベルネソーヴィニヨン40%、サンジョベーゼ20%、フレンチオークの新樽25%、アメリカンオーク新樽25%、サシカイアで使用される樽50%で約14ヶ月の熟成を経て世に送り出されるもののようです。 開栓直後の香りはやや弱いものの、サッシカイアに似た上質の樽香とフレッシュな果実香があり、メルローのニュアンスと言うよりはカベルネの特長が強く出ている印象を受けました。 面白いのは、色が薄い赤紫で非常に透明だということ。 一見、キャンティー?といった風貌なのですが、口に含むと意外な程にボディーがあります。 タンニンはよく丸まっており、キレの良い酸と相まって、極上のフィニッシュ。 HP:9 さすがはサッシカイア縁のワイン、堪能させて頂きました。(^^) 欲を言えば・・・もうちょっと濃く創って欲しかったかなぁ・・・(←好みの問題ですが) 3本目、 ルーチェ(1996) ルーチェはこのHPでも度々コメントしているフレスコバルディーとモンダヴィのジョイントで産まれたスーパー・トスカーナです。 いつも通り、開栓直後から馥郁とした樽香・熟成香ががたち、少し遅れて甘いドライフルーツやブルーベリージャムのような香りが鼻腔を満たします。 1996年は今まさに飲み頃という感じで、10年程度経ったメルローっぽい味わいも魅せるなかなかの役者に成長していました。(^^) HP:9+ 偶然だったのですが、1996はHさん夫妻にとっての記念ヴィンテージだったとのこと、その感動もあって+が付きました。(^^) 4本目真打ち、 モンテベトラーノ(1998) これまたワイナートで取り上げられた、南イタリア注目のワインのひとつであるモンテベトラーノの1998年モノです。 RP氏に「南イタリアのサッシカイア」と絶賛されたこのワイン、今やカンパーニャのスーパースターらしいです。 味わいは若いカベルネっぽいもので、ボディーもまずまず。 ちょっと馴染みのないスパイシーさは10%だけ含まれるアリアニコか? 樽も適度に効かせてあります。 色は薄めで透明感のあるもの。 サッシカイアと言うよりは、ボルドーっぽい創りのような気がします。 HP:9 エチケットはイタリアっぽくない(チリっぽい)し、味わいはボルドー(サンジュリアンっぽい)系、色は薄め・・・ということで、ブランドでは結構難問になるワインかもしれませんね。 美味しかったのですが・・・お腹があまりに一杯になって残してしまったのが心残りです。(^^;) |
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ポレール(叙々苑のワイン)
2003/11/18 センター北の叙々苑にて 飲み会って、無いときは全然ないのに、ある時は続くものですよね。 昨日に引き続き、今日は会社の先輩Sさんの慰労会でセンター北の叙々苑に出かけました。 飲み放題コースで頼めるワインは、エチケットにちゃんと「叙々苑」と記された純正品?(笑) 正体は何かな~と拝見すると、 サッポロ のポレールでした。(^^) 白は甲州のブレンド、赤はメルローとピノのブレンドです。 スクリューキャップのごくごくライトボディーのお気軽ワイン、当然香りも弱く樽香など望むべくもありませんが、焼肉と一緒にガビガブ飲むにはなかなか良いのではないでしょうか。 HP:5 赤はホントに飲みやすかったです。(^^) 夏など、氷りを入れて、オンザロックなんかにしたらさぞかし美味しかろう。 これからの季節は、ホットワインにしても良いかもしれませんね。(^^) |
シャトー・サン・コロンブ(2000)
2003/11/19 自宅にて サン・テミリオンの今をときめく、パヴィのジェラール・ペルス氏とキノー・ランクロのアラン・レイノー博士がコート・ド・カスティヨンで創るシャトー・サン・コロンブは、ロバート・パーカー氏も「穴馬的ワイン」とコメントする話題のワインです。 セパージュはメルロ60%、カベルネ・フラン20%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%とのこと。 さてお味の方はいかに・・・ 長く上質のコルクは色が黄色っぽくてちょっと不自然な印象ですが、殆ど漏れなくしっかりワインを守っています。 香りの立ちはそれほどでもありませんが、充実した果実の香りと自然な樽香に好感が持てます。 色は濃い黒紫で、パワフルな印象。 飲んでみると、確かにしっかりとしたボディーです。 酸がスッキリしているのと、タンニンが意外にまろやかなのとで、若い味なのですが結構今でも飲めそうな感じ。 カベルネ・フランが結構入っている割には、青臭い茎っぽい味がしないのが立派。 カベルネのニュアンスはスパイス的に効いていて、主体はメルローテイストだと思います。 ミッシェル・ロランの息がかかっているらしいのですが、なるほど・・・と頷ける出来ですね。(^^) HP:8+ 香りの厚みが今ひとつなのと、フィニッシュが酸に傾いている(タンニンが弱い)のがちょっと減点。 でも、2、3年寝かせてから飲んでみたいような期待させる一面もあります。 (少し腐葉土っぽい香りが混じるときっと素晴らしいと思う) 1000円台なら「買い」だと思います。 |
タイユヴァン・ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー(2003)
2003/11/20(木) 自宅にて としのすけ、普段はあまりボジョレーを頂きません。 薄いし、香りの厚みもないし、何より例のコンクリートに水を打った感じが強く感じられるからです。 それで巷の高評価をよそに無関心を装っていたのですが、実はちょっと飲んでみたかったんです。(^^;) それが!今回はラッキーなことに、義妹のN子さんがエノテカからゲットしていた 2003_ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー_TAILLEVENT を一緒に飲ませてくれることに。(^^) ワクワク、ドキドキ、ソワソワ・・・ 開栓ですが・・・コルクが! ウレタンのようなシリコンゴムのような・・・不思議な感触の短い人造コルクでした。(^^;) 確かに、機密性は良さそうだし、コルクが短い分、ワインが一杯まで入っていてお得な感じなのですが・・・なんだか雰囲気がねぇ(^^;) 直後の香りはなかなか良好、フレッシュな果実香です。 色は・・・当り年なんだろうけどやっぱ薄いかなぁ。 透明度が高いので、グラスが結ぶ焦点がとてもキレイです。 ボディーはミディアム程度。 タンニンがあまり感じられないので、適度な甘みと相まってすごく「飲みやすい」です。 (スイスイ行っちゃう)(^^;) これなら、どんな料理にも難なく合わせられそうです。 今年は、レストランでオーダーするのも良いかも。 なかなか香り高く、初モノを楽しめました。(^^) 空になったボトルを倒してしまって・・・大事なバカラを割ってしまいました。(^^;) テーブルと床にこぼれたワインのお陰で、部屋中がボジョレー・ヌーヴォーの爽やかでフルーティーな香りに満たされて・・・それはそれで一興だったかも?(笑) HP:8+ N子さんが用意してくれたのは、樹齢60年以上の葡萄から採れる希少な1本でした。 ご馳走さま。 ありがとうございました。 m(_ _)m |
セラ・カベルネ・ソーヴィニョン(2002)
2003/11/21 自宅にて 今日のワインは、11/07のセラ・シラーズ(2002)に続き、同じく南アフリカはセラのカベルネ・ソーヴィニョンです。 シラーズ同様、コルクは短いプラスチック製。 昨日のタイユヴァン・ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー(2003)のモノと酷似しています。 世のワインコルクはこういうトレンドなのか? やはり、プラスチック製でも、コルクの方が、スクリューキャップよりは風情があります。(^^;) 香りは軽いアルコールのアタックはあるものの、新しいカベルネらしいフレッシュさの中に、ジャムを思わせる重厚な赤・黒の果実の香り+スパイシーなペッパーやユーカリの香りが顔を出します。 やや樽を使っているのか、僅かな杉の香りも。 甘みと酸味のバランスは良好。 タンニンも、フィニッシュは短いながら、まろやかな渋みが心地よく残ります。 HP:8- シラーズよりも明らかにカベルネの方が良い出来だと思います。(としのすけがカベルネ好みのせいかも) ちょっと残念なのは、例のセメントの道路に水をうった時の香りが若干感じられる点。 でも、それも暫く置いておけば気にならなくなるので、早めに開栓しデキャンティングすれば全く問題ないでしょう。 この価格帯としては、非常に上質なワインだと思います。 |
コート・デュ・ローヌ・クロ・デュ・レルミタージュ・シャトー・ドゥ・セグリ(2001))(ジャン・アレジのワイン)
2003/11/22 自宅にて 連休であることの安心感からか、また身内ワイン会を開催。(^^;) 今回は、過日ゲットしたばかりの、F1ドライバー「ジャン・アレジ」のワイン!パーカー94点獲得!に湧くコート・デュ・ローヌ・クロ・デュ・レルミタージュ・シャトー・ドゥ・セグリ(2001)を開けてみました。 ワイナート(何故かチリ特集)でF1ドライバーのジャン・アレジ(後藤久美子の旦那)がワインを造っていると言う記事が載っていました。 97年から瓶詰めを始めたワインは、いきなりコンクール金賞を受賞し、元々はあまりワインに興味がなかったアレジもまんざらではなかった様子が記事になっていたように記憶しています。 元来、ありがちの「セナ命」だったとしのすけ(実は、セナの乗ったマクラーレンがクラッシュした際の破片を持っていたりします)、F1ドライバーが絡んでいるというだけで気になっていたのですが、それが最近PR94点という朗報?をひっさげて売りにでてきたので、思わず飛びついちゃった訳です。(^^;) RP先生のワインアドヴォケイト147号のコメントは、 「ローヌワインで最も価値のあるワインの一つが「2001クロ・ドゥ・エルミタージュ」である。フォーミュラ・ワン・レーサーであるジャン・アレジ氏が所有するヴィンヤードで造られたそのワインは、シラー、グルナッシュ、ムールヴェードルをそれぞれ等分にブレンドし、小さなカスクの中で熟成させた物で、うち25%は新樽を使用している。 信じられないような逸品である。目を閉じてテイスティングすれば、シャトーヌフ・デュ・パプのトップクラスと勘違いしてしまいそうなほどである。 焼けた大地、ブラックベリー、ブルーベリー、溶けたリコリッシュと言う、独特の香りを帯びたインクのような紫色である。素晴らしいテクスチャー、フルボディ、甘くグリセリンが染みこんだようなフルーツの香りと共に、強さがあり、頭にズシリと来るようなフィニッシュ。 私が今までに飲んだコート・デュ・ローヌの中でも、最も心に残る逸品だ。驚きだ!これから10年くらいで飲むのがよいだろう。 94点」 という破格?とも言える絶賛。 いやがおうにも期待しちゃいますよねぇ。(^^) で、過日のN子さんも誘って飲んでみました。 開栓、コルクは普通の長さ。 直後の香りたちはイマイチ。 ??こりゃなんだ?デキャンタージュが必要か? ということで、1時間ほど静置。 満を持してサーヴしましたが・・・ やはり香りが弱い! エルミタージュのワインは、少ない経験しかありませんが、濃いフルボディー、重く黒い果実の香りがズンとくるシブシブのイメージなのですが、こいつは軽い?! 色も、そこそこ濃いものの、「インクのような紫色」とはとても言えないです。 ただ、ネットリした液状はグリセリン濃厚な感じ。 口に含みますと、アタックは殆ど無し。 スムーズなテクスチャ、少しの樽香、濃厚なグリセリンの甘み、ブルーベリージャムの香り、シルキーなタンニン、甘みと渋みの軽やかなフィニッシュ・・・ これって本当にローヌ?エルミタージュ? HP:8- 味はともかく、ワインの「命」であり、重要な「アイデンティティー」である「香り」が弱いのがなんとも致命的。 正直、「1500円クラスの飲みやすいお買い得ローヌ」という印象が否めない「アレジのワイン」でした。 RP94点は絶対に認められません。 過日のボジョレー・ヌーボーの方が香りで勝るなんて・・・洒落にならん! 更に落ちが・・・ またバカラを割っちゃった・・・ わざわざローヌを出してきて飲んだのに・・・グスン(T。T) |
シャトー・ボーモン(1999)
2003/11/24 自宅にて ロージィ001さんのハウスワイン?オーメドックのシャトー・ボーモンが今日のワインです。 サンジュリアンとマルゴーの間に位置するキュサック村自体は、ジャリ混じりの土地があまりなく、ブドウの根が浅いので味の複雑さはあまり期待できませんが、シャトー・ボーモン(美しい山)の位置する辺りだけは、ジャリが露出した最上区画のようです。 格付けはクリュ・ブルジョワですが、ワインの権威エミール・ペイノー博士は「サンジュリアンに似た土壌で、畑としてのポテンシャルはグランクリュに匹敵する」と高い評価をしているとのこと。 期待して味わってみました。 コルクは長くて上質。 僅かにコルク臭がありますが問題にならないレベル。 開栓直後から心地よいロースト香・酸味のある赤系の果実香がたちます。 色は透明感の高い深いものですが、1999年ながら既にエッジにオレンジのニュアンスが現れていて、熟成した雰囲気を醸し出しています。 味わいは、外見の熟成感のとおりに、非常にまろやかなタンニンなのですが、意外に酸味が強い若々しい印象も。 華やかでたっぷりのオークの香りの下には、腐葉土、紅茶、なめし革、クリームのような熟成香と若々しいプラムの香り、カシスの香り、杉の香り・・・ フィニッシュは、心地よいタンニンと非常に長い酸味。 うーん、これはなかなかイケてますよ。 複雑にして矛盾に満ちている・・・熟成感と若さが混在している感じです。(^^;) HP:9 とにかく、香りが素晴らしいです。 開栓直後から華やかにたち、時間が経っても衰えません。 若いサンジュリアンを彷彿とさせる、スッキリしたボディーと、マルゴーを思わせるほどの香り(最後はスミレの香りまでしやがる)が楽しめる「超」お買い得ワインと申せましょう。 これが1500円しないなんて・・・正直驚愕です。(^^;) これで濃さと甘みがもう少し加わったら・・・それはそれは凄いワインになることでしょう。 ロージィ001さん、凄い奴を教えてくださって、どうもありがとうございました。(^^) もしとしのすけが意地っ張りでなかったら・・・としのすけ宅のハウスワインは、シャトー・ボーモン(1999)になることでしょう。(^^;) |
モエ・エ・シャンドン・ブリュット・インペリアル(NV)&シャトー・ディッサン(1994) 2003/11/25 西麻布たまさかにて 今日は会社の仲間と西麻布のたまさかにお食事にでかけました。 和食なのですが、「やっぱワインでしょう」というとしのすけの独断で、シャンパーニュと飲み頃ボルドーを無理矢理合わせました。(^^;) これがなかなか・・・美味しかったですよ。 モエ・エ・シャンドン・ブリュット・インペリアル(NV) モエ・エ・シャンドン社と言えば、「ドン・ペリ」で有名なシャンパーニュ最大手のメーカーです。 モエ・エ・シャンドン・ブリュット・インペリアルは、スタンダードクラス(熟成3年程度)ながら、いつ飲んでも安定した味で、レストランで安心して頼める一本です。 今日は、和食に合わせるとあって、ちょっとどうかな?と思いましたが、心配は無用。 豆腐に始まって、雲子の天麩羅、助子の煮こごりにもそつなく合わせられました。 やはり、ライトなボディーとスッと通った酸と心地よい泡は、全てを優しく、夢見るように包み込んでくれました。(^^) HP:9- フリュートグラスを優雅に立ち上る泡は見ていて飽きず、フレッシュでちょっと酸味を感じる香りも優雅に食欲をそそります。 シャトー・ディッサン(1994) 和食でボル赤と言えば・・・やはりマルゴーしかない!と言うことで、飲み頃を迎えているシャトー・ディッサン(1994)を選択。 シャトー・ディッサンは、としのすけ御用達として、しばしば紹介しているワインですが、カベルネ・ソーヴィニヨンの使用比率が高い割には、非常にマルゴーらしいシルキーなタンニンと華やかな香りが楽しめる逸品です。 1994年は、RP先生の評価では、さほど高得点ではありませんが、その分お手頃な価格で、今まさに飲み頃の穴場的ビンテージだと思っています。 小一時間前に開栓してもらって、デキャンターで十分に酸素と和合していただいた甲斐あって、トレビアンな味わい。 色はあくまでも濃く赤く透明感タップリなのですが、エッジに僅かにオレンジを感じるちょうどよい熟成加減。 まろい熟成香とヴァニラ、ほのかな黒い果実の香りが馥郁と立ち、「甘い!」と思える程のグリセリン、もちろん酸とのバランスも素晴らしく・・・文句なしです。(^^) HP:9+ 牡蠣のつみれ、金目鯛のグリルとのマリアージュ、ちょっと生臭くなるかな?と心配しましたが、全くの取り越し苦労でした。(^^;) 流石はマルゴー。 だから大好き!(^^) |
カステロ・デ・モンブラン・テンプラニーリョ(2002)
2003/11/27 自宅にて 今日は筑波で先生をやってきました。 9人の学生さんのうち日本人は何と3人だけ! 仕方がないから英語で講義(5時間!)、長い間錆ついていた脳細胞を一気にフル稼働させたので超疲れました。(^^;) そんな訳で、飲み残していたシャトー・ボーモンでは足りず・・・開けちゃいました。(^^;) エノテカでゲットしたスペイン、カタルーニャ地方のカステロ・デ・モンブラン・テンプラニーリョ(2002)です。 ちなみに、このテンプラニーリョという葡萄、カタルーニャでは「ウル・デ・ルブレ」と呼ばれているものです。 1500円とそこそこの値段のスペイン、カタルーニャですから、ちょっと期待も。(^^) で、開栓したのですが、コルクが意外に短く質もイマイチ。 これじゃあ、長期熟成は無理だな・・・。 香りも弱い、っていうか、香りがしないです。 色はテンプラニーリョらしく、やや薄目の透明感のある赤紫で非常に若々しいです。 暫く時間をおいてみたのですが、やはり香りはたちません。 (香りのないワインって、本当につまらないなぁ・・・) ボディーはごくごく軽く、リオハやラマンチャ、リベラ・デル・ドゥエロといった名醸地の濃いワインを飲み慣れていると、「えっ?」と思うくらいにライトなボディーです。 タンニンも弱く、水みたいに「ガブガブ」飲めそうな感じ。(^^;) 酸味は甘さとのバランスもとれたなかなか上品なもの。 HP:6 やはり香りが無い!?のが致命的です。 最後の方で少しだけですが、煮詰まったコーヒーのような香りが感じられるようになったので・・・明日に期待?(^^;) でも、正直「これに1500円は払えない」というのが本音ですね。 |
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