全16件 (16件中 1-16件目)
1
今日も雨降りです~。 台風もやって来るみたいだし~。 やれやれの・・・最終回で~す! 戯曲 虚仮・滑稽 (コケ・コッケイ) ***** ***** 続・中央駅員 デグチさん、気分でも悪かっ たの? 右の駅員 いいえ。 続・中央駅員 でも、苦しそうだったよ。 右の駅員 さっきまで、鶏の鳴き声について 話していたんです。 続・中央の駅員 鶏の鳴き声についてねえ。 (思いついたように)あっ、そうだ。 右の駅員 なんです? 続・中央の駅員 鶏の鳴き声だよ。 右の駅員 あなたのは、コケ、コッコ―じゃ ないんですか? 続・中央の駅員 俺じゃあないさ。うちの子 供だよ。 右の駅員 あなたのお子さん――。 続・中央の駅員 俺のさ――。 右の駅員 云って下さい! 続・中央の駅員 云うのかい? 右の駅員 お願い! 続・中央駅員 (云おうとするが)やめと こ。 右の駅員 (ガクッときて)なぜ?どうして やめとくの? 続・中央駅員 君のとさして違わないから さ。 右の駅員 違わなくていい!違うわけは無 い んです!デグチさんはそう云ったんだ ――。 続・中央駅員 只、ちょっとは違うんだ。 右の駅員 ちょっと違うってことは、ほとん ど 同じって事なんだ!(ボックスの中で 立ち 上がり)僕はひょっとするとデグチ さんの――。デグチさんの――。 続・中央駅員 デグチさんの? 右の駅員 あなたも他人事じゃないんで すよ! 続・中央駅員 (ボックスの上に立ち、遠く を見 回す)――。 遠くで鶏の鳴き声。なにやら、コケ、 コッケーイとは聞こえまいか? 右の駅員 (あきらめて続・中央駅員を見 下ろす)デグチさんの鶏、なんて鳴くと思 います? 続・中央駅員 さあ――。 右の駅員 虚仮、滑稽――です。 二人、顔を見合わせている。それは あたかも、各々が天と地を眺むるに にたり。また、これごとき彫刻を駅前 に備えたれば、愚かな冗談と、夢の 島へ葬り去られるやも知れん。 暗転。 などと昔の事を思い起しつつも既に、 胸は高鳴り、喉はクークーと音を立 てているんだよ。あれ?君、寝てちゃ あいけないよ――。 ***** ***** これでおしまい・・・イチゴブラントサガッタ。 これまで、律儀に読んで下さった方々、返す返すも、ありがとう ございました。 若い頃は、こんな事考えていたんだなぁ~、とか・・・ちっとも、 成長してないじゃん!・・・なんて、思ったりしちゃいましたよ~。 現在の自分とは、明らかに違う、若い頃の自分に、ちょこっと だけ、優しくしてあげたく、なりました。 若者って・・・いつだって、真剣だし、一生懸命に前に進もうとす るでしょ~。 それも、ちゃんと、自分のひ弱さを、認識しながら・・・ 因みに・・・ アハハ~、おばさんだって、いつも真剣なんですけれど、ねぇ~!
2011年05月29日
昨日、東京も、梅雨入りですって~。 ちょっと、時間の経っちゃった話題なのですが・・・ いえ、ね・・・ニュースで、大相撲のこと、やっていたのですよ~。 八百長問題以降、NHKの放送も、なくなったし、今、やってたん だ~!なんて、思っちゃうくらい、分かってなかったんですが。 取組の映像を見て・・・あれ~!なんて、思ったのですよ~! と、言うのも・・・向こう上面(って、言うの~?正面?)の升席(な のかなぁ~?)の感じが・・・ちょっと、違う。 いつも見ていた雰囲気と、明らかに、違うんです! よくよく見てみると・・・ あぁ~!普通の方々が、座ってらっしゃる~! 普通のおばちゃんがいる~! 普通のおっちゃんがいる~! 八百長問題が起きる前だったら、きっと、ご招待のお客さんが、 陣取っているに違いありません。(時に、ヤクザも・・・) でも、今・・・ 本当にお相撲が観たい、本当にお相撲が好きな、そんなお客さ んが、観に来ているんじゃないか・・・って。 それも、朝早く、並んで、席を取ったんじゃないかなぁ~?なんて、 思うのですよ~。 今・・・こんな、本当の相撲ファンを、大切にして、いいお相撲を、 取り続けて欲しいなぁ~、なんて、思うのでした。 あっ・・・今日で、戯曲が終わるつもりだったのですが、字数が多 過ぎて、収まらなかったので、途中で、切りました。 や~ねぇ~。 戯曲 虚仮・滑稽 (コケ・コッケイ) ***** ***** マモルは箒と塵取りで掃除などして いる。 マモル 全ては繰り返す。――歴史も繰り返 す。 右の駅員 歴史は今まで、例外なく繰り返し て来ました。 マモル そんな大げさなことは考えたくないよ。 右の駅員 でも、大きな歴史は小さな歴史の 集まりです。小さな歴史はもっと小さな歴史 の集まりです。もっと小さな歴史は、もっと もっと小さな歴史の集まりなのです。 マモル 分かった分かった。 右の駅員 デグチさんはちっともわかってな い! マモル 君、やけに理屈っぽくなったね。 右の駅員 僕、理屈は好きじゃありません。 マモル じゃあやめたまえ。 右の駅員 でもやめません! マモル なんでこだわるの? 右の駅員 こだわり屋だからでしょう。 マモル こだわるのは醤油だけにしてよ。 右の駅員 僕、ここ数年刺身なんて食べて ません。 マモル 食べてないならこだわらないで。 右の駅員 こだわる! マモル 答えにならん! 右の駅員 今答えます。 マモル 答えなくてもいいんだ。(仕事を続 けて) 右の駅員 デグチさん、随分とひねくれました ね。 マモル いや、素直になっただけさ。 右の駅員 じゃあ、素直に聞いて下さい。 マモル 分かってるよ。君の云いたい事は分 かってる。でも、そんな立派なお話は、どっ かのホールでやった方が世の為人の為に なると思うよ。 右の駅員 そんな大げさな事で理屈をはくわ けじゃありません。 マモル 理屈はくならヘドをはけ――。 右の駅員 理屈はヘドより清潔です。 マモル 役に立たんものは口からでるか。 右の駅員 ――。 マモル 僕がどう云う根拠で君の考えを受け いれないか、云っていいかい? 右の駅員 ――。 マモル 僕だって以前は君と全く同じ考えだ ったよ。同じ過失を二度と繰り返しちゃい けないさ。 右の駅員 (何か云おうとする) マモル でもね、僕は今になって、ハク子の 云う事がわかる気がするんだ。全ては繰 り返す――。 右の駅員 ――。 マモル 全ては――。 右の駅員 ――。 マモル 僕がかつてチャボになったがごとく、 頼みの綱だった息子は。 右の駅員 (目線を上げる)――。 マモル 息子は、シャモになってしまったん だ! どこかで激しい鶏の声――。電車の 音にかき消されて。 二人、耳を傾けたまま、やや間。 右の駅員 デグチさん。 デグチ 鶏の鳴き声って――。 右の駅員 ええ。 デグチ コケ、コッケーじゃない? 右の駅員 よく呑み込めません。 デグチ 卵が? 右の駅員 僕、蛇じゃないもの。 デグチ 虚仮は馬鹿や愚かって事で、滑稽は 冗談やざれごとって意味――。 右の駅員 成程ね――。 デグチ 笑おうよ。 右の駅員 そうですか? デグチ ハハハハハ――。 右の駅員 ヒヒッ、ハハハハ――。 どちらともなく笑いやむ。 デグチ 僕の鶏、ちょいと違ったろ? 右の駅員 ほんのちょっとです。 デグチ 本当にちょびっとかね? 右の駅員 当然ちょっぴりでしょう。 デグチ 昔からチョッコリ違っていたんだね。 右の駅員 その差はコロンブスとオーデコロ ンブスの違いた、ナルヘドとナルヘソの違 い程で、それは味噌糞の差に等しく、水戸 黄門と屁と肛門の差ともイコールなわけで あり、デグチさんと僕との――。 デグチ 君と僕とは――。 デグチは何か云っているが、激しい 電車の音とアナウンスにより聞き取 る事ができない。「二番線に下り電 車が参ります。白線より下がってお 待ち下さい――。」「二番線、貨物列 車通過となります。白線よりおさがり 下さい。」ホームの駅員の声らしい。 右の駅員 もうじきですね。 デグチ もうじきさ。 右の駅員 やっぱりですか――。 デグチ やっぱりさ。 右の駅員 デグチさん――。 デグチ 助かったよ。 右の駅員 どうかしましたか? デグチ いや、大した事じゃないんだが――。 右の駅員 ないんだ、が? デグチ 只、喉の辺りが――。 右の駅員 オ、ウ、エ、ですか? デグチ ノウ。 駅員が一人、そそくさとやって来る。 駅員 よう、ご苦労さん! デグチ ちょうどですね。 駅員 さあ、交代交代。(ボックスに入る) デグチ それじゃあ、後、よろしく。 右の駅員 デグチさん!(呼んだ後困る) デグチ ? 右の駅員 お疲れ様――。 デグチ お先に。 デグチ、苦しそうに下手へ去る。 照明徐々に暗くなり、改札のみ浮 かびあがっている。 ***** ***** 今日はここまで・・・イチゴブラントサガッタ。 次回は、本当に、最終回ですから、ねぇ~。
2011年05月23日
いえ、ね・・・今朝のニュースで、ちらっと、地熱発電の事をやっていた のですよ~。 日本の国策としては、原子力だったのですから、地熱発電はわずか しか、使われていないのは、当然なのですが。 それでも、その地熱発電のノウハウを海外には、輸出していたようで す。 日本は、火山が多いので、地熱発電に向いている、って話も、聞いた ことが、ありますが・・・ 今までの方針を変えて、新しい事業に変えていくことは、大変な勇気 がいることかも、知れません。 でも、核反応は、何とか、抑え込んで、いかなければならないんだろ うなぁ~、なんて、思うのですよ~。 正直、抑え込むなんて、無理なのかも・・・とも、思うのですが。 でも、原子力を推進して、研究してきた方々の務めとして、どうか、真 摯な態度で、この人間が作った暴走に、向き合って、対処して行って、 頂きたいです。 いつだって、研究が間違っているんじゃないです。 使い方でしょ・・・ そうしていくことが、人間が自然の一部として、生きて行ける、只一つ の方法だと、思うのです。 戯曲 虚仮・滑稽(コケ・コッケイ) ***** ***** ややあって、ハク子の笑い――。 ハク子 ふふふふふ――。ははははは――。 マモル ――。(心配そうに) ハク子 (真剣に)これでいいんだわ。 マモル そっ、そうだよ。 ハク子 あたし達、これでいいのよ。そして、 お母様やお父様も!ふふふ――。 マモル ? ハク子 ふふふふふ――。 マモル 母さんや父さん――。 ハク子 はははは――。 マモル (肩をゆすって)どうしたの? ハク子 はははは――。(こいつは気違いか ?) マモル ハク子!どうしたの?笑ってないで ! ハク子 なっちゃったのよ。 マモル ! ハク子 鶏に! マモル (その場にしゃがみ込む)――。 母さんと父さんは正座のまま。 母さん コッ、コッ、コッ、コッ。 父さん コケ―、コッ、コッ、コッ。 マモルは洗面器の水をちょろちょろ と流す。 マモル 皮肉ですよねえ、世の中は。僕はや っぱりクリスチャンになれそうにないですよ。 僕が人間になったかと思えば、母さんや父 さんが――。 ハク子 あなた、分かってないのね。 マモル 君、ずっと昔にも、同じ事云ったね。 ハク子 あなたは一々分かってないのよ。 マモル (むかつくのを抑えて)ハク子。 お前に一体なにが分かると云うんだい? ハク子 皮肉でも、何でもないって事よ。 マモル (無理に笑い、歪む)お前はいつも そうなんだ。なんか奥歯に物のはさまった 様な云い方をするね。 ハク子 あら、奥歯に? マモル ――。 ハク子 けっこうじゃありませんの。鶏に奥 歯はありませんわ。人間になった証拠で もありますわ。 マモル 勝手に云ってなさい! ハク子 ええ、云わせて頂くは!人間ですも の。 マモル 云うな! ハク子 云うわ! マモル ワー、ワー、ワー! ハク子 あなた、あたしに鶏に戻れと云いた いの? マモル 違うよ。 ハク子 違わないわ! マモル ――。 ハク子 あたし、お母様やお父様に、今まで のかしを返そうと思うの。 マモル お菓子なんか借りてたの? ハク子 お菓子なんて、甘いもんじゃないわ。 マモル なら、魚河岸の様な、生臭いもの? ハク子 あなたは不真面目よ! マモル 僕が不真面目なら君はなんだ!昼メ ロみたいな事はやめろ! ハク子 昼メロ大いに結構よ。ヨロメキドラ マだって、テレビ史上の大事件だったわ! マモル 大事件? ハク子 (無視して)今まで受けて来た待遇 の、かしを返す、って事よ。 マモル そんな待遇うけた? ハク子 あの取扱いよ!忘れたの? マモル だって、僕らは鶏だったんだし――。 ハク子 それが、あなたの理屈なのね。 マモル ――。 ハク子 それでもいいのよ。 マモル――。 ハク子 お母様、お父様は、今や鶏に化した んですもの。 マモル (諭す様に)でもね、人間って、そんな 事繰り返すべきじゃないと思う。 ハク子 ご立派ね。 マモル よく大学の体育会のやつが、下級生 をいじめるでしょ?四年が三年、三年が二 年、二年が一年って、いじめるわけよ。そん な時、いじめる相手がいない一年が、こう云 う習慣はよくないからやめよう!と、思えば、 こんな悪循環はなくなるんだよ。でもね、一 年はいじめられながら思うんだ。僕達も、二 年になれば、一年をいじめられるんだ―― って。 ハク子 それ、可なり程度の低い大学じゃな くて? マモル どれも、似たり寄ったりさ。 ハク子 あたし、思うわ。 マモル どう思うの? ハク子 全ては繰り返すのよ。 マモル 流行は繰り返しても、そう云う事っ て、繰り返してほしくないんだ。 ハク子 ほしくなくても繰り返すわ! マモル なぜ? ハク子 繰り返して、しまうのよ。 マモル なぜだ!なぜそんな事がお前に分か るんだ! ハク子 (口ごもる)――。 マモル なぜだ!えっ?なぜなんだ! ハク子 (涙がこぼれる)――。 マモル あっ、ごめん。でも、なぜか云って くれよ。僕には――。 ハク子 もう、繰り返されてるのよ。 マモル 繰り返されてる? ハク子 あたし達がチャボやハクショクレグ ホンになる以前は、人間だったのよ。そし て現在、人間に戻ったわ。そうやって繰り 返されて行くのよ。お母様やお父様は、以 前は人間だったわ。でも、もっと以前には、 きっと鶏だったに違いないのよ。わかる? そうやって鶏と人間を繰り返して来たのよ。 そして将来、ずっと繰り返して行くのよ。単 にその途中にすぎないのよ。あたし達が 鶏になり、人間に戻ったって事は! マモル でも、それだからって、母さんや父 さんに――。 ハク子 仕方ないのよ!分からない人ね。 マモル ――。 ハク子 そうせざるを得ないのよ! マモル ――。 ハク子 あたし達が人間と鶏を行ききする以 上は! マモル 分かるもんか。そんな勝手な事――。 父さんが立ち上がろうとする。 ハク子 お父様!(近づき)動いちゃいけま せんわよ! 母さん でもねえ、もういいかげん――。 ハク子 そうは行きませんわ。 父さん でも、足が痛くて痛くて。 ハク子 どんなに痛くても、お母様、お父様 を好き勝手に放って差し上げる事はでき ませんわ。たとえあたしが許しても、世間 が許さないでしょう。何と云っても、大切な 尾っぽですもの。歩き回られてすれたり 切れたりでもしたら、あたしが世間から何 と云われるか。――あたしの身にもなって 頂きたいわ。今やお母様、お父様は、全人 類の宝ですもの!そうでなくて、どうして スーパーいなげやで威張っていられて? マモル (止めさせようと)ハク子、ちょっ と――。 ハク子 あなたは黙っていて! マモル でも! ハク子 (手で制して)お母様、お父様、お 分かりでしょう?お母様、お父様には、今 や権力がお有りなのよ。でも、裏を返せば 義務でもあるって事よ。過剰と思われる程 の保護を受ける義務があるのよ! 驚きとともにマモルのみスポットライ ト。 マモル 僕はその時知ったんだ。母さんや父 さんが、天然記念物であるオナガドリであ ることを――。 暗転。 ***** ***** 今日はここまで・・・イチゴブラントサガッタ。 アハハ~、次回で戯曲も終われるかなぁ~。 ・・・やっとです~。
2011年05月22日
ご無沙汰しておりま~す! 運動不足か~? う~ん、腰の痛さに耐えながら、仕事に励んでおりました。 ここから・・・ 東電の埋蔵金って、あるんですか~?ってな、話なんですが。 今になって、メルトダウンを東電が認めましたでしょ~。 あれだけ壊れているのだから・・・当然かも、知れませんが・・・ 今までも、どう仕様もないですが・・・東電の幹部の方々、自分 達の保身の為だけに、まだまだ、いろいろな事柄を隠していま せんか? いい加減にして欲しいです。 東電の埋蔵金についても、うわさがありますが・・・もしも、ある なら、隠さず使って下さい。 勿論、幹部の方々の給料にじゃ、ないですよ! ・・・ここまで、ね。 ちょっと、思うんですけれど・・・突然ですが。 太陽光発電のソーラーシステムを、まずは、公立の小・中・高等 学校に備えつけるってのは、できないでしょうか~? 学校全部の電力を賄う、大がかりなものから、職員室だけとか、 部分的なものまで・・・学校ごとに、個性があっていいと思うので すよ~。 子供たちの身近なところに、自然エネルギーのシステムがある ってのは、とっても、いいと思うのですよ~。 第一、教材としても、使いみちがあるでしょ~。 小さい頃から、そういうものに触れ合っていれば、今後の開発 にも、大きな力になる人材の育成にもなると、思うのですよ~。 戯曲 虚仮・滑稽(コケ・コッケイ) ***** ***** マモル (気落ちして)――。 右の駅員 束の間の恋でしたね。 マモル 本当さ。 右の駅員 余りにもはかなく、余りにも悲しく、 余りに短か過ぎる恋でしたね。 マモル スギル!よ。 右の駅員 でも、恋愛は短い程激しく燃え るものと云います。 マモル 短期間に燃え尽きる恋愛か――。そ れをするには、年を取り過ぎていたよ。 右の駅員 年を取って行ったら、若返りゃし ませんか? マモル 僕から年を取ったなら、若返りもし ようが、年を僕が取ったんだから。 右の駅員 じゃあ、デグチさんはドロボーじ ゃないですか。 マモル 僕がドロちゃんに見えますか? 右の駅員 人は見かけによらぬもの。 マモル 構いませんよ。(帰ろうとする) 右の駅員 そんなつもりで云ったんじゃない んです。デグチさんがあんまり沈んでるん で――。決して、悪気はないんです。 マモル (引き返して来て)分かってるんだ よ。でも、ここは陸上だから大丈夫だよ。 君にまで心配かけてすまないねえ。 右の駅員 よかった。戻って来てくれて。 マモル ――勤務時間だったんだ。 暗転。 照明がつくと、母さんと父さんが下 手のちょいと高い所に正座している。 改札に変化はない。 マモル 子供の成長ってのは早いねえ。 右の駅員 そうですねえ。お子さん、大きく なられましたか? マモル お陰様で。 右の駅員 お母さん似ですか? マモル どうだろう。 右の駅員 奥さん綺麗だから。 マモル それじゃあまるで僕が汚い様に聞こ えますよ。 右の駅員 そうですか? マモル そうですとも。でもね、本当云うと、 僕に似ている気もするんだよ。 右の駅員 本当ですか?そう云うの、世間で 親馬鹿ってんじゃありません? マモル 馬鹿でもいいさ。親だもの。 右の駅員 でも、うらやましいなあ――。奥 さん綺麗で――。 ハク子の声 ああら、どなた?あたしの事、 なんかおっしゃったの――。 ハク子登場。マモルを発見してがっ かりする。 ハク子 あら、あなただったの。 マモル まあね。 ハク子 (意味ありげな笑み)ああた――。 マモル (気味悪がって)なんだい? ハク子 大変よ。(大変がる) マモル なにが?(なにがっと開き直る) ハク子 あなたにも大いに関係がある事なの よ。 マモル 僕にも? ハク子 あたしにもね。 マモル 君にも――。 ハク子 そうよ――。(浮かれポンチ) マモル 僕と君に、かつて共通の大変があっ たろうか? ハク子 なに云ってるの。 マモル 僕、クリスチャンになろうかな。 ハク子 今からはクリスチャンにでもキリシ タンにでも好きなだけなれるのよ! マモル 今からは? ハク子 そうよ。あたし達、これからが本当 なんだわ! マモル なに?分からないよ。 ハク子 分からない?本当? ハク子は右の駅員をよっけてボック スから水を張った洗面器を持って来 る。 ハク子 これよ! マモル 洗面器は新兵器かい? ハク子 これで自分の姿をよーくご覧なさい よ。 マモル (水鏡に映す)――。 ハク子 ねえ。ねえ――。 マモル (絶句している)――。 ハク子 これ、鶏? マモル (首を振る)――。 ハク子 あたしも見て。ねえ、見てよ!(洗 面器の上でもがく) マモル うん。(泣きそう)見たよ。見たっ たら――。 ハク子 あたし達これで――。(流涙) マモル うん。 ハク子 (マモルに寄り掛かり泣く)あなた ――。 マモル これでいいんだ。これで――。 ***** ***** きょうはここまで・・・イチゴブラントサガッタ。 亀太郎さん、元気にベランダで日向ぼっこなんか、しているの ですが・・・窓ごしに目が合うと・・・ 入りたいなぁ~、なんて、近寄ってくるから・・・ ちょっと・・・かわいいヤツ・・・なんて、思っちゃったりして~。 親バカ~?(←産んでない、産んでない。)
2011年05月20日
ご無沙汰していま~す! 浜岡原発の運転停止を、中部電力が受諾したようですねぇ~。 私としては、今後の危険を考えれば、当然じゃないかとも、思う のですよ~。 愛知の知事とか・・・街のインタビューされているおばさんとか・・・ 経済が傾くとか、電力が足りなくなるとか、不安を語っているでし ょ~。 そりゃ、不安でしょ~。 でも・・・不安なんて、はっきり言って・・・今に始まったことじゃ、な いでしょ~! 現在の福島原発を見ても、不安ばっかりでしょ~。 いつかは、地震は必ず来るわけで・・・その時、浜岡原発が、どれ だけ危険な状況になるか、想像に足ると思うのですよ~。 地域住民の方の被害や、電力不足の影響や、被害への諸々の 補償や、環境破壊など・・・いろいろと考えると、そりゃ~、リスク 多すぎませんか~? できることなら、事前に安全な方向に軌道修正した方がいいと、 思うのですよ~。 経済の落ち込み・・・当たり前です。 今だって、落ち込んでいます。 そんな時代だから・・・今なら・・・少々の事では挫けず、我慢もし ながら、優しさも忘れず、国民ひとりひとりが、頑張っていけるん じゃないでしょうか~。 AC ~ ♪ ・・・ じゃ、ないけれど、ひとつになろう日本! (アハハ~、がらにもなく・・・) 虚仮・滑稽(コケ・コッケイ) ***** ***** 改札口は極普通である。 マモル ハク子は遊び好きな女だよ。僕は別 に構わないさ。母さんや父さん、そしてハク 子がみんな、それぞれ幸福ならば、云う事 ないよ。 右の駅員 本当に? マモル 本当さ。 右の駅員 絶対に? マモル 絶対さ。 中央花道から茶色い服の女が歩いて 来る。 右の駅員 どうしても? マモル (茶色い女を見ながら)どう、しても。 右の駅員 心から? マモル こっ、こころ、から――。 右の駅員 神に誓って? 茶色い服の女、改札を通り抜ける。 定期券である。 マモル かみに――。(スッと茶色い服の女 の腕をつかむ) 茶色い服の女 キャッ、チカン! マモル チカワン! 右の駅員 誓わないんですね。 マモルと茶色い服の女は向き合った まま。 マモル あの――、お名前は? 茶色い服の女 ナゴヤです。 マモル ナゴヤさんですか。 ナゴヤ はい。 マモル 僕、デグチと云います。 ナゴヤ そうですか。 マモル 僕、その――、恋したらしいんです。 ナゴヤ どなたに? マモル 知ってるくせに。 ナゴヤ 存じませんわ。 マモル 存じて下さい! ナゴヤ 存じなければいけません? マモル いけません! ナゴヤ そんな義務はありませんわ。 マモル 僕の為に! ナゴヤ あなたの――。 マモル あなたの為でも――。 ナゴヤ いいえ! マモル 僕、あなたに――。 ナゴヤ 云っちゃあダメよ! マモル いいえ云います。云わせてください。 ナゴヤ ダメだったら! マモル あなたに恋したんです! ナゴヤ ああ!恋してしまったのね。 マモル 僕、知ってます。あなただって僕の 事を。そうでしょう? ナゴヤ それは――。 マモル 僕、ハク子と別れてナゴヤさんと暮 らすよ! ナゴヤ 駄目よ!そんなの――。 マモル ハク子は一人で生きて行けるんだ。 僕なんか必要ないんだよ。 ナゴヤ でもね。わたし、同じ女として、そ んな事できないのよ。 マモル ナゴヤさんは古いよ!今時近松は 流行らないよ! ナゴヤ あら、流行ってるは! マモル そんなことどっちだっていいよ! ナゴヤ いいならいいじゃないの。 マモル その件についてはいいの! ナゴヤ じゃあ、あの件についてはいくない と云うの? マモル 話をそらさないでよう! ナゴヤ わたし行くわ。 マモル 待って!僕も行くよ。 ナゴヤ (制して)ハクショクレグホンを妻 に持ったあなたは、ナゴヤコーチンにち ょっと引かれただけだったのよ。そうじゃ なくて? マモル ちょっとじゃない!凄くです。 ナゴヤ そりゃあちょっとは卵を抱くのが上 手いかもしれないわ。でも、それだけの話 じゃない。 マモル あなたは、悲劇のヒロインを気取っ てるんだ!でも、、そんなの誰も誉めてく れないよ! ナゴヤ 一度でいいから、悲劇のヒロインを やってみたかった。 マモル もうやったんだから、そろそろ上が って下さい。 ナゴヤ 頼まれなくてもあがりました。 マモル (喜んで)やっぱり! ナゴヤ あがって上手く演じられなくて、田 舎に帰ります。(行こうとする) マモル あなたは僕が嫌いなんだ! ナゴヤ (振り向き)違うわ!でもね、今、 ハクショクレグホンのハク子さんには、デ グチさんが必要なのよ。何故だかおわか り? デグチ (半べそ) 分からないよ!絶対に 分からないよう! ナゴヤ 馬鹿ね。家に帰ってご覧なさいな。 玉のような男の子がいるわ。 マモル 男の子? ナゴヤ あなたの。 マモル なんてこった! ナゴヤ ハク子さんはどうあがいてもハクシ ョクレグホンだわ。子育てが下手でも、そ れは仕方のない事だわ。ハクショクレグホ ンはハクショクレグホン。ナゴヤコーチン はナゴヤコーチン。チャボはチャボよ。 マモル ――。 ナゴヤ わたしは行くわ。 マモル (黙ってうなづく)でも、なんで、 父親の僕が知らない事をナゴヤさんが知 ってるの? ナゴヤ そりゃあ、あなたの事ならあなた以 上に――。 マモル 有り難う。 ナゴヤ さようなら。 ナゴヤ小走りに去る。 ***** ***** 今日はここまで・・・イチゴブラントサガッタ。 東映の岡田名誉会長が亡くなったでしょ~。 この方については、よく知らなかったのですが、子供の頃から好 きだった、時代劇や任侠映画なんかも、この方の功績なようだし、 おばさんになってから観た、仁義なき戦いとか・・・この方の持つ、 映画を、世の中に送り出していく際のセンスと言いますか・・・そ んなものに、凄さを感じるのでした。 ご冥福をお祈りいたします。
2011年05月11日
今日の東京は、ちょっと、涼しい感じです~。 端午の節句なのに、今年も五月人形も出さなかったし~。 人形に、恨まれちゃいそうです~。(ご勘弁を~!) いえ、ね・・・ビンラディン容疑者が、暗殺されたでしょ~。 何だか・・・手放しで喜んでいて・・・いいのかなぁ~、なんて。 被害者家族は・・・そう・・・気持ちもわかりますが・・・ 本当は、裁判とか、手順を踏んでやるべきだと、思うのです よ~。 何となく、やっていることが、西部劇とか時代劇みたいで・・・ (かたき討ちの気持ちも分かりますが・・・西部劇も時代劇 も好きなんですから~。) でも、 やっぱり・・・現在、暗殺は・・・どうかなぁ・・・ 特に、この度の事では、大統領選挙の裏工作なんかも、言 われているでしょ~。(今回のことで、オバマ当確になった ようですし~。) ビンラディン容疑者も、アメリカの都合で、生かされたり、殺 されたり・・・って、感じで。(実際、9.11についても、アメリカ の陰謀説って、根強いでしょ~。) こんなこと言っても、きりがないんですが・・・ 只、日本のマスコミまで、暗殺を一生懸命擁護するような報 道をすることはないと、思うのですよ~。 やっぱり、暗殺は正当じゃない・・・と、思うのです。 アメリカの、「 俺が法律だ!」的な行動は、ならず者と、変わ らないですよ~。 う~ん・・・西部劇ファンの私だって、日本人として、感情論 (?)に、流されちゃいけないなぁ~、なんて、思うのです。 アハハ、いつも、流されっぱなしなんですけれど~。 虚仮・滑稽(コケ・コッケイ) ***** ***** ***** マモル あのう――。 ハク子 はい? マモル いい天気ですね。(ニヤケて) ハク子 そうですわね。 マモル ――あのう。 ハク子 なんですの? マモル 本当に良かったんですか? ハク子 なにが? マモル 僕との結婚です。 ハク子 ええ。 マモル ( 照れ笑いして )なんか、凄いスピ ードで話が進んでしまいますね。お見合い がこんなものだなんて、知らなかった。 ハク子 こんなものですわ。 マモル そうですか――。 ハク子 お母様やお父様はわたしの事、気 に入って下すってるわ。マモルさんはどう なの? マモル 僕――、正直云って分からないな。 だって、あなたと会ってから十分も経たな いんだもの。 ハク子 本当は、わたしも同じなのよ。 マモル そうですよねえ。 ハク子 でも、そんな事、わたし達には全く 関係ない事ですわ。 マモル どう云う事ですか? ハク子 やめましょう。 マモル 関係ないって――。 ハク子 やめましょう。 マモル そんなにやめろと云うのなら。 ハク子 でも。 マモル でも? ハク子 一つだけ云わせて頂ける? マモル どうぞどうぞ。 ハク子 ご両親がわたしを嫁に迎えたがる 理由はね――。 マモル きっとあなたがすばらしい人だから でしょう? ハク子 ああら、本気? マモル えっ? ハク子 あなた、分かってるの? マモル どう云う事? ハク子 本当に今の今まで、気付かずに 生きて来たの? マモル なにに? ハク子 わたし達、単なる鶏なのよ! マモルは驚きに震えながら下手の自 動販売機にもたれかかる。 マモル そうだったんだ。僕は単なるチャボ だったんだ。そして、そして彼女は――。 そう、昔図鑑で見た事がある。確かに彼女 は、ハクショクレグホンだったんだ!(うな だれて)ハクショクレグホンは卵をよく産む って書いてあったっけ――。そのくせ子育 てが嫌いだって事も。母さんや父さんはど うして――。 ハク子 どうしてそんな鶏を気に入ったかっ て云うの? マモル (振り返る)――。 ハク子 そんなの分かり切ってるわ。 マモル どう分かってるの? ハク子 卵よ。目的は卵だったのよ! マモル ! 暗転。 ***** ***** ***** 今日はここまで・・・イチゴブラントサガッタ。 タイトルに番号があるでしょ~。今日だったら、( 12 )とか。 実は、( 4 )が、抜けていたのですよ~。 話は繋がっているのですが、番号を、間違えたようなのです。 でも、忌み言葉でもあるし・・・まぁ、いいかぁ~、なんて。 アハハ~、そんな、いい加減な人間で~す!
2011年05月05日
ご無沙汰しておりま~す! ちょっと、言っていいですか~? ・・・って、もう、言っちゃっているのですが~。 いえ、ね・・・菅おろし・・・って。 う~ん・・・もう・・・野党も与党もマスコミも・・・ いい加減にしろ~!・・・って、感じなんですけれど。 菅直人を下して、誰か相応しい人がいますか? 代わりもいないのに・・・無駄なことに時間もお金も、 かけることはないです! ココカラシバラク、イカッテマス! どこかのニュースショーかな・・・菅さんに怒鳴られるから萎縮して 仕事ができないらしい官僚のことをおもんばかるマスコミ!(いい オッサンが、そんなことで萎縮するな!) そのくせ、リーダーシップが・・・って、うるさい!(逆に、菅さん、萎 縮させて、どうする!意味ねぇ~!) はっきり言って・・・自民党時代の尻拭いを民主党がやっている状 態でしょ~。 財源の無さだって、今に始まったわけじゃないでしょ。 自然災害にしたって、かつてない状況なのだから、対応の良し悪 しを比べようがないし。 ランボウデゴメンナサイ。 私・・・別に、民主党支持者じゃ、ありませんよ~。 でも、今の議員達やマスコミを見てると、何だか、こんなことでい いのかなぁ・・・なんて、気持ちになるのです。 戯曲 虚仮・滑稽 (コケ・コッケイ) ***** ***** ***** 遠くで電話の音――。 マモル 本当だ。 右の駅員 なんでしょうね? マモル ――。 電話のベルはやむ。誰かが電話口 で話をしているらしい。 マモル 嫌な予感――。 右の駅員 ? マモル 僕、電話嫌いなんだ。 右の駅員 でも、便利ですよ。 マモル 幾ら便利でも、僕――苦手なんだ よ。あのベルに云い様のない不安を感じ るんだ。 右の駅員 不安を――。 マモル だから僕、よーく居留守を使うんだ。 出なけりゃ事は済むんだよ。 右の駅員 でも、誰かが出て取り次いじゃっ たら? マモル 絶望的さ。――ほうら、不安の材料 が近づいてくるよ。ほうら――。 母さんがうきうきと改札を通る。鼻歌 など歌っている。確かに自分一人で 楽しむ為のみに歌うべきノド、いや、 ハナである。 母さん マモル、時間がないわよ。 マモル なぜ? 母さん なに云ってるのよ。今日は大切な日 でしょう。 マモル ? 母さん 早くなさい。お嬢さんがいらしちゃ うわよ。 マモル お嬢さんが? 母さん 今日はお見合いよ。忘れたの? マモル あっ。そうだったね。 母さん もう、あきれた、この子は――。 マモル ゴメンゴメン。 母さんは例の卓袱台をひろげる。 父さんがあわてて――。 父さん いらっしゃったよ! 母さん まあ大変。 父さん (上手に向かって)ささ、どうぞ こちらへ――。 白い服の女が改札へ現れる。 白い服の女 おじゃまします。 母さん ようこそいらっしゃいましたわ。 白い服の女 はい。 父さん どうぞ、こちらへ――。 白い服の女 失礼します。 一同、一応座る。 母さん これがうちの息子のマモルですの。 マモル はじめまして。マモルです――。 母さん (白い服の女を示して)こちらお相 手のハク子さんよ。 ハク子 ハク子です。どうぞよろしく。 父さん こうしてみると、ふたりはお似合い だねえ。 母さん そうですわねえ。わたし、凄く満足し ているのよ。マモル、あなたはハク子さん をどう思うの? マモル 僕は――。 母さん (遮るように)まあいいわ。あなたは 満足していると思います。 マモル はい。(機械的に――) 母さん 母さんのオメガネにかなった人なん だから。ねえ、お父さん。 父さん そりゃあもう、ハク子さんなら云う事 ないさ。 母さん そうよねえ。(ハク子に)ハク子さん としては――どうですの? ハク子 わたしは――。 母さん わかってますわ。わたし、もう決め ましたよ。ハク子さん、いいですわね? ハク子 ええ――。 母さん あーあ。疲れたわ。でもこれで肩の 荷が下りたわ。(肩などたたいて首を回す ) 父さん あとは二人にまかせて、、わたし達 は――。 母さん そうですわね。じゃあ。ハク子さん、 自分の家だと思って、くつろいでね。 ハク子 はい。 母さんと父さんはいそいそと去る。 ***** ***** ***** 今日はここまで・・・イチゴブラントサガッタ。 今日の東京は、穏やかな日和です~。 黄砂が飛んでくるらしいですが・・・そんなに、風も強く吹いていな いから、助かります~。
2011年05月02日
ご無沙汰しておりま~す! 昨日、亀太郎の水を取り替えている時に、エサもあげてみたの ですよ~。 アハハ~、今頃~? さすがに・・・食べました! でも、今日は、食べませんでした~。 まだまだ、本調子じゃないってことかなぁ~。 戯曲 虚仮・滑稽 (コケ・コッケイ) ***** ***** ***** 鶏の鳴き声――。拍手や司会者の声、 人々のざわめきが闇に渦巻く。 中央ボックスのマモルのみライト。 マモル 残念ながら、否、当然ながら、見事 に、グーの音も出ない位に、パーフェクト に、コテンパーに、落選してしまったので す。僕は構いません。でも、心からあのメ ッキコーチの云う事を信じていた母さんや 父さんは、どんなにがっかりしていたろう まあ――。 舞台の中央にヤマギワの灯り。母さ んと父さんが落ち込んでいる。ここは 寝室であろうか――。 母さん 疲れたわねえ。 父さん ( 寝転がり足を組む ) 母さん 残念だわ――。 父さん 仕方ないさ。あんなもんだろう。 母さん そんな事ないわ!わたしの息子です もの! 父さん ( 起き上がり ) そりゃあ俺の息子で もあるもの。 母さん もし、あの子があんなものなら、き っとあなたに似ちゃったのよ! 父さん 俺に?俺に似たらあんなもんじゃな いさ! 母さん ああら、そうかしら。 父さん なっ、なんだその眼は!あっ、わか ったぞ。あの子――マモルは、俺の子じゃ ないんだな! 母さん まあ!あっ、あなたったら――、云 っていい事と、悪い事があるんじゃない? 父さん お前がそう云わせたんだぞ。 母さん お前なんて気安く呼ばないでちょう だい!あなたがそんな風にわっ、わたしの 事思ってたなんて。( ヒスを起こしている ) 父さん ( 困って )いや――本気でそんな事、 云うわけないだろう?なあ――。 母さん なによ今更!わたしちゃあんと知っ てるのよ。あなた、自分の事棚に上げて、 こっ、こともあろうに、わたしが――。( 涙をこらえている様子 ) 父さん ( びっくりして )知ってたなんて知ら なかったんだよ。スマン!俺が悪かった。 でも、あの女とは手を切ったんだよ。もう 随分前の話じゃないか。 母さん ( もっとびっくりして )まあ!あなた って人は、本当に浮気していたのね!な んてあきれた人なんでしょ!わたしが子 育てにテンテコ舞していた時に、よくも浮 気ができたものね! 父さん ( もっともっとびっくりして )えっ? 知ってたんじゃなかったの? 母さん そんな事知るもんですか! 父さん !( しまった ) 母さん 売り言葉に買い言葉で云ったまでだ ったのよ。あっ、あなたがそんな人だった なんて――。( 泣き出す )わたし、情けな くって、なっ、情けなくって――。 涙が出て くるのよ。 父さん ( 両手をついて )スマン!俺が悪い んだ。お前にばっかり苦労をかけて――。 母さん ( しくしくやっている )――。 父さん でも、俺は――。 母さん もう、いいのよ。 父さん よかないさ! 母さん でも、済んだ事、仕方ないわ。( 鼻 をすする )もう、手は切れてるんでしょ? 父さん 勿論だよ。 母さん ならいいのよ。 父さん すまん。 母さん 今日はわたしもちょっと気が立って いたのよ。 父さん 俺もだよ。頭にカーッと血が上っち まったんだ。 母さん だって、マモルが落選だなんて。 父さん わかる。 母さん どうしても信じられないのよ。 父さん コーチ先生もああ云っておられたの に――。 母さん 先生に来て頂くんだって、結構かか るんですもの。 父さん 可なり苦しかったか? 母さん でも、わたしの主義として、教育費 惜しまない事にしているのよ。 父さん だから最近、ワイシャツがクリーニ ング屋に出されてなかったのか――。 母さん ええ。でもね、優勝さえすれば、そ んなもの、すぐ取り戻せたわ。賞金があっ たんですもの。 父さん そんなにあったのか? 母さん そりゃあ、あなた――、戻って来る お金の方が多くなくっちゃ、どうしてコー チにお金なんかかけますか? 父さん ほほう。一種の投資の様なmぽんだ な。 母さん でも、確実性に欠けてたわ。 父さん 賭け事のようなもんか。 母さん あら。それじゃあ投資と賭け事の差 は、確実性にあるわけ? 父さん 眠る前に考えてみるさ。 母さん 頼みますわ。わたし、疲れたから考 えないで眠るわ。 父さんは灯りを消す。かわって、 右の駅員に照明。 右の駅員 デグチさん。なんか、電話鳴って ません? マモル え? ***** ***** ***** 今日はここまで・・・イチゴブラントサガッタ。 あっ!・・・昨日、買っていたイチゴを食べるのを食べるのを、 忘れてました~!イチゴブラント・・・で、思いだしました~。 (まったく、ねぇ・・・得意のモノ忘れ。) 風評被害が、言われるでしょ~。 スーパーとかで、改めて、放射能濃度なんかを、測定してもい いのですが(まぁ、出荷されているものは、安全な食品なはず なのですから)、かえって・・・「福島県を応援しよう!」とか、銘 打って、安全を前面に打ち出して、大売出しのような売り方っ て、できないでしょうか、ねぇ~。 ・・・やっているところも、あるのかなぁ~? 消費者だって、安全ならば、買いたいんですから~!
2011年04月28日
ご無沙汰していま~す。 いえ、ね・・・仕事も忙しかったのですが・・・ 前々から、PCの調子が悪く、だましだまし、使っていたのですが、 仕事の途中で、何かあっても困るので、思い切って、新しいPCを、 買ったのでした。(あ~あっ、お金もないのに~。) 今まで、Mac を使っていたのですが、この度、Windowsに、して みました。(あはは~、諸事情によりなんですけれど~。) なので・・・何だか、かってが違って・・・ ↑ これ、行間とか、↓ こちら(戯曲は、以前に下書きしていたもの) とは、違うでしょ~。 色とかも、全然違うし・・・なるほどねぇ~、なんて、思っちゃいました。 でも、サクサク動く!って、こう言うことなのねぇ~。 それについては、本当、びっくりだし、助かります~。 戯曲 虚仮・滑稽 (コケ・コッケイ) ***** ***** コーチ 俺の腕がどんなに良くたって、鉛を 金にするこたあできねえぜ。それをあの奥 さんときたひにゃーー。やってらんねえぜ よ、全くーー。 マモル ! コーチ 鉛を金にする方法ーー。それはメッ キするしか無いわけよ。こんなチャボだっ てメッキさえすりゃあ、立派にコンクール に優勝できる美しい姿にならあな!でもよ う、一つだけ、たった一つだけ、俺の力を もってしても、決っしてメッキできないも のがあったんだよ。(マモルに)それが何 だかわかるか? マモル ーー。 コーチ お前の声だよ。こればっかりは、俺 もお手上げだよ。あーあ。 マモル (独り言のように)なに云ってやが んだろう。一番始めにそう云やあ良かった んだ。それをあんなに誉めるもんだから、 母さんや父さんが本気になるのも当り前さ。 第一、こいつはコーチなんかじゃないや。 こいつは単なるメッキ屋だ!それも腕のい いメッキ屋だったんだ! コーチ、 マモルに近づきーー。 コーチ マモル君。鳴いてごらん。コケ、コ ッコーって。 マモル (フンッとする)誰れが! コーチ (ちょっと強く)マモル君。コケ、 コッコー! マモル ふんっ!(砂浴びをはじめる)どう せ僕はメッキする価値もありませんよ!い いですよ!別にメッキなんてして欲しくな いんですから。ええい!これでもくらえ! マモルは砂をコーチに浴びせる。コ ーチは怒りだしマモルを蹴り倒す。 金色夜叉より迫力がある。 マモル (もがいて)痛ててててて!糞! マモルは庭中駆け回り、騒ぐ。 マモル コッコッコッコッコッ、コケーコッ コッコッ。コッ、コッ、コッ、コケー、コ ッ、コッ、コッ、コケーコッコッコッ。 母さんが改札へ顔を出す。 母さん どうかなさいましたの? コーチ (あわてて)いえ、別にーー。(タ バコに気づき、急いで揉み消す)ちょっと 運動してもらっているところです。 マモル コッ、コッ、コッ、コッ、へヘーん だ!ざまあ味噌漬け! 母さん マモル、コーチ先生の云う事よく聞 くのよ。 マモル はーい。 コーチ マモル君はできたお子さんですよ。 ハハ、ハハハハハハーー。 マモル 不自然な笑いをするな!鼻毛が見え るぜ! コーチ (知ってか知らずか笑いやみ、鼻を つまんだりする)はーん。(笑いの余韻) 母さん (コーチに)それじゃお願いします。 コーチ (にこやかに)はい! マモル こいつも可成りメッキされてるんだ ね。 母さんは消える。 コーチ ちぇっ! マモル (コーチに)コーチ君。鳴いてごら ん。ちぇっ、ちぇっ、ちぇっ。 コーチ (偶然か)ちぇっ!ちぇっ!ちぇっ !ちぇっ!ちぇっ!ちぇっ! 暗転 ***** ***** 今日はここまで・・・イチゴブラントサガッタ。 テレビを見ていたら、日本三景の宮城県の、松島の津波について、 大学の先生が、お話していたのですが・・・ 松島の辺り(塩釜市?)の津波の被害が、他と比べて、軽かった そうなのですよ~。 津波の様子を語るおじさんによると、1メートルくらいの津波だっ たそうで・・・ 何故、か?と、推察すると・・・松島に、小島が点々とあることが、 津波を、お互いにぶつかり合って、相殺(ぷよぷよみたいですが ・・・)と、言うか、消しあったのではないか、との、お話でした。 成程!あり得ますよ、ねぇ~! 津波対策に、いいヒントだと、思うのですよ~!
2011年04月18日
最近、暖かです~。 駅前の桜も、散ってきちゃいました~。 でも、大通りの桜は、満開ですけれど~。 いえ、ね・・・たいした話じゃ、ないのですが・・・ティッ シュの話なんです。 品不足の頃、箱入りのティッシュでなく、ビニールに包まれた (ポケットティッシュの大きな感じのモノ)が、買ってあった のですよ~。ECOだとか、書いてあるし、安かったので、買い 置きされていたのですが・・・ 細かい事を言えば、枚数も少なく、一枚の大きさが小さいので すが・・・ 何となく、箱入りでないので、グニャグニャして、使い勝手が いいとは、思えなくって・・・やっぱり、箱入りの方が、いい なぁ~、なんて、思っていたのですよ~。 そして、先日・・・ 長男がティッシュを使いながら・・・「これ、いつもと違うよ ねぇ~。」なんて、宣っているんです。 そんなの、何週間も前からじゃん!・・・なんて、思いながら、 使いづらいって、話かなぁ~、なんて、思ったのですよ~。 「そうなんだよ、ねぇ~。安いけど、ちょっと、小さいんだよ ねぇ~。」なんて、愚痴っていたら・・・ 「でも、鼻が痛くないよねぇ~。」・・・なんて言ってるじゃ、 あ~りませんか~! ガ~ン! ちょっと、衝撃を受けちゃいました~! そう言えば・・・つるりとして、柔らかいじゃないの、よ~! ソフトタッチだって、うたってるし~! ティッシュ~よ、スマン! と、言うことで・・・本質を見失う事って、あるなぁ・・・ なんて、ちょっと、大袈裟ですが、反省したのでした。 戯曲 虚仮・滑稽 (コケ・コッケイ) ***** ***** どこかで女と男の声がする。 女声 ですから、その、なにぶんよろしく。 男声 そりゃあもう。 女声 それではこちらへーー。 男声 そうですね。 改札に、母さんとトレーニングウェ アを着た男が現われる。男は改札を 通り抜けながら、マモルを見る。 男 いやあ、立派なチャボですなあ。これは すごい。 マモル (張り切ってボックスを飛び出る) コッ、コッ、コッ、コッ、コッ。 母さん さようですか?コーチ先生にそう云 って頂けてーー。ホホホホホ。 コーチ ちょっと鳴かせて下さいませんか? 母さん それじゃあ、ちょっと失礼して。マ モル、マモル。鳴いてごらん。コケ、コッ コーって。 マモル コッ、コッ、コッ、コッ、コケーコ ッ、コッ、コッ、コッ。 コーチ ほほう。よろしいですねえ。 母さん そうですか? コーチ 私がコーチすれば、きっとものにな る事請け合いですよ。(タバコを出す) 母さん (火をつける)はあ、さようですか。 マモルもきっと喜びますわ。こんな息子で すけれども、なにとぞコーチ先生のお力を もってーー。 コーチ おやあ、そりゃあもう。私の力の及 ぶ限りの事はさせて頂くつもりです。 母さん なにぶんよろしく。 コーチ こちらこそーー。でも、腕が鳴るな あ。こんな立派なチャボをコーチできるな んて。 母さん そんなに云って頂けて、あの子は幸 福ですわ。 コーチ 幸福なのはこっちですよ。本当に。 二人笑いながら下手に引っ込む。 マモル コーッ、コーッ、コーッ、コケー、 コッ、コッ、コッ、コッ。僕にはなにがな んだか分からなかったよ。でもね、除じょ に事情が飲み込めてきたのさ。それはね、 母さんが僕をコンクールに出場させようと していたのさ。日本美鶏コンクールだよ。 君、知らない? 右の駅員 さあーー。 マモル ほら、犬とか猫のコンクールって、 あるでしょ?あれの鶏版よ。 右の駅員 ケッコウですな。 マモル 僕は真面目にコーチの云う事きいて たよ。コンクールで優勝する事で、母さん や父さんが喜ぶならば、それがせめてもの 恩返しだと思ったからさーー。 コーチがくされて改札へ来る。左の ボックスに寄り掛かりタバコを吸う。 コーチ ちぇっ!面白くねえなあ。 マモル黙ってしゃがんでいる。 ***** ***** 今日はここまで・・・イチゴブラントサガッタ。 カメ太郎さんは、水が欲しくて動き出したのが運の尽きで、ベ ランダ生活に戻ってしまいました~。 暖かだから、いいですよ、ねぇ~。
2011年04月13日
大変、ご無沙汰していま~す! 貧乏ひまなし状態で・・・仕事のある時に、頑張っとかないと~!と、 いうことで・・・ありがたいんですけれど、ねぇ~。 東京も、桜が咲いて、うちの近所の大通りも、満開です~。 ちょっと、遠回りして、買物ついでに、見上げていま~す。 そんなこんなで、カメ太郎さんの近況報告です。 アハハ~、こんな感じです~。 いえ、ね・・・水に入れて、洗ってやっていたら・・・なんと! シッポを左右に、振っているのですよ~。 ・・・ってか、ゆっくり、左右に、動かしているのです~。 ず~っと。 なぜか、ず~っと。(アハハ、初めて見ました~。気持ちいいのかな ぁ~。) 先日、お掃除をしていて、窓を開けていたら、勝手に、室内に侵入し ていて、それ以来・・・家の中で、暮らしています。(水もエサも、 あげてないんですけれど~。) 昼間は、カバンの下とか、座布団の下とか、もぐり込んでいるのです が・・・夜は、布団の中で、寝ています。 ご飯、食べだしちゃったら、また、ベランダ生活ねぇ~、なんて、思 っているのですが・・・ 戯曲 虚仮・滑稽 (コケ・コッケイ) ***** ***** マモル 僕は毎日散歩をしたよ。勿論、羽根 の掃除もね。あれは時間をかけなくっちゃ いけないよ。庭の隅では砂浴びをしたさ。 気持ちよかったなあーー。なに?ショック じゃなかったって? 右の駅員 そんな事、云ってません。 マモル 云わなくったって、顔に書いてある さ。 右の駅員 本当ですか? マモル 本当さ。 右の駅員 ウッソー。(ふざけて) マモル (真面目に)本当です。 右の駅員 (ちょっと心配になり)本当に? マモル (水を張った洗面器を差し出し)こ れでご覧なさい。 右の駅員 (恐る恐る覗く)わっ!本当だ! マモル ごらんなさい。 右の駅員 だから、もう見ました。 マモル だから!ゴランナサイ、云ッタトウ リデショウ!と、云ってるのです。 右の駅員 はい。話をつづけて。 マモル そりゃあ僕だって、はじめは大そう ショックを受けたよ。途方にも暮れたさ。 でもね、母さんも父さんも、近所の人も、 おまわりさんも、全然以前と変わらなかっ たんだもの。今更悲しんでみてもはじまら ないでしょ?だから僕、一生鶏で生きて行 こうって、決心したのさ。そうそう、僕が 鶏のどんな種類なのか、図鑑で調べもした んだよ。なんの種類だったって? 右の駅員 (自信無さそうに)僕、尋ねまし たか? マモル はあい確かに。 右の駅員 そうでしたか。 マモル 僕はチャボだったんです。愛玩用な んですよ。僕、思ったんだ。僕に最も相応 しいじゃないかってーー。そう思わない? 右の駅員 そうですねえーー。 スッと暗くなり、マモルのみ照明。 マモル むかし、荘周は、夢みて、コチョウ となった。いそがしくすばやく飛びまわる コチョウである。みずからたのしく、わが こころにかなっているようである。 闇の中、コチョウが舞う。ややあっ て闇にまぎれる。 マモル 周であるとはわからない。にはかに めざめてみると、おどろきがおの周である。 周が夢みてコチョウとなったのか、コチョ ウが夢みて周となったのか、わからない。 けれども周とコチョウとは、たしかに、ち がう。これを「物の化」と云う。??荘子 より。 照明がつく。 右の駅員 コチョウの夢ですかーー。 マモル 習わなかった? 右の駅員 さあ? マモル 倫理社会でーー。 右の駅員 習った様なーー。 マモル 僕の場合、コチョウが鶏に変化した のでしょう。 右の駅員 随分と目方が増えちゃいましたね。 マモル 重い分だけ夢も真実味がある。 右の駅員 成程ねえーー。 ***** ***** 今日はここまで・・・イチゴブラントサガッタ。 今日は、都知事選挙なのですよ~。 何だか、究極の選択(カレー味の○んこか、○んこ味のカレーか? どっちを選ぶ、って、やつ)ばりで・・・でも、もう、石原は、ヤ メテ~! 桜を見上げながら、投票所に、出かけてこようかなぁ~、なんて、 思ってま~す。
2011年04月10日
うちの近所の、大通りの桜も、ちょこっと、ほころんでいる感じでしょう か~。 昨日、東電の会長が記者会見で、「一応の安定を見ることができた」って、 発言したでしょ~。それに対して、原子力安全委員会の代谷誠治委員さん が、「事故は収束していないし、予断を許さない状況が続いている」と、 指摘したって・・・新聞で読みました。 そうですよ、ねぇ~。(素人目にも、安定しているとは、思えません!) ちょっと前の新聞に・・・現在、事故の処理にあたっている作業員の方々 の状態について、書かれてあったのですが・・・食料はビスケット2袋と と飲料水、床に雑魚寝だそうです。 昨日かなぁ~?やっぱり、新聞に・・・日給40万円で、作業にあたってく れる方々を集っているようです。 日給40万の仕事って・・・どんだけリスクを背負った仕事でしょうか? そんなこと考えながら、思うのですよ~。 最近、タービン建屋のたまり水で、被爆した方々が、いらっしゃったでし ょ~。 でも、普通の判断力ならば、たまり水が危険である事なんて、素人だって、 考える事でしょ~?長靴を用意してもらうなり、引き返すなり、安全を考 えて、作業をするのが、本来の姿でしょ~。(それとも、何があっても、 任務を遂行せよ!と、指示があったのでしょうか?) でも、長靴もなく、水の中で作業に踏み切るって・・・やっぱり、精神状 態が、普通でないような、気がするのです。 以前・・・バケツで排水作業をさせて、作業員が被爆した事故があったで しょ~。あれも、福島原発じゃ、ありませんでしたっけ? [ 訂正とお詫び ] この事故、茨城県東海村にある、1999年JOS(住友金属鉱山の子会社 の核燃料加工施設)にて起こったものでした。 いい加減なこと書いて、ごめんなさい。 また、間違いなどありましたら(結構、いい加減な人間なので・・・) 指摘して頂けたら、助かります。 ひょっとすると、東電の根本的な部分が、大間違いなのかも・・・と、思 ったりしています。(社長、入院している場合じゃ、ありませんよ。) ニュースで、フランスに本社がある、アレバ(原子力開発の会社だそうで す)から、人材と機材が支援に来てくれるようです。聞けば・・・いろい ろなノウハウを持って、対処してくれそうです。 日頃から、危険な作業には、ロボットを使用しているらしく、日本とは、 比べものにならない、作業員に対する、安全意識を感じました。 IAEA(国際原子力機関)からも、協力の手が向けられているようです。 ありがたいことです。 どうか、東電も、包み隠さず、海外支援と協力して、何とか、この状況を、 乗り切って欲しいです。 そして、思うのです。 これからは、原子力発電に頼らない、太陽光や風力とか・・・そんな発電 に、力を入れていかれればいいのに、と。 そんな話をする時・・・誰に話しても・・・「日本人って、太陽光とか風 とか、そんなの利用したら、絶対、いいアイデア出して、発電とか、いい 仕事するよ、ねぇ~」と言うと・・・「絶対、そうだよ、ねぇ~!」と、 皆さん、そう、おっしゃいます。 多分、こんな、狭い国土で、風向きもめちゃくちゃ、そんな苦境でありな がら、どこの国にも負けないアイデアを持って、きっと、地球にやさしい、 エコエネルギーを、提供してくれる力を持っていると、信じています。 戯曲 虚仮・滑稽 (コケ・コッケイ) ***** ***** 朝日に輝く銀世界。勿論、改札と自 動販売機は変わらない。右の駅員も ボックスに座っている。 マモル、中央の花道より現われる。 マモル ああ。なんて空が青いんだろう。な んて雪が白いんだろう。空が青過ぎるから、 雪がこんなに白いのかしら?まてよ、雪が こんなに光っているから、空があんなに高 いのかもねーー。 時に速く、時に遅く、遊びながら舞 台へーー。 マモル 静かだなあーー。あっ、雀だ!チュ ンチュン。チ、チ、チ、チ、チ。雀だけが ふざけてら。そうそう、麻雀と書いてある 看板をアサスズメと読んで、母さんや父さ んに笑われたっけ。あーあ、マージャンも アサスズメも、さしたる違いは認められな いのにーー。 舞台の前でちょっとためらう。 マモル ほら、まだ誰れも踏み込んだ跡がな いよ。人跡未踏さ!僕がはじめてだよ。い つもの通学路が、いつもの校庭が、全部ま っさらさーー。洗剤のCMに使用される衣 類みたいだ。ほうら。(踏み込む)相跡つ ーけた!これは僕のものだよ。ほら、ほら。 これが印さ!ハハハハハハーー。僕のもの さ。ほうらね。ほうらーー。 マモル、ガバッと雪の中で転ぶ。 マモル (そのまま)冷たいなあーー。溶け かかった雪の表面って、気持ちいいなあ。 ちょっとざらざらして、ちょっと痛くって ーー。 起き上がろうとするがうまく行かな い。 マモル あれ?おかしいなあ。 やっとの事で起き上がる。 マモル はあ。(きょとんとする)あれ?ど うしたんだろーー。何時もとなにか違って たのさ。(右の駅員に)僕もはじめは信じ られなかったよ。でもね、よくよく自分の 姿を確かめるとーー、それになってしまっ た事が了解できたさ。僕がなにになってし まったか、分かるかい? 右駅員、はてな?をする。 マモル 僕はーー、そう、鶏になっていた んだよ! 銀世界のみ溶けてなくなる。 ***** ***** 今日はここまで・・・イチゴブラントサガッタ。 どうか・・・東北地方も、少しは暖かくなって欲しいです。
2011年03月31日
ご無沙汰していま~す! 報道番組を見ながら・・・何だか、不思議な気がしました。 東京電力や原子力推進委員会(?)の発表を、そのま~んま、伝えるのが、 報道なのですか~? 水が危ない・・・と、言うのなら、どうして、即、テレビ局の水道水の、水 質調査をしないんでしょ~?(秋葉原では、放射線量(?)を量る機械が売 れているらしいですよ~。) ほうれん草がどうこう言うなら、名刺一枚持って、大学に調査の依頼をしに 行ったらどうでしょうか~。(一般人にはできない技ですよ~!) 自分じゃ調査のひとつもしないで・・・大本営発表まがいの報告に終始する って・・・何だか、情けないし・・・意味ねぇ~!(乱暴でゴメン。) 世界の頭脳が集まって、地球規模のこの危機を、何とかして貰いたいです。 戯曲 虚仮・滑稽 (コケ・コッケイ) ***** ***** 真っ暗闇の中、舞台中央のみ雪が降 りはじめる。静かに、静かにーー。 デグチの声 太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪 降り積む。次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪 降り積む。ーー当時、僕は小学生だった。 あれは土曜の夜だっけ、雪はしんしん降り はじめてた。そう! デグチのみ照明。 デグチ ちょうどあんな風にーー。(指差す )僕はと云えば、お床の中さ。あしたの朝 の銀世界を夢見ながら、ゆっくり、ゆっく り、眠りに落ちていったのさ。 全体ぼんやり明るくなる。雪も降っ てない。改札には何も変化は見られ ない。 デグチ 蒲団の中で眼をさますと、何時もの 様に、湯湯婆がぬるかったっけ。僕は秒読 みをしたよ。十、九、八、七、六ーー。( 右の駅員に)何で秒読みするかって? 右の駅員 え?僕、尋ねません。 デグチ それじゃあ誰です? 右の駅員 誰も尋ねてないんです。 デグチ じゃあ君が尋ねなさい。 右の駅員 なぜ、秒読みをするの? デグチ 秒読みすると、仕事がやり易いから さ。君、経験ない? 右の駅員 さあーー。 デグチ 五、四、三、二、一、ゼロ!なぜか ゼロだけ英語なんだな、これが。ーー僕は ゼロ!の声と共に蒲団を飛び出たよ。そし て着替えをしたのさ。ストーブもつけずに ね。それから台所に行ったっけーー。 改札に、右手に大根、左手に鍋を持 った婦人が現われる。改札を通り抜 け、右ボックスの上で、大根を切り はじめる。 デグチ (婦人を眼で追った後)母さん。 母さん ーー。 デグチ (もっと大きく)母さん! 母さん (顔も上げずに)あら、早いのね。 デグチ (中央ボックスを出て)うん。 母さん マモル、雪が積もってるわよ。 デグチマモル 知ってるよ!(ぷいっと) マモルはどこからか折り畳み式の卓 袱台を持って来て広げる。 マモル (ぐちる様に)母さんはちっとも分 かっちゃいないんだ。僕を誰だと思ってる んだろ。僕は遊びの天才と俗に云われる子 供の部類に含まれる存在だよ。そんな事、 百も承知さ。それを、事もあろうに、雪が 積もってるわようーーとは何事ぞ!まして や僕など、きのうの夜から今朝になるのを 首をキリンの様にナガークして待っていた んだからーー。 母さん 何か云った? マモル なあんにも! 改札に寝巻き姿の男登場。切符を置 く積もりが間違えて新聞を置き、そ れに気がつきあわてて取り替える。 寝巻き男 お早よう。(卓袱台の前に胡座を かく) 母さん あら、お早よう。はやいのね。 寝巻き男 お早よう、なんだからはやいの当 り前だよ。(新聞を広げる)あっ、そうそ う、雪積もってるぞ。 マモル (プーッとふくれて)分かってる! 寝巻き男 (読んだまま)ふうん。 マモル 父さんも母さんとおんなじだ。 父さん(寝巻き男) (そのまま)ん? 母さん はあ?何か云った? マモル 別に! 暗転 ***** ***** 今日はここまで・・・イチゴブラントサガッタ。 来週から、少し、暖かくなるらしいから・・・
2011年03月26日
ご無沙汰しております。 地震と津波と原発事故の被害が・・・余りに悲惨なので、 ちょっと、現実逃避したい気持ちです~。(子供じゃな いんだから・・・ごめんなさい。) 久々に、新聞を見てみたら・・・「買いだめしないで」 って、記事がありました。 確かに、昨日、スーパーに買物に行ったら、何と!いろ んなものが、無~い! 仕方ないので・・・ちょっとお高いトイレットペーパー を、買って帰りました。 でも、買いだめすると、被災地に本当に必要な物資が、 揃えられないことが、起きるかも知れないそうです。 取りあえず・・・買いだめはしません! 戯曲 虚仮・滑稽 (コケ・コッケイ) ***** ***** デグチ 君、ミネソタのタマゴ売りって歌、 知ってる? 右の駅員 一応はーー。 デグチ 歌ってみて。 右の駅員 関係あるの? デグチ 大いに! 右の駅員 (咳払い) ♪ コッ、コッ、コッ、コッ、コケッ コー わたしはミネソタの タマゴ売り 街中で一番の人気者 つやつや産みたて買わないか タマゴに黄身と 白身が無けりゃ お代はいらない コッ、コッ、コッ、コッ、コケッ コー ♪ デグチ (拍手)やあやあ。いい声だねえ。 右の駅員 そうですか。いやあーー。 デグチ タマゴ飲むと声がよくなるんだって ねえ? 右の駅員 ハハハハ、そうですか。 デグチ そうですとも。ハハハハハハーー。 右の駅員 ハハハ。(笑いやみ)ーーそれが、 卵が立つのに要する時間と、どういう関係 があるんです? デグチ 卵には黄身と白身があるでしょう? 右の駅員 ♪タマゴに黄身と、白身がなけり ゃ、お代は??♪貰えないんですから。 デグチ 君、ゆで卵した事ある? 右の駅員 うで卵と同じ調理方法ならば、何 度かーー。(逆らっている) デグチ ゆでる時にさ、鍋の中で卵をゴロゴ ロしなさいって、習わなかった? 右の駅員 どこで? デグチ どっかで! 右の駅員 習ったようなーー。 デグチ なぜか知ってる? 右の駅員 知りません。 デグチ それはだね、君。黄身が白身より幾 分か重量が重いせいなんだよ。つまり、ゆ で上がった卵をサラダに入れようと思って さ、ちょうど半分こしたとするじゃないの。 そしたらさ、片一方には黄身がいっぱい入 ってるけれどもう一方には、ほんのちょっ としか入ってないってな事になっちゃうと、 二人の友情も破滅を待つばかりじゃない。 そうじゃない? 右の駅員 つまり、二人でサラダを食べる為 には、ぜひとも鍋の中で卵をゴロゴロさせ る必要があるわけね? デグチ (大きくうなずいている)ーー。 右の駅員 (あれっ?として)それが、コロ ンブスの卵とーー、どう? ***** ***** 今日はここまで・・・イチゴブラントサガッタ。 いつもは、198円の品を買うのですが・・・久々に買っ た、398円のトイレットペーパーは、香水花柄入りなの で、ちょっと、楽しみかも、ねぇ~。(でも、大切に使 わなくっちゃ・・・ねっ。)
2011年03月16日
ご無沙汰しておりま~す! 昨日で、アルバイトが終了したのですが・・・ 毎朝、同じ時間に出かけると、同じ顔ぶれに出会うことって、 経験あるでしょ~。 私の場合・・・家を出て、近所のマンションの管理人さんが、 お掃除していて、その方に、挨拶するでしょ~。 最寄りの駅まで、辿り着く間に、ハーフのような、美人の高 校生を見かけるの、ね・・・ それから、真ん中分け(それも、きちんと!)だけれども、 サラリーマン風なおじさんと、メガネをかけて、首から携帯 電話を下げた、手ぶらの女性・・・と、すれ違うのですよ~。 この方々とは、ご挨拶もしないのですが・・・何となく、お 互い、いるなぁ~、なんて、感じでしょうか~。 出会わないと、妙に、気になったりして~。 駅までの途中に、寂れた和菓子屋さんがあるのですが・・・ 特に、商売っけもなく、看板もなく、張り紙だけは、季節の 和菓子の宣伝なんかを、しているのですが・・・柏餅とか~。 普段は、日持ちしそうな乾きもののお菓子の詰め合わせとか、 置いてあるようです~。 後は、卵の宣伝でしょうか~。(ちょっと、高級な卵みたい です。) そんなお店なのですが・・・いつも、誰も、店番はいらっし ゃいません。(多分、お客さんが来れば、奥から出て来るの でしょうが・・・) そのお店に、おばあちゃんが、いらっしゃったのですが・・ 朝、お店の前を通る時、おばあちゃんが、ガラス戸の向こう 側に、立ってらっしゃることが、あるのですよ~。 そんな時、ご挨拶していたのですが・・・ちょっと前から、 お見かけしなくなりました。 もう・・・本当~に、お歳のようだったから・・・ 何だか、春って・・・ 戯曲 虚仮・滑稽 (コケ・コッケイ) ***** ***** どこからともなく凄いオーデコロン の匂いーー。鼻が完全に曲がり、象 印になってしまいそうな匂い。 中央花道を、凄い化粧の凄い衣装の 凄い気性の女が歩いて来る。下手に ある切符の自動販売機で切符を買い、 改札を通る。 その際、中央の駅員は息を止め、右 の駅員は洗面器に顔を突っ込んだま ま彼女の切符を切る。 彼女はブリンブリンとホームへ去り 駅員二人、同時に息を吹き返す。 右の駅員 (少々むせながらタオルで顔を拭 く)凄かったですねえ。 中央の駅員 (呼吸が乱れながら)うん。凄 かった。 右の駅員 (タオルを振り回しながら)まだ 匂いますね。 中央の駅員 今日のコロンブスは格別だよ。 右の駅員 オーデコロンがもの凄過ぎますよ ねえ。 中央の駅員 コロンだけじゃないよ、君。今 日の化粧ときたらーー。うえっ。 右の駅員 ブスの方も凄かったのね? 中央の駅員 うえっ。 右の駅員 上? 中央の駅員 (苦しそうに)うえっ。 右の駅員 デグチさん。どうしました? デグチ(中央の駅員) うえっ。それっ。 右の駅員 洗面器?水が入ってます。 デグチ (こいこいをやる)はやく。 右の駅員 ええ。(洗面器を渡す) デグチ ーー。 右の駅員 どうしました。 デグチ 止まったみたい。 右の駅員 止まった> デグチ オ・ウ・エ、が。 右の駅員 ア、イ、オ、ウ、エ? デグチ 要するに、ゲロ! 右の駅員 はあん、オウトね。 デグチ コロンブスに対する身体の無意識下 による反応らしい。 右の駅員 ナルへド。 デグチ ナルヘソ。 右の駅員 成程ーー。 デグチ 程々にね。 右の駅員 (がっかりとして)トホトホーー。 デグチ 君。 右の駅員 はい? デグチ コロンブスの卵って、あるでしょ? 右の駅員 あるね。 デグチ 立たせた事ある? 右の駅員 そんな暇ないもの。 デグチ 僕はやった事あるよ。 右の駅員 立った? デグチ 勿論。でも、時間はちょいとかかる んだけどね。 右の駅員 バランス獲る為? デグチ (否定して)うんや。 右の駅員 ウン屋? デグチ ウン屋じゃなくてタマゴ屋の話。 右の駅員 卵屋の? ***** ***** 今日はここまで・・・イチゴブラントサガッタ。
2011年03月09日
桃の節句ですが・・・今日はまた、寒いです~! 恐縮ですが、またまた、戯曲の紹介をさせて頂きま~す。 アハハ~、押し入れから発見した戯曲は、これで最後ですから~。 印刷ついでに・・・なんて思って、始めた作業なのですが、結構、 面倒くさかったり、赤面だったり・・・まぁ、やり始めたことな ので、最後まで、とは、思っているのですが~。 思い出して来たのですが・・・19歳から3年間、1年に1本の感 じで、書いていたようです。 演劇熱に伴って・・・って、ことなのかなぁ~。(3年間って、 恋心と同じなの~?) 順序も、一番始めに書いたのが「三面記事」で、最後が「ぐぁら ん堂・・・」なのです。 今回のものは、中間で・・・舞台装置はどんなかなぁ~?なんて、 ちょっと、読んでみたら・・・ゲゲッ、何だか、シュールな話で した。 そんなことで、律儀な読者さん、もう暫く、お付き合いを・・・ 戯曲 虚仮・滑稽(コケ・コッケイ) ***** ***** 遠くでアナウンスが聞こえる。そし て、近くでも。「一番線に上り電車 が参ります。白線より下がってお待 ち下さいーー。」 上手に改札口が浮かび上がる。三つ のボックスの、右のと中央のには駅 員が入っている。中央の駅員は、後 ろ向きに座っているところを見ると 大方、出口担当なのであろう。 電車がホームに入る音ーー。トボト ボ、スタスタ、ヒョッコヒョッコと、 客が改札を出る。それは正に、ダリ の絵とは全く関係のない日常の風景 であった。 右ボックスの駅員 もうじきじゃない? 中央ボックスの駅員 もうじきだな。 右の駅員 やっぱりですかーー。 中央の駅員 やっぱりさーー。 右の駅員 どうします? 中央の駅員 どうするかーー。 右の駅員 新兵器は? 中央の駅員そうさなーー。 右の駅員 僕の、見てくれる? 中央の駅員 どれどれ? 右の駅員 これこれ。(ボックスから水を張 った洗面器を出す) 中央の駅員 ナルホドねえ。 右の駅員 ソレホドでもねえーー。 中央の駅員 ねえ、君ーー。 右の駅員 うん。 中央の駅員 そろそろだな。 右の駅員 そろそろさ。 中央の駅員 僕はどうするの? 右の駅員 どうする気? 中央の駅員 どうしようーー。 右の駅員 時間がありませんよ。 中央の駅員 時間がないのにーー。 右の駅員 知恵も無い? 中央の駅員 そうだ! 右の駅員 そうか!(分らないくせに) 中央の駅員 そうだったんだ! 右の駅員 どうだったの? 中央の駅員 息を止めるの。 右の駅員 なあんだ。 中央の駅員 なんだとはなんだ。 右の駅員 なんだとはなんだとはなんだ? 中央の駅員 なんだとはなんだいなだのかん なかなーー。 右の駅員 か、かな、が、がな、時間があっ たらなあ。 中央の駅員 自己の希望・願望の終助詞ーー。 右の駅員 こ、き、く、くる、くれ、こよ。 中央の駅員 カ変。来た? 右の駅員 大変、来たあ! ***** ***** 今日はここまで・・・イチゴブラントサガッタ。(こんな言葉 があったような気がするのですが・・・なかったら、スマン。) 実は、昨日の夜に、この記事を更新しようとしていたら、ちょ っと、手直しねぇ~、なんて思って、いじっていたら・・・ なんと!削除してしまって・・・バカよのぉ~! 改めて、今朝、書いた次第です。 アハハ~、夜中はダメッス、ねぇ~。
2011年03月03日
全16件 (16件中 1-16件目)
1