風化してはダメな初心の心



そんな初期のお話。


私が始めたのは10月か11月かまぁそんなくらいの時で、これが初MMOです。
以前はcgiのゲームをよくしていました。

始めたの名前は「うでわ」
今のビショップの名前です。
けど、最初に作ったのは「ネクロ」です。キャラデリ何回かしてます。
チャットは得意だけど、ルールとかぜんぜん分からないまま始めました。
ネクロ死臭全盛期にネクロで出現っぽいですが、
ネクロがファイナルファンタジーの黒魔術師に似ていたので選んだという私。
スキル振りもよくわからず、一人でコボルトや周辺のモンスターに戦いを挑んでいました。他にも無言PT要請とか一緒に狩りたいという気持ちだけでやっていました。
今思えば、迷惑行為かもしれませんね・・・

そんなある日、私は勇気を出して、一人の武道家さんに話しかけました。
その方は、非常に優しい方で耳のこと等、私の質問に丁寧に答えてくれました。今でもその方の名前は忘れません。

そして、時はたち、その方に教えてもらった「秘密」に挑戦しようかと思いました。事前に情報サイトも探して勉強しました。
そこは墓地秘密。耳もできるようになりました。
さっそく火力枠?で入れてもらえることになりました。
初めてですということを告げ、本当に私にとって冒険心をくすぐるダンジョンに入りました。

順調に死ぬことも無く最後尾をついていって、どうやら最後にシェードを倒すことになったみたいです。今はどんなやつか知ってますが、当時の私は何も分かりませんでした。
その時、鍵を担当されていた方が、丁寧に役割説明をしてくれていました。
私は何も分からなかったので、何をしていいのか聞いたのですが、
すでに戦闘が始まっていて、待っててという問いだけでした。
私はその忠告を聞いて扉の外で待機していました。

そして・・・
あと少しというところで私がとんでもないことをしてしまったのです。
扉があいたので、自分も攻撃に参加してしまったということです。
それによってPTは一気に崩壊。
私は何も分からず、しかし、大変なことをしてしまったと思い、逃げました。
なんとか、扉の外に避難できましたが、みんな死んで一人取り残されてしまいました。

不安になり皆に謝り、どうすればいいんですか?と質問もしました。

今ならなんてヤツだと思われる行動ですが、そのときのメンバーはとても優しく、私を責める方はいませんでした。ただ私に待ってろと。

皆が戻ってきて、どうすればいいの?と聞いたら、ゴールで待っていて欲しいと言われました、そして合図があれば話しかけてくれと。

今思えば、適切な指示だったと思います。
私はかなり不安でしたが、経験に長けたメンバーのおかげでその秘密をクリアーすることができました。

かなり初心者で迷惑かけたと思いますが、私にとってはいい思い出でした。

ありがとう。またあのメンバーで秘密に行きたいなと思いながら。
うでわは少しずつ成長していきます。




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