ユンタ(^-^)の気付き日記

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五行説の臓器と色の関係 【水】の巻



季節は冬です。
寒さを感じるときです。
陰の氣の極みの時期です。

色は黒・紫でした。

太陽の熱を吸収するのに一番適した波長の色は黒ですね。

ですからそれに適した色のものが
身体を温めてくれるということでしょう。

よく「身体を温めるのには黒い色の物が良いですよ」
と聞いたことがあるんじゃないでしょうか。


対応する経絡は、腎経・膀胱経です。

以前とダブりますが
外界の寒い気候から身体の冷えを防ぐために
腎臓・膀胱の水分排泄器官が働いて
余分な水分を排出してくれます。

同時に「腎」は「先天の氣」を宿すところといわれています。
生まれてからでなく天から(親から)授かった氣を持っている所です。
いわゆる自家発電所みたいな感じでしょうか。
ですから身体を温めるのにはとても大切なところです。


暖めるということを考えたときに
やはり黒っぽい色と結びつくのもうなずける気がします。


黒い海藻(昆布・ひじき・アラメなど)、黒豆、小豆、
きちんとした製法の醤油(お寿司屋さんで「むらさき」と言いますね)
などいいですね。

ここで問題ですが、
「色の陰陽では「紫」は陰性の極みだったじゃないか???」 と混乱しませんか?

僕もまだ理解しきれていないかも知れませんが
例えばナスの紫は
夏の作物
成長が早い
・・・などの陰性の要素を持っていますが

醤油などは、もともと陰性の大豆から作られていますが
塩を使って
時間をかけて熟成
重石で圧をかけて
・・・という陽性の要素を取り入れたものの紫で
黒に限りなく近い紫ということで考える方が良さそうです。


と、いうことで
紫は陰陽のものさしでよく考えた方がよさそうです。

陰陽の見分け方を参考にする癖を付けると良いかもしれませんね。




・・・余談になりますが

●素材の陰性を陽性に変えるのには「発酵」をさせて寝かせるのに
●素材の陽性を陰性に変えるのには「腐敗」をさせる

ということが、なんかすごく深いなと思います。

人間にとっての都合で発酵と腐敗を分けているだけだと思っていたんですが
陰陽のこういう考え方をするとまた違った切り口で理解できますね。








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