2019.02.17
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カテゴリ: 先人の教えに学ぶ
​ドイツの哲学者 ニーチェ の言葉に「 人生について考えるのは暇なときだけにせよ 」というものがあります。​


心理学を長いこと学び、忙しい時でも時々自分の人生を考えていましたので、少し癪に障る言葉だなと感じました。





そのまま読むと「人生のことを一生懸命考えても仕方がない」と受け取れたからです。


しかし、有名な哲学者 ニーチェ が、人生を軽視しているようなことを言うでしょうか? 


真意は「 人生のことを考えてもいいが、それは休暇のときにすることであり、普段は仕事に専念しよう 」ということだったことがある本を読んで分かりました。


では、なぜ、暇なとき以外に人生のことを考えてはいけないのでしょうか。


それは、仕事中に人生のことを考えてしまうのは、たいてい仕事でうまくいかないことがあったり仕事がイヤになったりして、逃避したい気持ちがあるからだそうです。


確かにそうだったなと自分を振り返ってみると思い当たります。


仕事のことを考えたくないから、人生のことを考えているフリをしていると言われても仕方がなかったなあと思います(その時はそこまで思考が働きませんでしたが)。


そういう状態で頭の中で人生についての理屈をこねくり回わしても、ポジティブな気持ちは持てません。


だから ニーチェ は、仕事に専念することが大切だと言ったのでしょう。


ニーチェ の言葉には「 仕事が自分を強くする 」というのもあります。​


仕事に打ち込んでいる人は、自分に迷わないし、たじろがない。


仕事によって心と人格が鍛錬され、ブレない自分がつくりあげられる。


人間が強くなるためには仕事に熱中することが不可欠だということです。


確かにそうだなと感じます。


人は何かに夢中になっているとき、没頭しているときには余計なことを考える暇がないので邪念が入りません。


目の前にあるやらなければいけないこと、解決しなければならない問題に全力を尽くして取り組むことが、新しい自分をつくる糧になるのだなあと改めて感じました。


大学の授業では哲学が必須科目でしたが受け身的に学びました。


社会人になってからはほとんど読んでいません。


改めて、読んでみようかなと思いました。










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最終更新日  2019.02.17 14:11:57


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