たぬきぶたの日記2

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さらば青春(7)




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さらば青春(7)



さらば青春(7)

俺はどんな人間かというと、結構人の気持ちを優先させて、無理に自分の考えを押しつけることはない。

でも、結婚となると少し強引なところがあっても良かったのかなと感じている。

自分が好きになったという気持ちを表現したけれど、やはり中途半端な気がします。

大学卒業の前後の数年間は人生の道が決まる大事な時期です。

この時に離ればなれになっていたことが悔やまれます。

就職を決める前に話し合いを持つべきだった。

すべて後の祭り。結局縁がなかったということでしょう。

その後のひかるさんの消息については分からない。

これ以上、彼女に無用の心労をかけるのは良くないと思っています。

あれからの彼女の人生はどうだったのでしょうか。

偶然にも現在、結婚していることは知りましたが、幸せな暮らしを送っているのでしょうか。

25年ぶりに手紙を書いたけど返事はまだない。

おそらく来ることはないでしょう。

近況を知りたいところですが、知ったところで安堵するか、後悔するかだけのことです。

知らないままの方がいいこともありますからね。でも、気になります。

返事のないのは幸せの証拠と信じましょう。

(2007.11.12 01:23:45)

さらば青春(10)-1 後書き

彼女のことを思い出すのは年に何回もある。

というより、頻繁に思い出している。(しつこいね。)

その度に口ずさむ歌がある。

僕の一方的な片思いなので、歌詞はそぐわないのですが、この歌が好きです。

「星影のワルツ」

別れることは つらいけど
 仕方がないんだ 君のため
  別れに星影の ワルツをうたおう
   冷たい心じゃないんだよ
    冷たい心じゃないんだよ
     今でも好きだ 死ぬ程に

一緒になれる 幸せを
 二人で夢みた ほほえんだ
  別れに星影の ワルツをうたおう
   あんなに愛した仲なのに
    あんなに愛した仲なのに
     涙がにじむ 夜の窓

さよならなんて どうしても
 いえないだろうな 泣くだろうな
  別れに星影の ワルツをうたおう
   遠くで祈ろう 倖せを
    遠くで祈ろう 倖せを
     今夜も星が 降るようだ

詩ではこれに尽きる カール・ブッセの「山の彼方(あなた)」

山のあなたの空遠く
幸(さいわい)住むと人のいふ。
ああ、われ人と尋(と)めゆきて、
涙さしぐみ、かへりきぬ。
山のあなたになほ遠く
幸(さいわい)住むと人のいふ。

この詩は初めて彼女の部屋で語り合った時に教えてもらった詩です。

文学少女の彼女の口から流れる言葉は僕を魅了したのでした。

そして、今は僕がこの詩を口ずさんでいます。遠い信州の山々を思い出しながら。

(2007.11.12 01:25:11)

さらば青春(10)-2 後書き


僕の脳裏にある歌は暗いものが多い。

かぐや姫 「22才の別れ」 「好きだった人」

ペドロ&カプリシャス 「5番街のマリー」

他にもあるが今は出てこない。とにかく暗いのです。

さだまさし、中島みゆき、チューリップ などなど
別れの歌やふられた内容の歌ばっかりですね。

美川憲一の「おんなの朝」も大好きですよ。
(古いなあ。まだ彼が男として歌っていたときのヒット曲です)

振り返ってみれば8年という歳月は長い。それも青春時代の多感な頃のことです。

若い頃の体験は脳裏の奥深くに滞留しています。

これからも幾たびか彼女のことを思い出すでしょう。

今回、ブログに過去の思い出を綴りましたが、こんなにも記憶が残っているとは我ながら驚いています。

忘れられない思い出を記述するにあたり、時系列に書いたのですが、

なにぶん自分の気持ちを感じたままに書いたものですから、表現がおかしかったり、

配置が不適切だったりしています。

長い文章を書き慣れていないというか、思いつくままに書き記していったものですから、

読みづらいところや、くどいところが多々あります。

長いお付き合いをありがとうございます。

 この後は壊れたブログをきちんとするために、一度削除して、もう一度登録し直そうかと思っています。

しばらくお別れします。みなさんお元気で。

(2007.11.12 01:26:26)




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