としのすけのワインハウス

としのすけのワインハウス

2005年08月(2)

【HP:8+】ルーウィン・アートシリーズ・シラーズ(2001) 今日のワイン (15016)」
[ 【HP:8】満足感・幸福感を感じる ]    
ルーウィン・アートシリーズ・シラーズ(2001)
2005/08/20 ブラッセリー・フローラ@ヒルトン小田原リゾート&スパにて

ずいぶんと楽天日記ともご無沙汰してしまいました。
家族で2005年のバケーションに出かけておりましたもので。(^^)
本日(26日)夕方、旅先から帰宅いたしました。

でも、諸般の事情で今年のバケーションはハワイではなく ヒルトン小田原リゾート&スパ です。
昨年のクリスマスに来てなかなか良かったので、今回はゆっくり滞在することに。(^^)

ヒルトン小田原リゾート&スパとか の写真をアップしました。宜しければぜひ。(^^;)
買ったばかりの自慢の?デジカメ(コニカミノルタ DiMAGE Z3)で遊んでみましたが・・・スゲー!

記念すべきバケーション初日のディナーは、ホテルのメインダイニング、ブラッセリー・フローラにお邪魔しました。
お食事は肉だの魚だの、いろいろアラカルトで。
合わせる?ワインは以前から決めていた?オーストラリアワインです。
というのも、このブラッセリー・フローラ、入り口左にはルーウィンの樽が並んでいるという、かなりの豪州寄りのワインセレクション。
ワインの7割強は豪州ワインとのこと。
ルーウィン・アートシリーズ・カベルネ・ソーヴィニョン(2000)と迷って、ソムリエさんと相談の結果ルーウィン・アートシリーズ・シラーズ(2001)をいただくことに。
豪州のワインは、全般に樽がよく効いていて濃厚で甘くとしのすけの好きなテイストですが、このルーウィン・アートシリーズ・シラーズも期待どおりのお味でした。

ルーウィン・エステート アートシリーズ・シラーズ[2001]750mlルーウィン・アートシリーズ・シラーズ(2001)

新樽のニュアンスはもちろん、ビターなチョコレート、バニラ、深いローストのコーヒーも感じさせ、黒系のベリーを中心としたしっかりした果実味と種々のスパイスが調和して、なかなかのお味。
タンニンも、しっかりある割にはスムーズで、相模湾のイサキのグリルもさほど無理なく食べられました。
もちろん、ステーキとの相性はバッチリです。

HP:8+

ホテルだからちょっとお値段に不満はありますが、十分に楽しめるワインでした。
【HP:8-】イエロー・グレン・レッド・スパークリング(NV)&【HP:8】ピーター・レーマン・クランシー(2000) 今日のワイン (15016)」
[ 【HP:8】満足感・幸福感を感じる ]    
22日のお昼は、ホテル最上階(12階)の スカイラウンジ・アティカ で。

ここのお昼はお弁当とカレーの2バリエーションしかないのですが、どちらもかなりオススメできます。
席は、夜がラウンジになるので応接セットのような席で食べることになり、ちょっと不便。
そこで、オススメするのがバーカウンター席です。
海に面したカウンターからの眺めは相模湾を一望でき最高!
ただし、目の前に様々な洋酒やビールが並んでいるので・・・目の毒ではあります。(笑)
ここの季節感溢れるお弁当はなかなか良いです。(^^)
数に限りがあるので、予約しておく方が良いかも。
あと、カレーも、お肉がゴロゴロという感じで、ボリューム満点で○。
我々は、両方頼んで、あれやこれやをシェアしながら頂きました。
そして・・・目の毒のは勝てず・・・チンタオ・ビールも。(^^;)

夕飯は ブラッセリー・フローラ でディナー・バイキング。
寿司からローストビーフまで、おおよそ何でも食べられます。
今回の夕飯はちょっと大人数だったので、ワインは2本です。(^^)

イエロー・グレン・レッド・スパークリング(NV)&ピーター・レーマン・クランシー(2000)
2005/08/22 ブラッセリー・フローラ@ヒルトン小田原リゾート&スパにて

まずは、イエロー・グレン・レッド・スパークリング(NV)

イエロー・グレン・レッド・スパークリング NV 750mlイエロー・グレン・レッド・スパークリング(NV)

ワインリストを見ていて、シラーズのスパークリングがあるのを見つけ、どうしても気になってオーダーしてみました。

さすがにシラーズがベースだけあって、結構濃い色調のため、折角の発泡はグラスに注ぐときに出る大量の泡のみ。(^^;)
いわゆる、グラスを立ち昇る美しい細かい泡は全く楽しめません。(笑)
そのぶん、味わいにはコクがあり、若干の赤ワインの雰囲気(果実味やらチョコのニュアンスやらスパイスやら)も楽しめ、甘みと酸味がはっきりしているので非常に飲み易くもあります。
赤ワインの苦手な女性とかにはオススメかも。

HP:8-

ボトルのデザインもなかなかにかっこよく、ちょっとしたワインパーティーへのお土産なんかに良いかも。


お次は、ピーター・レーマン・クランシー(2000)

クランシー[2000]ピーターレーマンピーター・レーマン・クランシー(2000)

シラーを主体にカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フランがブレンドされたボルドースタイルのワインです。
セパージュは、シラーズ53%、カベルネソーヴィニヨン33%、メルロ10%、カベルネフラン4%。

しっかりした果実味で樽香十分。
シラーズらしいスパイシーなニュアンスも十分です。
酸味もあり、深いローストのコーヒーや花の香りもあり、なかなかグッド。
豪州だけに、もっと甘いタルタルを想像していましたが、意外に端正でした。
ちょっと若すぎてタンニンが固いかなと思い、敢えてデキャンタージュしてもらったので、開花が早く、いきなり華やかな味わい。
そのせいで最後のほうはちょっと食傷ぎみに・・・(^^;)
やはり、ソムリエさんの指示には素直に従った方がよさそうです。(笑)

HP:8

安心して飲める本格的なオーストラリアワインだと思いました。
ただ・・・やっぱ「ホテル・プライス」がなぁ・・・(^^;)
【HP:9+】バルネイブス・ザ・ブレンド(2000) 今日のワイン (15016)」
[ 【HP:9】感動的 ]    
24日のお昼は、家族の中でまだお弁当を食べていない者がいたので、再度スカイラウンジ・アティカで。(^^;)
どうも、ワンパターンでいけません。

夜も、またまたバイキング。
実は、22日にお世話くださったソムリエさんが、オススメのボルドータイプを紹介してくれる約束になっていたのです。(^^)

そのワインとは、オーストラリアのバルネイブス・ザ・ブレンド(2000)でした。

バルネイブス・ザ・ブレンド(2000)
2005/08/24 ブラッセリー・フローラ@ヒルトン小田原リゾート&スパにて

バルネイブス ザ・ブレンド [2000]バルネイブス・ザ・ブレンド(2000)

バルネイブスは、サウスオーストラリア州はクナワラの南端に居を構える家族経営の小規模ワイナリーですが、そのクオリティーの高さには定評があります。
ブドウ栽培は1975年から、ワインの生産は1990年から。
1996年に新しいワイン醸造施設を完成させ、ワインメーカーにピーター・ビッセルを起用。
1998年、「ワインテイスト」誌で、700近いオーストラリア産のカベルネ・ソーヴィニオンのなかで、このバルネイブスの「カベルネ・ソーヴィニオン96」が堂々の1位に輝いて名声を得ました。

そんなバルネイブスのブレンデッドワインがこのザ・ブレンドです。
セパージュは、カベルネ・フラン35%、メルロー32%、カベルネ・ソーヴィニョン32%、プチ・ヴェルド1%。
フレンチオークで12ヶ月熟成、卵白清透しています。

本当に2000年なのか?!と思うようななんともいえない熟成香(上品に熟成したサンテミリオンのよう!)としっかりした果実味が共存した、ちょっと不思議な味わい。
プラムのような酸味、ダークチョコレート、タバコ、トリュフ!、杉等々・・・超絶に複雑でボリューム感があります。
そしてその味わいは時間とともに様々に変化していき・・・なかなか素晴らしいワインですね。

HP:9+

お味的には上等な若めのサンテミリオン?なのですがお値段はかなりお手頃です。(+はコスパへの敬意です)
人に自慢できるワインが一つ増えました。(笑)
ソムリエのWさん、美味しいワインを教えてくださって、どうもありがとう。<(_ _)>


ヒルトン小田原リゾート&スパとか の写真をアップしました。宜しければぜひ。(^^;)
【HP:8】モートン・エステイト・ホークスベイ・ピノ・ノワール(1999) 今日のワイン (15016)」
[ 【HP:8】満足感・幸福感を感じる ]    
モートン・エステイト・ホークスベイ・ピノ・ノワール(1999)
2005/08/26 自宅にて

モートン・エステート「黒ラベル・ピノ・ノワール」2000(赤)モートン・エステイト・ホークスベイ・ピノ・ノワール

コルク上等、4.5センチ
ピノにしては濃厚な色調
艶・透明感あり
酸味の効いた果実香が主
チョコレート、ヴァニラ少々
イチゴとプラムのジャム
上品な樽香
酸がキレイ
タンニンまろやか

HP:8

ニュージーランド、ホークスベイのピノ・ノワールです。
1999年ビンテージまでは、ホークスベイの葡萄のみ使用のはず。
酸味とよくバランスされたほのかな樽香が魅力的。
今飲んで大変美味しいピノ・ノワールだと思います。
【HP:8】シャトー・モン・ペラ(2003) 今日のワイン (15016)」
[ 【HP:8】満足感・幸福感を感じる ]    
シャトー・モン・ペラ(2003)
2005/08/30 自宅にて

シャトー・モンペラ[2003]シャトー・モン・ペラ

コルク、久々の5センチ級(^^)
濃厚
艶、透明感あり
黒系の果実
フルーツケーキ
新樽の香り
タップリのヴァニラ
でも、ミシェル・ロランにしてはおとなしい?
若干の茎っぽいニュアンスはカベルネ・フラン?
ほとんど熟成感なし
若い上等なメルローそのもの
まだ飲むには早い感じ

HP:8

今巷で凄い話題になっているワインのようです。
ミシェル・ロランの作ということで何はともあれ飲んでみましたが、なかなかの秀作。
ただ、本格的なメルローリッチスタイルのボルドータイプですので、若干の忍耐が必要な感じ。
1、2年後が本格的な飲み頃かと思いました。


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