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ついに我が家にも地上波が来ました。山の中の我が家は地上波が映らず、NHKのBSのみで10年間過ごしてきました。うちの子供達はものごころがついてから、NHKのBSのみですごしてきたことになります。ポケモンなどのアニメは実家のじいちゃんからのビデオレターだけがたよりでした。数年に一度、発作的に、アンテナを持って裏山をさまよいなんとか家族にフツーの番組を見せてやろうと挑戦しましたが、ことごとく徒労に終わってしまっていました。50mほどはなれたところにある作業所が空家になり、そこで使っていたアンテナを使ってもいいよといわれたのが2年前、ヤフオクで格安のアンテナ線を手に入れたのが半年前、とりあえず、我が家までその線を引っ張ったのが2ヶ月前、あとは調節のみというところまで来て頓挫していたのでした。この忙しさの中、優先順位がぐっと下がっていたからです。ところがたまたま昨日、電柱のブレーカーが落ちて電気屋さんを呼んだときにテレビの話になり、なんとなくことわりきれずに調整をたのみました。で、今日、うちに帰ったら家族が大騒ぎ。留守中に調整をしてくれていてめでたくテレビがうつっていたというお話です。これは僕にとっても新鮮な経験でした。電気、水道、ガス等、生活のベースになるようなことが、僕のいない間に整備されていたなんてことは多分今までなかったんじゃないかと思います。徹底してすべてを自分でやることに少々こだわりすぎていたのかもしれないなあなんて、ちょっとそんな気もしています。なんにしてもこれから地方版の天気予報が見られる。大雨のときもテレビが見られる。(BSは大雨がアンテナにかかると見えなくなってしまいます。)それだけでも僕には大助かりです。
2005.11.29
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出稼ぎ先の小学校の二学期最大のイベント、学習発表会が今日無事に終わりました。フルマラソンの後遺症で、ずっと杖をつきながらの練習。今日も足を引きずりながらの指揮や裏方でしたが、4人の子供達はみんなとてもよくがんばってくれました。勿論、子供達の学習の成果の発表会です。でも、その学習を日々直接支援指導しているのは担任なわけですから、そういう意味ではうまくいかなければ自分の責任だというプレッシャーは相当なものでした。大丈夫、がんばろーぜ!なんて子供達には言いながら、のどはカラカラ、一番緊張していたのは実は僕だったかもしれません。(笑)実は今日は小3の末娘のミュージカルの公演でもありました。こちらは老若男女町内の有志が集まりプロの演技指導を半年ばかり受けての本格的なものです。こちらは一観客としてゆっくり観賞させていただきました。この人たちのプレッシャーも相当なものだったと思います。勿論、やり遂げたあとの達成感も。学校にいると、練習、プレッシャー、達成感というプロセスを日常的といってもいいくらいに子供達は繰り返していることに気がつきます。僕には先日のマラソンがそれに値するものでしたが、その前はというとはるか昔の入社試験あたりまでさかのぼってしまうような気もします。(笑)随分長い間、身の丈を超えようとしないで生きてきたのだなあと思います。本番直前ののどがからからになるような緊張感を忘れずにいたいなあなんて思っています。さて、明日は代休、久々にゆっくり自分の仕事が出来そうです。こんばんは少し多めにお酒を飲みましょう。(笑)
2005.11.27
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昨日、広島ベイマラソン。フルマラソン。文字通り完走させていただきました。5時間20分52秒。本当ならタイムアウト。順位382位は完走した人の中では最下位だと思います。まさか完走の記録証までいただけるとは思いませんでした。あきらめずに完走した甲斐がありました。スタッフの方々に感謝します。25kmまでは5kmあたり30分の予定通りのペース。完走最優先の狙い通りのペースでした。そこを過ぎたあたりから、右足指の付け根に激痛。これは骨折かもと思いました。なんせ痛みで着地が出来ません。股関節の痛みも限界に来ていたので、超がに股走法に切り替え。これでペースはがた落ち、次々と後続に抜き去られ、なんと25から30までは47分、30から35kmは49分かかりました。前回の20km初完走から間がないということで、まだ身体が回復しきってないと心配していましたが、実質25kmが限界でした。残りの17kmあまりは意地だけで走りました。歩いたほうが早いくらいのペースでしたが、最後までランニングのポーズはとり続けました。最後まで歩きませんでした。僕なりのこだわりです。規定タイムの5時間では完走できそうに無いと思い始めた35kmあたり、8割方リタイヤしようと思っていました。前後に走るランナーの姿も見えなくなり、沿道のスタッフの方々も次々と撤収。ゴールしようとしたときはコースもなくなっているのではないかと思いました。でも走り続けました。絶対にリタイヤできない理由があったからです。この日の朝、中2の長男を張り倒しました。自分の子供を本気で殴ったのはこれが初めてです。詳しくは書けませんが「まっすぐ進め」が僕の伝えたいことでした。だから僕も投げ出すわけにはいきませんでした。息子に僕の気持ちが伝わるかどうかはわかりません。多分、僕の独りよがりで終わるでしょう。でもね。僕は今も痛みにうめきながら、「出来るときに出来ることを出来る限りできた。」そのことは確信しています。その思いだけで幸せです。
2005.11.21
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明日、フルマラソン。この1週間殆ど練習できてません。完走できそうにない理由といいますか、言い訳は山ほどありますが、困ったことに、骨折しているわけでも無し、高熱があるわけでも無し、忙しかったといっても、不眠不休で働いたわけでも無し、完走できて当然という理由も山ほどあります。(笑)だから、走るしかないですね。今回、自分を変えるつもりで走るのですから、たとえ、這ってでもゴールだけはするつもりです。さて僕のメルマガを読んで下さっている方から以下のメールを頂きました。以前、紹介したことがありますが、宝珠院という禅宗のお寺の副住職さんです。罪を犯してしまった少年達のお世話もしていらっしゃいます。僕も、子供達とかかわることの多い一人の大人として人事とは思えなかったのでご紹介させていただきます。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー同級生殺人を聞き、子供に話したことを紹介します。そして一人でも多くの方にお話したいと願っていることがあります。人生は失敗の連続ですが必ず取り返しがつきます。ただ次の二つは決して取り返すことができません。「人の命を奪うこと、自分の命を絶つこと」だから決してしてはいけないのです。学校でも家庭でも命の教育が叫ばれていますが理屈抜きでこのことを誰かが少年に話していなかったと思いました。私が担当する少年たちには生命犯がいます。この話はもう遅いです。いかに少年たちと向き合うか・・・私の課題です。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2005.11.19
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生まれて初めて曲を作りました。僕は音痴で、小学校以来、常に音楽は最低の成績でした。高校時代はそれなりにバンドを組んだりしてましたが、劣等感のかたまりではあります。実は今月末、出稼ぎ先では学習発表会があります。しろーと先生の僕も、受け持ちの2年生4名と共に発表しなければなりません。一つは、国語の教科書に出ていた「お手紙」という劇をすることにしました。かえるくんとがまくんの友情物語で、かなりメジャーですので、ご存知の方も多いと思います。この劇中歌を今日作ったのです。曲は教頭先生が作ってくれるということだったので、とりあえず3曲の詩を作りました。どんなイメージ?と教頭先生に聞かれたので、こんな感じかなあなんて少し鼻歌でやってみました。ああ、こうなのね。と教頭先生。ぼやけた僕の鼻歌が、そのときはっきりとしたメロデイーになりました。目鼻立ちがくっきりしたといえばいいでしょうか。で、そうなると続きも自然に浮かんできて、教頭先生ちょっと待ってください。少し自分でやってみます。キーボード片手に教室に戻って、一本指で引きながら曲らしき物にして。職員室に戻って、それを聞いてもらっていたら、音楽の先生が、手直ししてくれて、あっという間にそれらしい曲に仕上がりました。ピアノ、ギターーは勿論、リコーダーやハーモニカ、なにひとつまともに演奏できなかった僕が、とにかく作詞作曲したのです。調子に乗って、帰宅途中の車の中で、もう一つの詩にも曲を作ってみました。うちに帰って忘れないうちに女房に楽譜に書いてもらって。。この気持ち、わかってもらえるでしょうか?絶対無理だと思っていたことができた。。。やりゃできるもんじゃのーと、女房相手に自画自賛の一幕でした。(笑)
2005.11.14
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当日は朝から土砂降りの雨。グラウンドも「田植えすりゃええのに」とか「長靴持ってくりゃよかった」とか聞こえてくる状態。受付を済ませただけで、靴下がぐっしょり。スタートしても気のせいかみんな抜き足状態(笑) まともに走ると物凄い泥を跳ね上げてしまいます。2周して、アスファルトの道路に出たときはほっとしました。20kmはまったく未知の体験。風邪気味、トレーニング不足とリタイヤの言い訳はたくさん用意していましたが、何とか一度も歩かずに完走できたのはこういう大会だからでしょうね。特に今回は折り返しが何回かありましたので、自分の前を行く人、後から来る人、皆さんの姿を見ながら走ることが出来ました。これには随分勇気付けられました。そうそう、ランナーだけじゃないですね、スタッフの方々や、沿道の応援にもたくさん元気を貰いました。たくさんの人の中で、たくさんの人と共に走るのは一人で黙々とトレーニングするのとはまた違った嬉しさがありました。走っている間というのは実にいろいろなことを考えていたり、(あとで思い出してもおかしくなるくらいいろいろなことを考えています。)時々ぽかんと無心になったり、心配な膝や足首に意識が集中したり、、心が自由にいろんなところを行ったり来たり。。僕なんかはそういうのが楽しいのかもしれません。勿論完走したあとの、お風呂や、お酒は格別なものがあります。それから、2,3km走ってしまえばあとは10kmも20kmもあまりしんどさは変わらないなあというのは発見でした。勿論、完走することが最大の目標の走り方ですので、タイムを狙う走りになれば話は別なのでしょうけど。次は42.195km。フルマラソンです。フルマラソンのある大会そのものがなかなかみつからなくて、やっと見つけたのが実家の近くの坂町ベイマラソン。海沿いのコースだそうです。それはいいのですが、開催が今月20日。今日12日、あと1週間しかありません。20kmの疲れがやっと取れたような気がしているところです。かなり無茶な気はしますが、余命半年作戦の第一プランです。自分にけじめをつける意味でも何とかがんばろうと思います。
2005.11.12
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本日、冬支度。薪の準備。山に1mくらいの長さに切って野積みにしてある松の木を30cmくらいに玉切りして家まで運びます。僕がチェンソーで玉切りし、女房がそれをがけ下の道路に放り投げ、下で待ち構えている次男がそれを軽トラに積み込んでいきます。10年来使ってきたチェンソーにとうとう見切りをつけ、思い切って新品を購入。さすがに凄い切れ味で、あっという間に軽トラ一杯。やっぱり、調子のいい機械を使うと気分いいですね。(笑)山の中で仕事をするのも久しぶりなら、家族で仕事をするのも久しぶり。松の木の香りも久しぶりにかいだような気がします。昔は4人の子供達が大して戦力にはならなくてもワイワイ手伝ってくれて。ああ、昔なんて書きましたが、ほんの2,3年前の話ですね。来るなといっても来てくれてたこいつらも、中学生の上二人はもう見向きもせず、小学生の下二人との作業が精一杯。肝心の僕も去年からの出稼ぎ続きで、なかなか本業の時間が取れません。だからかな、今日の作業は妙に懐かしい気がしました。考えてみれば、子供達が小学校の低学年や保育所だった頃は帰って来ると毎日のようにそのまま一緒に畑や山や家の大工仕事なんかやってた訳で、その頃のことを少し思い出しました。さてさて、ここのところ忙しさにかまけて大事なことを見失いかけていたように思います。松の木の香りに感謝。
2005.11.12
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本日土砂降りの中、20km無事完走。久々の美酒に酔ってます。続きはまた。
2005.11.06
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明日20km本番。練習でも走ったことの無い距離です。膝や足首がこの体重に耐えてくれればいいのですが。予報は雨。仕事その他、問題山積ではありますが、とりあえず明日は20km完走に専心します。今朝やっと写真をとることが出来ました。いつも走る時間よりは1時間ほど遅いのですが、大体こんな景色の中を走っています。下の銀杏の木は丁度周回コースの出口にあるので、いつも「あと何週走ってくるから」とか、「また明日くるから」なんて挨拶を聞いてもらっています。(笑)
2005.11.05
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お隣の三次市は「霧の海」で有名なところ。盆地ですので、高いところから街を見るとまさに霧の海のように見えるそうです。ここは高原ですが、この時期、毎朝かなり濃い霧に包まれます。数メートル先が見えないほどです。車の運転には気を遣いますが、朝のランニングは非常に快適です。大きな池のそばを通りますので、景色もとても幻想的できれいなのですが、空気が気のせいかとても美味しいような気もするのです。五里霧中なんていいますが、ほんとの霧は結構優しいものであるような気もします。実生活で霧中状態になってしまった時、今度は少し楽しめる余裕があるかもしれませんね。(笑)バタバタしている間に、20kmマラソンまで後3日となりました。正直ここのところトレーニング不足ではあるのですが、できるだけがんばってみるつもりです。今日久々に草刈作業をしました。夏の間放置してしまった法面。僕の背丈より高くがっちり育った萱ですので、草刈というよりはむしろ、全身でなぎ倒していくかんじになります。農作業というより、気分は格闘技です。(笑)これはこれで大満足の一日でした。
2005.11.03
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