ユンタ(^-^)の気付き日記

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五行説の臓器と色の関係 【木】の巻



それぞれの季節によって、主役の臓器は変わってくるということ

そして、その時に働こうと思っても
それまでの季節でその臓器に負担を掛けすぎていると
手一杯で悲鳴を上げてしまって身体は色々な不調として
症状が現れるんだということでしたね。


今日は以前お話した色を臓器と関係付けて考えてみましょうね。

五行の要素のそれぞれ対応する色は
木・・・青、緑
火・・・赤
土・・・黄
金・・・白、茶
水・・・黒、紫

という感じです。


前回もお話しましたが、五行説というのは
それぞれの要素に当てはまるものが密接に関係しあっています。

ですから、同じ要素の経絡・臓器と色というのは
密接に関係しあっているというふうに考えられます。


これらの色は基本的には対応する要素を滋養する働きをします。
したがって、対応する臓器なども滋養されることになります。

今日はその中でも春を説明してみましょうね。


●『木』

対応する季節は春でしたね。
新緑が萌えて延びてくる時期です。
緑の要素はあたり一面に生まれてきます。

これらの緑のものを食べると
冬の寒さを耐えるために身体に取り込んだ
脂肪とか暖めるミネラルの汚れたものを
身体から排出するべく働いてくれるんでしたね。

ビタミン、ミネラル、酵素などが大量に含まれています。

脂肪分解を助けられて喜ぶのは肝臓・胆嚢ですね。
そして解毒機能も助けられて喜びます。


また、新緑は当たり前ですが葉緑素がしっかりと摂れます。

葉緑素の化学構造式と、血液のヘモグロビンの化学構造式は
とても似通っているんです。

葉緑素の化学構造式の核になる真ん中にはマグネシウムが入っているんですが
これが鉄に変わるとヘモグロビンの化学構造式となるんです。

ですから良質の血液を造るためには葉緑素も欠かせないということですね。
鉄分だけ取り入れればいいというものじゃないんです。

今までの冬バージョンの疲れた赤血球を破壊して
春バージョンの生き生きとした赤血球を作るためにも
新緑というのはとっても符合しているんですね。。。

もう一つの色
青というのは日本的に考えた場合、主に『藍』色を指すんじゃないでしょうか。
これは勝手な解釈ですが(笑)
そのほうが和式的にはなんとなくしっくりと来ると思います。

藍染めの物って日本の中にはたくさん取り込まれていますよね。
藍染めは虫除けにもなり、また、邪気を祓う・寄せ付けないものといわれています。
ですから古来日本では藍染めが普及していたんでしょうね。

そういう意味では、春の臓器である肝臓の解毒に通ずるものがありますよね。

・・・ところで、話がまた戻りますが

新緑の中でも春の野草はいいですね。

畑で栽培されたものでも春の身体には良い作用をしてくれますが
道端とか、あらゆるところで勝手に生えてきたものというのは野生です。
やはり野生に適う物はありませんよね。
生命エネルギーが全然違いますから。。。

私たち生物はお腹を満たすためだけに食べているのではなく
生きていくために必要なエネルギーを
ほかの生命の命をいただいてつないでいるのですから

野草というのはとてもパワフルな生命エネルギーの活性をしてくれるということです。
まさに、春になって動き始めるのには無くてはならないものなんじゃないでしょうか。






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