月灯りの中庭へようこそ

月灯りの中庭へようこそ

いつの間にか

『いつの間にか』

いつの間にか
長いものに巻かれる暮らしに
慣れてしまって
自分を見失いがちになる
はい わかりました
はい そうします
いいえ そんな事ありませんよ
はははははは

そうゆう暮らしに慣れるのが
いやな時代があったのに
どうして 今は平気なんだろう?
世の中はグレーゾーン
私のまわりの友たちが
声を大きく 私に忠告する

わかってる
そんなこと
ゆるゆる柳のように
風に身をまかせていたら
らくなんだって

けれど
お話を作る時くらいは
主人公に
意思を持たせてあげたい

私に出来ないこと
私では やっちゃいけないこと
あなたたちは
ユメの世界で果たしてね

現実の私は
現実の怖さを知っている
だから 臆病になって
みんなと同じ方向を向いて
生活しているけれど

本当は
『○○○○○』になりたい
叶わないユメだけど
胸に潜ませて
今日も 一日の終わりをむかえ
ため息とともに

寝息をたてる…





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