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2006年10月08日

重賞回顧（毎日王冠ほか）

テーマ：競馬～レース回顧・反省(1897)

カテゴリ：競馬レース回顧

■ 第57回毎日王冠回顧（予想）

1着：▲ダイワメジャー
2着：△ダンスインザムード
3着：◎ローエングリン
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13着：○アサクサデンエン

前後半バランスの取れた流れで、1.45.5の好タイム決着。上位2頭は、さすがに力のあるところを見せました。この2頭は、2kg差でいつも良い勝負していますが、大抵、ダイワメジャーがわずかに先着していますね。

実力馬アサクサデンエンは13着。天皇賞秋で4着と好走していますが、あの時は超スローだったことを考えると、まともな流れではマイルがぎりぎりなのかも、という印象です。

期待したローエングリンは、前半から押さえ切れない勢いで、脚を溜めきれないまま直線を迎えましたが、なんとか3着に食い込んでくれました。引き続き、ペースが速くなりそうなレースでの追い込み脚質に期待したいと思います。

3歳馬では、マルカシェンクが4着で最先着。手替わり、位置取り、上積み等考慮すると、天皇賞では楽しみな存在になりそうです。

■ 第41回京都大賞典回顧（予想）

1着：○スイープトウショウ
2着：▲ファストタテヤマ3着：◎トウショウナイト
－－－－－－－－－－－－－－－－－－

前半64.1にレースの上がり33.3と異常なスローペース。

勝ったスイープトウショウは、かかりどうしのまま内を進み、コースの利もありましたが、最速の上がりで完勝。叩き良化型、揉まれる競馬を嫌う、というあたりを軽く克服した形での勝利。今日のメンバーでは、それだけ能力差があったということでしょうか。

期待したトウショウナイトは、一気にペースアップする苦手な展開ながらも、最後もう一度伸びましたが、3着確保が精一杯でした。完調手前、1kg差のスイープトウショウに完敗となると、G1云々は厳しいでしょうが、この馬自身の調子は完全に取り戻しているようです。

ファストタテヤマは、前走に引き続き、7歳にして生涯最高の上がりを連発するという、とても魅惑的な馬ですが、まだまだ楽しませてくれそうです。

勝たなければならないインティライミにとっては、乗りにくい状況だったのかもしれませんが、レースの流れを作るべき1番人気馬の騎乗という意味では、あまりにも消極的だったような気がします。