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October 19, 2005
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カテゴリ: 読書
図書館から借りてきた、スティーヴン・グリーン・リーフの「致命傷」を読み終えた。私立探偵ジョン・タナー・シリーズの記念すべき第1作目。これからしばらくは、このシリーズを読むつもり。

<あらすじ>

弁護士の資格を持つサンフランシスコの一匹狼、タナーの事務所に地元の名士であるローランドの妻が依頼に訪れた。その調査中に、タナーの親友の私立探偵ハリーが殺されるという事件が起こる。奇しくも、ハリーはローランド夫妻の養女クレアからの依頼を受けていたことが判明。ハリー殺害とタナーが受けた依頼につながりはあるのか?ハリー殺害の謎を追うタナーに魔の手が迫る!!

さて、早川ポケミスの解説によると、「タナー=正義派探偵」なのだそうだ。確かに、正統派の私立探偵なんだけど、ちょっと優等生過ぎて面白みに欠けるっていうか、かっこよすぎな気がするね。まあ、1作目だから、これからだんだんと個性が出てくるのだろうけど。ストーリーは良く出来ているし、最後のどんでん返しもなかなかのもの。

このストーリーの底辺にあるのは、自分を見下した人たちへの恨み、復讐の執念だと思う。キーワードは「メキシコ人」。たまたまこの前に読んでいた本が、ジュディス・ヴァン・ギースン「メキシコの涙」だったんだけど、やはり人種問題はアメリカでは根深いものがあるのだと、再認識した次第。






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Last updated  October 25, 2005 09:48:59 PM
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ポケミスで読んでるのは  
じらーふ さん
イアン・ランキンのリーバス警部シリーズぐらいです。
一時期良く読んでいたのが、ジョナサン・ケラーマンのアレックス・シリーズ。
でも、全然覚えていない。
なので、通勤のお供で読みなおし、と思って読むと中盤のいいところで思い出すのだ。やれやれ。
あ、東京奇譚集をまだ読んでないのも思い出した。 (October 22, 2005 11:13:14 AM)

Re:ポケミスで読んでるのは(10/19)  
うささん2  さん
じらーふさん

こんにちは。イアン・ランキンは、本では読んでいないのですが、ミステリー・チャンネルでやっていたのを見ました。主演は、ジョン・ハナーでしたね。

ジョナサン・ケラーマンのアレックス・シリーズも
一時期かなり読みました。結構好きです。

村上春樹は、あんまり読まないな。せいぜい、
世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド
かな。あっ、羊男のクリスマスも読んだな。 (October 22, 2005 10:12:05 PM)

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