歩行器、歩行車
《概要》
主に屋内での使用です。屋外で使えるものでもキャスターが小さかったりするものは 不整地での使用には安定性に欠ける場合がありますので十分注意しましょう。
杖の使用者よりも歩行の耐久性やバランスが不良な場合に使用します。
《導入注意点》
主に屋内での使用となりますが、廊下などの幅員が狭い場合がありますので 歩行器の機能とサイズにも考慮が必要です。
特に肘支持型四輪歩行器などは大型となりますので家庭での導入には注意が必要です。
キャスター付きの場合も段差の解消が必要となってきます。また、床材の変更なども合わせて住環境の整備も必要となってくるでしょう。
* 四輪歩行車
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立位のバランスが取り難い歩行訓練初期段階使用します。
ベース幅が広いので安定性がよく、手すり部分は高さ調節可能ですが、狭い住宅や段差のある場所では使い難いです。
主に施設などで使用されています。
*前輪(二輪)付き歩行器*
杖歩行の前段階に使用します。
歩行器と歩行車の機能を兼ね合わせており 腕で体を支えながら 容易に前に進めます。
前輪が360度回転しますので 狭いところでも使いやすいものとなっています。
使用条件として 比較的広く段差のない場所。
* 交互型歩行器(ウォーカー)
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片マヒを除く、歩行機能低下の者が使用します。
交互に動かして使用します。
歩行器全体を持ち上げなくても、左右交互にフレームを押し出すことでフレームが斜めに変形し、片方の脚部を前に出す仕組みになっています。
*固定型歩行器(スタンダード)*
立位のバランスがとれ、上肢の筋力はあるが歩行困難な場合に使用します。
握力低下や 肩、肘の支持ができない者には使用不可
軽量で安定性があり 杖かわりに使用できます。
両手でフレームを持ち上げて前方に下ろし 足を交互に出して歩行します。
*三輪歩行車、四輪歩行車(シルバーカー)*
ブレーキのついた外出用の歩行車です。
椅子の機能や買い物カゴのついたものなど いろいろな機能がついたものもあり 気軽に使える歩行補助具です。
歩行器機能別検索項目
★四輪歩行車
★交互型歩行器
★シルバーカー
★シルバーカート