SING LIKE TALKING Ⅰ


前奏から「お、私好みの・・・これで男性ヴォーカルで高音だったら最高なんだけど・・・」と思ったとたんに竹善さんの声が!
この瞬間から始まりました、SLT中毒が(爆)
 千章さんの丁寧な言葉に、竹善さんのこれ以上ないと思える、なのに可能性を秘めた歌声、そして西村さんのギター・・・知れば知るほどどっぷりはまっていきました。
 私はリズム楽器(ドラム、ベースなど)やパーカションが大好きなのですが、それをとっても大切に取り入れている彼らの音楽はとっても心地いいです。

 コンサートでの出来事、アルバム紹介とお気に入りの曲の紹介をさせていただきます。


★☆★Live Report★☆★

初ライブは・・・『Love Live』!?

 多分80人くらいしか入らない、小さな小さなホールでした。
ラジオ局主催のライブで、SLTにとってはこのホールでのミニライブは2回目ということでした。
ラジオの応募で抽選に見事に当選し(笑)、友人と一緒に行ってきました。
小さなホールなので、3人の表情もよく見えてとても素敵なライブでした。
ある日ラジオで「ナビスコのチップスターが好き!」と竹善さんが言ったら、どっさりナビスコから送られてきたそうです。
ということで、ツアーやレコーディングのお供はナビスコ!(爆)
その空き箱というか、筒状のもので3人がご当地産のお米を入れてマラカスを手作りしてきてくれました。
アコースティックライブだったので、その手作りマラカスがとっても響いて・・・すごくキレイでよかったな~。
 その時、初めてラジオのインタビューを受けました。
放送で使われるかどうかわかりませんでいしたが、後日の放送を聞いたらしっかり使っていただき・・・(〃∇〃) てれっ☆

 なぜ『Love Live』というタイトルなのかというと・・・バレンタインの企画モノだったからです。
 なのに、女性限定だったのです!(笑) 普通バレンタインだから、男性に・・・ですよね?
SLT曰く、「オレらがただ単に『女性大好きっ!』っていうライブになったんじゃないの?」「オレらがチョコくれーって言ってるみたい・・・」と(爆)

 このようなミニライブはコンサートに来たついでや、ラジオ局のイベントゲストとして来てくれた時に開催されます。
4回くらいは行ったかな~。大きなホールもいいですが、竹善さんの滝のように流れる汗を間近に見ながらのライブはいいものですよ。


西村さんの携帯電話事件!

 ソロ活動に入る直前のツアーでの出来事。
曲の長さもさることながら、MCの長さも定評のSLT(笑)。もちろんこれがおもしろい!
 その時の話題が携帯電話でした。「コンサート会場では、電源をお切りください」というアナウンスが流れるということから話が発展して、
西村さんがラジオの放送中やレコーディングの最中でも、携帯電話を片時も放さないという話題になりました。
そしていつも誰かとお話ししているので困るということを、竹善さんと千章さんから言われていた最中に、携帯電話のベル音が!
「もう、誰?ちゃんとアナウンスしてるでしょ!MCだからいいものの・・・」と竹善さんが客席に向かってあきれ声で言ったその時、
「あ、ゴメン、ゴメン!」と西村さん。「へっ?!」とみんな一瞬目を疑いました。
なんと西村さんの携帯電話が鳴っていたのでした!!!(爆)
で、西村さんのとった行動は・・・電話に出たのです!!!(爆×31)
普通は電源をその場で切るでしょ?しかもコンサート中ですよ。その前に、本番中に携帯電話を持ってステージにあがるなんて・・・。
もう、竹善さんと千章さんはあきれ顔。「オイ!トモヒコ!(西村さんの名前)お前本番中だぞ、いい加減にしろっ!」と竹善さん。
戻ってきた西村さん。「ドモドモ^^;」ってオイオイ・・・。

 音楽以外のネタにも尽きることのないSLTでした。チャンチャン(笑)
次回のコンサートが楽しみです。一体何年ぶりになるんでしょ?


『2001-2002 METABOLISM TOUR』~2002.2.3(SUN)

 待ってました!4年半ぶりのコンサート。ウキウキ、ワクワクもさることながら、NEWアルバム『METABOLISM』をどう聴かせてくれるのか楽しみで。
というのは、今回のアルバムは今までのSLTとは全く違った「色」になったいたからです。
毎回違うコンセプトを持って作成しているというのはわかるのですが、もっと根っこの方での「違い」を感じていたアルバムだったからです。
 そしてアルバムタイトル通りの、「新陳代謝」「変革」を見せてもらいました。

 オープニングはアルバム通りの「The Law Of Contradiction」。踊りまくるぞ~と思った瞬間、目を疑いました・・・。西村さんの頭に2本の光る線が!?
「ついにここまできたかぁ」と(笑 デビューから見てきて一番の変化は西村さんの容姿だと思っています(爆 かわいらしい「坊ちゃん」から今に至るまでにはどんな葛藤があったのでしょう(⌒▽⌒)
 そして次はいきなり私の愛してやまない曲、「With You」が!SALT(塩谷さん)のピアノの最初の指だけで涙が溢れてきました。
4年半ぶりですし「新陳代謝」というくらいですから、昔の曲はアンコールくらいでしかしないと思い込んでいた私にとっては、不意打ち&心の準備ができてなくて^^;
曲の間、ずっと鼻と口を包み込むように顔の前で両手を合わせて涙を堪えるのに精一杯でした。
そして次々と曲が続き、竹善さんが語り始めました。湾岸戦争=環境戦争、ソ連政権崩壊、そして私がHPで紹介している「とっておきの一枚から・・・」の米国テロのこと。「この曲が何の意味ももたなくなるくらいの、平和で安全な世界になって欲しいです」と締めくくり、静かにそして壮大に歌い上げた「La La La」。これまた涙でステージが歪みっぱなし(笑
 西村さんに「何か一曲アレンジを・・・」ということで選んだ曲が「離れずに暖めて」。西村さんのギターがこれまた凄い。曲の前に説明がないと観客が「とうとうSLTもテープを使うのかぁ・・・」と思うと悪いのでということで、ギターの説明から入りました。ハーモニカ、サックス、極めつけが三味線の音を奏でるギターだったのです。一番上手だったかもぉ、津軽三味線が(笑
これがアコースティック調でまとめていて、深く深く伝わってきました。千章さんのパーカッションが最高でした。
その他「飛べない翼」「Seasons Of Change」など各アルバムを象徴する曲が続き、「ヽ(~~~ )ノ ハテ?なぜこんなに昔の曲を?
もしかして、私の誕生日祝いなのかしらん♪」とおめでたいアホなことを思っていたら(笑、
「今回の昔の曲は、全て『METABOLISM』に繋がっている曲なのです。」とのこと。
この意味がコンサート会場で販売されていた「cast」の特別版を読んだら納得できました。
全て今までのアルバムには作っていたときから次回作を思わせるような曲が入れられていたこと。
その先行、先行としていた曲がなかったら、この『METABOLISM』はなかったということ。
確かにそうなのです。『0(ラヴ)』では「全くの『0(ゼロ)』にして」と言いながら、『この手は離せない』と非常に人間くさい曲が入っていて、
次のアルバムは『Humanity』となっていますし、そして『Welcome To Another World』で「ようこそ!新しい世界へ!」と言っていて今回のアルバム『METABOLISM』となっていますから。

 1時間くらい遅れて会場入りした人に「まだ3曲しか歌っていませんからねぇ(笑)と、いつもの人懐っこい笑顔で竹善さんのコメント。
 西村さんは一曲につき多いときで3回もギターのお色直し。さすがに今回は携帯電話をステージに持参していませんでした!(爆
 「ぶぃぶぃ」言わせていた時を彷彿させるかのような、千章さんのステージ衣装。
そして完璧なパーカッションはいつ見ても惚れ惚れしてしまいます。
 SALTのステキなピアノにこのツアーでも逢えるとは思っていませんでした。
最近方々でご活躍の程、多忙だと思っていたので・・・(笑

 SLTの新陳代謝を目の当たりにして、4年半という期間の長さを感じた時間でもあり、またそれを一瞬のうちに埋めてくれた不思議な時間でもあり・・・。
まるでタイムマシーンに乗って時間旅行をしているかのような感覚を味わうことができました。

 このツアーはまだまだ続きます。
東京公演2月16、17日・大阪公演2月19、20・北海道3月14、15日など。当日券もあると思いますので、是非足を運んでみてください。
 最近のどこかの国の音楽を真似たような曲ではなく、日本人による日本人のスピリットで生まれた質のいい音楽に触れてみてください。

 きっと何かが動くばず・・・♪(* ̄― ̄)v


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