語りと筆しごと～書家香玉のうずまき帖

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育児ノート

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2005年04月18日

息子の幼稚園生活が本格的にスタートした。
先週までは午前中だけだったのだが
きょうからはみんなで初めてのランチタイムを
挟み、午後２時半まで園ですごす。
月曜と木曜が給食で、そのほかはお弁当を持っていく
ことになっている。ということで
きょうのお昼は給食だ。みんなで手を合わせて
いただきまーす！楽しい時間になりますように。

息子は自分だけの小さなお弁当箱を
とても喜んでいた。
年明け早々から、大好きなウルトラマン柄のを
祖母に買ってもらい、早く使ってみたくて
うずうずしていた。
時々、家で食べるご飯をわざわざウルトラマンに
詰めてやったりしていたが、実際に
自分でかばんに入れて、持ち運び、友達と並んで
弁当箱を開ける楽しみはまた格別だろう。

私自身も、幼稚園を選ぶ当初は
完全給食のところが楽でいいなぁと思ったりしたの
だが、今は息子のために作るお弁当が
なんだかとっても楽しみだ。
早起きしての作業は辛いし、小さな箱にバランス良く
詰められるかどうか不安もあるけれど
息子が園で、きっとわくわくしながらお弁当箱を
開けるであろうことを思うと、頑張らなくちゃと
はりきってしまう。

ところで、土日を挟んで、通園５日目となった今朝。
朝はすんなり自分で起きてきたものの
着替えの時に「ようちえんに行ったらさびしいな」と
しょんぼり。先生との待ち合わせ場所でも
やっぱり私の足にしがみついて泣いた。
「おかあさんがいいよ～」
お母さんと一緒がいいなんて、言ってもらえるのは
本当に今のうちだけだろうな。
きょうで３度目、大粒の涙を流しながら訴える息子だが
泣くのはいつもほんの一瞬だけで最後には必ず
泣き顔ながら「あとで電話するから」と言って
歩き始める。
電話はもちろんかかってこないが、そう言うことで
息子なりに心の整理をつけて、いざ出発しているようだ。
泣きながらも、しっかり足は前へ前へ。

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