SING LIKE TALKING Ⅳ

SLTウェル
Welcome To Another World  [1997年5月28日]
 1.Seasons Of Change
 2.Real Life
 3.Starting Over~ありあまる想いで~
 4.Skylark
 5.Forever
 6.君の風
 7.Rendezvous
 8.Sprit Of Love(Sanctified Version)
 9.Flame(Remix)
10.Speed
11.The Light Is You

 ゴスペルの凝った時期・・・という感じがします。竹善さんの「どこまで出るんだ~!」と思うほどの美しい高音を聞くことができます。アルバムのタイトル通り、今までとはまた一味違うSLTの世界が味わえます。全体的にとても柔らかくて構えなくても聞けるアルバムだと思います。

【Seasons Of Change】
 楽しくても苦しくても同じように時は流れていくから、その時の流れに逆らわずに形成されてきた自然のように、変化を恐れずに身を任せてみるのもいいかな~と思える曲です。

【Real Life】
 「大切に積み上げた過去も崩せずに もうきみは 夢ひとつ見失いかける」
そうなんですよね・・・過去って未来の為にあると思っているけど、時に邪魔することもありますよね。消す事ができない分、しっかり受け止めて消化しないと前には進めないことはわかっているんですけど。だからいつも思っています。強いものは「0(ゼロ)」だと。

【Skylark】
 地平線の見える所で両手を思いっきり広げて、天を仰ぐ感じがします。自分がちっぽけだということを認識して、「まだまだやれる」と笑顔で歩き出せるような曲です。

【Forever】
 何もかも振り払い動き出さなければと思える曲です。パーカッションがとても素晴らしいです。金管楽器もふんだんに使っていて、聞いていてスカッとします。

【Rendezvous】
 大好きな曲です。「運命の出会い」はこういうものなのかも知れない・・・「君と僕とは天使に見つめられた・・・」。ホントに誰かを傷つけずに愛し合えたら、おもいっきり気が済むまで愛し合えるのなら幸せなんだろうな~と感じます。それにしても、千章さん・・・あなたのパートナーが羨ましいよ~ん(笑) この曲もずっと揺られていられる曲で、パーカッションが素晴らしいです。

【Sprit Of Love(Sanctified Version)】
 竹善さんが気持ち良さそうに歌っている姿が目に浮かぶような曲です。思わずサビは手を叩きながら一緒に参加(歌いたく)したくなるような曲です。「顔をあげて幸せだと言えるその日まで・・・」

【Flame(Remix)】
 誰かに支えてもらっていることを確認できるような曲です。今自分がこうしているのは、この優しい目で見守られているからだと感じられます。パートナーに不安を感じたら聞いてみてください。自分に向けられた何気ない言葉や仕草を思い出して、その理由を感じることができると思います。

【Speed】
 珍しくサビが低音です。高音が鳴り響くかと思っていたら・・・という感じで、いい意味で期待を裏切る曲です。

【The Light Is You】
 曲がとっても凝っています。竹善さんの声が楽器のひとつになっているような曲です。

SLTメタ
METABOLISM  [2001年9月26日] 
 1.Premonition
 2.The Law Of Contradiction
 3.Jack Lemmon
 4.Paradise
 5.My True Colors
 6.魔力
 7.見知らぬ空の下で
 8.Jigsaw
 9.Hyper Overdrive~不完全な固体~
10.悲しきHummingbird
11.幻月~A Tragedian~
12.What’s Dying Away
13.情熱のGroovin’
14.One Day
15.回想の詩
16.Only A Miracle

 本当に待ちました!4年4ヶ月ぶりのアルバムです。それぞれのソロ活動経てのアルバムで、3人の自我がたっぷり出ているようなアルバムです。今までとは全く違ってアルバムのストーリーを考えて・・・というよりも、それぞれが持ち寄ってできたアルバムという感じがします。

【悲しきHummingbird】
一番のお気に入りです。まず、西村さんの泣くようなギターから始まります。これがなぜか私にとっては笑をそそられるもので(ごめんなさい!)、どんな歌詞と声がでてくるのかと思ったら「掃き溜めのマドンナは今夜 毒入りのオレンジを買った」と低くてまとわりつくようなねっとりとした声で聞こえてきました。いいですね~、こういう変化は。最高です!最後の「but 逃れよう」というのもGood!前向きではない歌詞なんて珍しいですし、男の弱さというか恐いもの見たさの好奇心よりも傷つかない安全を選ぶところが出ていて面白い歌です。



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