前立腺がん ガン がん 癌 手術 放射線 再発 再再発 0
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聖寿寺館跡案内所に着きました。案内所のそばにある大きな看板です。聖寿寺館跡案内所に寄ります。ここで南部利康霊屋を見るための入場料を払います。室内には出土品などが展示されていますので、見学しました。聖寿寺館跡案内所を出て、近くにある南部利康霊屋(たまや)に着きました。今見えているのは霊屋を風雨や雪から守るための建物です。平泉の金色堂と同じ仕組みになっています。南部利康は南部利直の四男です。盛岡南部の初代藩主は、八戸などでは南部信直となっていることが多く、その結果、長男の利直は二代目になっていますが、盛岡に行った時には、利直が初代になっていました。盛岡の不来方に城を築き始めたのは信直ですが、完成を待たずに死去しました。盛岡に最初に住んだのは利直です。この霊屋に葬られている利康は利発で、父親の利直も大いに期待していたのですが、24歳の若さで、この世を去りました。死去の翌年(1632)、三戸郷中1か年の収納高を当てて、この霊屋を創建しました。中は撮影禁止ですので、パンフレットの写真を転載します。実物はこんなに光っていませんでした。利康死去の翌年の忌日に殉死した八木橋藤十郎の墓です。聖寿寺館跡です。名久井岳が見えます。こちら側は崖になっています。空堀の跡です。南部利康の父、利直の霊屋もありますが、非公開です。利直は最初はこちらに祀られていましたが、のちに盛岡に移したため、現在は建物だけが残っています。昼食は三戸道の駅に、仮に開業した「白山」の支店で、ガニ汁と海鮮丼のセットを食べました。蟹は沢蟹を使っています。出汁を取るために使っているようです。このあたりの名物になっています。後編に続きます。最終地、三戸町に着きます。
2024.05.09
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Merkmalの記事の転載です。コロナ禍前を上回る訪日外国人観光客の殺到で観光公害が深刻化するなか、「宿泊税」などの検討に入る地方自治体が相次いでいる。背景に厳しさを増す自治体の懐事情がうかがえる。たこ焼きをほおばりながら歩く若いカップル、グリコの看板前でポーズを取って記念撮影する家族連れ。4月末の土曜日、大阪市中央区の道頓堀かいわいは足の踏み場もない人出で埋め尽くされた。そのほとんどが欧米やアジア各地からやってきた訪日客だ。台湾から初めて来た女性(23歳)は「たこ焼きが大好き。やはり本場の味は違う」とにっこり。戎橋近くで営業するコンビニの店員は「このところ人出がすごいが、今日もびっくりするほどいる」と目を丸くしていた。京都市下京区の四条河原町では祇園方面へ向かうバス停で20人以上の市民が立ち尽くしていた。バスは次々に来るのだが、どれもほぼ満員状態。2、3人乗せては発車の繰り返しでなかなか乗車できない。なかにはバスをあきらめて歩き出す人も。千葉県浦安市から来た30代の夫婦は「街全体がディズニーランドみたいな人出。歩いたほうが早い」。日本政府観光局は3月の訪日客数推計値がコロナ禍前の2019年3月比で11.6%増の308万人に達したと発表した。単月で300万人を超えたのは初めて。1~3月期も856万人で、第1四半期として過去最高を記録している。その結果、人気観光地は訪日客であふれ、観光公害が深刻さを増している。自治体はごみ箱やトイレの整備、交通整理、観光案内などで大忙し。想定外の支出も次々に発生する。これらの予算を捻出するために、自治体が相次いで新たな財源の模索に動き出した。自治体が観光客から税金を徴収する方法としては、・宿泊に課税する「宿泊税」・温泉入浴に課税する「入湯税」・指定された地域に入ることに課税する「入山税」「入島税」などがある。これら法定外税は条例で定めたうえ、総務相の同意を得て導入される。宿泊税は東京都、大阪府、京都市、石川県金沢市など、入湯税は神戸市、大分県別府市、神奈川県箱根町など、入島税は広島県廿日市(はつかいち)市、沖縄県渡嘉敷(とかしき)村などが導入し、インフラ維持や環境保護などに充てている。入山税は山梨県が富士山を対象に夏から導入をに向け、徴収金額や方法の検討を急いでいる。真言宗の聖地・金剛峯寺(こんごうぶじ)があり、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を構成する和歌山県高野町は、入山税か宿泊税の徴収を検討している。2023年に高野山で宿泊した観光客は約22万人で、うち9万人余りが欧米中心の訪日客。日帰りも含めた観光客総数は町の人口約2600人を大きく上回る約140万人に上った。観光客受け入れに欠かせない上下水道の維持や警備員の配置に必要な経費は、それぞれ年間2000万~3000万円。高野町計画公室は「金剛峯寺とも協議し、高野山と文化財の価値を守るため、観光客に協力を求めたい」と説明した。宿泊税は北海道ニセコ町が11月、静岡県熱海市が2025年4月からの導入を決めたほか、広島県、宮城県、仙台市も検討を急いでいる。観光地を抱える自治体は導入ラッシュの状態だ。2018年から宿泊税を導入している京都市は、税額引き上げに向けて4月から有識者会議で議論を始めた。引き上げは2月に初当選した松井孝治市長の選挙公約で、有識者会議は今後、宿泊事業者にアンケート調査するなどして8月中に答申をまとめる方針。京都市税制課は「混雑対策には財源が必要。有識者会議でよく協議してほしい」と述べた。大阪府は訪日客に一定の負担を求める全国初の徴収金制度創設を検討中だ。有識者会議の初会合が24日に開かれ、本格的な議論に入ったが、2025年の大阪・関西万博開幕に合わせた導入に向け、徴収金額や方法の検討を急いでいる。自治体が法定外税の検討を急ぐ背景には、厳しさを増す財政事情がある。首都圏を除けば大半の自治体が急激な人口減少に入り、税収に影響している。バブル経済の約30年前、自前の税収が予算の3割しかない自治体が財源と権限を国に握られている現状を「3割自治」と呼んだが、いまや自主財源が1割前後の自治体も珍しくない。しかも、高齢化の進行で2023年度、国全体の社会保障給付費は134.3兆円まで膨れた。社会保障費は国だけでなく、自治体も負担している。国民健康保険だと都道府県が2割強、市町村が1割弱、介護なら都道府県、市町村とも3割弱を受け持つ。2025年には戦後のベビーブームで生まれた団塊の世代約800万人が全員、75歳以上の後期高齢者になる。社会保障費のさらなる増加が避けられず、自治体財政はますます困窮する見込み。観光地を抱える自治体が法定外税導入へ動くのはやむを得ない一面もある。ただ、法定外税の導入が観光公害の緩和につながるかといえば、それは期待しにくい。訪日客が殺到するのは日本旅行が「安上がり」だからだ。バブル崩壊後、日本人の所得が増えないなか、海外では賃金上昇が続いた。その結果、欧米との経済格差が広がり、アジア諸国に追いつかれたところへ円安が追い打ちをかけている。京都市東山区の五条坂で串に刺した宮崎牛や神戸牛の小さなステーキが1本2000円で販売されていた。日本人観光客が尻込みするなか、訪日客は「安い」と大喜び。日本が“格安の旅行地”である限り、訪日客ラッシュに終わりが見えない。自治体は当面、訪日客の増加を覚悟して財源を探すしかなさそうだ。
2024.05.09
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南部町にある「聖寿寺館」は、地方の豪族の集まりである南部の惣領だった三戸南部氏の居城でした。聖寿寺館が火事で焼けてのち、三戸の城山に移り、その後、秀吉の力を借りて九戸氏を攻め倒し、改修した福岡城(元の九戸城)に移りました。福岡城は地の北に偏っているからという理由で、不来方、今の盛岡市に移り、三戸南部氏は盛岡南部とも呼ばれるようになりました。聖寿寺館跡に行く前に、相内観音を訪れました。相内館跡です。神明宮です。そばには花見館跡もあります。諏訪神社です。腰掛石です。聖寿寺館に放火した赤石備中と、追いかけた下斗米昌家がここで闘い、勝敗がつかず互いに疲れ果て、腰を下ろして休んだと伝えられる二つの大きな石があります。聖寿寺館跡へ向かう登り坂です。館に着く手前の右側には、平良ヶ崎館跡があります。しだれ桜がきれいです。平良ヶ崎館跡です。建久3年(1192)、南部氏初代・光行の築城とされています。後にここを政庁とし、聖寿寺館を居城としたとされます。しかし、光行はここに来ていないとの説があります。八戸や五戸へ向かう道路の結節点にあり、交通の要所を押さえる所に立地された城館であることが、諸書に述べられています。中編に続きます。
2024.05.08
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楽待新聞の記事の転載です。戸建て住宅の販売不振が鮮明になっている。中でも「パワービルダー」と呼ばれる、低価格帯の戸建てを販売する会社の業績悪化が著しい。分譲戸建て住宅の販売棟数で「シェアナンバーワン」を掲げる飯田グループホールディングス(以下、飯田GHD)は4月8日、2024年3月期の業績見通しについて売上、営業利益、純利益いずれも下方修正を発表。注文住宅を主力とするタマホームが4月11日に発表した2024年5月期第3四半期決算も、大幅減益となった。新型コロナ下で一時的に活況を呈した戸建て市場に、いま何が起きているのか―。最前線で土地の仕入れや住宅販売を行う営業マンや、住宅事情に詳しい専門家らの証言から、戸建て市場の動向を読み解いていく。■値引き合戦で在庫処分飯田グループホールディングス(以下、飯田GHD)の業績不振については先日、楽待新聞で公開した「妄想する決算」さんによる決算資料の解説記事が人気を集めた。妄想する決算さんの解説によると、飯田GHDの決算資料で注目すべきポイントは以下の通りだ。-------------------------飯田GHD決算資料のポイント・2023年3月期の減益要因は、主力の戸建て分譲住宅事業で粗利率が悪化したこと。地価の上昇や資材価格の高騰が続いたことで原価が高騰したものの、十分な価格転嫁ができていなかった。・市況の悪化による販売不振で未契約在庫が増加。・2024年3月期3Q以降は、地方エリアを中心に分譲戸建て住宅の需要が冷え込む中、販売価格の調整によって完成在庫の早期販売を行った結果、粗利率が大幅に下落。通期の業績予想を大幅に下方修正することとなった。-------------------------飯田GHDの決算資料からは以上のようなことが読み取れるが、住宅販売の現場では何が起きているのだろうか―。不動産取引の実情に詳しい住宅・不動産ライターの高幡和也さんは、建売各社の最近の動向について次のように語る。「3月期決算に向けて、各社が物件価格を下げて販売したのは事実です。私が知っている中だと、元値が3000万円台半ばくらいだった建売住宅を最終的に2000万円を切って販売したという事例もありました」愛知県を中心に10年以上、建売住宅の販売を行ってきた「ouki」さんも「昨年秋ぐらいから今年3月ぐらいまでは、建売氷河期と言えるような状況が続いていました」と証言する。2~3月といえば例年、住み替え需要が高まり住宅の売れ行きもよくなる時期だが、そのような動きも鈍く、価格もコロナ前の水準まで下がったという。こうした現場の状況が決算の数字となって表れているのだろう。■プロの目を狂わせた「戸建バブル」では、なぜ建売市場はこれほどまでに冷え込んでしまったのか? oukiさんは、コロナ下で戸建てバブルが起きた反動だと分析する。コロナ下で巣ごもり需要が生まれ、郊外の建売戸建て人気が高まった。「今となってはあれはバブルでしたが、当時は業界全体がそのことに気づいていなかった。当時の異常なマーケットをベースに仕入れてはいけなかったのに、見通しが甘かったと言えます。『このまま市況がどんどん良くなっていくんだ』という幻想に囚われていたのかもしれません」(oukiさん)戸建てブームと時を同じくして、ウッドショックや原材料費の高騰、半導体不足などが重なり、建売住宅の価格も上昇を続けた。「それでも戸建てが売れていた時期が数年間あったというところが、プロの目も狂わせてしまったのでしょう。その時期に土地や材料を仕入れて建てた物件が結果的に供給過大となってしまい、今となっては各社を苦しめている状況なのは明らかです。この出血をどこで止められるかというところが、各社の課題になっているところです」(oukiさん)■建売は「先が見えない」ビジネス首都圏で建売戸建て用の土地仕入れや販売に携わるAさんも、市場の変化を感じている。不況の煽りなのか、郊外は買い手が少ないですね。東京23区外などの郊外で安く買えるから手を出してみようって土地を仕入れることもあるんですが、全然売れなかったなんてケースがやっぱりありますね」郊外の戸建てが売れなくなっている背景には、日本で人口減少が進んでいる影響があるとAさんは見ており、長期的な傾向として捉えるべきだという。「立川市より西側とか、埼玉だと大宮より北側とか、そういったエリアの不動産は長期的な視点でみると動かなくなっていくのではと思います。海外から移り住む外国人が増えたとしても、お金を持っている方が求めるのは『都心・いい立地・いい家』みたいな話になってくるでしょう。郊外に建てる必要がなくなってくるんじゃないかなって思ってますけどね」こう話すAさん。パワービルダーの業績悪化には、建売ビジネスのある特徴が関係していると語る。「戸建てを開発する会社は常に土地を仕入れるため、資金が必要になります。一方で、戸建ては土地を仕入れてから家を建てて資金を回収するまでに15~16カ月かかります。万が一売れないと、資金繰りが大変になるわけです。なので、多少の赤字だろうが薄利だろうが、売り上げを作るために利益度外視で在庫を売ることもあります」土地を仕入れるタイミングと商品として販売するタイミングが離れているだけに、不確定な将来の市況に左右される「先が見えないビジネス」だという。■3億円の「超高級建売」は売れる一方で、都心部では戸建ての「高級路線化」の動きもみられるそうだ。「首都圏に関しては、振り切って高価格帯の新築戸建てを商品化する会社が増えています。一例ですが、東京の大トロと言われる城南エリア(世田谷区など)では2億円、3億円という『超高級建売』が売れたという話も聞きます」(Aさん)高級住宅街で知られるエリアと言えども、かつては建売住宅の相場は1億5000万円程だったが、そうした業界内の常識を覆す事例も出ているというのだ。この理由についてAさんが説明する。「建築費の高騰などにより、原価を圧縮するにも限界があると思うんですよね。それならお金をかけて、富裕層に向けて利益を取りにいくっていう考え方にシフトしたんだと思います」建売不況の背景には社会の構造的な変化もあると、高幡さんは指摘する。「やっぱり少子化で1世帯当たりの子供の数が減っているということもあると思いますが、郊外の整備された分譲地の戸建てに以前ほどの人気はありません。例えば横浜あたりでも、駅から少し離れた分譲地より、多少狭くても駅近の物件にニーズが移っています。ライフスタイルや価値観の変化も相まって、郊外で広い庭が欲しいというニーズはあまり聞かなくなりましたね」今回取材した関係者らの証言からは、コロナ下を経て訪れた大きな潮目の変化に翻弄された業界の実情が浮かび上がった。賃貸経営においても、社会の中長期的な変化と短期的な変化の両方を注視しながら、一歩先を読んだ戦略をとっていくことが重要だ。 不動産投資の楽待
2024.05.08
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地元紙の記事の転載です。比叡山、高野山と並ぶ日本三大霊場の一つ、青森県むつ市の恐山が1日、半年ぶりに開山した。好天に恵まれた初日は、青森県内外から多くの参拝者が訪れ、荒涼とした岩場の間をゆっくりと散策。亡き人に思いをはせながら、地獄と極楽に例えられる独特な景観を楽しんだ。 恐山は約1200年前、天台宗の慈覚大師・円仁が開いたとされ、修験道場として栄えた。行楽日和となったこの日、駐車場には県外ナンバーの車やバイクが並んだ。参拝者は硫黄の匂いが立ちこめる境内を歩き、故人を思い手を合わせたり、ガスが吹き出る岩場などを写真に収めたりしていた。栃木県から友人と訪れた永井聡美さん(42)は「ずっと来たいと思っていた。不思議な雰囲気で、忘れられない場所になった」と話していた。霊場の開山は10月末までで、時間は午前6時~午後6時。7月20~24日は例大祭が行われる。
2024.05.07
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マネックスメールからの引用です。闇練昨晩、会社の社員数人と食事をしていたのですが、「闇練(やみれん)」が通じず、もしや方言だったの?!と驚きました。関西弁なのでしょうか?しかし検索しても、それらしい情報は出てきません。方言なのではなく、人によって言い方が違うだけのようで、一般的には「コソ練(こそれん)」の方が使われているようです。さて、昨日、「土日もアクティブな清明の学生時代や幼少期はどうだったのか」という問いに対し、「私は小さい頃から何かと運動はできたけど、実はいつも『闇練』していたんだよね。」という会話です。親の教育だったのか、「人の3倍やってようやく人並み」という意識があり、どんなことでも、練習して身に付けるタイプでした(今もですが)。たいしたものではないことでも、決めるととことん取り組んでいたことを覚えています。「ホッピング」(知らない人も多いですよね…)は、なぜか千回以上飛び続けることを目標に毎日ピョンピョン飛び続け、縄跳びの「二重飛び」も、200回以上続けるべく少し暗くなってから家の前で「闇練」をしていました。一輪車もローラースケートも、ハマるとずっとそれをやっていました。しかし、下手な姿を近所の人に見られるのが恥ずかしいという思いもあり、ローラースケートなどは人が来ると隠れていたので、「人の3倍」の練習はできず、あまり上手になりませんでした。それから、鉄棒も、「闇練」をしなかったので、苦手種目でした。「運動神経良いね、何でも器用にやるね」と言われることがしばしばありましたが、練習しないと全く上手にできない自分のことを誰よりもよく知っていたので、なんとも複雑な気持ちでした。そういった経験から、私は比較的努力を惜しまない人間だと思います。逆に言うと、努力しないと上手にできないことがわかっている人間です。また、努力はとても大切ですが、努力だけでは叶わないものがあるということも認識しています。ビジネスの世界においては、情報過多の中、本質的な課題解決に向けて、新たな発想や最先端の科学技術を用いたアプローチが求められます。想像力とリスクテイクがとても重要で、その上に、試行錯誤の積み重ねがあって、ようやく成功に近づくことができます。近年の私のスタイルは、苦手なこと・できないことをオープンにしつつ、サポートしてもらいながら頑張るというものなので、闇練でもコソ錬でもないのですが、これからも、量で埋められる部分は精一杯努力していきたいと思います。(「闇練」という言葉は、初めて聞きました。しかし、その意味するところは理解できます。隠れて、こっそり練習している意味とも取れます。人生が終ろうとするこの年齢になって、悲しいことですが、人間には才能の違いがあることを、同意せざるを得ません。これは頭だけでなく、運動でも同様です。才能のある人に接していると、当然、生まれながらの才能はあるのですが、それに加えて、努力するというか、反復して勉強する、あるいは練習することをいとわない、苦痛と思わない、更に言い換えると、これらを楽しむことが出来る人が多いことに気付かされます。天才とは、天才そのものではなく、努力を苦にしない人でもあることを知るのでした。)
2024.05.07
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地元紙の記事の転載です。八戸港と大畑港(むつ市)の2拠点体制で行われる、今季の青森県沖の商業捕鯨が27日に始まり、小型捕鯨船2隻が大畑港にミンククジラ2頭を水揚げした。初日から順調な出だしとなり、事業者は「水産都市の八戸を盛り上げたい」と今後の漁にも意欲を示した。青森県沖での操業は、6月末まで約ヶ月の見通しだ。この日始まったクジラ漁は、外房捕鯨(千葉県南房総市)の「第51純友丸」、太地町漁協(和歌山県)の「第7勝丸」の2隻が共同で実施した。先ずは大畑港を拠点に操業し、状況を見ながら八戸港に移る予定だ。外房捕鯨によると、水揚げした1頭目は、体調8.1m、重さ5.1tの雌。第7勝丸が捕獲した。2頭目は体長5.0m、重さ1.2tの雄で、第51純友丸が仕留めた。いずれも大畑港から北東へ24kmほどの津軽海峡で捕獲したという。2頭は大畑港へ水揚げされ、八戸市内の鯨体処理場にトラックで輸送された。関係者が清明への感謝を込めてお神酒をささげた後、それぞれの解体作業を行った。鯨肉は30日に八戸市の魚市場に上場される見込みだ。この船団は昨季、八戸、大畑両港にミンククジラ計2頭を水揚げした。今季は海況次第だが、50~60頭の水揚げが目標という。船団をまとめる外房捕鯨鮎川事務所のO所長は取材に「青森県沖での操業は昨季より1週間遅くなったが、初日に2頭を捕獲出来て感無量だ」と話し、「ここのクジラは脂乗りがいい。青森県の方々に、美味しくて鮮度の高いクジラを食べてもらいたい」と訴えた。
2024.05.06
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夕刊フジの記事の一部転載です。円相場は4月11日、34年ぶりに一時1ドル=153円台に突入した。ドル換算すれば、日本人の給与や資産が収縮していく急速な円安に、一部では危機感も高まっているが、政府や日銀に抜本的な策を打つ動きは今のところ見られない。一方で、歓喜の声をあげているのは訪日観光客だ。 筆者には、外国人を見かけると、すぐに話しかけてしまう悪い癖がある。3月初めには、ファミリーレストラン「サイゼリヤ」の都内の店舗でテーブルを囲むタイから来たという男女4人組に、店の感想について尋ねてみた。すると、「この店、タイよりも安い。ぜひバンコクにも出店してほしい」「なぜこの味でこんなに安くできるのか不思議」…と口々に語り、一様に価格の安さを強調した。彼らは1週間の日本滞在中に、サイゼリヤを利用するのは、この時が3回目だとも語った。 彼らは当初、シンガポールに旅行に行く予定だった。しかし、1週間の滞在となると、航空券代を合わせても日本への旅行の方が安くなることが分かり、行き先を変更したという。インフレが加速している国からの訪問者にとっては、日本はさらにお得感が強い滞在地であるようだ。4月頭、ニューヨークから観光に来ていた筆者の知人によると、「チップが不要なことを考えると、飲食店はニューヨークの3分の1くらい」だという。彼は、日本について「生活水準は高いのに物価が抑えられているすばらしい国」と褒めたたえた。少し前にニューヨークに出張した際、1つ約3000円の何の変哲もないハンバーガーを、清水の舞台から飛び降りるくらいの気持ちで注文した筆者としては、微妙な気分だった。彼は日本を気軽に旅行することができるが、日本人は、彼の国で物価の高さに震えるのだ。これを格差と言わずして何と言おうか。かつて、日本企業の多くは低廉な人件費を目当てに生産拠点などの海外移管を進めてきた。しかし、急速な円安により、アジア支社の現地採用社員と、日本の本社採用社員の経済的な立場が逆転する現象も起きているという。
2024.05.06
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史跡根城の「さくらWeek」では、普段は有料の本丸も、期間中は無料になります。史跡根城は博物館の奥にあり、手前が公園になっています。ここでは、しだれ桜を中心に植えています。正月の儀式です。鎧兜を付けているのが年男で、その向かいにいるのは八戸氏(根城南部)の当主です。その他は重要な親族です。藩主などが正月に食べる食事です。質素です。堀の跡の両側にも植えています。堀の本来の深さは9m位あったそうです。空堀です。左側は堀です。白いのはバラ科のユキヤナギです。黄色いのはモクセイ科のレンギョウです。史跡根城の出入り口には、八戸市博物館があります。これで今回の史跡根城のしだれ桜の紹介は終わりです。
2024.05.05
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Medical DOC の記事の一部転載です。原文は質疑応答形式ですが、長くなるので、手を加えました。食道は咽頭と胃をつなぐ管状の臓器で、口から食べたものを胃へ運ぶ役割をしています。この食道にがんが発症したものが食道がんです。食道がんは食道のどこにでも発症しますが、日本人の約半数の人は食道中央付近に発生しやすく、その次に食道下部に多くみられます。食道の内面を覆っている粘膜にがんは発生し、複数発症することもあります。食道は体の中心部に位置し、気管・心臓・肺・大動脈などの臓器に囲まれている大切な臓器です。食道がんが進行してしまうとほかの臓器に浸潤・転移するリスクが高くなります。食道がんが食道の壁の粘膜に留まっている状態を早期食道がん、粘膜下層で留まっているのが表在食道がん、それよりも深く進行しているものを進行食道がんと呼んでいます。 .代表的な症状は胸がしみるような感覚・喉がつかえるような感覚・体重減少・胸部痛・背部痛・嗄声などが挙げられます。この中でも初期に感じやすいのは胸がしみるような感覚で、食物を飲み込んだ時に胸がチクチクするような感覚がある人もいます。このような症状を感じた場合は食道がんの可能性があるので、早めに医療機関へ受診し内視鏡検査を受けてください。胸がしみるような感覚はがんがある程度進行すると感じなくなるので、体のサインを見逃さないようにしましょう。ほかの症状はある程度がんが大きくなると、自覚しやすい症状です。がんがある程度大きくなると食物の通りが悪くなってつかえる感覚があったり、その影響で食事量が減って体重減少が出たりします。体重が3ヶ月の間に5~6kg減ったら危険です。嗄声とはかすれ声のことをいいますが、食道のすぐ横に声を調節する神経があり、神経ががんで圧迫されることによって嗄声が出ます。嗄声を自覚し、耳鼻科へ受診しても腫瘍や病変がないため経過観察で終わってしまう場合が多いです。食道がんは初期の自覚症状がほぼなく、既に出ている症状も見落としがちなので、少しでも当てはまる症状があったら早めにCT検査や内視鏡検査を受けることで早期発見につながります。 食道がんを発症する原因は1つではありません。原因となる大きな要因は喫煙と大量の飲酒です。日本では食道がんの90%以上が扁平上皮がんですが、米国では腺癌が増加傾向にあり、日本でも今後増えることが予想されています。 この腺癌とは、胃の近くにある食道下部に発症するがんです。扁平上皮がんは特に喫煙と飲酒が相乗作用してリスクが高まるとの指摘があります。腺癌は胃液などが食道へ逆流する胃・食道逆流症や肥満が、発症のリスクを上げる原因となります。まず食道がんになりやすいのは女性よりも男性の方が大多数で、年齢は50~70歳が多く発症します。男性は胃・肺・大腸・前立腺・肝臓に次いで6番目に多く、女性と比べて発症率は5~6倍です。リスク要因で1番考えられるのは喫煙で、食道がん患者の60%はタバコが原因だと考えられています。そこに飲酒も加わると、さらにリスクが高くなるのです。またお酒を飲むと顔が赤くなる(フラッシャー)人は、食道がんのリスクが高くなることが知られています。その理由が、アルコールに含まれているアセトアルデヒドです。このアセトアルデヒドは二日酔いや顔が赤くなる原因物質ですが、体内に長時間滞在すればするほど食道がんの発症リスクが高くなります。ほかにも熱い物を飲食する習慣がある人や、肥満などがリスク要因として挙げられます。50歳以上のタバコと飲酒が好きな人は、発症リスクが高めなので要注意です。食道がんの初期症状として、塩分の高い食べ物・酸味が強い食べ物・熱い物を食べた時にしみるなどの症状があります。また食道の内径は2mmと狭いので、がんが進行するとつかえる感覚も出てきます。食道の周径の半分以上にまでがんが大きくなると、力を入れても食べ物が飲み込めなくなり、早めの治療が必要です。 また食道の近くには声を調節する神経が走っていますが、がんに圧迫されることによって嗄声(かすれ声)が出ることもあります。嗄声の症状で耳鼻科へ受診しても、咽頭喉頭に異常はなく見逃されてしまう可能性があります。食道がんは初期症状の自覚がないことがほとんどなので、わずかなサインも見逃さないようにしましょう。 食道は心臓・肺・気管・大動脈など、大切な臓器に囲まれています。食道がんが進行するとより深く外側に大きく広がり、気管や大動脈など周囲の臓器に広がっていきます。これが浸潤です。また食道の壁内にある血管やリンパ管にがんが侵入すると、血液やリンパの流れに乗って、リンパ節・肺・肝臓などの臓器にがんが移ってしまいます。これは転移といいます。このようにがんの発見や治療が遅れてしまうと周囲やほかの臓器にも影響が出て、治療がさらに困難になっていくので、早期発見と早期治療がとても重要です。食道がんは早期発見・早期治療ができれば比較的予後は良好です。粘膜に留まっているがんであれば内視鏡下で切除できない場合でも、手術をすれば5年生存率は約78.8%です。粘膜下層まで広がっていた場合も、リンパ節転移しなければ手術で完治が期待できます。ステージ4まで進行した場合の5年生存率は、約9.2%程度しかありません。食道がんを発症した人は、約23%の確率でほかの臓器にもがんができる可能性があるため、治療後も定期的に検査を受けることが大切です。ほかの臓器にできる割合は、頭頸部がん・胃がん・大腸がんの順番となっており、検査はCT検査だけでなく内視鏡検査も受ける必要があるでしょう。食道がんの検査は、治療方針を決めるためにがんの進行度・周辺臓器への広がり・リンパ節・肺・肝臓などへの転移の有無を調べる必要があります。そのため上部消化管内視鏡検査だけでなく、造影検査・超音波検査・病理検査・CT・MRI・PET検査・血液検査など様々な検査を行います。確定診断で行われる検査は、主に上部消化管内視鏡検査と病理検査です。治療方法はがんの進行度や体の状態を含めて検討・決定します。検査で粘膜にとどまると判断して内視鏡治療を行っても、病理組織検査で粘膜より深く浸潤している場合には、手術や化学放射線療法などの追加治療が行われることがあります。 ステージII期、III期に対する治療は、治療前に手術に耐えうるかの全身状態を調べて、手術可能と判断した場合は術前に化学療法を行って手術を行うのが一般的です。手術を先行した場合は、切除標本の病理組織検査で、リンパ節転移の有無などを調べて、転移陽性の場合は術後化学療法を施行します。ステージIV期食道がんでは病変が局所にとどまるIVa期では化学放射線療法が、またIVb期ではがんが局所をこえて進行している状態であり、化学療法が一般的です。しかし、患者さんのパフォーマンスステータス(PS)が不良な場合は緩和的対症療法が主体となります。食道がんで手術を行った場合、食事の通り道が変わるため食事量が減り、体重も減少していきます。また胃液の逆流による逆流性食道炎や、飲食物が早く小腸に吸収されるダンピング症候群も引き起こしやすくなります。ダンピング症候群とは食道や胃の手術の影響で食べ物の通り道が変わったことで、食べ物が直接腸に流れ込むことでめまい・動悸・頭痛など不快な症状が出る病気です。 逆流性食道炎やダンピング症候群への対策は、1回の食事量を少なくし食事回数を増やすことや、30分以上時間をかけてゆっくり食べるようにし、食後は上体を上げた状態で休むなどの工夫が必要です。ほかに胸焼けや食後の腹痛・つかえ感が続く時は医師へ相談し、対応してもらいましょう。まず放射線治療では照射部位の胸焼けやつかえ感を感じやすく、皮膚の乾燥や日焼けに似た症状も現れる場合があります。これらの症状は治療開始してから2~4週間ほどで改善しますが、症状が酷い場合は治療を中断することもあります。また、治療が終わった後も放射線によって肺炎・心内膜炎・胸水貯留など周辺の臓器に影響して症状が出ることもあり、治療後も継続して医師の観察が必要です。ほかにも化学療法の副作用で、髪が抜けやすくなる・口内炎・貧血・嘔気・易感染といった症状が出ることもありますが個人差があります。副作用が強く出る場合は我慢せず、医師へ相談しましょう。 食道がんが再発する確率は40~60%で、米国では50%以上です。再発する場所は、リンパ節・局所が20~70%・肺・肝臓・脳など遠隔臓器への転移が10~50%と比較的高い確率となっています。食道がんの根治切除後に再発した場合、生存率は極めて低く再発と診断を受けてから平均5~10ヶ月しか生存期間がありません。食道がんの再発は、80~90%程度の確率で初回の治療から2年以内に発見されることが多いので、この期間は特に再発に注意し経過観察していく必要があります。そのため治療が1度終わって安心するのではなく、治療後も気になる症状があったら早めに医師へ相談しましょう。 近年禁煙する人が増えつつありますが、その中でもまだ喫煙を続けている人もいるでしょう。タバコと大量の飲酒は、食道がんの発症リスクを高める大きな要因になります。長生きするためにも禁煙や飲酒を控えるなど、健康管理を意識すると食道がんになるリスクを減らせます。ほかにも緑黄色野菜や果物の摂取は食道がんの予防になるという指摘もあるので、栄養バランスのいい食事を心がけてください。また食道がんは早期発見・早期診断がその後の人生を大きく左右するので、少しでも気になる症状があったら早めに医療機関へ受診しましょう。自覚症状がほとんどないので、定期的に内視鏡検査を受けると発見しやすくなります。
2024.05.05
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イオンおいらせ下田店が改装中で、一部が開店したというので、その模様を見るために出かけました。毎月20日と30日は、本八戸駅からの送迎バスが、イオンかワオンのカードを運転手さんに見せれば無料になります。普段は500円かかります。しかもこれらの日は、「感謝日」ということで購入価格が5%引きになりますのでお得です。行きのバスは空席もありましたが、帰りは混んでいました。初めて席に座れませんでした。30分は長かったです。加速したりブレーキを踏むたびに体に負担がかかりました。まぁ運動だと頭を切り替え、割り切りました。雨模様だったせいか、人出は少なかったです。車で来る人がほとんどでしょうが、駐車場が広いため、駐車してからが大変です。傘がなければ、雨に濡れてしまいます。12時40分頃でしたが、1階のレストラン街では、通路に置かれている順番待ちの椅子には、どの店も10人位が座っていて、混んでいました。未だ改装していない店も多いようで、今までとの違いは感じませんでした。ただ、仙台の牛タンの店「利久」が8月に出店するという掲示があったのが目新しかったです。利久は盛岡の駅ビルにはありますが、青森県では初めての出店だと書いてありました。昼食はサイゼリアで食べました。順番待ちをして、食事が出て来て、食べ終わるまでに1時間以上かかりました。右隣は紅虎餃子房ですが、こちらも店外に10人位は並んでいました。サイゼリアは店内にも順番待ちの人のための椅子が用意してあります。ボタンを押して、順番待ちのカードを器械から採ります。その次に、器械のそばに置いてある紙に、同じく置いてある写真付きのお品書きを見ながら、注文の品を番号で書き込みます。順番の番号を呼ばれて、席に案内されると、お姉ちゃんが注文を書いた紙を見ながら、タブレットの打ち込みます。間違いを指摘されました。「この番号に該当するものはありません」というのです。「ミラノ風ドリアのつもりですが・・・」「それでは1番ですね」と念を押されました。商品の番号ではなく、税抜きの値段を書いていました。注意が散漫になっているのを自覚しました。注文商品配送のロボットが現れました。初めて見ます。左側にいるお兄ちゃんの右側にいます。お兄ちゃんが料理を取り終わったところです。私のところにも来ました。ちゃんと挨拶します。各業界で人手不足が深刻化しています。そこでロボットの登場です。会計も、スシローのように無人化する動きが出ています。3品を食べました。サイゼリアの料理は、小食の人にはぴったりですが、私のような大食漢には物足りません。2品食べると、ちょうど満腹で、3品食べると、ちょっと食べすぎたかな・・・、という感じです。一番人気のミラノ風ドリアです。税込で300円です。ハンバーグです。何種類かありますが、1番安いものを頼みました。税込400円です。炭水化物だけではまずいと思ったので注文しました。年寄りのフレイル予防に、タンパク質摂取が叫ばれています。ペペロンチーノです。税込300円です。ニンニクがよく効いていて、美味しかったです。調べてみると、イタリア語の正式名はアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノです。アーリオはニンニク、オーリオはオリーブ油、ペペロンチーノは唐辛子だそうです。充分食欲を満足した後で、散歩して、2階にある食堂街に入りました。ここは変わっているのでしょうか・・・?ここにある店に変化はありませんでした。ペッパーランチ、リンガーハット、牛角、はなまるなどは健在でした。ペッパーランチには行列が出来ていることが多いです。三沢の米軍関係者もよく見かけます。その後、無印良品を見物しました。ここのレトルトカレーは種類も多く、美味しいのですが、今回はレトルトスープが大量に陳列してありました。美味しそうです。帰りのバスは混んでいて、席が取れず立ちました。
2024.05.04
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マネーポストの記事の転載です。総務省の労働力調査によれば、2023年の就業希望者(就業を希望しているが、求職活動をしていない15歳以上の人)は233万人である。仕事を探している完全失業者178万人と合計すると411万人となる。これに対し2003年は就業希望者が530万人、完全失業者が350万人の合計は880万人だったので、20年間で半減したことになる。女性や高齢者の就業で就業者不足を補うというこれまでの手法が限界に近づきつつあるというのに、政府は子育て支援策の強化や、働く高齢者の年金が減額とならないよう「在職老齢年金」の見直しといった相変わらずの政策を続けようとしている。女性や高齢者のさらなる労働参加を推進したいということだろうが、増加余地の縮小が続くことを考えれば効果は限定的だろう。企業の取り組みも変わらない。人手不足というとすぐに「賃上げ」という発想になるが、就業者の総数が減るのだから、人材の争奪戦では問題の根本解決にはつながらない。 就業者数をめぐっては、さらに悪い要素がある。近年の出生数減少スピードの速さだ。5%を超す大幅下落が目に付くようになった。総務省の人口推計(2023年10月1日現在)で20~24歳の日本人人口と、20年後にこの年齢に達する0~4歳の日本人人口を比較すると、後者が30.5%も少ない。「増加余地」の掘り起こしどころか、新卒者が想定以上に減るのである。今後の日本では大企業や人気職種においても、欲しい人材を安定的に採用できない状況が広がるものと見られる。もはや就業者の減少を前提として考えなければならないということだが、われわれにはどのような手立てが残されているのだろうか。現在、政府や経済界が取り組みを急いでいるのが、外国人人材の受け入れ拡大である。厚生労働省によれば、2023年10月末時点の外国人労働者は204万9000人だ。2013年の71万8000人と比べて2.85倍増となった。政府は、中長期滞在が可能な在留資格「特定技能」について、2024年度からの5年間の受け入れ枠を従来の2.4倍にあたる82万人へと一気に拡大させた。就業できる対象職種も広げる。 JILPTは2040年の外国人労働力人口について、「ゼロ成長・労働参加現状シナリオ」では414万人、「成長実現・労働参加進展シナリオ」では453万人を見込んでいる。 だが、人口が大きく減っているわけではない諸外国とは異なり、日本において外国人労働者の受け入れはかなりの副作用を伴う。労働者として期待する外国人の中心年齢層は20~30代だ。この年齢層の日本人は激減していくため、大規模に受け入れるほど日本人の占める割合は低下することになる。こうした点に配慮せず、目先の人手不足ばかりにとらわれて受け入れ拡大を続ければ、やがて日本は「若い年齢層は外国人中心、年配者層は日本人中心」という極めていびつな社会となりかねない。社人研は2060年代後半に総人口の1割を外国人が占めると推計しているので、これを基に計算すると、2040年代半ばには20~30代の15%弱が外国人となる。2070年には2割弱だ。すでに多くの国が移民や外国人労働者の大規模受け入れによるトラブルや社会の分断に悩んでいる。国民の理解を得ずに受け入れ拡大を急げば、日本も混乱を来すこととなるだろう。 来日する外国人人材が、日本企業が求める水準を満たす保証はない。今後の日本は高齢化が激しく進む。課題が山積する日本社会が外国人労働者の目にどう映るのかも考える必要があろう。外国人によって日本人就業者の減少を補充する政策は、現時点で考えるほど簡単なことではない。これも限界がある。外国人人材の受け入れを否定するものではないが、同時に別の政策を進めなければならないということだ。むしろ現実的であり、急ぐべきは労働生産性の向上だ。就業者1人1人が現状より能力を向上させることで、就業者数の減りをカバーするだけでなく、より経済成長しやすい環境をつくり上げるのである。労働生産性を向上させるには、就業者個々に対する知識教育や職能訓練が必要となる。並行して取り組むべきは全体の仕事量の削減だ。デジタル化による省力化や業務の無駄の削減の徹底が求められる。だが、これらだけでは不十分だ。全体の仕事量の削減には、事業の統廃合や企業の再編も含まれる。非効率な分野からの撤退が必要となる。業務量を減らすことで、就業者が減っても人材に余裕を持たせることができる。こうして生み出した人材を成長分野へと投入するのである。これができなければ、人口減少社会において経済成長の実現は難しくなる。就業者数の減少は、最終的には社会の作り替えを迫ることとなる。働き手の総数が減っていく以上、すべてを現状通り維持することはできないためだ。企業の生産性向上はもとより、地域ごとの集住やコンパクトな都市形成といったことまで求められるようになるだろう。甘い推計に安堵して現実逃避したり、つじつま合わせのような政策を繰り返したりしていても出口は見つからない。就業者不足で社会機能が停滞する事態に陥る前に、真の対策を推進することである。
2024.05.04
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新井田公園は、八戸の桜の名所の1つです。私が住んでいる地区の新井田川をはさんだ対岸にあります。川沿いにも植えられていますので、土手を散歩すると、花見は出来ますが、真下から見る桜は格別ですので、自転車で出掛けました。健康な人なら徒歩での往復でも、いい運動になるぐらいの距離ですが、こちらは腰が悪いので、無理をせず、自転車の力を借りました。新井田公園の桜はソメイヨシノが中心ですが、しだれ桜や八重桜もあります。今回は染井吉野が中心です。天気が良かったので、桜の色は映えていました。川沿いに咲いている様子です。対岸から見ています。色が濃いのはしだれ桜です。下の写真は新井田側から見た川沿いです。左側に新井田川が見えます。芝生の中にも植えてあります。桜のトンネルではなく、桜の天井です。新井田公園には広場があります。そこから眺めています。帰る途中で見かけたしだれ桜です。天候に恵まれ、いい花見になりました。八戸の桜もまんざらでもないです。泰(ひろ)さんが八戸公園の桜をブログで述べています。写真付きです。ブログをご覧になるには「こちら」を押してください。
2024.05.03
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時事通信の記事の転載です。東京医科大学特任教授・濱田篤郎さんが書いています。昨年から世界各地で蚊に媒介される感染症の流行が報告されています。オーストラリアでは北部のクイーンズランド州でロスリバー熱が流行し、南米のアルゼンチンでは西部ウマ脳炎の患者が増加中です。タイではジカ熱の報告数が増えています。こうした蚊媒介感染症の中でも、流行地域が広く患者数も多いのがデング熱で、昨年からアジアや中南米で大流行が起きています。マレーシア、シンガポール、タイなどでは、今年になり昨年を大きく上回る患者数が報告されており、ブラジルでも今年は3月末までに200万人の患者が発生しました。 蚊媒介感染症が世界的に増加している原因としては、第一に新型コロナウイルスの流行で各国の保健医療担当者が多忙になり、蚊の駆除対策が停滞したことが挙げられます。第二に、最近の気候変動による高温・多雨の影響で、蚊の生息数が増えたためと考えられています。デング熱はヤブ蚊に媒介されるウイルス疾患で、発熱や発疹が見られます。発病した人の約5%がショックや出血を起こし重症化しますが、死亡するケースは少ないとされています。日本には土着していませんが、10年ごろから毎年200~300人の輸入患者が報告されており、19年はその数が461人に達しました。感染した国は東南アジアが大多数を占めています。デング熱を媒介するヤブ蚊は、東南アジアの都市部やリゾートに多く、そこを訪れる日本からの渡航者が感染するのです。こうしたデング熱の輸入例は、20年以降、新型コロナ流行による国際人流の停止により激減しました。しかし、この人流が再開した23年は175人に増加しており、24年は3月末までに39人で、23年同期(15人)の2倍近くになっています。コロナ禍後の人流再開で、日本から流行地域への渡航者数が再増加しただけでなく、流行地域からの訪日外国人も増加しています。これに加えて、デング熱の世界的な流行状況はコロナ禍前に比べて拡大しており、今後、日本へのデング熱輸入例の増加は避けられない状況と言えるでしょう。日本へのデング熱輸入例が増えてくると、国内流行の発生が懸念されます。14年夏には、東京都の代々木公園などで100人を超えるデング熱の患者が発生しました。19年にも、東京都の高校生が修学旅行で訪れた関西で感染したとされるデング熱事例が報告されています。日本にもデング熱を媒介するヤブ蚊の一種であるヒトスジシマカが、本州以南に生息しています。このため、国内のヤブ蚊が輸入患者を吸血すると、体内でウイルスが増え、その蚊が次の人を吸血したときにウイルスを注入し、感染させる可能性があるのです。今後、ヤブ蚊が増える5月以降、国内流行が再燃するリスクは高くなっていくでしょう。こうした国内流行を防ぐためには、国内での蚊の駆除がまずは必要です。さらに、アジアなどの流行地域に滞在する渡航者は、現地で媒介する蚊に刺されない注意をすることも大切です。デング熱を媒介するヤブ蚊は昼間吸血します。蚊は夜に吸血すると思っている人も多いようですが、ヤブ蚊が吸血するのは昼間です。この時間帯、流行地域で蚊の多い場所に立ち入るときは、昆虫忌避剤を皮膚に塗るなどして、蚊に刺されない対策を取ってください。ゴルフ場や水たまりのある公園などは要注意です。また、流行地域から帰国後に発熱や発疹が見られたら、早めに感染症科のある医療機関を受診するようにしましょう。デング熱の早期発見は、ご自身の健康のためだけでなく、国内流行を防ぐためにも大切なのです。私たちは18年から19年に、東京の浅草で東南アジアから来日した旅行者(約150人)を対象に、デング熱予防に関するアンケート調査を行いました。ほとんどの旅行者はデング熱という病気を知っており、約9割が「母国では蚊の対策をしている」と回答しました。しかし、「日本に滞在中も蚊に刺されない対策をしているか?」という質問には、「対策をしている」との回答が約3割と大変低くなりました。流行地域からの旅行者の中には、日本旅行中にデング熱を発病する人もいます。こうした旅行者は、発熱があっても観光を続けるケースが少なくありません。このときに日本のヤブ蚊に刺されると、その蚊を介して国内流行の起こる可能性が生じます。このような事態を避けるため、私たちは訪日外国人を対象に、日本国内でも蚊に刺されない注意をしてもらうことや、発熱時は医療機関を受診してもらうように情報提供しています。最近、フランスのサノフィ社や日本の武田薬品がデング熱ワクチンを開発し、海外で販売を行っています。遺伝子組み換えワクチンであるため、日本での承認はまだ先になりますが、日本の駐在員などが海外で接種を受けるケースも最近は増えています。また、ブラジルでは、現在の流行を収束させるため、武田製のデング熱ワクチンの集団接種を今年から始めています。こうしたワクチン接種でデング熱の世界的な流行が抑えられれば、日本への輸入例も減り、国内流行への懸念は払拭(ふっしょく)されていくでしょう。しかし、それには時間がかかるため、まずは蚊の駆除や、蚊に刺されない対策を進めていくことが必要なのです。以上、今年の夏は国内でデング熱流行が再燃する可能性があることを解説しました。デング熱には、発熱とともに発疹を起こすという特徴的な症状があります。流行地域から帰国後の人はもちろんのこと、海外に渡航していない人も、こうした症状が見られたら医療機関を受診し、デング熱に感染していないか診察を受けてください。医療機関側にも、デング熱の国内流行を想定した診療の提供をお願いいたします。
2024.05.03
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●ABA青森朝日放送の記事の転載です。22日朝、八戸駅東口の駅舎のコインロッカーから不審物が発見されました。現場は一時騒然としましたが、爆発物ではないことが確認されました。「JR八戸駅です。不審物は、こちらのエスカレーターを降りた、2階部分のロッカーで見つかったようです」警察などによりますと、22日午前8時半ごろ、JR八戸駅東口の駅舎の2階にあるコインロッカーから、JRの関係職員が不審物を発見し、警察に通報しました。不審物は、大きさの四方が50センチから60センチの箱型で、中身の見えない黒色のビニール袋に包まれていました。ロッカーに鍵は掛かっていませんでした。 駅の利用者が東側に行くには、駅西口から車や徒歩で迂回することを余儀なくされ、現場は一時、混乱が生じました。【利用客】 「何か、あったのですか?どうしようと思って。何かあったのですか?」 (Q.何か不審物が見つかったみたいで)「え?え?」【利用客】 「きょうはこれから、あそこからバスに乗って、八食センターに行く予定なんですけど。」 「いや~ビックリですね」 「怖いね、今、日本はね」警察は、不審物の撤去に向けて、鑑識や機動隊の爆発物処理班などを現場に向かわせました。八戸駅東口周辺は、規制線が敷かれ通行止めとなっていましたが、爆発物ではないことが確認され、午後4時前に解除されました。列車の運行は平常通り行われています。●ATV青森テレビの記事の転載です。22日午前、青森県のJR八戸駅でコインロッカーの中から不審物が見つかりました。警察が対応にあたっていて、けが人などはいませんが、駅やその周辺では、一時、通行が規制されました。今野七海記者 「八戸駅東口です。けさコインロッカーから不審物が発見されたということで規制線が張られ、東口は閉鎖されています」22日午前8時半ごろ、八戸市尻内町のJR八戸駅東口の一角に設置されているコインロッカーの中に不審物があるのを清掃中の職員が見つけたと警察に通報がありました。 警察によりますと見つかった不審物は、50cm四方ほどの箱状のもので、異臭はなく、黒いビニール袋に包まれていたということです。駅を利用する人は 「最初は階段が使えていたけれども使えなくなって、何かあったかなと」 「同僚を八戸駅に迎えに来ました。何があったのか不安ですね」 警察によりますと、発見された不審物はその後撤去され、22日午後3時40分に通行規制も解除されたということです。在来線や新幹線は通常どおり運行しています。 警察が不審物の中身について確認を進めるとともに、持ち込まれた状況などを調べています。
2024.05.02
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現代ビジネスの記事の一部転載です。最新の将来推計人口では、50年後の2070年には総人口が約8700万人、100年後の2120年には5000万人を割るという。ただ、多くの人が「人口減少日本で何が起こるのか」を本当の意味では理解していない。そして、どう変わればいいのか、明確な答えを持っていない。ベストセラー『未来の年表 業界大変化』は、製造・金融・自動車・物流・医療などの各業界で起きることを可視化し、人口減少を克服するための方策を明確に示した1冊だ。 新築住宅に関しては晩婚化が押し下げ要因になりそうである。住宅はローンを組んで購入する人が大半だ。月々の返済額を考慮すれば若いほうがローンを組みやすい。ところが、住宅取得年齢が晩婚化で40代半ば以降となれば、月々の返済額が大きくなるので取得する物件の価格の方を抑え込みたいという人の割合が相対的に増える。新設住宅よりもリーズナブルな中古住宅へと目が向く人が増えることとなるだろう。 実は、これまでも新築住宅の着工戸数は多少の変遷を重ねながら減少カーブを描いてきていた。30代前半の減少に晩婚化の影響が加わって、今後は新築住宅の取得者はさらに下落の道をたどることになるだろう。 野村総合研究所の推計(2022年)は、新設住宅の着工戸数は2021年度の87万戸から、2030年度は70万戸、2040年度には49万戸へと減少していくと見込んでいる。 2030年度の利用関係別の推計は、持ち家(自分が居住する目的で建築する物件)25万戸、分譲住宅(建て売りまたは分譲目的で建築する物件)17万戸、給与住宅を含む貸家(賃貸する目的で建築する物件)28万戸だ。新築といっても、自宅として建てる人は案外少ない印象である。一方、野村総研は、中古住宅の流通量も予測しているが、2018年の16万戸から、2030年に19万戸、2040年には20万戸へとゆるやかだが増加するとの予測だ。ただし、晩婚化で増加すると言っても「横ばい」と言っていいほどの増加率である。新築住宅の着工戸数の目減り分を補うほどの規模とはならないのは、住宅を購入し始める30代~40代の減り方が大きいためである。新築か中古かの区別とは関係なく、住宅取得の総数が全体的に減っていく。今後、新築物件を減らす要因は、既存の中古住宅市場における取引の活性化だけではない。新たな要因となりそうなのが空き家の再生である。政府は活用を進めていく方針だ。国交省の資料によれば、簡易な手入れによって活用可能で、しかも最寄り駅から1キロメートル以内という空き家は全国に約50万戸(一戸建て約18万戸、共同住宅等が約32万戸)ある。 最寄り駅から1キロメートル以内の好立地だが腐朽破損しているものが約46万戸、耐震性不足の物件が約56万戸ある。これら約102万戸を合わせた約152万戸について、政府は改修や建て替えなどを施して「住宅」として蘇らせることを想定している。ますます新築物件の建築数を押し下げることになろう。新築需要が少なくなれば不動産の資産価値そのものが下落する可能性も出てくる。住宅取得年齢層の縮小に加えて、「空き家」の再生が本格化してくると、新築物件を主力としてきた住宅メーカーや不動産会社は収益モデルの見直しを迫られる。中古販売をこれまで以上に強化しなくてはならなくなるだろう。他方、中古住宅市場の活性化は、リフォームの市場規模の拡大につながる。野村総研はエアコンや家具、インテリア商品の購入費などを含めたリフォーム市場は年間7兆~8兆円台で推移すると見積もっている。人口減少は、住宅メーカーや家具メーカー、不動産会社など「住まい」に関係する各産業の役割を大きく変えていく。
2024.05.02
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2時間の間、公園の中をあちこちとうろついたせいで、方角が分からなってしまいました。案内所のような、テントを張った所があったので、そこで「ねぷた村」の方角を聞きました。全国的には青森市の「ねぶた」が有名ですが、弘前にも「ねぷた」があります。濁らないのが弘前の祭りです。ここはボランティアガイドのテントでした。ちょうど、案内が終って、帰宅するところだというおばさんに、途中まで連れて行ってもらうことになりました。弘前桜七景というのがあり、その一つに「ハートの桜」というのがあるのだそうです。テントの近くです。見ていないというと、連れて行ってくれました。なるほど、人だかりがしています。写真を撮ったのですが、行方不明になりましたので、地図に載っている小さな写真を拡大して掲載します。さくらに囲まれた間に見える空がハート型なのでした。弘前公園のボランティアガイドは100人ぐらいいるそうですが、実働しているのは1日50人ぐらいだそうです。夜はライトアップしますが、とても幻想的だと言います。広いし、暗いし、酒は入るしで、治安が悪いのではないかと心配して質問すると、見回る人も多いので、問題はないとのことでした。弘前公園は曇りで、この時期に合わせた服装だと、寒く感じる気温でした。桜は満開でしたが、天候のせいで白っぽく見えたのが残念でした。ボランティアガイドのおばさんの話ですと、天気が良ければ、花がピンクに見えるとのことでした。弘前の桜は花弁の数が多いので、より映えるのだそうです。七輪咲きもあるそうです。丁寧に公園内を回ると2時間はかかるそうです。天守閣など数カ所、有料の所もあります。天守閣区域に入ると、岩木山がきれいに見える場所があるのですが、山頂には雲がかかっています。この日は、岩木山の全貌を見ることが出来ないし、天守閣の足元の石垣は工事中で、幕が張ってありますので、有料の天守閣地域には入りませんでした。1~2年前、鶴田町の鶴の舞橋を見物した時にも、弘前城に来ています。寒い時期でしたが、この時はなぜか、天守閣地域も無料でした。そしてちゃんと岩木山を見ることが出来ました。●東奥日報の記事の転載です。弘前さくらまつりが行われている青森県弘前市の弘前公園では17日、西堀の西岸と外堀全体でソメイヨシノが満開となった。朝から小雨が降っていたが、昼ごろには晴れ間ものぞき、多くのツアー客や観光客が雨粒にぬれてきらめく花の様子を写真に収めるなどして楽しんだ。(弘前城の桜は、城内よりも外堀が先に咲きます)下の写真は看板を写したのですが、斜めになっていて、焦点もあっていません。そのために、書き移しました。「一般的に、桜は一つの花芽から咲く花の数が3~4つですが、弘前公園の桜は、花が4~5つにもなります。まれに、7つの花が咲くものもあります。」だから、弘前の桜は豪華なんですね。これまでは、花そのものが大きいのだと誤解していました。帰りのバスで、八戸市根城にある「こっぺ田島」の前を通りました。前回は駐車場が満杯で、車整理二人の一人が「満車」という札を高く掲げていました。今回、車を整理している人は一人になっていました。駐車場にも空きがありました。しかし店の外に10人位、入口を入った所にも10人以上が密集していて、相変わらず混んでいました。
2024.05.01
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毎日新聞の記事の転載です。アラブ首長国連邦(UAE)で16日、記録的な大雨が降り、最大都市ドバイでは幹線道路が冠水したほか、航空便や市内の公共交通機関の運行に乱れが生じた。米ABCニュースなどによると、ドバイでは24時間で平年の年間降水量の2倍以上に相当する雨が降り、地元気象当局は「過去75年で最大の降水量が観測された」としている。UAEは国土の大部分が砂漠で、1年間の降水量は100ミリ程度とされる。報道によると、16日夜までの24時間でドバイでは約160ミリ、東部アル・アインでは250ミリを超える降雨を記録した。ドバイの国際空港は16日、一部の便の着陸を中止。ドバイを拠点とするエミレーツ航空は17日深夜まで乗客の搭乗手続きを取りやめることを決めた。UAE北部では70代の男性が鉄砲水に巻き込まれて死亡したほか、隣国オマーンでも大雨により少なくとも19人が死亡した。(砂漠地帯で大雨・・・。これは一大事です。予想していない降雨量ですから、備えも不足しているでしょう。不備を知って、これから準備することになるのだと思います。半世紀ほど前、初めて中国を旅行しました。当時は、団体旅行しか許されていませんでした。どうしても中国を見てみたいと、仕事を放り投げて参加しました。山西省大同郊外の雲崗石窟を見学した帰りのことです。強い雨が降りました。後続の、別の団体が、私たちの後に帰って来ました。あの強い雨で、橋が一瞬に冠水しそうになり、かろうじて渡って来たとのことでした。想像のできない変化だったそうです。大陸の気象状況の変化は、穏やかで箱庭的な日本にいては、思いもよりません。今回のドバイの減少も同様だったのだと思います。一方、地震や津波のない国々においては、これらの現象は考えられない現象なのだと思います。世界は広いので、自分の思い込みだけで判断するのは危険だということの一例だと思います。原発で、何重にも安全対策を施しているから、事故は起こるはずがないと言い続けていた学者たちが、福島の原発事故が起きてからのち、手のひらを返したように、100%ということは科学的にはあり得ない、などと発言しているのと同じ構図です。)
2024.05.01
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弘前公園の地図です。観光バスは右上端にある「ねぷた村」に停まっています。そこから下方向に、堀に沿って進み、中央高校入口を右折して、公園内に入りました。弘前桜七景です。弘前七桜です。園内に入るとすぐ右側奥に、弘前公園最長寿のソメイヨシノがあります。写している人と比較すると、大きさが分かります。天守閣の石垣は修理中です。工事を初めてから、もう何年になるでしょうか?取り外すときには、1個1個に番号を振っているのを見ました。本来なら、このように見えます。公園で頂いた地図からの転載です。元が小さい写真で、しかも焦点ボケしています。申し訳ありません。八戸の舘鼻岸壁朝市は旅行者が多いのですが、ほとんどが日本人です。一方、少なくとも桜の季節の弘前公園では、舘鼻朝市と同じ割合の感覚で、外国人が多いです。特に目立つのが台湾から来た人たちでした。来園者にアンケートを行っている場所がありました。答えると景品がもらえます。やっていると、物珍しそうに台湾からの10人位の団体が寄って来ました。台湾中部の嘉義から来たのだそうです。「阿里山の近くですよね」というと、「そうだ!そうだ!と喜びました。」「私は嘉義にも、阿里山にもいったことがあります」と言うと、更に盛り上がりました。この人たちもアンケートに答えることになったのですが、日本語と英語のものしかありません。日本語を受け取った人と、英語の人がありました。台湾の人にとっては、漢字がある日本語の方が分かりやすいのかもしれないと思いましたが、受け取った原語で挑戦していました。実は応えるのにはコツがありました。私が書いているのをカンニングしながら、何とか書き終えたのです。それを提出すると景品がもらえます。何種類かありましたが、私のお勧めで、「弘前桜物語」というクリアフィルにしました。ファイルの表側です。ファイルの裏側です。とっさに見た時は「これは何だ?」と思いましたが、よく見ると、お姉ちゃんがそれぞれ、弘前七桜になっているのでした。皆さん大喜びです。ピンクの袋に入れてくれます。中には「趣のある風景」と「趣のある建物」という小冊子も入っていました。写真が小さいのが残念ですが、立派なものです。遂には、台湾の人たちに、ツーショットで写真を撮られてしまうことになりました。後々、わたしにも、この人たちにとっても、弘前での良い思い出になるかもしれません。全国有数の桜の名所・弘前公園は20日、満開宣言後初の週末を迎え、多くの観光客でにぎわった。来園者数を押し上げているのがインバウンド(訪日客)とみられ、青森県弘前市の観光関係者らは「落ち込んでいた国内からの観光客が戻った上、訪日客が上乗せされている。コロナ禍前を超えているのでは」と口をそろえる。 20日午前、同園の追手門付近で今年から訪日客向け園内ガイドを手がける「WORDFIX(ワードフィックス)」(弘前市)のブースには訪日客が次々に訪れ、スタッフが対応に追われた。米マサチューセッツ州から弘前大学に留学中のチャーリー・クラップさん(21)は「アメリカやオーストラリア、タイなど各国からたくさんの人が来ている。ガイドは大変だけど、弘前の歴史や文化を説明するとみんな関心を持って聞いてくれる」と充実した様子だ。同団体の成田慎一郎ゼネラルマネジャーは「弘前公園が『一度は行ってみたい桜の名所』1位に選ばれた辺り(4月上旬)から訪日客が一気に増えた。予約やガイド内容についての問い合わせも多く、とてもうれしい」と笑顔を見せた。 訪日客の入国制限は、新型コロナ5類移行に先立つ昨年4月29日に終了。史上最速の早咲きだった昨年の弘前さくらまつりでは恩恵を受けられなかった。弘前公園に隣接する観光施設・津軽藩ねぷた村の中村元彦理事長は「コロナ前に比べ、今年の訪日客は4割ほど増えている感覚。国内客も多い」と語る。来客者の国籍数がコロナ前より大幅に増えているのが特徴で、台湾や香港などに加え、欧米各国や東南アジアなど10以上の国から訪れているという。市観光課などと園内の訪日客の動向を調査している旅行大手JTB(本社東京)の担当者も「弘前公園は訪日客が例年に比べ非常に多い印象だ」と話す。園内の露店でも大勢の訪日客が商品を買い求め、英語など多言語のメニューで出迎える店も多く見られた。杉の大橋付近でコーヒー店を出店する成田専蔵さん(72)は訪日客増を喜び、「特にアジア系の人たちは『コーヒーください』『いくらですか?』と片言の日本語で話してくれるので、肩が凝らなくていい」と笑った。芦野公園と弘前城の桜 2024年(5)弘前公園内の桜の(2)に続きます。
2024.04.30
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テレビ朝日のニュースの転載です。花火で有名な秋田県の大曲。約8000発の花火が、ゴールデンウィーク初日の27日、夜空を鮮やかに彩りました。今回初めて、自治体が協力し、キャンピングカーから花火を鑑賞できるスペースも用意されました。報告・藤澤愛ディレクター 「花火大会が始まる3時間前です。キャンピングカーがずらっと並んでいます」主催者側は当初、キャンピングカー50台分のスペースを用意していましたが、すぐに予約が埋まってしまったため、急きょ85台分まで拡張。全国から秋田県にキャンピングカーが集結していました。花火が終わった後は、その場で車中泊ができ、利用料金は1台あたり5000円からです。東京からキャンピングカーで来たIさん 「家から持ってきた食材をチンして食べるとか工夫すれば、ホテルより比べ物にならないくらい安い」■カプセルホテルも1万円超え ゴールデンウィークの旅行で節約のカギを握る「ホテル代」。特に際立っているのが、東京都内のホテル代の高騰です。安さが売りのカプセルホテルですが、「新宿区役所前カプセルホテル」の27日の宿泊費は、なんと1泊1万2350円でした。愛知県から来た大学生2人 「もうちょっと安い思っていました。同じ部屋が良かったです。2人で夜にご飯とかたくさん買って、パーティーみたいなことをしてみたかったです」 普通のホテルは値段が高く、諦めたと言います。実際に今夜寝る場所に入ってみると… 愛知県から来た大学生2人 「ちょっと狭い…」 このように、やむを得ずカプセルホテルを利用する友人同士やカップルなども多いと言います。一方… 報告・庄賀由花ディレクター 「海外からの方も多く見受けられます」実は利用客のおよそ半分が外国人観光客。親子3人で泊まりにきたフランス人家族は… カプセルホテルに宿泊するフランス人 「カプセルホテルに一回泊まってみたかったんです」 「旅館にも泊まったし、ゲストハウスにも泊まったし、民泊も使いました」このように、お金は持っているのに、カプセルホテルに興味本位で泊まる外国人観光客も多いと言い、日本人観光客にとっては、より予約が取りづらい状況になっていました。 ナインアワーズ 米本秀高ディレクター 「需要に合わせて料金を上げているので、結果的に料金が上がっている感じ。「高い」と言われることもあるんですけど、「周りのホテルと比べると安いから助かる」という声も同時にある」東京都内のビジネスホテルの宿泊費は、2年前には6000円台だったものが今年に入って1万8000円を突破。3倍に迫っています。浅草で一番の部屋数を誇る「浅草ビューホテル」では、宿泊客のおよそ7割が外国人観光客だと言います。 イギリスから来た夫婦「アメリカに旅行するよりもずっと安いです」 イギリスから来たこちらの夫婦は、1泊5万円の部屋に3泊する予定。宿泊費は食材費の高騰などでコロナ前から3割ほど上がりましたが、ゴールデンウィーク期間はほぼ満室だと言います。 浅草ビューホテル宿泊課 池田誠 支配人 「(宿泊費高騰に)見合ったサービスをしなければいけないので、サービス要員を増やしたり、手厚いサービスを心がけるよう努めています」 ■宿泊客以外に向けたサービス強化も 一方、港区にある「グランドプリンスホテル新高輪」では… 報告・Nアナウンサー 「こちらの部屋は4人用になっているんですが、宿泊料金は去年のGWの時期と比べて、2倍以上になっているといいます」 このホテルでは、ゴールデンウィーク中、特に家族連れの予約が多く、宿泊料金が上がっても、4~5人部屋は、ほぼ満室だと言います。値上げの大きな要因はやはり、「物価高」と「円安」です。グランドプリンスホテル新高輪 今井歩 マーケティング支配人 「経費的には水道光熱費、料理材料費、人件費が上がっています」そこでホテル側は、宿泊客以外の人が利用できるサービスにも力を入れていました。 報告・仁科健吾アナウンサー 「プールサイドには焚火があります。そして、くつろぎながら料理を楽しむことができます。誰でも利用できるということです」27日からは、子ども連れの利用客のために、綿あめ作り体験などのメニューも始めました。(※状況により変更の可能性あり) グランドプリンスホテル新高輪 今井歩 マーケティング支配人 「ただ単純に値上げだけではなくて、付加価値を我々が提供して、お客様に納得いただくのが一番重要と思っています」 (4月27日OA「サタデーステーション」) (テレビで見ましたが、1串5千円の和牛串が1日2百本も売れるそうです。食べていたオーストラリアからの旅行者たちは「美味しいし、安い。普通に食べれば3倍は取られる」とご満悦でした。私も東京に行くと、利用するのがビジネスホテルです。高くても5千円位で収めています。国際ユースホステルを利用することもあります。ただ、混んでいて、直前の予約は難しいことが多いです。最後の砦がカプセルホテルなのですが・・・)
2024.04.30
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芦野公園を出発すると、弁当が配られました。バスに中で食べても良いし、弘前公園の桜の下で食べるのも楽しいのではないでしょうかとのガイドさんのお話です。全員が弁当を開け始めました。この弁当は、津軽鉄道で予約しないと食べられないのだそうです。さくら弁当と名付けられており、二段重ねになっています。包装紙が素敵です。包装紙を解くと、きれいな箱が現れます。包装紙の裏側には手書きで、料理の説明がありました。御飯を食べ終わり、車窓に目を向けると、岩木山が見えました。標高1625m、青森県で一番高い山です。この日は山頂に雲がかかっていて、全貌を見ることは出来ませんでした。雲のない岩木山を見るには「こちら」をご覧ください。動画になっています。弘前に着きました。弘前公園のすぐ近くにある「ねぷた村」に駐車します。私が利用した観光バスはいつも、ここの駐車場を利用していました。「ねぷた村」の紹介です。ここにはお土産物屋、食堂などのほかに、有料区域もあります。そちらでは「ねぷた」の展示もしています。津軽三味線の生演奏を聴くことも出来ます。入場料600円のところ、団体割引で500円になる券も配られましたが、多分、全員が、中には入らなかったと思います。弘前滞在は2時間です。公園内を丁寧に巡ると、2時間はかかります。津軽三味線も聞きたいし、「ねぷた」も見たいのですが、いつも時間がありません。外堀に沿って歩きながら、弘前中央高校入口から園内に入ります。外堀の桜は公園内の桜に比べて早く咲くといわれています。さくら祭りの地図です。ねぷた村は右上の端にあります。この辺りから弘前の桜の迫力が増します。橋を渡って、公園内に入ります。橋から見る堀です。ここから見る桜は本数が少ないように見えます。構図が悪いです。いよいよ、弘前公園に入ります。 芦野公園と弘前城の桜 2024年(4)に続きます。
2024.04.29
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毎日新聞の記事の転載です。ゴールデンウイーク(GW)が始まった。最長で10連休(27日~5月6日)も可能とあって、しばらく家を留守にする人も少なくないだろう。しかし、そんな時こそ気をつけたいのが空き巣の被害だ。一般社団法人「日本防犯学校」学長で、警察署員対象の講座や捜査協力などもしていた梅本正行さん(73)に出掛ける前の注意点を尋ねた。2022年版の犯罪白書によると、住宅を狙った侵入窃盗の認知件数は行楽シーズンに増える傾向がある。新型コロナウイルス感染拡大前の15~19年の月別平均を見ると、GWを含む5月は3258・0件で、10月(3304・6件)に次いで2番目に多かった。梅本さんは防犯警報装置の販売・設置工事業を営む父に連れられ、中学生の頃から空き巣などの被害現場を回ってきた。住宅、銀行、農協のコメ倉庫に、お寺のさい銭箱……。頭には、窃盗事件が起きやすい環境や手口などあらゆる情報がたたき込まれている。そんな梅本さんから見て、「しばらく帰ってこないな」と思わせる家の特徴は? 「昨日も今日も車がない。夜になってもう一回見に来たら、家の中はやっぱり暗いまま。明らかに留守です。たった1台の車の有無が空き巣を呼ぶ原因につながります」 では、どうすればいいのか。「空き巣は『なんか留守っぽい』ではなく『留守だ』と確信が持てる家を選びます」。そのため、一軒家であれば、例えば駐車場の真ん中にさりげなく自転車を置いたり、夕方になったら自動でつく室内灯をリビングに取り付けたり。そういった対策を組み合わせ、「中に人がいる雰囲気を出す工夫」が必要になるという。留守の間は新聞配達をストップしてもらうのはもちろんのこと、宅配便を玄関前に置く「置き配」サービスを利用する人はこの間に荷物が届かないようにしたほうがいい。「もし近所に親戚や仲の良い知人がいるなら、シャッターの開け閉めや荷物の回収をお願いする手もある。協力してもらった場合は、お土産を渡してお礼を伝えることも忘れずに」侵入しやすい家の特徴も押さえておきたい。空き巣は「入りやすさ、室内での物色のしやすさ、逃げやすさ」を意識する傾向があるという。入りやすく物色しやすいという点でいうと、人目が少ない場所にあり、通りから敷地内が見えないといった特徴がある家は要注意だ。逃げやすさでいえば、人混みに紛れることができたり駅から近かったりするエリアにある家は空き巣にとって好都合となる。そうした点を踏まえ、侵入を防ぐには空き巣が嫌う①音②光③時間④目⑤通報――を意識した対策が効果を発揮する。例えば、音であれば敷地内に防犯砂利を敷く、光であればセンサー式のライトを設置する、といった具合だ。防犯窓ガラスにしたり窓に防犯フィルムを張り付けたりすれば時間稼ぎになり、防犯カメラは目の役割になる。さらに、異常を知らせてくれるセキュリティーシステムを施しておけば安心だ。 SNS(ネット交流サービス)の投稿にも防犯意識が欠かせない。例えば、「○○にいます」といった表現は避け、「○○へ行ってきました」と過去形にする。ガードレールの特徴だけでも地域が特定できてしまうため、普段から映り込む情報にも気を配る必要がある。梅本さんは「過去の投稿などから生活圏や通勤圏といった情報は特定されていると思った方がいい。逮捕された人が知り合いだったなんて、珍しいことではありません」と語り、こう強調する。「大勢の人に危機意識を持って自主防犯や地域防犯に取り組んでもらいたい。みんなが防犯に取り組むことは、犯罪者を生まない社会を作ることにもつながるのです」
2024.04.29
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津軽五所川原駅から3両の気動車に乗り込みました。1両目が一般乗客用、2両目が阪急交通社の団体、3両目が私たちの団体専用です。後の2両は団体のために急遽、くっつけたものでしょう。列車は最後までちんたらとのんびり走りました。走り出すとすぐ、津軽鉄道を応援している現地のガイドさんが案内し始めました。ガイドさんは3人いますが、もう1人を募集しているのだそうです。ガイドさんはマイクで話し続けました。「五所川原市の1駅、弘前よりは鶴田町です。鶴の舞橋が有名です。JR東日本の大人の休日のコマーシャルでは、吉永小百合さんがこの橋で撮影しました。鶴の舞橋については「こちら」をご覧ください。「反対側・日本海側の隣の町は木造町です。駅には巨大なシャコちゃんがいます。私に似ていますが・・・」そう言われれば・・・、確かにガイドさんはポッチャリしているともいないとも・・・。列車が駅に着くと、シャコちゃんの目が光ります。また、列車が来なくても、お客さんが要望すれば、光らせてくらますよ。」シャコちゃんの写真は「こちら」をご覧ください。本物は東京の国立博物館にあります。みちのり観光バスで亀ヶ岡遺跡を訪れました。ここでシャコちゃんは掘り出されました。農民が持っていて、後に地主に渡されました。あまりに有名な土偶ですが、国宝にはなっていません。当然疑問を抱きます。掘り出した時の状況が明確でないというのが理由なのだそうです。その時の模様をはっきりさせておかないと、怪しいことが起きかねないということなのでしょう。そういえば、埋めたという事件もありました。元スマップの香取慎吾さんが列車に描いたという車両がいました。1両全体に書いてあります。写す機会がずれました。しかも、こちら側の窓は曇っていました。金木は太宰治と吉幾三の故郷です。金木駅に着く際、左側には太宰治の生家の大きな屋根を見ることが出来ます。今は斜陽館になっています。バスのガイドさんが、「列車が芦野公園駅に到着すると、一斉に皆さんが写真に撮られますよ」意味が分かりませんでした。津軽五所川原駅から30分かけ、て芦野公園駅に到着しました。なるほど、窓から外を見ると、大量のカメらが、こちらに向かっていました。芦野公園の桜は、青森県内では有名です。全国の桜100名所の1つで、1500本の桜が植えられています。曇っていましたので、ソメイヨシノは白っぽく見えます。それでも、しだれ桜の色は桃色に見えます。記念写真を撮っているサングラスのおばちゃんが邪魔ですが・・・。恰好いいですね。専門家が写すとこうなります。ついでに冬の写真も添付しましょう。太宰治の実家はここから近いので、よく遊びに来たそうです。曇り空のため、暗く映っているのが残念です。芦野公園からは再びバスに乗り、弘前公園に向かいました。●Web東奥の記事の転載です。青森県五所川原市金木町の津軽鉄道・芦野公園駅で17日、「桜のトンネル」のライトアップが始まった。漆黒の闇に浮かび上がる桜と奥津軽の名物列車が共演し、夜の芦野公園を訪れた人々を魅了している。ライトアップは毎日午後5~9時に実施し、花が散るまで続ける。線路を覆うようにして並ぶ桜の木々を60基の発光ダイオード(LED)投光器で照らし、幻想的な雰囲気を演出している。津鉄によると、同駅構内にある桜はすでに満開の状態。線路沿いにはカメラやスマートフォンを持った人たちが待ち構え、「走れメロス号」の到着に合わせて盛んにシャッターを切っていた。北海道東神楽町から訪れた斉藤宏和さん(64)は「すてきな風景。いつまでも残してほしい」と話した。「日本さくら名所100選」にもなっている同公園が会場の「金木桜まつり」は29日開幕の予定。先行して20日には露店営業が始まる。芦野公園と弘前城の桜見物 2024年 (3)に続きます。
2024.04.28
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今、シンガポールに居ます。マスターカードの取締役会で来ています。全部で丸三日くらい、会議・議論・ビジネスディナーが続いていますが、もちろん全て英語です。英語、英語、英語、何もかもずっと英語です。私にとって、いつまで経ってもこれは大きな苦難なのです。何が問題かというと、英語が分からないとか英語で話せないのではなくて、英語で議論されている内容をきちんと理解することに脳が集中し過ぎて、その先、即ち私からそれらに対して意見を持ってそれを伝えるところに、中々脳の活動が行かないのです。面白いことに、ひとたび自分が話し始めると、頭の中で次々に考えがひらめいたり繋がったりして、ちゃんと意見になるのですが、話を聞いてる間はそのような作用が中々進まないのです。恐らく、要は脳の作用でのインプットとアウトプットが、日本語で行うように並行してスムーズには中々進まなくて、意識的にそのバランスを変えないといけないように感じるのです。もう何十年も英語を使ってるのに情けないなぁ。でも仕方ない。私の置かれた立場もあるし、このバランスを意識的に変えながら英語の中でも仕事をしていこうと思います。(英語だけで会話をする能力がないので、松本さんの話は完全には理解できないのですが、何となく、そういうものかという感覚は、漠然とですが分かるような気がします。英語で会話をすることにしている会社が出て来ました。授業は英語という大学もあります。ましてや国際会議は英語が標準のようです。そういう意味では、英語を話すことは重要度を増していると思います。以前、同じマネックス証券の清明祐子さんが、「最終的には英語で話すことではなく、話す内容が問題です」とおっしゃられていたのが印象的です。また某重要政治家が、某大統領候補と、通訳なしで話したと報道されています。この方は海外での留学が長く、国連でも英語で演説していました。しかし、首相だった時の演説で、日本語の間違いが幾度か指摘されました。国連での英語での演説も、御本人は自慢げなのでしょうが、個人的には日本語でやり、通訳を通してほしいと感じたものです。とは言っても、人の事をあれこれ言える日本語能力でもありませんので・・・、失礼しました。)
2024.04.28
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Sスーパー主催の「芦野公園と弘前城の桜見物・日帰りツアー」に参加しました。旅行社は㈱グッドツアー北関東支社で、ガイドさんは水戸から来ました。一方、観光バスは八戸ナンバーでした。以前、阪急交通社のツアーに参加したことがあります。この時のガイドさんは仙台から来ました。そしてバスは岩手ナンバーでした。この会社は仙台に支店があり、青森には営業所があります。鶴田町の鶴の舞橋・弘前にあるレストラン山崎での昼食、そして弘前城という順番で巡りました。八戸には三八五観光とみちのり観光(元南部バス)という、2大観光バスの旅行社があるのですが、ゲリラ観光バス会社も捨てたものではありません。参加したどちらのツアーにも満足しています。八戸駅西口7時半出発でしたので、バスの関係で6時半には家を出ました。帰ってきたのが18時半ですから、ちょうど12時間を費やしたことになります。八戸駅西口 → 「Sスーパーおいらせ」で追加の参加者を拾う → みちのく有料道路 → 青森中央 → 五所川原駅 → 津軽鉄道で芦野公園駅へ → バスで弘前公園へ → おいらせ → 八戸帰着前編は、津軽五所川原駅出発までです。芦野公園は旧金木町(現・五所川原市金木)にあります。金木駅の車窓からは、太宰治の生家の大きな屋根が見えます。現在は斜陽館になっています。金木駅から約1km先に芦野公園駅があります。 ツアーは4月17日(木)~20日(土)までの4日間募集していました。私の第1希望は20日でしたが、満席となったため、第2希望の19日(金)になりました。 17日、18日が催行されたかどうかは不明ですが、ガイドさんは20日までホテルに泊まり、21日に帰るとのことでした。朝渡された、バッジは、帰りには回収されました。「明日も再利用する」のだそうです。しっかりしています。バッジを回収されたのは初めてのことです。八戸駅西口を出発し、八戸西インターチェンジから高速にのり、下田・百石ICで降りて、百石小学校の向いにあるSスーパーで10人位を乗せました。写っているのは、水戸から来たガイドさんです。最後までこの格好でした。津軽は曇り空で気温が低かったので、「寒かった」と言っていました。バスから降りる女性との服装の違いが分かるでしょうか。ほぼ満席でした。ガイドさんが帰りに「うちのツアーは割安です。その代わり座席は、普通の観光バスに比べて狭いです」と恐縮していました。私の隣は運よく空いていましたので、窮屈さは感じませんでした。お友達同士での参加がほとんどのようで、おしゃべりが延々と、八戸駅に戻ってくるまで、続いていました。八戸~百石・下田の区間は、高速に乗らなくてもそれほど時間は違わないと思うのですが、帰りもちゃんとこの高速を使いました。みちのく有料道路を使い、料金所でトイレ休憩しました。帰りもこの場所だけで停まりました。その後、青森中央IC経由で浪岡ICから津軽自動車道に入り、五所川原ICで一般道に降りました。そして津軽鉄道・津軽五所川原駅で、バスを降りました。ここからは津軽鉄道に乗り、芦野公園駅に向かいます。隣はJR五能線・五所川原駅です。津軽鉄道はストーブ列車で有名ですが、それ以外にも様々な工夫をしています。この日は寒かったので、ストーブを焚いていました。10:45発の列車に乗ります。向かいには弘南バス五所川原営業所で、広い待合室があり、蕎麦屋やおやきの店も併設しています。五所川原は津軽半島への交通の結節点になっています。右側の時刻表は「エルムの街」行です。田んぼの真ん中に、イオンのショッピングセンターがあります。私が乗った時は無料でした。5~10分の近さです。待合室は閑散としていました。正面にあるのが営業所です。売店です。奥が調理場です。値上げしています。お品書きの看板が間に合いません。出発まで時間がありましたので、徒歩5分強の立佞武多の館を往復しました。ここには高さ約23mの立佞武多が展示してあります。阪急交通社のツアーでも訪れています。その時は有料の区域に入り、上から立佞武多を見下ろし、その周囲にあるらせん状の坂を下って、1階まで降りました。最後は下から見上げます。下から見るのは無料だと記憶していたので、その場所を聞くと、お姉ちゃんは無情にも「そういう場所はありません。有料でエレベーターに乗って・・・」「私の記憶によると、下から見上げるのは無料だったはずですが・・・」「有料区域になっています」「記憶違いなのかな・・・」「周囲にある小さなねぷたなら無料でご覧いただけます」仕方がないので、周囲にあるミニねぷたを見て、駅に戻りました。滞在時間は5分しかありませんでした。ミニでも立佞武多と恰好はそっくりです。本物は高さが23m あり、細長いです。不安定に見えます。五所川原も「ねぶた」ではなく「ねぷた」と呼んでいます。立佞武多の館の案内は、「こちら」でご覧いただけます。駅の待合室には、藤田さんの版画も飾ってあります。左隣は、中泊町では有名な「金太と豆蔵」という人形劇の写真です。いよいよ出発です。この列車に乗り込みます。正面に「祝 優勝尊富士 」という看板が付いています。社内にもたくさんありました。新入幕で初優勝した「尊富士」は五所川原市の出身です。芦野公園と弘前城の桜見物 2024年 (2)に続きます。
2024.04.27
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KYODOの記事の転載です。厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所は12日、日本の世帯数の将来推計を発表した。2050年に全5261万世帯の44.3%に当たる2330万世帯が1人暮らしとなり、うち65歳以上の高齢者が半数近くを占める。20年は全体の38.0%が単身世帯だった。50年には未婚率の高い世代が高齢期に入り、身寄りのない高齢者が急増する。世帯の平均人数も33年に初めて2人を割り込む。介護や見守りなどの支援を充実させ、地域で安心して生活できる環境整備が課題となる。50年の世帯総数は20年から310万減る一方で、1人暮らしは215万増える。65歳以上の1人暮らしは20年の738万世帯から50年には1084万世帯へ増加、1人暮らし世帯全体に占める割合は34.9%から46.5%に拡大する。1人暮らしの男性高齢者のうち未婚者は33.7%から59.7%へ大幅増。女性は11.9%から30.2%になる。世帯数の推計は5年ごとに実施。今回は20年の国勢調査を基に23年公表の将来推計人口も活用し50年までを算出した。
2024.04.27
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●皮膚科前回、薬が1か月分出ましたので、1か月ぶりの診察です。「良くなってきました。飲み薬は御間までと同じく、トラネキサム酸とビタミンCを出します。ひっかいた跡があるので、かゆみ止めの塗り薬を出しますが、塗り薬の、これからの中心は、今までも出していましたが、ヘパリン類似物質になります。色素が沈着し、黒くなっていますね。長期戦になりますから。今回、お薬は2か月分出しておきます。」もう半年もこの湿疹で悩んでいます。最初の頃は痒くて、お風呂に入れませんでした。現在はゆっくりと温まることが出来ます。シャツには血が大量に付着していましたので、毎日洗濯しなければなりませんでした。現在はこれもなくなりました。時々痒くなります。問題は全身に拡がっている、黒い色素沈着です。時間をかけて治療していくしかありません。●内科診察初めて見かける、若い女医さんでした。この診療所では、たまに、研修生を受け付けていて、そういう方に診察してもらったことも2~3度あります。脱腸の時も若い女医さんでしたが「見せて下さい」と言われ、患部をペコペコ押して、「あぁ、出ていますね。紹介状を書きます」ということになり、その後、外科で手術をしました。今回は「血圧は安定していますから、薬を変える必要はありません。」聴診器を当てて「問題ありません。」花粉症で目が痒いと訴えると「目ヤニは出ますか?」などと質問し、目を触って、大きく開いて診察した後、花粉症用に目薬も処方することになりました。湿疹で半年も経過していると話すと、「病名はなんですか?」「類・・」「類天疱瘡ですか・・・」と皮膚科の病気も知っているのでした。「最初の皮膚科医が類天疱瘡と診断したんですが、転院した先の皮膚科医は薬疹に見えると言って、そちらの薬に変更しました。その後、類天疱瘡の症状はでていません」「急性期に誤診することは、よくあります」和やかに診察は終わりました。●泌尿器科半年前の診察時のpsa数値は0.008未満で、測定値の最加減のままでした。以前の健診でのpsaは 2017年・・・・ 0.01 18年・・・ 0.007 19年・・・ 0.006 20年・・・ 0.005 21年・・・ 0.004と順調に下がってきたのですが、最後の健診では上昇しました。 2022年・・・ 0.005上昇したことで不安になりましたが、その後、検診は受けていません。泌尿科で年2回での測定では0.008以下と、限界値未満が続いています。2022年の健診でのpsaの上昇は、再再発の始まりとも見えますし、誤差の範囲といえなくともない状況です。検診では泌尿科での検査よりもより細かい数値まで調べているのですが、残りの人生の年数を数えると、まぁ、泌尿科の数値での構わないという気持ちになっています。●歯科半年ぶりに、歯科で歯の掃除をしてもらいました。歯石の除去が主たる目的です。私は歯石ができにくい体質らしいです。個人的には歯石よりも、歯に付着している茶色い色を取ってもらいたいと思っています。毎日緑茶と珈琲を飲んでいるのが原因だと説明されています。3ヶ月ごとに来院してほしいと言われているのですが、待合室には「少なくとも半年に1度はお口の中を見てもらいましょう」というポスターが貼ってあります。歯石も付着しにくいせいもあって、このポスターに従っています。1人30分で作業することになっているようです。この日、私は1時間かかりました。「3か月に1度のお掃除をしたいのですが、時間は取れませんか?茶渋がすごくて、30分ではとりきれません」「待合室のポスターには、”少なくとも半年に1回はお掃除をしてもらいましょう”と書いてあるので、で斬れば、半年に1回にしたいです。」「それでしたら、3ヶ月に1回か、半年でしたら1時間の時間を取るように指示しておきます。」過去、最初にお掃除をしてもらった時は、このお姉ちゃんが担当でした。その後何年かは不在になり、やめたのかと思っていたら、前回から復活しています。出産のためなどで休んでいたのかもしれません。今回の予約は12時半でした。終了が13時半で、お姉ちゃんは患者入口から素早く歯科医院をあとにしています。私のために帰宅が遅くなったのなら、申し訳ない気もします。そのこともあって、3ヶ月に1度の来院を話したのかもしれません。会計が終ると、受付ではない別のお姉ちゃんが現れ、「次回は3か月後辺りに来てください。時間は1時間取ります」と微妙に違う内容を告げました。あぁ、よくあることですが、このように話はずれていくんだなぁと感じました。●眼科診察「来院してから5年になるので、次回、眼の中心部の検査をします」と言われ、予約させられました。瞳孔が開く薬を点眼する検査でしょうか・・・?あれは、検査後も景色がぼやけるので、自転車や自動車に乗るのは危険です。しかし、そういう説明はありませんでした。違う検査なのかな・・・?症状についての説明はなく、ただ、「100歳まで見えるよう、頑張りましょう」と励まされました。薬も今までと同じものが処方されました。今回は白内障の検査はありませんでした。私は、白内障は患っていません。緑内障だけです。
2024.04.26
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地元紙の記事の転載です。発酵の中でも最もよく知られているのは、酵母によるアルコール発酵だと思います。アルコール発酵は、ワイン、ビール、日本酒をはじめとする酒類製造の基本となるもの。微生物の細胞内での呼吸と密接に関係しています。酵母菌や麹菌などの微生物たちは、人間と同じように呼吸し、エネルギーを得ています。例えばとても重要な栄養素であるブドウ糖。食べ物から摂取した糖質は消化吸収を通して、最終的にはブドウ糖に分解されます。ブドウ糖は細胞にある物質の一つであるミトコンドリアの中で、酸素を使って二酸化炭素と水に分解され、エネルギーとなります。人間と違う点もあります。それは、酵母菌が酸素が少ない地謡でも呼吸ができることです。細胞内の細胞質基質という部分で、酸素を使わない「無気呼吸」が行われ、低い効率ですが、エネルギーが得られるのです。無気胡弓の結果として生成されるものが、アルコールと二酸化炭素です。これがアルコール発酵なのです。うまく発行するには、時価に微生物の代謝を抑制するか、その制御に適した環境をつくり出すか。そして求められる反応に向いた微生物を選択的に増やすことや、特定の発行に向いた株をつくり出すことが鍵になります。これを実現するために、高温で処理する、水分を少なくする、塩分を高くする、酸性を強くするなどの方法が使われます。国立科学博物館植物研究部長:細矢剛さんが書きました。
2024.04.26
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地元紙の記事の転載です。二戸市は農業支援員として果樹の作業に従事するTさん(20)=盛岡市出身と、「うるしびと」として漆掻き技術を習得するAさん(29)=大阪府和泉市出身に委託状を交付した。任期は来年3月末までで、最大3年間延長できる。Tさんは昨年度まで岩手県立農業大学校に2年間在籍し、果樹の生産技術などを学んだ。収穫後のブルーベリーに温風処理を施し、冷凍せず販売期間を延ばす技術を研究する中で、二戸の果実にも応用できないかと興味を持ったという。今後は市内の農園Gでブルーベリーやリンゴなど果樹全般の生産と経営技術を身に付ける。「将来は独立して、ブルーベリーの観光農園を開きたい」夢を語っている。Aさんは専門学校を卒業後、大阪府内の空港勤務や婚礼用のカメラマン、造園業といった多彩な職種を経験した。日本一の生産量を誇る二戸の漆産業に魅力を感じる一方、漆掻きの後継者の確保が課題になっていることを文研で知り、担い手として貢献したいと応募した。市内の漆林で、先輩職人の指導を受けながら、漆掻き作業に取り組む予定だ。「早く一人前になれるよう頑張る。漆掻きの道具作りにも挑戦してみたい」と意欲を示した。F市長は「特産の果樹の品質向上や、浄法寺漆の生産拡大など、地域のために貢献してほしい」と二人を励ます。
2024.04.25
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DIAmond ONLINE の記事の転載です。不法滞在の外国人による犯罪や、入国管理の現場における処遇トラブルは、連日メディアを賑わせている。日本人はこれをもって「移民は怖い」との印象を持ちがちだが、国内での人手不足に悩む日本企業にとって、外国人労働者はもはや手放せない存在だ。「不正な定住者」を生んでしまう「移民NG」の建前にこそ、メスを入れる必要がある。※本稿は、岸本義之『グローバル メガトレンド10 社会課題にビジネスチャンスを探る105の視点』(BOW&PARTNERS)の一部を抜粋・編集したものです。「移民」とは経済的な理由で海外へ移動する人のことで、「難民」とは母国にいると政治的な迫害を受ける可能性があるので海外へ移動しようとする人のことです。先進国と新興国の間に所得格差が続く限り、新興国の人々は、より高い所得を得ようとして、先進国に行こうとします。移民の行先として最も顕著なのがアメリカです。中南米からの移民によって、アメリカ国内にヒスパニック系(中南米のスペイン・ポルトガル語圏出身)住民が増加しています。次に顕著なのは、中東やアフリカからヨーロッパへの移民で、これによって、ヨーロッパ内にイスラム系住民が増加しています。他には、インドや東南アジアから中東の産油国への移民、中国や韓国からアメリカへの移民、中国や東南アジアからオーストラリア、ニュージーランドへの移民などが多くいます。これらの移民の特徴は、単純労働(工場や建設、店員など)が中心なことです。先進国側は単純労働者が不足していたので、むしろ移民の受け入れを進めてきました。先進国の住民は低収入の仕事を避けて、高収入の仕事を選り好みしますし、全般的に給与水準が高くなっているので、低人件費の労働者を雇いたい企業側としては、移民で来てくれる労働者はありがたい存在です。しかし、先進国の文化に移民が同化してきたわけではありませんでした。先進国内で失業者が増えてくると、失業者たちは「自分の仕事を奪ったのは移民たちだ」という被害者意識を持つようになります。また、アジア系の移民は一般的に高学歴志向(儒教の影響があるせいか、親が経済的に困窮していても、子供にはいい教育を受けさせたいという文化があります)なので、有名大学に合格する率も高くなっています。アメリカの大学は人種差別をなくす意図で、一定割合の少数民族の受け入れ枠を設定していましたから、その枠にアジア系の移民の子供たちが入ることができるのです。そうなると、少数民族間でも対立が起きます。中南米系の移民が「自分の仕事を奪ったのはアジア系移民たちだ」と被害者意識を持つのです。このように複雑な感情が根底にあるため、先進国の住民も移民の受け入れには困惑気味でした。移民する側もそうした意識から発生する地元住民の差別的な言動に困惑することになります。ヨーロッパでは特に移民側にイスラム教徒が多いため、地元のキリスト教住民たちとの文化のギャップを感じることも多いようです。移民側と地元住民側の双方がそうした状態に不満をもってしまうため、様々な摩擦が起きてしまい、究極的にはテロ事件のようなことにまでなってしまうのです。こうした問題を解決するための方策として、移民が「エスニック・コミュニティ」を作り、一定の秩序を形成することで、地域との共生をはかれるようにしてきました。例えばアメリカでは古くから「チャイナタウン」「コリアンタウン」などが形成されてきました。これには、移民同士が助け合い、移民の「世話役」を通じて地元自治体などとの接点を作ることで、移民が生活しやすい環境を作れるようになるという効果があります。また、コミュニティ内での生活サービス(母国料理のレストランや、食料品店、理美容店など)で雇用を生み出せる可能性も高まります。 日本は人口減少社会です。低賃金の職業に就こうとする若者が少ないなか、東南アジアなどの外国人労働者に依存する傾向が強まっています。移民によって経済の活力を維持し、人口減少に歯止めをかけるべきなのでしょうか。しかし、日本では、移民に関する議論はほとんどされてこなかったというのが実情です。日本の「旧来からの移民制度」は比較的厳しい方で、この条件をクリアして日本に移住できる人の数はそれほど多くありませんでした。日本でも人手不足が深刻になってきた時期に移民受け入れの議論をすべきだったのですが、そういうこともなく、「移民ではない制度」が作られてきました。1989年に入国管理法が改正された際には、「定住者」という区分ができました。これは日系人対象の在留資格で、制限なく働くことができます。かつて南米に移民していった人たちの子孫が、この「定住者」という形で、人手不足になったメーカーの日本の工場で多く働いていました。次に2009年の入国管理法改正で新設された「技能実習」は、日本の職場で技能を学び、それを本国に持ち帰って仕事に活かしてもらうという建前の制度です。日本への定住は目的ではないので、「移民ではない」ということになっています。ベトナムなどの東南アジアから多くの若者がこの資格で来日し、今も多くの工場で戦力として役に立っています。定住目的ではないので、技能実習生の就労期間は最長5年です。技能を学ぶためのものですから、対象となる職種には制限があり、期間中に仕事は変えることは原則不可能です。この技能実習生は人手不足への対策として非常に有効だったのですが、雇用者側から見ると5年で帰ってしまうことが問題でした。そこで2019年に新設されたのが「特定技能」という制度です。これも職種に制限があり、在留期間は最長5年です(技能実習生から移行すれば計10年いられます)。 2020年6月末の時点で、日本には約290万人の外国人が在留資格を持っています。内訳を見てみると、「技能実習」や「定住者」など、労働力として期待はしているが、移民ではないという建前の人たちが4分の1程度います。さすがに「技能実習」の名目で「労働力」を確保するのはおかしいということで、「労働力」確保のための制度に衣替えするという検討が2023年に始まった。移民が増えるということは、日本で生活する人が増えるということですから、実質的な人口増加ですし、それによる内需拡大の効果もあるはずです。しかし日本では、移民を増やす代わりに、「インバウンド外国人旅行者」を増やすことが優先され、それで需要を増やそうとしてきました。すでに実態として100万人規模で労働力を日本に招いているのですから、制度もそれに合わせていくべきでしょう。なぜ移民に関する議論を今まで政府が避けてきたのかというと、与党の支持層の中には、「移民が増えると日本の文化や伝統が失われる」というような抽象的な反対理由の人がいるからのようです。社会の治安が悪化するという懸念を持つ人もいそうですが、それは正式な移民を受け入れないせいで、不正に定住して定職につけない人が増えるからです。日本人の雇用が奪われるから、というのは、人口減少時代にはもはや理由になっていません。長期的には、外国人を正式に雇用し、正式に納税してもらい、社会が多様性を受け入れるようになることが求められるはずです。 所得格差が当分は残るとするならば、移民問題も、まだ続くと想定すべきです。こうした人口移動に伴う課題が様々に発生するのですから、これらを解決することで大きなビジネスチャンスになります。人口移動関連のビジネスチャンスとしては、以下のような論点を考えることができます。(1)移民の受け入れ国は、単純労働を必要としているのだが、そもそもその労働を自動化することで、移民の人数を少なくすることは可能ではないのか (2)移民した本人は単純労働者かもしれないが、その子供はよい教育を受けて、より高い収入を得られる機会が得られるべきであり、そのような教育システムを導入すべきではないか (3)移民の子供世代は、複数の言語、複数の国の文化を理解できるため、「将来のグローバル人材」の有望な候補であり、企業が積極的に採用し、育成していけば、貴重な戦力になるのではないか (4)エスニック・コミュニティは異文化体験のできる観光資源になりつつあるので、より積極的に地元住民とも交流できる機会を作れるのではないか (5)日本の場合、「移民ではない」資格を新たに作るのではなく、例えば「累積の納税額が多い人は早く在留資格が取れる」ようにすれば、企業ももっと海外の人材を受け入れるのでないか (6)企業が海外の人材を受け入れるようになるには、海外人材の採用、育成、日本定住支援、子供の教育支援、などのサービスが充実していく必要があるのではないか(人口減少や働き手不足には、外国人移民は有効ですが、これだけでは少子化は解決しないので、そちらに対しては、抜本的な対策が必要だ、という意見がありました。)
2024.04.25
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さくら野百貨店で北海道物産展が開かれました。今までにないことに、旭川市にあるラーメンの有名店、「山頭火」が食堂に出ているので、出かけました。会場の風景です。お客さんの姿があまり写っていません。平日の3時頃、写しました。その前の土、日は山頭火ラーメンや函館イカ飯には大行列がありました。旭川ラーメンの有名店・山頭火の塩ラーメンを食べました。暖簾に「贈旭川本店」とありますから、旭川本店とは別の会社なのではないかと思います。味はちゃんと受け継いでいることを期待します。以前、旭川を訪れた時は、梅光軒のラーメンを食べました。夜は、宿の向いにある大雪地ビール館でジンギスカンを食べました。羊肉のほかにエゾシカの肉もあり、好奇心から食べてみましたが、美味しかったです。塩ラーメンは、予想に反して、白濁したスープでした。出汁は豚骨で取っているのかもしれません。あっさりした味を期待していたのですが、脂っこかったです。別の日の夕方訪れると、牛肉弁当を割引販売していたので購入しました。写真を撮るのを忘れて食べてしまったので。広告を転載しました。上の方にある牛肉弁当です。写真は山盛りになっていますが、大袈裟で、誇大広告です。実物は普通の弁当で、ちゃんと蓋がのっかっています。こちらの店です。半額とはなりませんでしたが、35%引きでした。北海道物産展では欲しいものがほぼなくなって来ています。
2024.04.24
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日テレニュースの記事の転載です。2022年にすい臓がんを公表した、日本テレビの菅谷大介アナウンサー(52)が、がんを経験した様々な人と対談し、本音で語り合う『菅谷大介、がんを知る』。第3回の対談相手は、2023年8月に乳がんを公表したブラザー・コーンさん(68)です。菅谷:自分が乳がんであるって分かったときは? ブラザー・コーン:最初、背中の脂肪の塊を取りに行って、それがきっかけだったんですけど。それを病理にかけたらなんともなくて。それの2週間後ぐらいに風呂で洗っていたら左乳首の横にゴリっ「あれなんだ?」って思って、うちの主治医に聞いたら「乳首の隣だから乳腺外科にいった方がいいよ」って言われて。診断されたのは、ステージ2の乳がん。乳がんは一般的に女性に多いとされる疾患で、“男性の乳がん”は乳がん全体の約1%とされています。 ブラザー・コーン:「乳がんですか!?」って何回も先生に聞いて。「いや乳がんです」って。それに乳腺外科って女性ばかりなので、男子で1人ポツンって座っているのもちょっと恥ずかしくて。番号で呼ばれると、女性の中からみんな見ているのに入っていかなきゃ。そこしかないって。先生そこにしかいないんで。それくらい珍しいんですよね。実は、コーンさんが“がん”と診断されたのは今回で2度目。約17年前、男性のみにある臓器、前立腺のがんにもかかっていました。
2024.04.24
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2024年になって初めての舘鼻岸壁朝市の紹介です。後編は新しい店を紹介します。前から出ている刃物屋さんですが、多分、紹介するのは初めてです。屋台全体で串餅を焼いているのを見るのは初めてです。クリガニは下北半島の付け根にある野辺地町の特産品です。この時期が旬で、カニ味噌は毛ガニにも負けない美味しさです。津軽では花見弁当には必ず入っているそうです。八戸では入っていません。八戸から海岸線を南下すると、岩手県に入り久慈市があります。先に宮古市があり、釜石市との間に山田町と大槌町があります。2つの町は、津波で大きな被害を受けました。その山田町からの初登場です。自分でとっている漁師さんです。カキの串焼きとカキ汁を食べました。串焼きカキは3個ありましたが、2個食べた後で写真を撮ることを思い出しました。汁も減っています。向いに旅行者のおじさんが来ました。隣で買ったトッポギを持っていましたので、了解を取って、写しました。下北半島の六ケ所村尾駮(おぶち)から来た人です。食べましたが、タコの味があまりしませんでした。この焼き魚屋さんも初登場です。奥にいるおじさん二人が、べちゃべちゃと話をしながら、炭火で魚を焼いています。話に夢中になり、網を反すと、焼いている魚の焦げがひどかったです。ホッケを食べました。お大きい割にhは200円と、お得でした。焼きたてが欲しかったのですが、陳列してあるものになりました。少し冷めていました。焼き焦げが少々ありました。こちらはあんこう鍋の店で、ホッキ貝を焼いたものも売っていました。初登場ですので、好奇心が働き、両方食べました。鍋を覗くと野菜ばかりで、アンコウが見えません。「どうなっているんですか?」と質問すると、アンコウはよそる時に入れるのだそうです。そうしないと身が崩れてしまうとのことでした。鍋の右側のタッパーに入っているのがアンコウの身です。アンコウは七つ道具といって、捨てるところがありません。皮などは入っていないようです。ケランパンも初めて見ました。キリタンポは前から出店していますが、他地域からの参戦ということで、紹介します。多分、秋田県の鹿角から来ています。ニンニクで有名な田子町から山道を越えていくと鹿角があります。道路が良くないので、トンネルを通してほしいと、地元は要望しています。田子町のニンニク掘りまつりでも、来ています。鹿角は秋田県にありますが、藩政時代は南部藩に属していました。大船渡から来ている蒸し牡蠣屋さんです。前から来ていますが、遠来ということで紹介します。大船渡は釜石よりも南にあります。その先は陸前高田市、気仙沼市と三陸海岸が続きます。ですから津波の被害も甚大でした。この「海鮮食堂」も初めて見ました。小分けにしてある具を選んで、ご飯にのっけるのだと思います。好奇心が強いので、新規の店はすぐ食べるのですが、食べ過ぎて満腹になり、その後は見物だけになりました。全ての新規店への挑戦は後日ということにします。”今年、2024年、初めて舘鼻岸壁朝市に出かけました 後編”はここまでです。お疲れさまでした。
2024.04.23
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ENCOUNTの記事の転載です。1月から自覚症状 3月精密検査で確定 プロレスラーで文京区議会議員の西村修(52)が食道がん(扁平上皮がん)を患っていることを告白した。10日に入院し、11日から抗がん剤治療を開始する。がんは左上半身全域に転移しており、ステージ4と診断。手術困難な状況と明かした。がん発症は1998年の後腹膜腫瘍に続き2度目。議員レスラーとして順風満帆だったが、突然の知らせとなった。西村は5歳の子どもを思い、「まだ死ぬわけにはいかない」と再び病魔に打ち勝つ覚悟を示した。
2024.04.23
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今年も、3月中旬からの毎日曜日に、舘鼻岸壁朝市が開かれています。私は会場へはスポーツ自転車で出掛けるのですが、風が冷たいので、行くのを控えていました。桜が、部分的にではありますが開花して暖かくなりましたので、待ってましたとばかりに出かけました。準備段階として、冬は乗っていなかったスポーツ自転車に空気を詰めました。この作業が大変です。自宅にある専用の空気詰めを使います。ママチャリと違って、7気圧まで詰めなければなりません。bpsですと120になります。空気詰めには空気圧を計測する器械が付いています。これがbpdで表示されています。以下はこの数値です。何か月か乗っていない間に、空気圧は60ぐらいに下がっていました。最初は簡単に入って行きますが、途中80ぐらいから厳しくなります。後輪は100まで詰めました。しかしその後は、反発する空気の抵抗が大きく、更に入れるのを諦めました。ここ2~3年は、この数値で断念しています。それ以前は、頑張って120まで詰めていましたが、へとへとになっていました。現在は、入れることが不可能になっています。体力が落ちているのを感じます。途中から汗が吹き出しますので、上半身は裸になります。そのために、室内で空気を詰めています。以前は外でやっていました。外の方が爽やかです。室内でやると暗い気持ちになります。さて、次は前輪ですが、これは80あたりから厳しくなるのは同じですが、90からは、いくら押しても数字が増えません。空気詰めを押す力がなくなっているのです。ここで諦めました。身体のあちこちが、運動疲れのように痛くなりました。次の日、体力が回復したので、再度、前輪に挑戦しました。やっと100まで入れることが出来ました。100で終了です。120まで入れるのは、永久に不可能な体力になってしまいました。さて、朝市には6時少し前に到着しました。既に旅行者を含めて、大勢の人たちが出ていました。店の配列は昨年と同じ感じですが、新規出店もありました。好奇心が強いので、今回は新しい店を食べ歩きました。今年の舘鼻岸壁朝市訪問初回を、2回に別けて紹介します。前編は全体の雰囲気をご覧いただきます。後編は、新規に出した店を中心に紹介します。冗談が多いポスターです。市川にある「かふう」の屋台です。1週間の内、ある時は喫茶店、ある時は台湾料理の店になります。台湾料理を作るのは、台湾の桃園から来た方です。魯肉飯が得意なようで、それを注文したら売り切れでした。ただ、朝市には、本人は来ていない感じです。漁船が見えますので、ここは岸壁であることが分かります。岸壁は広いので、駐車には困りません。これが舘鼻岸壁朝市の利点の一つです。この時期、行者ニンニクが多く出ています。バッケとはフキノトウのことです。せんべいの天ぷらは珍しいです。食べたことはありません。ピザの焼き窯を持ち込んでいます。別の屋台では、八戸せんべいを焼く器械を車に乗せて、朝市に来ています。朝市で人気の屋台の一つです。鶏のから揚げが中心ですが、脂っこくないのが特徴です。様々な人たちが、この場所で演奏しています。前に席はたくさんありますが、聴く人はほとんどいません。一方、パッチという女の子3人組の歌には多くの人が集まります。この場面は初めて見ます。大量の焼きそばの麵を一度に焼くところです。ここからの3枚は、馴染みの屋台です。この日は小龍包を買いました。蒸したものと焼いたものがあります。人気の焼き小龍包の店です。作るのに時間がかかるので、いつも大行列が出来ています。十和田市に店があるようです。奥にも焼く鍋がありますが、それでも忙しいです。私の家の近くにあるSスーパーにも冷凍品を置き始めました。ただし、自分で焼く必要があります。後編に続きます。
2024.04.22
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地元紙の記事の一部転載です。健康な人の人工多能性幹細胞(ips細胞)から作った心筋細胞シートを、重い心臓病である拡張型心筋症の患者に移植する治験を、大阪大学の宮川繁教授(心臓血管外科)らのチームが始める。2025年度末までに順次、現状では改善が見込めない成人患者4人に、大阪大学や国立循環器病研究センターで移植する。重症化を防ぐことが狙いだ。同様のシートを使った治験は、虚血性心筋症で既に行われており、患者の多い拡張型に応用する。拡張型心筋症は、心臓の筋肉が薄くなって、収縮力が低下する病気だ。息切れしたり、疲れやすくなったりする。薬物などで治療するが、重症になると補助人工心臓を装着し、心臓移植を待つことになる。厚生労働省の推計では、国内の患者数は約3万5千人で、虚血性心筋症は約4千人とされる。治験ではips細胞から心筋細胞を作成する。直径約3.5cm、厚さ約0.1mmの円形のシート状にして、心臓の表面に5枚貼る。シートから分泌される成分により、新しい血管の形成が促され、その結果、心筋の栄養状態が改善され、新機能回復が見込めるという。日常生活に支障がなくなることを目指す。宮川教授は「重症化を防ぎ、移植が必要となる患者を一人でも減らしたい」と話している。日本臓器移植ネットワークによると、今年2月現在、拡張型心筋症の移植希望登録者は474人いる。ips細胞による拡張型心筋症の治験では、慶応大学が細胞を使った治験に乗り出していたが、参加基準に合う患者が少なく、2023年10月に終了している。
2024.04.22
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東奥日報の記事の転載です。青森県八戸市は19日、沼館地区と八太郎地区を結ぶ「新大橋」について、架け替え工事が2024年12月に完了し、開通は25年3月の見通しだと発表した。市は17年の当初整備計画で工期を10年と設定。18年6月の計画見直しで「工期8年、25年度末開通」としており、完成が1年前倒しとなる。総事業費は資材高騰や作業経費などで約95億円から約103億円に膨らみ、国費などを除く市負担額は約9億円になる見込み。
2024.04.21
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神戸新聞NEXTの記事の転載です。(自転車は電動アシスト自転車です。それでも立派です、89歳)神戸から自転車の旅に出た89歳の谷上満夫さん(神戸市西区)が、目的地の東京に無事たどり着いた。9日間で走破したのは約600キロ。春の雨にたたられ、強風にあおられて何度も転倒した。それでも計画をやり遂げて都内に住む息子の直也さん(61)に会えた。「息子を元気づけることができた」と満面の笑みで語る。谷上さんは明石駅南の明石銀座商店街で7年前まで写真店を営んでいた。1年ほど前からアシスト付き自転車に乗り、その魅力に目覚めた。東京行きを思い立ったのは、直也さんが海外に勤務するなど活躍しており「自分も大変なことをやってやろう」と決意したからだった。出発は3月17日の早朝。明石市内から国道2号で東へ向かった。西宮市から171号に入り、初日は大阪府の高槻市まで走った。琵琶湖の東側を抜け、名古屋城や静岡県の浜名湖を見て走り、箱根峠も越えて東京に着いた。夜はホテルや旅館に泊まった。愛知県の扶桑町では、娘のさゆりさん宅に3日目から2泊し、歓待を受けた。道中で丸1日休憩したのは4日目だけだった。 雨には随分悩まされた。かっぱを着たが、水滴が付いて眼鏡が見えにくい。タイヤが滑るなどして「20回くらいこけた」。石に脚が当たってしばらく動けなかったことも。朝起きてから、ずっと耳が聞こえにくい日もあった。そんな旅で道しるべにしたのは、20万分の1の地図だ。道に迷ったときは駐在所などで教えてもらった。親切にメモを書いてくれてうれしくなった。自分でも地図の通った場所に赤鉛筆で丸を付け「ここまで来たぞ」と喜びに浸った。車道では、ひたすら白線の外側の狭い部分を走る。白線がまっすぐ延びているのを見て「これが東京までつながっている」と考えると楽しくなった。静岡県では、茶畑が広がる向こうに富士山を見ることができた。天気が良く、山裾へ広がる白い雪が映えた。「体がくたくたになっているから、よけいに感動するんやな」直也さんの住む東京都杉並区に着いたのは9日目の3月25日。道の前方に手を振っている直也さんが見えた。予想していなかった形での再会に「おおー」と涙が出た。谷上さんはアイフォーンを持っており、直也さんが衛星利用測位システム(GPS)で動きを把握していたという。東京に滞在中は、直也さんと自転車に乗り、国会議事堂やJR東京駅の前で記念撮影した。体重は出発前から4キロ減ったが、体の異常はないという。「厳しい経験だったけど、息子を元気づけられたのが一番うれしい。あれだけのことができて自信にもなった」「年齢が年齢だけに心配もあったが、けがもなくて良かった」と直也さん。「バイタリティーがあって尊敬している」と話す。夏休みには、谷上さんが乗ってきた「愛車」を車に積んで帰省する予定だ。(行きの苦労を考えると、帰りも頑張るという気はなくなったのは、十分に理解できます。限界か、あるいは限界を通り過ぎても、気力だけで走っていたのかもしれません。ご苦労様でした。私も同級生と、八戸と下北半島の恐山を、ママチャリで往復しました。体力と気力が失せても、ない気力の中のわずかな根性で頑張りました。当時は野辺地から先、下北半島は陸奥横浜町とむつ市以外は、国道でも舗装されていませんでした。大きな穴がたくさんありました。今でも、登り下りが激しい道路ですが、下りは全速力で、穴を避けながら走り、その勢いで次の登りに突入していったものです。それを繰り返しました。想い出すと、危険な走り方でした。恐山からの帰りは豪雨になりました。夕方にもなり、これ以上走るのは無理と、野辺地の手前にある学校の当直の先生に事情を話し、泊めてもらいました。当時は先生の当直という制度がありました。お風呂にも入れてもらい、ありがたかったです。今でも鮮明に覚えています。)
2024.04.21
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ABA 青森朝日放送の記事の転載です。八戸市で16日午後、道路を歩いていた81歳の女性が乗用車にはねられ、亡くなりました。亡くなったのは、八戸市八幡の無職、佐々木喜美さん(81)です。警察によりますと、佐々木さんは16日午後6時すぎ、八戸市八幡の国道104号で路上を歩いていたところ、八戸市田面木方面から櫛引方面に直進していた乗用車にはねられました。佐々木さんは、頭などを強く打ち、意識のない状態で市内の病院に運ばれましたが、およそ1時間後に死亡が確認されました。現場は、片側一車線の見通しが良い直線道路で、信号機や横断歩道はないということです。警察は、佐々木さんが横断していたとみて、乗用車を運転していた41歳の女性から話を聞くなど事故の原因を詳しく調べています。
2024.04.20
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ファイナンシャルフィールドの記事の転載です。最近では、シニアを対象とした各種の支援サービスが多彩になっています。自宅にこもり、身のまわりのことをすべて自分でするのではなく、必要に応じて支援サービスは、積極的に利用したいものです。すべてを自己完結しなくても何の問題はありません。高齢になるにつれ体力が落ち、体の自由が利かなくなり、何かと障害も出てきます。そのような際に、すべて自分で解決することを考えるのではなく、自分でできることと、他人に依頼することを分けて考え、行政や民間の行っている各種の支援サービスを、上手に使うことも大切になってきます。とくに、高齢の夫婦2人暮らしの方や、1人暮らしの方の場合は、家族の多かったころとは異なる生活環境への対応が求められます。シニア向けのサービスを上手に利用することにより、自分の趣味や体力維持のための運動などに、時間を振り分けることができます。何が何でも他人の世話にはなりたくない、という姿勢を取らずに、シニア向けのありがたい支援と受け止め、自分の生活に役立てたいものです。配食サービスを上手に活用まず利用を考えたいのが配食サービスです。自宅にまで食事を定期的に届けるサービスへのニーズが高まり、配食提供会社の数も増えています。配食サービスは、いわゆる料理店の「出前」とは異なり、一定期間、同一の会社が定期的に食事を届けるシステムです。ここ数年で、食事の準備に苦労する高齢者も多く、ニーズは高まってきました。今後も増加していく見込みです。シニアが配食サービスを選ぶ際、まず考慮すべき注意点は、体の状態に適した食事内容になっているかです。例えば、高血圧や糖尿病といった持病がある人向けに、工夫されたメニューがあるので、持病のある方はそれに沿った選択が可能です。また歯が弱く噛む力が衰えている方向けに、食材も工夫されかみやすい料理として提供されます。ほとんどの配食会社では、選任の管理栄養士がおり、健康状態を考慮してメニューがつくられています。自宅で調理するよりも、味つけや栄養バランスについて十分に配慮されています。似たようなメニューが多く飽きてしまうことは、別の業者にも依頼することでも解決できます。次にポイントとなるのは価格です。老後の生活を圧迫するようなことがあっては困ります。通常料理店から出前をとると、1食あたり1200~1500円ほどかかることもあり、とくに味つけや栄養バランスに対する配慮がないケースもあります。多くの配食サービス提供している会社の1食あたりの価格は、500~700円の価格帯に収まり、7食セット、21食セットといった複数食の提供を受けます。長期にわたり配食を依頼するようだと、さらに低価格で受けることも可能です。朝、昼は自分たちでつくり、夕食は宅配サービスにする、昼と夜に別の配食サービスを依頼するなど、方法も選択できます。いずれにしても1食あたりの価格が600円前後であれば、食材を購入し調理までを自宅で行うことと比較しても、大きな負担とならないと思われます。 配食サービスが、安否確認の機能を担う側面もあります。過疎地では郵便局がその役割を担っていますが、配食サービスは都会の1人暮らしのシニアにとって、大切な存在になります。都会では、近所付き合いも希薄なため、配食サービスにその機能を依存できます。実際に介護事業を展開している会社が行う配食サービスでは、この点をしっかりサポートしてもらえるメリットがあります。高齢の方にとっては、相続をどう進めるか、病気の際の治療法や延命措置をどうするか、死後の葬式やお墓をどうするか、といったことが次々に心配になります。例えば、エンディングノートや遺言状の書き方が、わからなくて困っている方もいるかと思います。身近にいる家族と十分に話し合いができればいいのですが、家族は遠方に住んでいる、1人暮らしで身寄りが少ないといった方は、行政や民間が行っている各種の「終活支援サービス」は、頼りになる存在です。とくに高齢者の生活相談などを積極的に行っている自治体も多く、介護サービスだけでなく、葬儀の取り扱いや納骨代行の手配など紹介してもらえます。自分が亡くなった場合にどうしたらよいかも、深刻な問題です。例えば、地方自治体が運営する「包括支援センター」は、こうした高齢者向けの相談の窓口となっている機関で、一度訪問してみるとよいと思います。行政自体で行うことはなくても、その方の希望を聞きつつ、必要なサービスを提供している会社やNPO団体を紹介してもらえます。相続や財産管理については、これまでは信託銀行が中心的な役割を担ってきました。ただ多くの方にとっては「それほど財産もない」という理由から、どちらかというと「敷居が高い」「縁がない」存在と思われてきました。近年では、相続や財産管理について、金融機関以外の民間企業や自治体でも、熱心に取り組むようになってきました。民間企業では、自社の持つ強みを生かしながら終活支援のサービスを展開しています。例えば相続を得意としている会社・団体では、相続税の相談だけでなく、金額がどのくらいになるかを計算してくれます。必要に応じて、税理士などの紹介、遺言状作成のサポートもしてもらえます。葬儀の簡素化が進むなか、新たな終活サービスもみられます。葬儀場の手配はもちろん、墓地や納骨堂の価格などの情報をネットなどで紹介し、手配までお願いできます。さらに本人が亡くなった後の諸手続き、例えば、預金口座や公共サービスの解約、各種保険証の返納といった手間のかかるニーズにも対応してもらえます。ご自分の希望や周囲の環境に見合って選択することが大切になります。そのためには比較的自己判断ができ、足腰がしっかりと動くときから準備していきたいものです。
2024.04.20
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日経ビジネスの記事の転載です。「ええ! 驚きしかない」「シメサバは今後どこで買えばいいんだ……」 青森県八戸市の水産加工会社、マルカネが1月9日付で倒産を公表すると、SNS上には驚きや悲しみの声が広がった。八戸市は「八戸前沖さば」ブランドを擁するサバの一大産地だ。だが、2022年のサバの水揚げ量は2060トンと18年比で実に95%も減った。マルカネもサバ不漁にあえぎ、製造コストの上昇などが重なって倒産に追い込まれた形だ。 「令和5年度も昨年度に引き続き、ブランド認定を見送ることとなりました」。八戸前沖さばブランド推進協議会(同市)は24年1月末、ホームページ上でこう報告した。小型で脂肪分の少ないサバが目立ち、ブランド認定には満たない水準だったという。 宮城県石巻市の石巻港で取れるサバのブランド「金華さば」も影響が深刻だ。石巻魚市場(石巻市)の佐々木茂樹氏は「今季、サバが水揚げできたのは今のところ23年12月26日の1日だけ」と話す。 石巻港では例年、脂の乗りや鮮度の良さといった基準を満たすサバがまとまって取れる10~11月ごろにシーズン到来を宣言してきた。だが近年、その時期が遅くなっている。22年は12月22日、23年は12月26日までずれ込んだ。漁期も極端に短くなっている。翌年の2月初旬までサバが取れていたが、「今シーズンはイワシしか取れない」と佐々木氏は嘆く。同市内ではサバ不漁を受けて、加工品の原料をイワシに切り替える業者も目立ってきたという。 サバは日本における魚種別の漁獲量で長年2位を維持してきた。だが22年にホタテガイに抜かれ3位に転落した。その影響として指摘されるのが、猛暑などの異常な気象、いわゆる「極端気象」だ。 水産研究・教育機構の由上龍嗣氏は、日本列島を覆うサバ不漁の要因について、「黒潮続流の影響が大きい」と指摘する。黒潮は東シナ海を北上して日本近海を流れる暖流の代表だ。この黒潮と、千島列島から南下してくる寒流の親潮がぶつかることで、日本近海に豊かな漁場をもたらしている。黒潮のうち、日本南岸に沿って房総半島沖から東向きに流れる潮が黒潮続流だ。この流れが近年、沿岸寄りかつ北向きに変化したことで日本近海の漁場で海水温が下がりにくくなっているという。サバは海水温が20度を超えるとエサを食べなくなる性質を持つという。例年、冬のシーズンに低くなった海水温とともにサバが南下してくることで、八戸沖や石巻沖などを豊かな漁場にしてきた。だが黒潮続流が変化したことで、海水温が下がりにくくなり、サバの南下時期が遅れたり、漁期が短くなったりしているのだ。こうした状況は「1年以上継続しており、少なくとも過去50~60年は観測されてこなかった」と由上氏は打ち明ける。海水温が下がりにくくなっている要因について由上氏は「温暖化が影響しているのではないかとの見方が広がりつ つある」と語る。黒潮続流の正常化がいつになるのか。サバの回遊経路がどのように変化し、新たな漁場はどこなのか。その点がすぐに解明できるかは不透明だ。その間、指をくわえて待っていては、サバ事業を営む事業者の経営体力がむしばまれてしまうリスクをはらむ。対策に動く企業も現れた。水産大手のマルハニチロでは国内のサバ不漁を受け、「ノルウェー産サバ煮付・みそ煮の販売を促進している」(担当者)と打ち明ける。国内産サバを使った商品価格の値上げや一時的な販売休止を余儀なくされる中、同社はイワシやサンマなど、他魚種の缶詰商品の販促にも力を入れている。冒頭の八戸前沖さばブランド推進協議会の担当者も、「八戸は昔からサバの水揚げを行っており、加工業者も高い技術を持っている。必ずしも原産地にこだわらず、八戸に来ればおいしいサバが食べられるという点を発信していきたい」と話す。イベントにおける即売会の実施や、東京・大阪にあるPRショップなどとも連携し、ブランド維持に引き続き力を注ぐ構えだ。サバ以外にもイカやサンマなど不漁にあえぐ魚種は少なくない。極端気象に伴う影響をつぶさに捉え、事業上のリスクをいかに抑えられるか。あらゆる企業に極端気象下での事業戦略再考を投げかけている。(八戸港所属の新造船が竣工しました。マグロやカツオも漁獲する予定です。)
2024.04.19
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地元紙の記事の転載です。台湾東部沖地震では、花蓮市中心部に被害が比較的少なかった一方、渓谷観光で有名な、山岳部の「太魯閣(タロコ)国立公園」で観光客が崖崩れに巻き込まれ、犠牲が拡大した。中心部の市街地で倒壊した建物には、耐震性に問題があったとの疑いも出ている。市街地ではビル2棟が大きく傾き、他に複数のビルで低層階が損壊するなどした。だが周辺では被害のない建物も多く、居住できないと認定された建物は、花蓮県内で32棟にとどまっている。現地入りした防災システム研究所(東京)の山村所長は「市街地では道路や橋の損傷はほとんどなく、倒壊したビルと無傷の建物との違いは鮮明だ。耐震性に問題があったと考えられる」と指摘する。検察当局は、住民一人が死亡したビルの調査を始めた。建物倒壊が比較的押さえられた今回の地震で犠牲者が増えた要因は、掛け崩れが多発した地域が、頭部有数の観光地「太魯閣国立公園」と重なったためだ。死者13人のうち9人が同公園で見つかり、行方不明者は6人中5人が公園の観光客だった。公園は地形が険しい上、「片岩」と呼ばれる地質で、崖崩れが起きやすいとされる。山村氏は「斜面崩壊が顕著という意味では、2004年に起きた新潟県中越地震の被災地、山古志村(現長岡市)の状況に似ている」と分析している。地震発生は現地時間午前8時ごろだったが、もう少し遅い時間であれば、山中を散策する観光客も多く、犠牲者がされに増えた恐れがある。救助や被災者支援の面では、各自治体の消防当局間の連携や、花蓮当局と慈善団体などとの協力がうまく機能した。花蓮県の呉消防局長は「発生直後に、隣の宜蘭県と台東県に出動を要請し、2時間半後には二つの救助隊が現場入りした」と話す。普段の合同訓練に加え、平時から各地の消防局長30人がLINEで連絡を取り合っており「意思疎通がうまくできた」という。
2024.04.19
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地元紙の記事の転載です。八戸市民フィルハーモニー交響楽団(辻正武団長)の第56回定期演奏会が14日、市公会堂大ホールで開かれる。本番まで1週間に迫った7日、団員たちは市立南郷公民館に集まって最後の練習に臨み、曲の完成度を高めていた。1964年2月に結成し、今年で60周年を迎えた同楽団が挑戦するのは、ファリャのバレエ音楽「三角帽子」と、ラフマニノフの交響曲第2番。特に交響曲第2番は約1時間に及ぶ大曲で、辻団長は「ロマンチックなメロディーや躍動感、寂寥(せきりょう)感などを併せ持つ、隠れた名曲。圧倒的なオケの響きを楽しんでほしい」と自信をのぞかせる。指揮者は2009年からほぼ毎年務めている三河正典さん。7日の練習でも指揮棒を振り、各パートのリズムやテンポ、強弱を調整しながら「力任せではなくもっと冷静に」「情熱的でもリラックスした感じで」と指示を飛ばし、全体の調和を確かめていた。 (演奏会に行ってきました。1500人が入る会場が、ほぼ満席でした。この写真は入場してすぐ、1時間前に撮影したものです。演奏開始1時間前に入場を始めるのですが、自由席なので、その前から行列が出来ていました。私も開場20分前から並びました。)(入場券です。既にちぎってあります)(バレエ組曲・三角帽子の曲紹介です)(ラフマニノフ・交響曲第2番の紹介です。)(生演奏の音とCDの音は全く違います。わずか1500円で生演奏が聴けるのは幸せです。来年の定期演奏会は5月と発表されました。)●地元紙の記事の転載です。八戸市民フィルハーモニー交響楽団(辻正武団長)の第56回定期演奏会が14日、同市公会堂で開かれた。団員とエキストラ計85人が美しく重なり合う音色を響かせ、過去最高となる1077人の来場者を魅了した。今回のプログラムはファリャのバレエ音楽「三角帽子」と、ラフマニノフの交響曲第2番。指揮は昨年に続いて三河正典さんが務めた。ラフマニノフの交響曲第2番を演奏するのは同楽団にとって初めて。辻団長は演奏時間が約1時間にも及ぶ大曲について、「弦楽器が分厚いのが特徴で、バイオリン以外の中・低音域も重要になる楽曲だ」と説明する。演奏会終了後の取材に対し、「いつになく分厚い響きを出せたと思う。千人を超える来場者に聞いてもらえたこともうれしい」と充実感をにじませた。(許可された人以外は、演奏中の録音や写真撮影等は禁止されています。地元紙に載った、演奏中の写真を転載します。写真の左側には写っていませんが、打楽器群や第一バイオリンが連なっていています。総演奏者は85人でと多いです。)
2024.04.18
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日刊スポーツの記事の転載です。“地獄の痛み”と言われる「三叉(さんさ)神経痛」は顔面に生じる激痛です。治療は、まずは「薬物療法」で対応し、薬物療法でコントロールできない場合で75歳以下なら「手術」。そして、その次の治療として出てくるのが定位放射線治療の「ガンマナイフ」です。ガンマナイフ治療は2015年から「難治性の三叉神経痛」という条件で保険適用になりました。私たちのところでガンマナイフを受けられるのは、「薬が効かない」「手術ができない」「75歳以上で手術を受けたくない」という方々です。75歳以上としているのは、ガンマナイフによる三叉神経痛の効果期間、作用機序がまだ解明しきれていないからです。手術では血管と神経を離します。しかし、ガンマナイフ治療では血管と神経は離れません。くっついたまま何かを触った時に、そこで増幅されて発作的に痛いと感じます。神経そのものに照射し、異常通電を起こさないよう神経の性質を変えてしまう治療と考えられます。ガンマナイフ治療は神経に強く照射することはしません。神経が壊れる一歩手前の照射量で対応しているので、感覚は残り、発作痛だけが消えます。そして、治療から1年で90%が治癒し、10年で60%の方が治癒したままです。しかし、「顔がしびれる」副作用が25%に見られ、中でも「異常なほど顔がしびれる」副作用は12・5%に見られます。この副作用の症状は常に付き合うことになるので、この副作用が出た患者さんの満足度は低い。しかし、最近の長期成績では「異常なしびれ」は3%にまで下がっていることがわかりました。今、ガンマナイフ治療の適用を少しずつ広げています。日本では51施設でガンマナイフ治療を行っていますが、三叉神経痛など治療成績は異なります。どの施設が良い成績を出しているかを確認し、治療を受けるようにすべきです。(高齢になるほど、痛みは厳しくなるようです。”この文章でも”地獄の痛み”と表現されています。80歳でり患した人は「死んだほうがましだと思った」と語っていました。)
2024.04.18
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東奥日報の記事の転載です。●青森県弘前市の弘前公園で16日、外堀南側のソメイヨシノが満開を迎えた。同市の最高気温はこの日、24.9度まで上がり、満開が当初の市の予想よりも2日早まった。多くの市民らが日中に咲き誇る桜を眺めたり、夜にライトアップされた桜を撮影したりして楽しんでいた。●十和田市官庁街通りの桜並木が見ごろを迎え、春を満喫する観光客や市民らでにぎわっている。●青森県むつ市は16日、同市宇田町の水源池公園で桜が開花したと発表した。例年より4日早く、昨年より6日遅い。今後4~5日で満開となる見通しで、下北も一気に春の装いを迎える。(4月19日にバスに乗って日帰りで、弘前と太宰治の故郷である旧金木町の芦野公園へ出かけます。近くにあるSスーパーが、何かの記念に招待旅行の募集をしていました。人数はごく少数で、当然のごとく外れました。ところが、申し込んだ人に優待?価格で、桜見物に行かないかとの勧誘の郵便物が来ました。大部前に、1度だけ弘前公園の桜見物をしたことがあります。宿が満室だらけで苦労しましたが、偶然、カプセルホテルに空きがありましたので、そこを予約しました。コネを使って自転車を借り、ついでに弘前市内と岩木町を走りまくりました。楽しい思い出になりました。今回は天候にも恵まれそうで、満開の桜を見ることに、大いに期待しています。八戸駅西口発、往復で12時間の強行軍です。駅は、私の家からはバスに乗って30分ですので、その時間に1時間半~2時間の追加となるでしょう。朝と夜はバスの本数が少ないです。ただ、秋田県大曲の花火見物に比べると楽です。こちらは花火を見物した後、夜行で八戸に戻ります。死ぬ前に1度は行ってみたいのですが、体力的にどうなのか・・・、躊躇してしまいます。)送ってきたパンフレットです。
2024.04.17
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47NEWSの記事の転載です。国境の長いトンネルを抜けると雪国であった―。川端康成の小説「雪国」の舞台として知られる新潟県湯沢町。バブル景気の狂乱に巻き込まれた山あいの温泉街はスキーブームにも乗って、高層マンションが立ち並ぶ近代的なリゾート地へと一変した。昭和末期から平成の初めにかけ、首都圏から猛然と押し寄せたヒトやカネは地域に何をもたらしたのか。東京からの交通の便が良く「東京都湯沢町」とも呼ばれた「楽園」の今を現地で追った。1室10万円。超高級ホテルでは1泊分にも満たないような金額だが、現在の湯沢町ではマンションが買えてしまう。苗場地区に物件を抱えるオーナーは「分譲時は数千万円した部屋が今は二束三文。10万円でもなかなか売れない」と一向に上向く気配がない取引の実情を明かし、ため息をつく。地元不動産会社のホームページにはいわゆる「捨て値物件」の売却情報が複数掲載されている。例えば別荘そのものは10万円で買えても、管理費などで毎月数万円の経費を払い続ける必要がある。中古でも1億円を超える値が付く東京都心のマンションとは対照的に、湯沢町では多くのオーナーが所有価値が著しく低下した「負動産」の後処理に苦しむ。湯沢町によると、町内のマンションは57棟に上り、戸数は計1万4665戸。30階建て以上のタワーマンションも4棟そびえ立つ。人口約8千人の町の規模と全く釣り合わず、需要と供給のバランスが崩れている。開発の勢いはすさまじかった。1980年代半ばから町役場でデベロッパーの対応に当たった元町職員の高橋英夫さん(74)は「昼休みも取れないほど建築に関する問い合わせがひっきりなしに来た」と話す。1970年代から80年代半ばまでは年1、2棟のペースで建てられたマンションが、89年度に10棟、バブル崩壊時の90年度には15棟にまで膨れあがった。高橋さんは「都市銀行に余りまくっていたカネが、地方の乱開発を誘発する異常な時代だった」と振り返る。上越新幹線や関越道の開通といった交通インフラの整備で、旅行客が東京とすぐに行き来できるようになり、スキーブームも絶頂を迎えていた。都内の地価上昇で事業機会が減った大手デベロッパーや商社が相次いで湯沢町に進出。ウオータースライダー付きのプール、大浴場、ビリヤード場、ディスコといった“ナウい”設備を備え、物件の豪華さを競い合った。ミニ東京のような光景に「東京都湯沢町」という造語まで生まれる始末だった。代々受け継いだ田畑や山林を売って数億円の売却益を得る町民も現れた。「土地を売ってくれという人が入れ代わり立ち代わりやってきた。まだ値上がりすると思って待っていたら、バブルがはじけて営業はなくなったが…」。ある地主の男性は当時を懐かしむ。バブル崩壊後は、日本経済の失速と歩調を合わせるように湯沢町のマンションも冬の時代に入った。「今となっては笑い話」(地元住民)の超高層タワー構想も開発業者の撤退で消え、1993年度の2棟を最後に現在に至るまで新たな物件の建設はない。スキー客の来訪が鈍り、マンションの価値はつるべ落としに下がっていった。 廃虚化した物件はいくつかあるものの、全体として建物は良好に維持されている。湯沢エリアでマンション約5600戸を管理するエンゼル不動産の新保光栄社長(61)は「純粋な投資目的の人は逃げ足が速かったが、今の所有者の多くは湯沢が好きな人。1年間全く使わないという人は1割もいない」との見立てだ。売却で身軽になりたい人はいるが、管理不全による問題は生じていないとも話す。共用のプールや大浴場といった設備が見直され、マンションで暮らす定住者が増えている。町が統計を取り始めた1997年には178人だったが、足元では1700人超と10倍に。町の人口のおよそ2割が住む計算だ。ある男性(84)は新潟市の一戸建て住宅を賃貸に出して、自身は30万円で買った湯沢町のマンションで生活する。「家の雪下ろしをしなくてもいい。住民間のつながりも薄く、独り身には気楽でいい」。縁もゆかりもない湯沢町に移り住んで既に12年。悠々自適の1人暮らしに満足げだ。きちんと手入れして、物件の価値を高めようとする所有者もいる。苗場地区のランドマーク、30階建ての「ファミールビラ苗場タワー」に2部屋を持つ東京都の会社員田野雄二郎さん(65)は「大自然に囲まれており、リモートワークには最高の場所だ」と絶賛する。管理組合の理事長として率いる大規模修繕の工事では、外壁を断熱化して居住環境を高める計画だ。先進的な事例として、国も補助金で支援する。低層階の住戸が1戸数十万円で売りに出されるなど市場での評価はさえないが、田野さんは「マンション各部屋のオーナーは苗場のことが好き」と代弁する。「嘆いていても始まらない。修繕や管理を徹底して、価値を高めることが大切だと思っている」と話す。民泊化して収益を狙う動きも出てきた。マンション密集地区にある「エンゼルリゾート湯沢」では、全130室中約50室が民泊として運用されている。家族で訪れたフィリピン人の女性は「観光で5日間滞在する。湯沢は初めてで、スキーを楽しみに来た」と笑顔で語る。管理会社によると、スキーシーズン以外も「工事関係者が1カ月単位でまとめて借りていく」(担当者)といった需要があり、稼働状況は上々だ。2部屋に投資する会社員の男性(41)は「東京と新幹線で直結し、日帰りで行き来できるという湯沢町のポテンシャルは高い」と言い切る。エンゼル不動産によると、北海道ニセコ町や長野県白馬村のような海外客中心のリゾート地に発展すると見込み、マンションの購入に関心を示す人もじわじわと増えてきた。湯沢を拠点に30年以上にわたって不動産ビジネスに携わる新保社長は「町には固定資産税もたくさん入った。全体としては(同じ温泉街の)熱海などと比べても遜色のない開発になったと思う。地元への経済的なメリットは大きかった」と言う。林立するリゾートマンションを地元自治体はどう捉えているのか。湯沢町企画観光課の富沢雅文課長は「今あるストック(資産)が有効に活用されるよう手を打っている」と話す。移住・定住の支援やマンション住民の交流を後押しするなどの事業を通じ、町に滞在する人を増やそうとしている。地元で働く人の生活拠点としてマンションの存在はプラスに働く。首都圏に拠点を置くIT企業4社が湯沢町に進出することが決まり、さらなる移住の促進も期待される。その際に障壁となるのが従業員の住環境だが、既に整っている、というわけだ。富沢課長は「行政としても、リゾートマンションは大きな資産だと認識している」と説明する。ただマンション対応の最前線にいた元町職員の高橋さんはOBとして町の行く末を案じる。当時若手、中堅職員だった高橋さんらが話し合った「将来に起こり得る危機」のうち、町外からの住民の増加による地域共同体の弱まりや、マンション住民の高齢化といったいくつかの想定が現実になってきたと感じている。少子高齢化や過疎化といった全国共通の課題に加え、町にはリゾートマンションが抱える負の側面、固定資産税の滞納やマンションでの孤独死といった問題ももたれかかる。バブルが崩壊した1991年から33年。一時4万円を超えた日経平均株価や都市部の地価高騰、賃金の大幅な引き上げなど、日本が新たな熱狂に向かおうとする中、湯沢町は「バブルの残像」と今も向き合い続けている。
2024.04.17
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東奥日報の記事の転載です。十和田観光電鉄(佐藤行洋社長)が脱炭素社会の実現に向け、青森県で初めて電気自動車(EV)バスを路線に導入する。地震など災害発生時には電源車としての役割も担う。11日、三沢市の三沢駅近くで車両がお披露目され、関係者が12日からの本格運行に向け安全を祈願した。(地元紙によると、電気自動車バスは、排出ガスを出さないだけでなく、従来のバスに比べて、振動や走行音が少なく、乗り心地が向上しているとのことです。電気自動車バスを路線バスに導入するのは、青森県内で初めてです。導入には、電気自動車などの普及を促す、国の補助金を活用しました。ビーワイディージャパン(横浜市)が販売する車両を導入しました。1回の充電で240km走行できます。乗車定員は80人です。土、日と祝日は、三沢案内所とイオンモール下田を結ぶシャトルバスとして運行します。)
2024.04.16
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Forbes JAPANの記事の転載です。(女性にも前立腺がんがあることを初めて知りました。以下の文にあります。)英ロンドン大学がん研究所は、2040年までに前立腺がんの年間診断数が全世界で現在の約2倍になり、同疾患に起因する年間死者数は85%増加すると予測する論文を発表した。英医学誌ランセットに4日に掲載された同論文は、40年までに全世界で年間約290万人が前立腺がんと診断され、20年時点の140万人の2倍以上になると予測。特に低・中所得国の男性患者の増加が著しいとしている。同疾患による死者数は、20年時点の37万5000人から、40年には年間70万人近くにまで増加するという。多くの高所得国では、前立腺がんによる死者は過去30年間で減少してきたが、低・中所得国、特に前立腺特異抗原(PSA)検査と呼ばれる早期血液検査によるスクリーニングを受けられない国では、患者数や死亡率が増加の一途をたどっている。だが、高所得国であっても、家族の中に既往歴のある人やアフリカ系の人、BRCA2遺伝子変異のある人など、リスクの高い男性は早期にPSA検査やMRI検査を受けることが推奨されている。研究者らは、50歳以上の男性であることや前立腺がんの家族歴があることなどの危険因子は避けられない条件であるため、生活習慣の改善や公衆衛生当局による介入では患者数の増加を食い止めることはほとんどできないと警告している。論文の筆頭著者であるニック・ジェームズ博士は、世界中で男性の平均寿命が延びる中、前立腺がんの患者数が増加するのは避けられないことだと指摘。「患者数の急増が分かっている以上、今すぐ計画を立てて実行に移す必要がある」と警鐘を鳴らした。 前立腺がんは、すでに男性が罹患するがん全体の15%を占めており、世界の半数以上の国で、男性に最も多く見られるがんとなっている。女性が前立腺がんと診断されることもあるが、女性に見つかる確率は、生殖器がん全体の0.003%と極めて小さい。転移性前立腺がんの治療法はないが、多くの症例は治療可能であり、早期に発見されれば患者が同疾患を克服することも珍しくない。米医学団体ジョンズ・ホプキンス・メディシンによると、最初の3段階以内に前立腺がんと診断された場合、5年後にはがんが消滅している可能性が高いが、末期のがんに対しては医学的にできることはほとんどない。同団体は、前立腺がんの80~85%は早期に発見されるが、発見が遅れた場合の5年生存率は平均でわずか28%と見積もっている。このように、前立腺がんでは早期発見が要となるため、検診を受けにくい国では同疾患の罹患率が高く、患者の死亡率も高い。国際医学団体の世界がん研究基金によれば、前立腺がんの罹患率が最も高いのは、アイルランド、スウェーデン、フランスなどの高所得国だが、同疾患による死亡率は、黒人が大半を占めるジンバブエ、バルバドス、ハイチ、ザンビアといった低所得国で最も高い。これについてランセットは、ほとんどの前立腺がん研究が白人男性を対象に行われていることを指摘し、異なる人種、特に西アフリカ系の患者を対象とした研究を進める必要があると強調した。前立腺がんの闘病を公にする著名人も多い。英俳優イアン・マッケラン(84)は、05年か06年頃に早期の前立腺がんが見つかったと語った。米俳優ロバート・デ・ニーロ(80)も、03年に60歳で前立腺がんと診断されたが、その後完治した。その他、米国のジョン・ケリー元国務長官やルドルフ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長、俳優のベン・スティラー、投資家のウォーレン・バフェットなどが前立腺がんと診断されたことを公表している。
2024.04.16
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地元紙の記事の転載です。八戸署は、青森県内在住の40代男性が、交流サイト(SNS)を通じて恋愛感情を抱かせ、現金をだまし取る「SNS型ロマンス詐欺」の手口で、約310万円をだまし取られたと発表した。男性はやりとりの中で投資を勧められて、現金を振り込んでおり、「SNS型投資詐欺」の側面もあるため、同署は「投資話などを勧められたら、一人で対応せずに相談して」と注意を呼び掛けている。同署によると、男性のLINE上に「富美恵」を名乗るアカウントが追加された。やりとりを進める中で、「二人で旅行に行きたい」「そのために資金を貯めよう」と投資を促され、男性は指定された口座に7回で合計約310万を振り込んだ。その後、出勤担当を名乗る別のアカウントから「インサイダーの疑いがあり、問題を解消するには現金が必要だ」と告げられ、不審に思った男性が知人に相談した。詐欺の可能性を指摘され、八戸署へ被害届を提出した。青森県内ではロマンス詐欺やSNS型投資詐欺の被害が急増しており、昨年の被害は、ロマンス詐欺が16件で総額約1億9929万円、SNS型投資詐欺は8件で、計約2851万円に上る。八戸署管内ではこれまで、銀行窓口の担当者やコンビニエンスストアの従業員が、現金の振り込みやプリペイドカードの購入を思い留まらせ、被害を未然に防止した事例があった。ただ、今回の男性は、インターネットバンキングで現金を振り込んだため、第三者の目が届かなかったという。八戸署は「SNS上で知り合った素性の分からない相手や、投資話を持ち掛けてくる相手は、安易に信用しないように」として、家族や知人、最寄りの警察に相談するよう呼び掛けている。
2024.04.15
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讀賣新聞オンラインの記事の転載です。2018年にノーベル生理学・医学賞を受賞した本庶(ほんじょ)佑(たすく)・京都大特別教授や近畿大などのチームは、肺がんの大半を占める「非小細胞肺がん」に対し、本庶氏が開発に貢献したがん免疫治療薬「オプジーボ」が効く患者と効かない患者を見分ける手法を開発したと発表した。採血した血中たんぱく質から簡便に判定でき、早期の実用化を目指す。論文が2日、国際医学誌に掲載される。オプジーボは、がんを攻撃する免疫細胞の一種「T細胞」を活性化する一方、効果の出ない患者が一定数いるのが課題となっている。年間約12万6000人が発症する肺がんでは約2割の患者しか効かないという。チームの林秀敏・近畿大主任教授らは、薬が効くかどうかの鍵となる血中の「PD―L1」や「CTLA―4」などのたんぱく質に着目。非小細胞肺がんの患者50人の血液を、医療機器大手シスメックス(神戸市)が開発した検査機器で分析した結果、この2種類の濃度が低い人ほど、オプジーボの治療効果が高い傾向を示すことがわかった。従来、患者の肺から採取した組織のたんぱく質濃度を調べていたが、採血で検査できれば、体への負担が軽く、予測精度の向上も期待できるという。本庶氏は「がん免疫治療の効果予測へ向けた重要な一歩」とコメントしている。河上裕・国際医療福祉大教授(免疫学)の話「血液検査は便利で、実用化に向けて症例を積み重ね、予測精度を確認することが期待される」
2024.04.15
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