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2023年07月26日

そのついでに家を見つけて・・

テーマ： ★つ・ぶ・や・き★(548105)

カテゴリ：経済的生活行為

かさんと、彼女の新しいマイクセットを納屋で、スピーカーに繋げて稼働実験。
デュエットで斉唱、輪唱、二重唱、の稽古が必須なので、マイク1本ではやりにくいとなった事情がある。
彼女が調達したマイク端末が、合わないことにこの段階で気が付いて、、
（まったく、我らは素人さんなんです）
電気屋さんに行こうという事になった。電気屋さんは、音響機器なので、ウチでは・・と言われ、
また楽器屋さんに回り、、（その後求める部品が手に入り・・）
帰宅すると、、
メモが玄関ドアに。

急ですが7月〇日に引っ越しました。〇日は先週のこと！
たさんである。
しばらくの音信不通だった。ティンパニーの嫁ぎ先を探すこと、、のミッションを
完遂したばかりだ。その時は、あたしは知らない。つまり二人の話題にはなっていない。
普通、引っ越しって、そんなに急に出来ること？？
ついていけないなあ・・。
いやしかし、彼女ならするだろう。
メモの中に、、「ついでに家を見つけて・・」とある。
たさんは、そういう人なんだ。あらためて、唸った。
世の中には、さまざまな方がおられる。ついでに、家を見つけたので買いました。とか言える人が・・。（ほんまかいな）

忙しい中、あたしの顔見たかったので、立ち寄った。とも。
そうですか、。
メールした。
また電話するわ。
返事が来て、ビックリでしょう？（ビックリです）
自分でも、ビックリやねん。（そうですか、ビックリだったのね）

初めてこちらの市で出会って、同じ世代のご夫婦という事で、仲良くなった。
うちらは、足掛け3年の家探しをして、都会から引っ越してきた。
あちらも同じ。都会、、というには語弊があるかも。両方とも兵庫県では名前の通った大きめの郊外都市である。
ご縁とご恩、まさに！
今では、怪我した夫はいないけれど、その、大怪我して、夫がドクターヘリで運ばれるというその時、
ヘリに乗る女医さん、「きっと助けますから！大丈夫ですから！」
「よろしくお願いします！」と手を握り合った、（女医さんはたさんを妻と勘違い、実の妻はその時、新幹線で京都から引き返し中！）
のは、ほかならぬ、この、た・ひさん、なのである。

親しくなるにつれ、彼女たち（ご夫婦）が、半端ない不動産オタクであると知っていく・・。
数年前には、西脇市にステーキを食べに行こう！とあたしのクルマで出かけたとき、
た・ひさんは、途中の黒井駅の近くで、、突然、
「あ、この家、こないだ見に来たとこや！」と、言い出す始末。
あたしは、、
（変わらず、不動産屋さん、、してるのね・・）と感心したっけ。
家談義は、継続してそういえば、、続いておったんだ・・。

友人が、あたしのいないときに突然家に来てくれて、メモを残し、
「引っ越した」ということになれば、
普通は、水臭い、、となるのだろうが、、
よくよく考えてみれば、彼女たちの歩いていく道は、ハッキリ言えば、あたしとは、
違ったものであった。ということだ。
全然いいんです。そうですか、。（彼女の引っ越し先は隣の市のニュータウン）

夜、電話で話す。
明るい声は変わらない。
友情も、変わっていない。
また会おう！ということで、電話はじゃあね、であっさり終わる。

あたしは想像する。
おそらく、、お二人のうち、この場合は、、夫の方、つまりご主人に
何か変化が起こったのかも？だろうと。
余計なことは言わない主義の彼女である。

前がイオン、で、その横が、○○で、、バス停が見えていて、、10分に1本来るの。
なるほど、。
ウチは妻が運転手であったが、たさんはその反対なんだった。。
息子んちも近いから、家に帰るといつも冷蔵庫は一杯になっているのよ。。
（ご家族の屈託があったのだろう。）

要するに、この10年で、われら団塊世代は65歳から75歳になったということなんだ。
確実に、次のコーナー・・（決して明るいとは言えない）が視野に入ってきているということなんだ、、、と、認識する。

先人は、老いという事を教えてくれなかったけど、隣人は教えてくれるのだ。

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