北国の遊び方 ~北海道の釣りブログ~

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2019.11.01
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カテゴリ: 料理
「魚捌くの難しくて無理です。」って職場のパートさんに言われるんですが、一体何ができないから魚が捌けないのでしょうか?
今回は私の場合はこう思います。って記事です。
参考程度にチラ見してみて下さい(^▽^)/

​​​魚を捌くのが難しい感じるのはココが違う①​​​


氷河さん、アンタ、キャリア変わってるね。何やったらそんな人生なるの?

と、色んな人に言われます(笑)

色んな仕事を経験して今保有している資格の数は40以上。

その中に 調理師免許 もあるんです。

この資格は2年以上、1日6時間以上、さらに週4回以上の実務経験がないと受験資格がないと言う資格です。
ちょっと勉強した方は合格できる内容となっています。どちらかと言うと調理の技術ではなく、知識の方の資格ですね。
ま、こんな資格ですが一応持ってますし、それなりの、いや、本気で泣くぐらい厳しい修行もしておりました。


​で、本題。​


魚を上手に捌けない人の特徴をまとめてみました。

①根本的に魚の構造を知らない。
②魚をまともに持てない。(触れない、滑って持てない)
③べちょべちょに濡れたまま捌こうとする。
④どんな食べ方をするか決めないで捌こうとする。
⑤魚を捌く順番を知らない。
⑥包丁が切れない。
⑦まな板が小さい
⑧つるつるのシンクの中で捌こうとする。(新聞紙の上とかで捌こうとする)
⑨捌くスペースが無い。
⑩包丁の選択を間違っている。
⑪捌き方の種類を知らない。

パッと頭に浮かんだのでザッとこれぐらい。

技術的なことは置いといて、上手に捌けない人はこの中のどれかが違う可能性があります。


その中で特に目に付くのが

⑤魚を捌く順番を知らない。
⑥包丁が切れない。
⑧つるつるのシンクの中で捌こうとする。 (新聞紙の上とかで捌こうとする)
⑩包丁の選択を間違っている。

だと思います。

北海道で釣れる魚ってほとんど2枚おろし、3枚おろし、5枚おろし、腹開きで十分かと思うのですが、その捌き方って言うのは、私がここであーだこーだー言わなくても、優秀なユーチューバーが沢山公開しているのでそれを参考にしてもらえればできると思います。

その動画で注目して欲しいのが、

ア)どこから包丁をどの角度で入れるのか
イ)どの順番で包丁を入れるのか

この2点だけ覚えればそれなりに捌けるハズ。
何匹も同じ魚捌いているとちょっとは覚えれると思います。

​では、動画を見て捌き方がわかっていても、魚を上手に捌けない方は何が原因なのでしょうか?​



ズバリ!!!


⑥包丁が切れない
⑩包丁の選択が間違っている


コレです!!!!


頭の中で魚を捌くイメージができているのに捌けない理由はちゃんとあります。


​じゃぁ、どんな包丁が良いの?​​

って話なんですけど、

私がオススメするのは鋼の出刃包丁!!!
↓↓↓


特に大きい魚を捌く人は 180~ 210mm の長さは欲しいです。
小さい魚は150mm程度で良いかと。

実は ​鮭切り​ って包丁もあるんです。出刃の大きい物なんですけど
​↓↓↓​


ここまでくると流石に一般家庭ではおすすめしません(笑)
重量がかなりあります。

長さはせいぜい240mmぐらいでしょうか?
小さい包丁でも背中から切れば大きい魚でも捌けますんで(;^ω^)


よく牛刀とか三徳包丁(万能包丁)で捌く人いるんですけど、まず三徳包丁は捌きずらいのでやめといた方がよいです、せめて牛刀を使いたいところです。

牛刀だと、捌けなくはないです。と言いますか、人によっては十分綺麗に捌けます。

この牛刀使って捌いている人、結構多いんじゃないでしょうか??

慣れてる人だとこっちの方が捌きやすいって言う人も多いです。
と言うのも 軽いし、刃が薄いし、刃渡りが長い ので振り回しやすいですし、一発で三枚におろせたりするんです。

ただ、骨切ったりするのは不向きなんですね。
しっかり食材に力を適切な角度から入れることができる人向きですね。


外国なんかでは、フィレナイフを良く使いますが、あれはあれで良いんです。
身だけを削ぎ落すなら、細くて小回り利きますんで。
海外の魚を捌く動画なんて見てるとフィレナイフを使っている方が非常に多いですね。

​フィレナイフ↓↓↓​


しかし、外国の人って魚を隅々まで食べる文化ってそんな無いんです。
要するに切り身だけとってあとはポイ。無駄の多い捌き方するんです。

日本は骨までしっかり使う料理が多いのでちょっと不向きですね。

なので、骨まで断ち切れるズッシリ重量感のある出刃包丁がオススメです。


​​私が出刃包丁を使う理由は​​

①重量があるので骨を切りやすい
②力を入れやすい。
③片刃の包丁は洋包丁のような両刃の包丁より切れ味が良い
④ステンレスより研ぎやすい(メンテナンスしやすい)

この4つ。


①②はサケやブリなんかでは出刃じゃないと頭カチ割ったり、背骨を切る時きついです。このウェイトがあるおかげでずっぱり落とせます。

そして一番の理由は③

切れ味が良いので何回もギコギコしなくて良いのですね。

片刃の包丁は材料に当る包丁の面積が少ないので切れ味がとても良いのです。
真下から覗くとこんな感じ。
↓↓↓


使ったことの無い人はちょっと安い出刃包丁でかまわないので是非使って欲しいです。

この包丁、片刃なので大根みたいな太く大きい物とかを真上から切ると曲がって切れるんですが、魚の身を切る時って包丁を寝かせて切るんで気持ち良いぐらいに真っすぐスッパリ切れるんですね。

正直まったく切れない三徳包丁渡されたら、私でもぜんっぜん捌ける気がしれません。

よく切れる出刃包丁で魚を捌きましょう!!

また材質ですが、個人的には 切れ味重視なので鋼を選択 しています。
鋼の包丁は本当に錆やすいです。海水なんてつけようものなら一瞬で錆てきますし、洗って水分拭き取らないと次回使う時に間違いなく錆びています。
人によっては鋼は扱いが面倒で、初心者にはムリと言う人もいますが、個人的には切れない包丁で捌くほうが無理だと思っています。
鋼の出刃包丁は切れ味が抜群。本当に切れる包丁は医療用のメスのように魚がスーーーっと切れます!!!

ステンレスは切れ味が少し劣ります。また、少し研ぎずらいです。錆ずらくてその辺は楽なんですが、少しでも切れる包丁で捌いた方が簡単なので今回はステンレスを選びませんでした。


​まとめ​

魚を上手に捌けない方の特徴は、包丁の選択が間違っているケースが非常に多いです。
適さない包丁でムリシャリ捌くのは難しいことです。

とても当たり前のことなんですが、今回は 「よく切れる鋼の出刃包丁を選択して切る」

って言う選択肢を持っていただければOKです!!
上手になってくると、ステンレスの包丁だったり、他の包丁でも切れるようになるので色々考えるのはその後でも良いかと思います(⌒∇⌒)

いきなり釣りやめるって方、あまりいらっしゃらないと思いますので一生続く趣味ですから、一丁良い包丁揃えとくと家に帰ってからの処理も楽ですし、魚も無駄無く美味しく捌けますよ♪


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Last updated  2019.11.01 15:41:31


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