月灯りの中庭へようこそ

月灯りの中庭へようこそ

短歌集1



江戸時代 おいらん華の 宴まで 同意したまま 恋におつるも。。。 

儚くて 夢さめやらぬ この身には 貴方のかほり 消えぬこの身に。。。

悠々と 揺れる眼差し 陽に受けて 恋には遠く 及ぶ事なし。。。

夏終わり 去ったあの人 しとやかに 胸に残るは 晩夏の陰り。。。

羨むは 自由さざめく この身なれ けれど羨む 人の暮らしよ。。。

会えなくて 会いたくて泣く 恋し人 この身に残る 煙草の匂い。。

赤き花 摘んでしまえば 意のままに 精霊捕らえ 願い叶えて。

夢にまで 貴方現うる 奇跡待ち 手に入れたるは 二人の暮らし。。。

貴方だけ そう貴方だけ 恋しけり 恵まれた人 毒でこの手に。。。

粘々と 恋いのしがらみ 溶けやせん ならば掻き混ぜ 解けない糸に。。。

いつからか 故郷去りし 航海も いつか戻れる めども無きしに。。

カンナ咲く あの道越えて 二人行く 永遠の愛 約束すれば。。。

ワタシにも 花冠を 下さいと 幼き時の 夢に見るやも。。。

振り返る 知的な視線 受け止めて 恋いの訪れ 知るも優しく。。

白兎 あわてんぼうの 燕尾服 アリス追いかけ 穴に落ちるや。。。

眩しくて マリーゴールド 金に陽に 憧れられつ 咲き誇るかな。。

普通人 橋の欄干 ふと見れば ごぼうし飾り 忘れうること。。。

名声も 栄誉もいらず この身には あの人恋し 隠れ宿かな。。

咲き乱れ 蝶よ花よと 呼び寄せて 藤は待ってる 空木の夢に。。

あれに見る 記憶の底の 眼差しに 優しく包む 愛は温か。。。

赤い花 炎似て 燃え上がり この恋燃やす 世紀の恋。。。

あの頃も 蚊帳を吊りませ 我が赤子 育つ速度に 狭くなりくる。。。

心無し 人々達に 殺されし 我が心なを 救われたもう。。。

悲しみも 夕日の赤に 照り映える 還らぬ人よ いずこいませり。。。

夢多し 尚ふくらみて 夢破れ 破壊のあとに 幸福きたる。。。

幼き日 憧れたるは マダムM 芳しかほり 今も覚えつ。。。

永遠と 語ってくれた 男なれ 信じきれずに 女郎花散る。。。

贈り物 貴方に長く 居て欲しく 健康なれと ここ実捧げる。。。

遥か過去 平安の宮 よもすがら 恋に狂いて 文捻るなり。。。

あぜ道を 彩る赤は 彼岸花 女の業に 紅蓮のカルマ。。。

美しき 装いも尚 艶藍姿 貴方の元へ 今宵も参ず。。。

あれに咲く 槿の花は デリケート 一日にして 落下するなり。。。

貴方との 思いで多き 夕時雨 いつもワタシは 蚊帳の外なり。。。

守り抜く 愛を求めて 集う子ら 鶴の折りてに ひとときなりて。。。

憂いアリ 悔いなき春を 送るには なびくココロに 参りいませり。。。

萩の花 物思いにて 陰薄し 我が恋揺れて 逃げも出来ずに。。

思うもの 貴方が先に 転職を してようやくと 大切気付く。。。

いつの日か 貴方とともに 子供に国へ 悲しみなきに 飛び立ちたいよ。。。

そっとして 私のココロ 触れないで 貴方の言葉 ワタシを殺す。。。

悠久の 遥か昔に はぐれ人 今このときに 再会はたす。。。

ため息で そっと吹き消す 恋もある 世の中たえし 独り身の華。。。

白い服 白い靴まで 用意して 清楚作り手 化け猫ならぬ。。。

萩の花 物思いにて ゆらゆらと 恋路の坂に 登り来る夢。。。

花篭り 日の光受け 目覚めれば あたり一面 恵みの実り。。。

野性味を 帯たるおのこ ココかしこ 秋の食卓 騒がしき宵。。。

断たれしは 吾の連絡よ 今いずこ 知らせもせずに 一人泣きぬる。。。 

手に入れた 自由の旗に 集えども 温和どこやら きな臭くなり。。。

過ちを 忘れましょう お互いに 若い日々には 間違いも多々。。。

高貴ひと 高潔なひと 今いずこ 時代が変わり ひとも変わるる。。。

愛牡丹 いとしき我が子 抱きてし 髪に挿してや 自然といふ名。。。

指先も 髪の先まで 貴方の物と 言っていた日は 遥か昔で。。。

控えめに 食べたつもりが お代見て 泡吹くおやじ 懐寒し。。。

辛辣に 罵り合うも 仲の良き しるしなれども 手加減はして。。。

幸福な 夢だけみてる 少女たち 怖い夢など 露も知らずに。。。

幼き日 冷め行く恋に 涙して 羽はえた鳥 に変身して。。。

我がココロ 貴方の声に 打ち震え 恋の病に 落ちてゆくかも。。。

喜びも 苦しみさえも 乗り越えて 生きてゆきます 命果つまで。。。

直感も 真の愛に 敗れたり 信じる道は 貴方一筋。。。

過ぎし日の いい日旅立ち 今いずこ 秋の夕日に 思い出枕。。。

何もかも 仏のご意思 そう思い 日々耐え忍び 好機つかめり。。。

演技でも 可愛い女 言われたく 夜叉の面に 愛嬌のせ。。。 

花咲いて 明朗美女 真っ盛り 男惑わし あちらの世界。。。

この想い 祈りにも似て 輝きを 増せば光に 近きなぞして。。。

好きだけど 友も恋する 人だから 自制いっぱい ココロ苦しや。。。

古の 男嫌いは 横に置き 蝶に変身 恋の花咲く。。。

自由とは 一体何ぞ 考えり 父や母との 縁も切れずに。。。

元気です 屈強ほど 心配し 故郷の空 振り返りしや。。。

悲しみも うれし楽しき 暮れ行くも 真実だけが 輝きを増す。。。

財産も 富さえまでも 捨ててきて 悔いありません 貴方とならば。。。

貴方をば 信じて付いて 着たけれど 少しくたびれ 見えてきたな。。。

誠実と 詐欺師は言うが 可愛い娘 騙し損ねて一児の夫。。。

この旗に 勇気貰いて 貫けば コレから先は 女の時代。。。

我思う 愛慕与えて 見返りぬ それで男は 感謝してく。。。

誘惑に 負ける事無く 今があり 唯一の恋 ただ一筋に。。。

あの日会い 忘れぬ想い いつまでも 変わらぬ思い いつしかきっと。。。

帰りたく 帰りたくない 懐かしの 涙無くして 語りつくせん。。。

追憶の 日々にこそある 真実を 見つめ続けて 独り身続け。。。

おお神よ 信頼ありて この恋は 従順な娘(こ) 彼の人にあり。。。

名もなくも いつまでも ココロここ ありて幸せ 泣き濡れぬ夜。。。

思い出は 美しきもの 追憶の 中にぞありし 我が記念日よ。。。

ワタシにも 愛嬌くれ とは言えなれど あれに謙遜 美しき華。。。

初志貫徹の意志はありき 美しき死ぬ 場所探して。。。

日頃から 祝福されしあの娘(こ)ら みんなのココロ 絡めとるなり。。。 

真実を 追い求めては 幾千里 大器晩成 よる年並に。。。

いつだって 友情には 女達 好きな男に 片思い達。。。

高尚文章なれ永遠に 旅の終わりは 人の終わりに。。。

一つだけ 永遠の愛 誓うはと ただ貴方をば 喜ばせたい。。。

いい女 悪い男に 寛容で 魅せられながら 男溺れる。。。

華やかな 期待を胸に 書き綴る 夢という名の 物語たち。。。

小さくて 儚い夢と 思いつつ 深窓の姫 外を夢見る。。。

知恵絞り 戦争中の わだかまり 平和の旗を 燃やす輩が。。。

宿木の 真下でダケは キスをして 何でも許す 精霊の夜。。。

悩殺は 不滅の輝きありし日には 今では朧 皆目無きに。。。 

分別を いかなる時も 忘れずに 清き道をば 穏やかな道。。。

我が夫 私一人が つのる愛 家庭よきかと 問えば首振る。。。

永遠に 愛するからね 受け入れて 契りの裏に 純情花。。。

いつまでも 貧乏だけど 高潔で これから先も 仲良き夫婦。。。

大切な 気持ちを持って 蓄える 完全無欠 恋のリキュール。。。

真心を 包んで開き 恋の花 天性の華 持つ君にこそ。。。

いつまでも 子供のような 変わり者 愛も恋もと 追いかけもせず。。。

華麗な身 エレガントには 程遠く 紅蓮の炎 恋路の道は。。。

永遠の 愛誓いなば 献身の 病看ている 愛妻恋し。。。

片思い なりし艶 消せもせず 鏡見るたび 可愛さ探す。。。

どこまでも 貴方と二人 いつまでも 貴方を支え 生きていきます。。。

独立は 忠実者の 裏切りか 澄んだ心に こぼるる涙。。。

完璧な 魅力誇り 控えめな 美徳の躾 ずっと忘れず。。。

妖精の 輝き一つ 瞬いて 平凡の日を 失くすぞ哀し。。。

人生の 競争だと 言いながら 汗水流す 練習かな。。。

汗たらし 働く姿 美しく わたしの愛は 増すばかりです。。。

いつまでも 愛の絆は 強いもの 永遠の美も 太刀打ち出来ず。。。

永遠の 楽しみ飽いて 約束は 互い違いに ボタンをかけり。。。

親愛に 喜ぶ母は 慈愛にて 我が子見上げて 頼もし思う。。。

無邪気なり 乙女の笑顔 罪作り むほうびにして 周り巻き込む。。。

人生の 出発だから 貴方をも とらえ離さず 幸せの道。。。

栄光を 頑強にて 勝ち得ても 華美に振る舞い 贈賄暴露。。。


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離れても逢いたい気持ち抑えやむ百年愛の我が方羽よ

流れ来るあなたの愛が道しるべ私迷わず生きて咲いてる











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