お気楽主婦の日常 

お気楽主婦の日常 

クリスマス って?




う

いクリスマスって何の日ですか?い


クリスマスは英語の「Christmas」ですが、
これは「キリスト(Christ)のミサ(mass)」という意味です。

他の言語で言えば、フランス語の「Noel」と
イタリア語の「Natale」は、
共に「誕生日」を意味するラテン語から来ています。

ドイツ語では「Weihnacht」と呼ばれ、
これは「聖夜(キリストが生まれた夜)」という意味です。

つまり、クリスマスとはイエス・キリストが
約2000年前にこの世に生まれたことをお祝いする日なのです。

12月24日はクリスマス・イブですが、
イブ(Eve)とは「前夜」という意味です。




いイエス・キリストは12月25日に生まれたの?い


イエス・キリストの誕生日に関する記録は残されていないため、
正確な日付はわかりません。
そこで、初期の頃は色々な日に祝ったようですが、
その内に12月25日に祝われるようになり、
4世紀にこれが確立しました。

また、ローマでは12月の冬至に太陽を祭るお祝いをしていました。
北半球で一番昼が短くなるのが冬至です。
それまで次第に短くなってきた昼が、
この日を境にまた長くなって行きます。
つまり、勢いの弱まってきた太陽が冬至にふたたび力を取り戻し、
光がよみがえるということを祝っていたのです。
さらに、273年になると、時のローマ皇帝アウレリアヌスは
12月25日を太陽神の誕生日と定めました。
イエス・キリストは「正義の太陽」、「世の光」と呼ばれていることから、
336年、当時の教会はこの祭日を利用して
イエス・キリストの誕生を祝う日と定めたということです。



いクリスマス・カラーの緑や赤の意味は?い


緑の代表と言えば、クリスマスツリーに使われる常緑樹です。
「常緑」、つまり強い生命力を持って
一年中葉を茂らせる緑の姿は永遠を表し、
さらに神の永遠の愛や、
イエス・キリストが与える永遠の命を
象徴しています。

赤は、イエス・キリストが私達に永遠の命を与えるために
十字架にかかって死にましたが、
その際に流した血を表しています。



いサンタ・クロースとクリスマスとの関係は?い


サンタ・クロースの起源は、4世紀の小アジア(今のトルコ)に実在した、
ニコラスという司教です。
ニコラスは、貧しい人や子供達を助けたことで多くの人に慕われ、
後に聖人とされて聖ニコラス(Saint Nicholas)と呼ばれました。

カトリック教会によって、聖ニコラスは
クリスマスのお祝いと結び付けられるようになりました。
それはオランダで続き、17世紀になってオランダ人が
ニューアムステルダム(今のニューヨーク)を建設した際、
その伝統も一緒にアメリカに渡りました。
オランダ語で「Sinterklaas」と呼ばれていたのが、
英語的な発音になおされて、「Santa Claus」、
つまりサンタ・クロースとなったのです。

ところが、19世紀に入るとサンタ・クロースが夢物語にしたてられ、
トナカイのそりに乗ってやって来て、煙突から入って来るといった
イメージをつけられてしまいました。

「サンタ・クロースは子供達に夢を与えるから」
とは言うものの、
今ではサンタ・クロースがクリスマスの主役となり、
さらにクリスマス商戦に利用されています。

クリスマスの真の意味が失われて行くのは残念なことです。



いクリスマスにどうしてプレゼントをするの?い


クリスマスにプレゼントを贈る習慣は、幾つかのことから来ています。
聖ニコラスが、人に知られずに困った人へ贈り物をしたこと、
また、イエス・キリストの誕生の際に、東方から来た博士(賢人)達が
贈り物を携えてきたこと、などです。

クリスマスはイエスの誕生日です。
イエスにバースデー・プレゼントをあげてはどうでしょうか。
「でも、どうやって?」 イエスは、次のように言いました。

「わたしの兄弟であるこれらの最も小さい者のひとりにしたのは、
すなわち、わたしにしたのである。」
(マタイによる福音書 25章40節)

つまり、困っている人を助けたり、誰かに優しくすることは、
イエスに対してしていることとなり、こうしてあなたも
イエスにバースデー・プレゼントを贈れるのです。

このクリスマス(そして一年を通して!)、
あなたのまわりを見渡して、小さな親切をしてみませんか?




© Rakuten Group, Inc.
X

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: