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としのすけのワインハウス
2005年10月
【HP:8+】シャトーヌフ・デュ・パプ(ポール・レイツ)(1994)
「
今日のワイン
(15016)」
[ 【HP:8】満足感・幸福感を感じる ]
シャトーヌフ・デュ・パプ(ポール・レイツ)(1994)
2005/10/02 自宅にて
シャトーヌフ・デュ・パプ(ポール・レイツ)(1994)
ヴェリタス~輸入直販ワイン専門店さんの『≪第9弾≫今が飲み頃!熟成赤4本セット●送料無料●』に入っていた一本です。
ポール・レイツは、ブルゴーニュの大樽製造業からワインメーカーに転身した歴史ある家系。
ワインが最高に良好な点に達する時期を、万全の環境で待ち続けるのが身上らしいです。
そんなポール・レイツの創るシャトーヌフ・デュ・パプが今日のワイン。
ボトルは上げ底のあまりきつくない上品なデザイン。
コルクは4.5センチの中庸品質です。
カーヴ元詰めとの刻印があって、ボルドーのシャトー元詰め表記とちょっと違うところが面白いです。
開栓直後の香りはドライフルーツ、イチゴのコンフィチュール、杏といったフルーツ系を中心に、杉のような木の香りも感じられるなかなか優秀なもの。
色透明感と熟成感のある赤紫でミディアム・ボディーを感じさせる濃さです。
口に含むと、イチゴ&杏ジャムのニュアンスが心地よく広がり、滑らかなタンニンと相まってすごくスムーズ。
スパイス、古い木樽が嫌味なく溶け込んだ熟成感が味わえます。
HP:8+
シャトーヌフ・デュ・パプのワインは、イメージ的には力強く男性的で、ちょっと田舎臭いところがありますが、このワインはそんなイメージは微塵もありません。
グルナッシュは控えめにして、シラーを効かせている創りか?
とにかく、美味しく飲めます。(笑)
渋いのが苦手な方にもOKだと思いますよ。
【HP:8】シャトー・フォンガバン(1996)
「
今日のワイン
(15017)」
[ 【HP:8】満足感・幸福感を感じる ]
シャトー・フォンガバン(1996)
2005/10/05 自宅にて
シャトー・フォンガバン(1996)
「≪第9弾≫今が飲み頃!熟成赤4本セット●送料無料●」に入っていたワイン。
アパラシオンはコート・ド・カスティヨンです。
コート・ド・カスティヨンと言えば、プピーユとか、シャトー・カップ・ド・フォージェール、ハートラベルのシャトー サント・コロンブなど、なかなか話題のワインが多い地域。
はたしてプピーユやクロ・レグリースのような本格派か?
ちなみに、セパージュは、メルロー80%、カベルネ・フラン20%という情報とメルロー85%、カベルネ・ソーヴィニョン15%という情報があり、どっちが正しいのか?(^^;)
ボトルは標準的なボルドータイプで上げ底はそれほどでもありません。
エチケットがちょっとだけペトリュスちっく?
コルクは4.5センチの集積モノです。
そのくせ、生意気に「シャトー元詰め」と印刷されています。
開栓すると、染み付きの濃さに驚きます。
これ、かなり濃い?(笑)
香りはあまりたってきません。
強いて言えば、赤系の果実香。
色は深い赤紫色で、やや熟成を示すオレンジがエッジにかかります。
透明感はまずまず。
口に含むと、メルローを示すドライフルーツのケーキを感じます。
ただし、果実は赤。
そして、印象的な酸味があります。
柑橘でもないし、早摘みのイチゴでもない・・・穀物酢のような酸味?
おそらく、乳酸発酵の工程を経ていないのでは?
1996年のメルローとしては果実味がまだ若々しいです。
カベルネのスパイシーさを探しましたが、あまり強く感じません。
セパージュ、メルロー+カベルネ・フランが有力かも。(^^;)
だったらということで、コート・ド・カスティヨンによく感じる「茎っぽさ」を探しましたが・・・このワインにはそれがこれまた殆どありません。(^^;)
9年の熟成の賜物なのか、或いは創り手の技術なのかは不明ですが。
いづれにしても、その分雑味がなくて美味しく飲めます。
タンニンはメルローらしく、スムーズですが、しっかりした噛み応えがあります。
HP:8
凄いのか、凄くないのか、正直よくわからないワインです。
こんなワインをブラインドで飲んだら、なんて言うのでしょう?
若いサンテミリオン?ポムロルじゃないよね?・・・うーん・・・ってか?(^^;)
樽が適度ですので、タルタルに辟易という方には良いかもしれませんね。
【HP:8】ビーニャ・アルバリ・グラン・レセルバ(1996)
「
今日のワイン
(15017)」
[ 【HP:8】満足感・幸福感を感じる ]
ビーニャ・アルバリ・グラン・レセルバ(1996)
2005/10/10 自宅にて
ビーニャ・アルバリ・グラン・レセルバ(1996)
安ウマワイン探索、今回はビーニャ・アルバリ・グラン・レセルバ(1996)、スペインはカスティーリャ・ラ・マンチャ州バルデペニャスのワインです。
ビーニャ・アルバリは、ロンドン、ブリュッセル、パリ、スペイン、ブラジル、などなど世界中のコンクールで数々の受賞暦を誇るスペインの星。
ブリティッシュ・エアのビジネスクラスでも採用されているのだそうです。
スペインのグラン・レセルバといえば、樽熟24ヶ月以上+瓶熟36ヶ月、計60ヶ月(5年)以上の熟成期間を経たワインを指しますが、このビーニャ・アルバリ・グラン・レセルバは実に9年熟成!
ワインチャレンジ・インターナショナルで見事ゴールドメダルを受賞した凄いワインなんです。
ボトルはやや背の高い上げ底のあまり激しくないものです。
エチケットの左肩に「ワインチャレンジ・インターナショナル・フランス・2003 金メダル」の証が貼られています。
コルクは4.5センチながら「グラン・レゼルバ」と刻印された上質なものが使われています。
開栓していきなり「樽」の香りが!
ワインと言うよりはブランデーとかバーボンのレベルです。(^^;)
色はやや熟成感のある濃赤紫で濃厚なイメージ。
結構期待が持てますね。
実際口に含むと、結構なボディーがガッツンときて、その上超絶レベルの樽香。(^^;)
たまりませんね。(笑)
始めは比較的一本調子のタルタル系ですが、時間が経つとチョコレート・スパイス・キノコ等が現れます。
やや酸化が進んだマディラのような印象は否めませんが、それはそれでなかなか味わいがあります。
タンニンはまろやかに丸まっていて、所謂渋みはあまり感じません。
HP:8
樽香が非常に豊かでボディーもあり、樽ガッツン系好きには評価できる味わいなのですが、酸味がやや目立ちます。
もっと言えば、裏技で酒精強化し、濃縮したキャンティーのよう。(笑)
ちょっとそれぞれの要素がアンバランスなままなので、HP:8止まりとします。
【HP:8+】シャトー・ラフィット・ロスチャイルド(2000)
「
今日のワイン
(15017)」
[ 【HP:8】満足感・幸福感を感じる ]
シャトー・ラフィット・ロスチャイルド(2000)
2005/10/13 自宅にて
シャトー・ラフィット・ロスチャイルド(2000)
2003/10/07
2004/09/25
に続く、ラフィット(2000)でございます。
今日は、としのすけのサラリーマン人生における大きなターニングポイントかも?というような出来事があったので、今年はまだ飲んでないことだし・・・思い切って開けました。(^^;)
(そして・・・何たることか!スパゲッティーのミートソースのために100ml奪われました。)(^^;)
でも・・・いざ飲んでみると???
2003年より2004年の方が明らかに良くなってましたが、さらに1年を経過して2005年になると・・・明らかなスケールダウン?
香りが弱く、黒系の果実味も引っ込んで、赤系の果実と酸味ばかりが目立ちます。
(といっても、基本は凄く高いレベルにあるのですが)
当然、トレードマークの「墨汁香」「鉛筆香」も感じられず・・・
優雅な「王者の余裕」を期待したのですが、ちょっと期待外れでした。(T_T)
HP:8+
美味しいことを宿命づけられているワインは可愛そうです。
凄く高いレベルの味わいを醸しだしているのに、欠点ばかりが気になります。
でも・・・でも・・・やはりラフィットはラフィットであって欲しい・・・(^^;)
要するに、「まだ飲むな!」ということですね。
「ワインは閉じる」ということを思い知りました。
【HP:8+】プランタジェネット オムラ・シラーズ(2002)
「
今日のワイン
(15017)」
[ 【HP:8】満足感・幸福感を感じる ]
プランタジェネット オムラ・シラーズ(2002)
2005/10/17 自宅にて
プランタジェネット オムラ・シラーズ
RP先生が、2001年ものに90点をつけたという、鳴り物入りのワインです。
プランタジェネットは、1974年創業、西オーストラリア州マウントバーカーにあって、1975年のファーストヴィンテージ以降、数々の受賞暦を誇っているのだそうです。
そんなプランタジェネットの人気ワインがオムラ・シラーズ。
フレンチ&アメリカンオークで12ヶ月熟成、アルコール度はなんと14.5%と表記されています。
ボトルは、上げ底のあまり激しくないなで肩タイプです。
コルクはなかなか目の詰まった4.5センチ級。
「今飲んでも美味しいが、3~5年セラーで寝かせると一層複雑味を増す」と裏エチケットに書かれていますが、このコルクなら10年くらいはもちそうです。
開栓すると、凝縮された果実、樽、ユーカリや杉のような木の香りがあがります。
色は濃厚な赤紫色です。
口に含むと、14.5%ものアルコール度数が嘘のようなソフトな舌触り。
黒・赤の果実味が、梅のジャム、スパイス、ヴァニラたっぷりのリッチな樽香と渾然一体となり、複雑にして大変心地よい味わいを醸しだしています。
フィニッシュでは高アルコールからくる重厚な味わいが滑らかなタンニンとともに長く口中に残ります。
HP:8+
甘酸っぱい「梅のジャム」のようなニュアンスが印象的です。
こんな味わいは他のシラーズにあったっけ?
文句なしのフルボディーなのに、スルスル飲めてしまう柔らかさがあり、不思議な感じ。
ともすれば甘さの目立つ豪州のタルタルシラーズですが、オムラは高アルコールと梅の酸味がそれをしっかりと引き締めていて、ドライな印象を保っているのが立派です。
【HP:8+】パラシオ・デ・アルガンサ(1987)
「
今日のワイン
(15017)」
[ 【HP:8】満足感・幸福感を感じる ]
パラシオ・デ・アルガンサ・ティント(1987)
2005/10/20 自宅にて
スペインはレオンの古酒です。
アルガンサの所有する畑は海抜450m~1000mの急勾配に点在しているため、ブドウがゆっくりと完熟するのだそうです。
醸造方法は伝統と最新の技術を融合させた独自のもので、まず良質の完熟ブドウは大樽で醸し、その後ボルドー製の小樽に移し変えられ、最終は再び大樽に戻され、少しずつ酸素を取り込みながら10~15年もの間、熟成をかけるという大変ユニークで凝った手法とのこと。
古くは、ハプスブルク家と宮廷貴族のために供され、現在はイベリア航空御用達。
ボトルは、スペインによくある、細い針金の粗いネットで包まれたもので、やや背高の変形ボトルです。
エチケットも、いかにもスペイン。
コルクが凄くて、驚きの5.5センチ、しかも超上等です。
1987年の古酒ながら染み付きが殆どなく、この様子ならボルドーのトップシャトー並に長命なのでは?
開栓すると、しっとりした樽香とドライフルーツの香りがします。
色は、全体に褐色の入った赤紫で、流石に20年弱の年月を経てきている印象。
しかし、エッジまでしっかり赤が残っており、マジにまだまだもちそうです。
口に含むと、色・香りから想像できるとおりのお味。
ほんのり甘くフルーティーかつスパイシーなテンプラニーニョ系の「いかにもスペイン」っぽい果実味がきれいに枯れて、上等なドライフルーツのようになっており、新樽とはちょっと違う「古い樽」のニュアンスがうまく混じった、大変心地よい味わいです。
一瞬「メルロー?」を思わせる腐葉土やトリュフの感じもあります。
タンニンの収斂感はあまりなく、フィニッシュもほんのり甘いカラメル風味の効いたドライフルーツの果実感が主です。
HP:8+
この価格でこの味わいは本当にお買い得かと思われます。
ちょっとしたお呼ばれや友人宅でのホームパーティの手土産なんかに重宝しそう。
オススメです。
【HP:9】宝山・綾紫とか
「
デリシャスなおすすめ!
(3522)」
[ 【HP:9】感動的 ]
新横浜のすっぽん料理屋さんで珍しい焼酎をいただきました。
西酒造株式会社の芋焼酎で、宝山綾紫です。
紫芋で作った焼酎らしく、年に一度だけしか手に入らないのだそうです。
ラベルの文字が紫色に鈍く光っていて、カッコイイです。
しっかり「芋」の香りがして、森伊蔵系の味かな?と思いました。
HP:9
あと・・・月並みですが・・・魔王。
これはある意味、凄い芋焼酎ですね。
フルーティーで白ワインのような葡萄の香りがしました。
魔王は初めて飲んだのですが、こんな芋焼酎もあるのだと感心。
HP:9+
そして、滅多に焼酎は飲みませんが(^^;)、としのすけの定番焼酎は鳥飼。
これは、フルーティーな辛口日本酒のような、ある意味焼酎っぽくない米焼酎です。
コストパフォーマンスも抜群だと思います。
HP:8
【HP:7】ジェイコブス・クリーク・シラーズ・カベルネソーヴィニョン(2003)
「
今日のワイン
(15017)」
[ 【HP:7】複数項目が優れバランス ]
ジェイコブス・クリーク・シラーズ・カベルネソーヴィニョン(2003)
2005/10/23 牛角@白楽にて
久しぶりに家族で牛角です。(^^)
中落ちカルビ、熟成ハラミ、ピートロといった定番を中心にお腹一杯いただきました。
新メニュー?サムゲタンもあっさり味でなかなかグッド。
最後は冷麺で締めです。
デザートは、これまた定番の牛角アイスが美味。(^^)
あの「きな粉」がたまらん。
焼いもアイスも水飴のソースが面白かったです。
焼肉といえば・・・やっぱりワインはオーストラリアの元気なシラーズがいいですね。
牛角も、その辺りは心得ているようで、赤はジェイコブス・クリーク・シラーズ・カベルネソーヴィニョン(2003)をおいていました。
適度に重く、フルーティーで、まさに甘めのタレの牛角焼肉にはベストマッチ。
HP:7
キャップはスクリューキャップになってます。
ワインクーラーに氷水を張って、その中に冷やして持ってこられたのには少し驚きましたが、冷えたシラーズも甘みが引き締まって酸味が冴えて、実は美味しいんですよね。(^^)
【HP:8+】シチリアのワインたち
「
今日のワイン
(15017)」
[ 【HP:8】満足感・幸福感を感じる ]
2005/10/25 リストランテ グランドゥーカ@元町にて
コースメニューに合わせて、いろいろ飲みました。
ただし、シチリア縛りです。(^^)
■1本目
まずは、乾杯と前菜に合わせての泡。
シチリアのプロセッコです。
キレがよく、適度にドライで大変美味しい!
お値段も非常にリーズナブルですので、かなりオススメできるかと。
残念ですが、楽天ではシチリアのプロセッコ扱いがない模様。(T_T)
■2本目
続く白は、「逃げた女房」(^^;)
ドンナ・フガータ・アンシリア。
インターナショナルワインチャレンジでもメダルを取っているほどの蔵らしく、フルーティーなのに酸のしっかり締まったとてもクオリティーの高いワインでした。
生ガキとの相性もまずまず。
セパージュはアンソニカ50%、カタラット50%で、シチリアの得意とする葡萄のようです。
エチケットの女性の絵が素晴らしい!
これはファンになりましたね。
■3本目
そろそろ赤へということで、シチリアのメルロー、ダンザンテを。
ダンザンテ・シリーズは、ご存知「ルーチェ」のジョイント・ベンチャー・コンビ、モンダヴィとフレスコバルディが醸す廉価版ワインですが、ダンザンテのメルローは実は100%シシリア産なのです。
イタリアらしい、チャーミングな酸味の効いた、フレッシュなイチゴのようなメルローでした。
■4本目
バロッコという赤なのですが・・・これまた楽天にはないですね。(T_T)
ブルゴーニュタイプのボトルで、名前が縦書きという、ユニークな外観が印象的です。
さほど重くはないのですが、古い樽でしっかり寝かせた感じの、ちょっと高級感のある重厚な味と香りが楽しめました。
■5本目
最後の赤はボトルいっぱいに髭モジャのおじさんが描かれているボルドータイプのボトルのワイン。
ドン・ロト?(忘れちゃいました、ごめんなさい)
こちらも古樽のニュアンスプンプンの重厚なワインでした。
結構重かったし。
デザートのケーキが軽めの味だったので、結構渋みが気になりました。
チョコレートケーキとだったら、バッチリ合ったのでしょうか。
ただもう、この頃になるとベロベロで・・・(^^;)
味どころではなかったかも。
という訳で、かなり楽しいシチリア縛りでした。
「
リストランテ グランドゥーカ
」というお店、なかなかワインにも力が入っているように見受けられました。
もう少し探索してみたいと思います。
【HP:8】スペインのワインたち
[ 【HP:8】満足感・幸福感を感じる ]
2005/10/27 BAR OP@新横浜にて
正直、かなりビビリました。
ちょっとわかりにくい看板、普通のマンションか?と思うような入り口。
エレベータを降りて店に入ると「風俗」ばりの薄暗さ・・・
でも、結構お客さんの出入りがあって不思議なお店でした。(^^;)
今日はスペイン縛り。(^^)
■1本目
トーレスのネロラです。
世界的な名醸造家、ミゲル・トーレスのお嬢様がつくったワインとのこと。
正直、これはかなり美味しいです。
モナストレルだと思いますが、しっかりした骨格がありながら、優しく、洗練された印象。
■2本目
同じくトーレスのアトリウム。
トーレスの自社畑で採れるメルローで醸されたワインです。
正直モナストレル?と思ったほど、カシっとしたボディーがあり果実味が豊かでスパイシー。
若さはむしろ元気な感じで好ましく感じられます。
メルローと思って飲むにはちょっと「ぽくない」ですが、こちらも大変美味しいワイン。
【HP:8】コート・デュ・ローヌ・クロ・デュ・レルミタージュ・シャトー・ドゥ・セグリ(2001)
「
今日のワイン
(15017)」
[ 【HP:8】満足感・幸福感を感じる ]
コート・デュ・ローヌ・クロ・デュ・レルミタージュ・シャトー・ドゥ・セグリ(2001)(ジャン・アレジのワイン)
2005/10/30 K彦君宅にて
毎年恒例?義理の弟K彦くん宅でサツマイモ掘り大会がありました。
心配していた雨も降らず、今年も素晴らしく立派なサツマイモが大量に収穫できました。
また例年どおり、巨大ミミズ、雨蛙、ハサミムシ、イモムシ等々にもちゃんとご挨拶できました。(^^)
今年のメインディッシュは鯛めしとチキンのBBQ。
鯛のアラでとった出汁で炊き込んだお米に、軽く焼いた鯛を乗せてちょこっと蒸らすという手のこんだ鯛めしは絶品でした。
ベランダで焼いた炭火焼き鳥もグー。(^^)
子供達は子供達で櫛にマシュマロを刺して炭火にかざし、焼きマシュマロを作って食べていました。
やっぱお外のBBQは楽しいですね。
もちろん、収穫したサツマイモさんは、大学イモとスウィートポテトに変身。
これまた超美味でした。
さて、そんな美味しく楽しい食卓に登場したのがジャン・アレジ所有シャトーのワイン、コート・デュ・ローヌ・クロ・デュ・レルミタージュ・シャトー・ドゥ・セグリ(2001)です。
何処にも「ジャン・アレジ」の名前が入っていないところがニクイこのワイン、なんとパーカー94点!
RP先生のワインアドヴォケイト147号のコメントは、
「ローヌワインで最も価値のあるワインの一つが「2001クロ・ドゥ・エルミタージュ」である。フォーミュラ・ワン・レーサーであるジャン・アレジ氏が所有するヴィンヤードで造られたそのワインは、シラー、グルナッシュ、ムールヴェードルをそれぞれ等分にブレンドし、小さなカスクの中で熟成させた物で、うち25%は新樽を使用している。信じられないような逸品である。目を閉じてテイスティングすれば、シャトーヌフ・デュ・パプのトップクラスと勘違いしてしまいそうなほどである。焼けた大地、ブラックベリー、ブルーベリー、溶けたリコリッシュと言う、独特の香りを帯びたインクのような紫色である。素晴らしいテクスチャー、フルボディ、甘くグリセリンが染みこんだようなフルーツの香りと共に、強さがあり、頭にズシリと来るようなフィニッシュ。私が今までに飲んだコート・デュ・ローヌの中でも、最も心に残る逸品だ。驚きだ!これから10年くらいで飲むのがよいだろう。 94点」
というもの。
前回飲んだのは2003/11/22@自宅ですから・・・約2年ぶりです。
シラーを感じさせるミディアムボディーの果実味豊かな骨格の中に樽香が程よく溶け込んでいて大変飲みやすく、野趣も手伝ってかグビグビ飲んでしまいました。(^^;)
少し枯れたニュアンスもあって、高いワインっぽい味わいなので勿体無かったかな?
HP:8
パーカー94点はちょっと嘘っぽいけど、いい感じに飲み頃を迎えた美味しいワインでした。
ただ・・・残念ながら・・・楽天ではもう入手出来ないようです。(T_T)
P.S.
この日、
ヒルビレ メルロー/シラーズ
も開けたのですが、としのすけは諸般の事情により口にせず。
残念!(^^;)
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