うずらの卵

2009.01.28
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カテゴリ: 登山記録
1月12日

この3連休、金剛山日帰りで終わるのはもったいないし、
ちょこっと日帰りで行けそうな山はないかな~?と考えていたところ、
アル友HPの掲示板でSさんの書き込みを発見。
「雪山へ一緒に行きませんか?」
坊村より武奈ヶ岳を目指すとのこと。
わー♪今年初ブナ~~!!行きたいっ☆

天気が気になるところだけど、アル友のみんなと遊ぶと楽しいに決まってるし、
雪山ハイクのお誘いにありがたく乗っかることにした。

Sさん・H郎さん・チョッパー・ツレ・私の5名が参加。
京都駅で集合し、Sさんの車で坊村へと向う。
坊村の駐車場はところどころが雪に埋もれており、駐車できそうな場所は限られていた。

山腹を覆っていた雲が、みるみる空へ吸い込まれているような感じ。
どうやら天気が回復しつつあるようで期待する。


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坊村の登山口

坊村からいきなりの急登も、たくさんの雪で歩きやすく、気分上々↑↑
樹林帯の隙間から射す太陽の光が、登りの苦しさを和らげてくれる。

しかし喜びも束の間、最初の休憩をとった頃から急に雪が舞い始める。
そして次第に吹雪へと変わる。
どーゆうことやねん( ゚Д゚)


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吹雪・・・(´・ω・`)

しかし、この吹雪も長くは続かなかった。
樹林帯を抜け、見晴らしのよい尾根を登る頃に、再び青空が戻ってきた。
降ったばかりの雪が樹木に白い花を咲かせ、フカフカの雪面が光を反射し煌いていた。
きれい~~♪

雪山って・・・なにか人生そのものって感じね(・∀・ )ふかい!


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雪煙が舞う


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青い空バンザイ∩(・∀・)∩


冬のコースの緩やかな尾根道をぐんぐん登り御殿山に到着。
約2時間とコースタイムどおりに行けたので、この分だと武奈山頂まで余裕で行けそう。
なんてちょっとなめてた。


buna090112-05.jpg
御殿山。西南綾はやっぱり白がいい。


西南綾の風は強くトレースを一瞬で吹き消してしまうほどだった。
風に飛ばされた雪が顔を打ち痛いやら冷たいやらの中、ワカンを装着。
寒くてオーバーグローブを外すことができず、装着にえらい時間がかかった。


buna090112-06.jpg
西南綾をゆく

ワカンに助けられて、ようやく山頂まで到着。
御殿山から武奈山頂までは普段だったら30~40分で行けるが、倍以上の1時間半を要した。
風を除けるように琵琶湖側の斜面の雪を掘ってテラスを作りそこでご飯。
琵琶湖を真正面に眺めながらはとても気持ちがいいが、
油断すると小物類を落っことしそうで落ち着かない場所でもあった(^_^;)

山頂から琵琶湖のある東側以外は、とにかく山しか見えない。
同じような高さの白い山が無数に散らばる光景に、ここが関西であることを忘れてしまう。

buna090112-07.jpg
武奈ヶ岳山頂にて


今回は山頂往復コース。
よって、一度歩いた道なので間違うこともなく、スムーズに下山。

・・・のはずだった。


buna090112-08.jpg
稜線をもどる


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再び御殿山。アイゼンかワカンお好みで分かれる。


雪山マジックにやられてしまったil||li _| ̄|○

下りの道でトレースを追い、尻セードで一気に滑ったりしてはしゃいでいたが、
途中で道を間違えたことに気がついた。
正規ルートへ修正するために山腹を延々とトラバース。
深雪に足を取られ何度もころびながら、ホンマにこれで合ってるんやろか~?
と不安になるくらい長い長いトラバースで、正規ルートと合流したときのホッとしたこと(^_^;)

間違った下り始めポイントと、正規の下り出しポイントの間の距離は、
そう離れていなかったと思う。
下りる角度が少し違えば、下へ行けば行くほど、
扇が開くような感じでどんどん互いの距離が離れていくわけだ。
私達はいったいどれくらい下ってたのだろう?

悩ましげなトレースに要注意!

そして、雪山での読図力は絶対必要だろう。
雪山の経験を積み、勘を養っていきたい。

経験値がまた1つアップした。
よかった(^_^;)





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Last updated  2009.01.30 16:30:07
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