ユンタ(^-^)の気付き日記

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五行説の五味 【火】の巻



●火 【苦】の味覚は 心経・小腸経 そして 心包経・三焦経を滋養します。
ただし、摂りすぎると反対にそれらを傷めます。

また苦味を摂り過ぎれば心経・小腸経 そして 心包経・三焦経が強くなりすぎて
相克の肺経、大腸経もいじめてしまいます。

すると、例えば皮膚が乾燥して荒れたり、体毛が薄くなったり、鼻に支障が出たり
悲観的になりやすくなったりします。


暑い時期の苦いものといったら最近流行のゴーヤ(にがうり)なんかもそうですね。
これは陰性ですよね。

あと、高麗人参、イヌトウキ(日本山人参)、田七人参など(陽性)の系統とか
ウコン、ガジュツ(陰性)のようなものもいいでしょうね。

陰性と陽性の使い分けはそれぞれの人によってでしょうね。


また、植物性のもので焦がしたものなどは苦味があって
心包経・三焦経のホルモン関係にも影響しますから
自律神経などを安定させるという意味からもとてもいいんです。

「えっ?焦げたものってガンになるもとじゃないの?」
と、思われるかもしれませんが
それは特に動物性の食品がこげたもののことです。

肉でも魚でも動物関係のたんぱく質が焦げたものはとても発ガン性が高いのですが
植物性のものは反対に有用なんです。

…といってもしつこいですが、何事も程々が大切ですよ。
第一そんなに苦味はたくさん摂れるものではありませんから大丈夫とは思いますが(笑)


よくある食養では梅干の黒焼き(梅干を長時間かけて蒸し焼きにして炭にしたもの)などがあります。
それ以外にも昆布とかの黒焼きもあります。

日本は古来からこうした黒焼きによる食養があったようです。


ナスのヘタとかの黒焼きなどは歯槽膿漏の歯茎に擦り込んで磨くととてもいいんですが
こういったのも陰性の症状に極陽の物を持ってきているわけですね。

ナスは陰性がきついのですがそれに熱を加えることによって
陰極まって陽となるということでとても強い陽になるようです。
・・・これはあまり食すというものでは使わないようですが。

とにかく黒焼き関係は超極陽ですから大量に摂るものではありません。
ただ、極陰が入りすぎているときなどに中和するために常備されていると便利ですね。



やはり火にかけた物で苦味が出ているものということでいうと
タンポポコーヒーといわれるタンポポの根っこを焙煎したものなんかがあります。

これは浄血作用が強く、胃経・脾経にもとてもいいので
赤ちゃんを持つお母さんで乳腺炎とかお乳の出の悪い人にも良いですね(陽性)。


黒炒り玄米(やはり長時間かけて焙煎したもの)を
ご飯に混ぜたりお茶にしたものもとても良いです。


それ以外にも野草などは苦いものが多いですよね。

地上に生えていますから陰性のものが多いのですが
苦味というのは味覚の陰陽でいくと陽性ですから
冷えすぎない程度に【火】の時期にあったバランスを調整してくれるというわけです。


ゴチャゴチャしたので、書き上げたものは陰陽をまとめてみましょう。

●陰性
ゴーヤ、野草 など

●陽性
高麗人参系のもの、黒焼き系のもの、焙煎したもの など



苦味の陰陽を使い分けて体のバランス調整してみましょう。




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