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2019年03月05日
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テーマ: 鉄道(22802)
前回までご紹介した「羽後飯塚駅」より、JR奥羽本線に乗って2駅の「 八郎潟駅 」。
八郎潟駅は現在も特急停車駅として何とか面目を保つ駅ですが、かつてこの 八郎潟駅から短い私鉄が分岐していた ことを、鉄道ファンではない秋田県民はあまり知りません。
(鉄な方であればだいたいご存知)

その路線は、 秋田中央交通線
資料によっては「秋田中央交通五城目軌道線」と記されている資料もありますが、同じ路線を指します。

八郎潟駅から、東方向へわずか4km弱(営業キロ=3.8キロ)。へろへろながら 電化 された線路が延びていたそうです。「いたそうです」というのも、この路線は私が生まれるよりもずっと以前の1969年に廃線になってしまったので、現役時代を知らないのです。
同社グループは現在、秋田市に本社をおいて、秋田県中央地区の路線バスをほぼ一手に担っています。


秋田中央交通線は「軌道」の免許だったためか、ほぼ全線、道路に沿って線路が敷かれていました。したがって、廃線跡は、ほぼ全線にわたって歩道に転用されたか、道路拡幅用地に充てられ、当時の面影は道路の線形以外ほとんど見られません。
その中で、 最もはっきりと分かる鉄道遺構 に立ち寄りましたのでご紹介します



(加工しています)

秋田中央交通線 川崎駅跡
Wikipediaの掲載資料によると、八郎潟起点1.9km。
路線の開業は1922年であるが、この「川崎駅」は1950年に開業したということです。転轍機がない棒線駅で、起点からたったの1.9kmであったが、なんと 職員配置駅だった と記されています。
しかも、 設置理由が増資の見返り とか
1969年に路線が廃止されたので、わずか19年間の営業だったようです。

上の画像は、八郎潟方から撮影。





五城目方から撮影。
2004年に他の方が撮影したWikipedia掲載画像と見比べると、15年でさらに風化が進んでいますが、今なお、 駅のホームの形を残しています
ホームの長さは20m車1両分プラスアルファ程度しかありません。



(他人様にマスクしています)

昔のホームで、やはり低かった国鉄の「列車ホーム」よりもさらに低い感じです。
現在のアスファルトの高さが加味されているとは思いますが、線路に転落しても容易に這い上がれる高さです。もっとも、「線路に転落」などという概念自体がなかったかもしれませんね。





ということで、容易に這い上がれるホームに上がって、列車を待つ気分になってみました
木造の客車がコトゴト入ってくるようすが目に浮かびませんか

この秋田中央交通線では、国鉄に気動車を改造した客車を電気機関車か電動貨車が牽引するスタイルで走っていたそうです。2000年代初めまで五城目町内で保存されていましたが、惜しくも解体されてしまいました。まだ、「お鉄」が今ほど浸透していなかった、マニアックな一趣味であった頃のお話で、修復は理解が得られなかったのでしょう。


~水色と赤…ぶっとんだセンスの「新塗装」~
鉄道コレクション「秋田中央交通線」


ちなみに、一番左の「バスコレクション」予約品は、現在の秋田中央交通バスです。





川崎駅跡より八郎潟方を見ています。頭上は秋田自動車道です。
道路は市道で、右隣を並走する歩道?自転車道?が線路跡だということです。
廃止後、所々こうして単独で歩道に転用されています。
また、代替バスが秋田中央交通自社により現在も運行されていて、八郎潟駅から五城目までのルートは鉄道時代とほとんど変わっていません。






川崎駅跡より五城目方を望む。
これは面白いですね。線路跡と道路が一体で舗装されているのに、線路跡からの転用部分と、もとからの道路が律義にガードレールで仕切られています
なお、この一部区間のみ、メインの市道は集落内を避けてバイパス化されているので、ほとんどの車はそちらを通ります。





線路跡だというのがよく分かる構図の写真で〆ます。

八郎潟~五城目間は4kmない上に、 バスの本数がそこそこある ので、ウォーキングにも好都合。
今度もう少し暖かい晴れの日に、八郎潟駅から五城目バスターミナルまで歩いてみようと思います


秋田中央交通川崎駅跡へ
列車・バスでのアクセス
秋田中央交通バス 上川崎一区 下車、目の前です。

JR秋田駅西口から「【101】五城目BTゆき」に乗って、1時間9分。
時刻は同社サイトのほか、バスNAVITIMEなどの検索でも調べられます。
秋田駅西口からのバスは八郎潟駅を通りません が、
八郎潟駅から次の一日市下丁バス停まで歩くと、秋田駅からのバスにも乗れます。


マイカーでのアクセス
E7 秋田自動車道 五城目八郎潟IC 」より数分。
 IC出口を右折し、次の十字路(信号なし)を左折。進んで突き当りを再び左折。まもなく秋田自動車道の高架が見えますのでその下です。





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最終更新日  2019年03月05日 09時20分06秒
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