北国の遊び方 ~北海道の釣りブログ~

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2020.08.24
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カテゴリ: 小ネタ
​​​​​流石に秋はなさそうだな~と思っていたら釣り自粛願いをした町がありました。

町民以外釣り自粛のお願い。

サケ釣りの超一級の町。

町民以外釣り自粛のお願いをした町がありました。
その町とは私も通い詰めたことのある、道北の町、枝幸町です。



この町は、北海道の中でも有名なサケの町ですね。

今回、この町がホームページ上で呼びかけた内容が以下です。
釣り自粛のお願い
新型コロナウィルス感染拡大防止対策により漁業者の安全性の確保の観点から、今年度は町内での釣り行為は枝幸町民のみとしてお願いいたします。 枝幸町
引用:枝幸町ホームページより

これだけを見ると、おいおいそりゃないでしょ?と思ってしまうアングラーが殆どかと思いますがそこには近年、耐えに耐えたこの町の思いが込められていました。

枝幸町のホームページを見ていると、この件についてかなりの問い合わせがあったことが予想されますが、その件について枝幸町からコメントがありました。

以下をクリックすると枝幸町ホームーページに飛びます。(PDFファイルです)
じっくり読んでください
↓↓↓
規制内容について


私がこれを読んだ感想は、 ​あまりにもヒドイです。​

本当に釣り人がやったことなのかと疑いたくなるような事ばかり書かれていました。
逆に今までよく町の方や、漁業者が我慢できたな。

と言ったところでしょうか。

確かに様々なマナーの問題から釣りができなくなったエリアもここ数年で出てきましたね。
その度に肩を落とした方も多かったと思います。



私事ですが、昔々キャンプ場や似た施設で働いていたこともあって、痛いほどわかる内容でした。
ホント、ゴミなんて捨てられると、なんでうちらが人が食ったあとのゴミをわざわざ自腹で金出して片付けなきゃだめなの?ってこと、何回も何回も思ったことがあります。
ホントね、油ぎったホタテの殻とか尖ったエビの殻とか、ティッシュとか、汁まみれ血まみれの容器とか、カラスが突っついて、袋に穴が空いてちょっとでも風が吹いたら果てしなく転がっていくんですよ・・・。
それが松などの生垣の隙間に転がりこんでいくんですね。それを地べたに這いつくばって清掃する訳なんです。少しでも発見が遅れるとゴミには砂糖もついているので蟻んこまみれ、キツネも現れさらにぐっちゃぐちゃになるんです。そして、何故か半分近い人が焼き網を置いてく(捨ててく)んです。
そんなどこの誰が使ったかわからない焼き網なんて置いてっても誰も使う訳がないですよね。焼き台ごと捨てて行かれたら処理するのも大変なんです。
その他、ゴミ以外にも物品を壊されたり、警察沙汰になったり色々なトラブルがありました。

ちなみに、 ​こんな経験っていうのはやられてもやられても馴れることは一度たりとも絶対にありませんでした。やられた側は決してこんな状況が当たり前になることはありません。​
毎回毎回、毎日毎日ため息が出るそんな日々です。

私のブログを読んで、この人よくマナーのことをうるさく書くな。
と思った方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
色々理由がありまして、こんな経験があって、やられた側の気持ちが非常に非常に良くわかるから書いてしまうのもあります。


超絶密漁軍団

で、私がこの町で見た・体験した出来事なんですが、

​私が見た中で一番の衝撃は超絶密漁軍団!!!​

引っ掛け釣り師が河口にズラっとならんでジグにデカいトリプルフックをつけてウン十人も投げるなんて朝飯前のポイントもありました。
驚いたことに道外ナンバーが多かったのが印象でした。毎年同じキャンピングカーも見ましたので恒例行事だったのかもしれません。
最近は河口でタモを持ってサケやマスを追っかけてる人もいますね・・・・・。


実は私がこの町で釣りをしたのはかれこれ20年ほど前。

その頃は確かに 今ほど場所取りなどはひどくなかったですし、人がいても毎日次から次へとローテーションがされていたように思えます。

何故かと言うと、魚が多かったからです。今の比にはなりませんでした。

それなりに釣れるので満足して帰られるアングラーが多かったと思います。(今は絶望的に釣れないイメージしかありません。)


釣り場の集落化

とあるポイントでは ​ここで問題にされている集落化が見られました。​

知っている方も多々いるかと思いますが、とんでもない規模の集落化です。

ある年から、イベントで使うようなどデカいテントが立ち並び、村ができあがる光景はとても複雑でした。
車中泊や小さい折り畳みテントならまだしも、人が何人も入れ、もうリビングみたくなってるんですね~。釣り場でそんな物が必要なのか激しく疑問に思います。

10年ぐらいまではそれなりに普通に釣りができたポイントですが、ここも気が付いたら ​テントを設置したまま次の週まで来ないで場所取り。​ おそらく地元に帰っているのでしょう。
また、 ​ゴムボートを置きっぱなし、トレーラーを置いて何日も来ない。ローピングして場所取りそして毎朝来る。​ なんてことがいつ頃からか当たり前になりました。もちろんこれは遠征組もそうですし、地元の方も含めてです。ここが他のエリアと違うのは、場所取り組の組織がとてつもなく巨大なことです。(巨大な組織になってることに自覚は無いと思いますが他人から見たらそう見えます。)それが一番の問題化に繋がっていると思います。

もう、 そのシーズンの始めに場所取りした人でなければ10月の中旬ごろまで誰も入れないと言う状況が続くことが当たり前 になり、私はいつのころからか行かなくなってしまいました。


確かに大好きな釣りを思う存分したい気持ちもわかりますが、何故そこまでするぐらい釣りが大好きなのに、強烈なぐらいマナーが守れないことをするのかが謎でたまりませんでした。
普通に考えて、海と言えどその場所に長期滞在はマナー違反ですよね。


ありえない場所取り老人

また、別の日では河口で釣りをすべく、暗い中からキャストをしていると、その集落の仲間でしょうか。

こらぁ!!と後ろから声が聞こえ、誰かトラブってるな~と思ってたら 自分に老人が激しく怒っていました。

何ごとかと思うとその ​河口から15mは離れたところに竿立てにロッドをさして場所取りをしていた​ というのです。

​真っ暗でそんなの見えるわけないし、そもそも広い広い広大なサーフならまだしも超一級の 河口に竿立て刺して無人で場所取り とかありえない!そんなの通るならみんなやってるわ! って思ったこともあります。
その後もその老人の攻撃は色々と続き、見かねた近くの人が 俺の隣入りなよ って言ってくれてことが済んだ経験もあります。


話はちょっとずれてしまいましたが、ここに書かれていること以外にもトラブルやマナーの悪さなどは書ききれないほど多々あるかと思います。

今年はコロナウィルスや工事の関係もあり、枝幸町も苦渋のお願いであったと想像できます。


確かに、 町民以外釣り自粛のお願いは行き過ぎた表現 だったかもしれません。
私もそう思います。

しかし、サケ釣りシーズン以外の時期はとっても静かなこの町が抱える様々な事情を考えてるとわからなくもないと思ってしまう自分もいます。


今年は枝幸町だけではなく、特に札幌や本州から田舎で釣りをされる方は、最低限のコロナウィルス対策は必要ですね。少しでも体調が悪かったら釣りをしない、行かないというのも勇気かと思います。
私も役場に問い合わせて聞いたのですが、町民以外釣りを絶対にするなと言う話ではないのですが、できるかぎり協力できるところはしたいものですね。
ちなみに遊漁船に関しては、船長の判断に任せるとのことでした。

マナーを守れない人は論外ですが、これ以上釣り場がなくならないように、私のブログを見てくれた方だけでも釣り場を守っていただければ、今回この記事を書いたことが報われそうです。

まとめ

今現在ですが、読者様みなさんおかげでブログ村のランキングで北海道釣行記1位、釣りブログ2位になっています。より多くの人が見てくれると思ったのであえて書きました。
よく、同じことを言うのですが、現場の雰囲気って非常に大切ですね。釣り以外にも通じることなのですが、例えば駐車は迷惑の掛からないところに徹底する。とめれなければ、無理してそこでは釣りをしない。ゴミは捨てられないように常に綺麗にする。と言った当たり前のことが続けばこの場の秩序と言うのも守られやすい傾向があります。 ある程度良い雰囲気が作れると、おかしいことを始めた人がいたら声をかけやすくなりますからね!
絶対に釣り場を無くなさないように、みなさんで協力できることは協力しましょう♪

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Last updated  2020.08.24 14:04:50


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