バカ足日記

バック オン


できないこと+できないこと=もっとできないこと
できないこと×できないこと=できること

すぐに足し算とわかったが、これはその後レッスン5回でバタフライに化けることになる。

まず腰を安定させないことには脚をひきつけることができないので、仰向けでビート板を持って練習。最近は「バッタ?ヒラ?」と問われる。

バックの1ポイントレッスンで教わって、顔の喫水線が決まってきた。
(喫水線を目尻と言われても怖くてできなかったのが、唇さえ出てりゃいいんだと開き直り、違うコーチに抱っこしてもらったらできた。)

バックオンドルフィンで15メートルを超えると腹がゆるみ膝が開き、そこで一度立って仕切り直し。

普通の形でのドルフィンもブレストのキックも、腰が緩むとぐちゃぐちゃになる。緩まなければ少しできる。
ならば緩めなければいいわけ。話は簡単。
(全くできないことは本当に考え込む。どこをどうするのか理解できなければ練習のしようも無い。)
バックオンで腰を締める、そのことにのみに集中すればいいから簡単で楽しい。

バックの1ポイントレッスンで、板を持って「親指が毎回触れ合うように、膝が曲がらないように」気をつけることをした。
ぐちゃぐちゃ。親指がどこにあるのかわからない。どんどん沈む。
そのうちに落ち着いて腹背中*が少し整うと、親指は右アップ左ダウンのときに触るのに気付いた。
弱点の左半身。元来は左効きだが、大きな動きを覚えている右腕右肩に対して左は未熟。左の脇がいつも甘い。ストロークの弱さはキックにも繋がっていた。左脚が開く。
なるほどー。
ブレストのキックの引き寄せでも左が遅い。ドルフィンは辛うじて腰と両脚を揃えてあるが、右の力に左脚がお付き合いしているだけなのを自覚していた。

この練習ならばできる。
バックの板キック。結果として親指の触れ合う腰の形。

辛いができる、というドリルの効果は高い。

肋骨を内側に押し込む。*だけでは事足りない。いつもの前提。


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