北国の遊び方 ~北海道の釣りブログ~

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氷河一児のパパ

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2021.02.16
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カテゴリ: 小ネタ
​​​​どちらかと言うと漁のお話しになってしまうのですが、私ならこんな植物が生えているところではあまり釣りをしないですね。

魚に触らずして獲る方法があった。

オニグルミには魚毒性がある

10年ほど前ですが、私にはお仕事のお師匠さんがいました。

当時で70歳ぐらいだったので、今はそれなりの高齢の方です。




ある日、事務所で二人っきりになっている時、「 氷河さーん、そう言えば釣りするって言ってたよなー?」 って話になって


「はい、しますけど?」
って会話をしていると



「オニグルミって魚に毒なの知ってるか?」

って聞かれたんですね。



当時そんな事知らなかったもんですから、 「オニグルミってっクルミですよね?ホントですか?初めて聞きました。」

と答えたんです。




するとお師匠さんは語り始めました。



札幌の隣町である、北広島市出身のお師匠さんは、子どものころ自分の父親に連れられて山に入り、 オニグルミの実や皮、葉の汁を使って魚を獲っていたという。


お師匠さん曰く、まだ 青いクルミの実や皮そして葉をすり潰して魚のついてそうなところの上流からその汁を流すと魚が浮いてきて川下でそれを獲っていた そうです。


これ、一般的に 「毒もみ」、「毒流し」 なんて言い方をするのですが、 現在この方法は水産資源保護法で、許可を得た場合を除き禁止されている行為 なのです。当時は比較的当たり前に行われていたと言っていました。



現代人の私達にとってみたらなんてデンジャラスな漁法だろうと思いますが、漁具が発達していない時代にはこんな方法があったのかと今は関心してしまうところもあります。





オニグルミは北海道では山に入って目を凝らして見ると普通に自生しています。





また、市街地でもカラスがよく道路に落として車にひかせてから中身を食べようとする様子も見られますから、そんな場所の近くにあるかもしれません。


そして、この 植物は河川の近くに自生していることが多いのです。

植物的に水分の多い土壌でも根腐れを起こしずらく、そんな環境を好んでいる植物です。


このクルミの中には ユグロン、ヒドロユグロン と言う物質が入っていて、一般的に染料に使用されたりします。

ユグロンは、他の植物を排除しようとする成分が強いため、クルミの木の周囲には比較的植物が少ないので見つけやすいかもしれませんね。


さて、話は釣りに戻ります。そんなに神経質にならなくても良いと思いますが、クルミの近くにあるポイントには何回もキャストしないで数回反応が無かったら去るようにしています(⌒∇⌒)


魚ばっかり追っかけるのも良いですが、魚を取り巻く自然環境に目を向けるのも良いと思いますよ♪

まとめ

さて、私っぽい記事になりました。
実はあまり大きな声で言えないのですが、北海道内で魚を飼育している施設内?横?にクルミが植栽されててコレ大丈夫??って思ったことあります(笑)
ある程度距離が離れてるから大丈夫だと思うのですが、施設を設計する段階であまり深く考えないで植えちゃったのかな?なんて思ってます(^^;
生き物を扱うのはとても難しいことです!

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Last updated  2021.02.17 15:21:00


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