車いすの特徴
《自走用車いす》
基本的には 歩行困難だが上肢でハンドリムを操作して自走するためのものですが 背もたれについたハンドグリップやティッピングレバー(段差を乗り越えたりする場合介助者が踏み込み車いすの前輪を持ち上げるためのもの)の仕様で介助用にも使うことができる。
一番多く使われているタイプです。
車輪が大きく安定していて 方向転換も片方のハンドリムだけを回せばできます。
片麻痺の人でも足で操作しやすい 低床型
、
片手だけで操作できる 片手駆動型
などもあります。
《フレーム素材》
アルミ製
は、15kg前後の重さのものが多く介助者が取り扱うにはスチール製よりは楽です。
価格的には30000円程度からとあるようです。
スチール製
のものは比較的安価ではありますが 重さが20kg程度となり介助者の体力を要する場合があります。折りたたみできるタイプのもので 車への積み込みや収納などで持ち上げることがあれば 介助者の体力と合わせて検討した方がいいかもしれません。
チタン製
のものは10kgちょっと軽く 錆びない、丈夫というメリットはありますが、高額です。
《タイヤ素材》
空気式のものは クッション性がよく走行にも振動などが少ないですが パンクすることもあります。また、室内のフローリング床で使用した場合はゴム跡がついたり 回転時などに音がすることもあります。
ノーパンクタイプ(各社表示名が違っているようです)のものは パンクの心配はありませんが、路面の状態により振動が伝わりやすいです。