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岩の原葡萄園さん見学後は急いで上越妙高駅へ。高田駅前のバス乗り場で、市内のバスの乗り放題チケットを購入していましたのと、トキめき鉄道のちょうどいい時間の電車がなかったので、バスを乗り継ぎました。バスの中からとはなりましたが、高田の町並みは風情があっていいですね。上越妙高駅は流石にお土産も充実していましたが、そこで見つけたのがこれ。なんともかわいらしい笹団子パンです。ただこれが侮れ無い美味しさ。笹団子のもっちりした食感やあんこの甘味とパンがよく合うのです!結構な発見でした電車の方の乗り放題もフル活用ということで、JR富山駅で途中下車。目的は本場の富山ブラックです。駅ビル内の西町大喜さんです。富山ブラックといいますと、この真っ黒なスープが印象的ですが、味わいの方も旨味はもちろんありますが、その圧倒的ともいえる塩気が非常に特徴的。戦後、力仕事をしていた人たちに、ご飯をお腹いっぱい食べてもらうためにと、塩味の濃いものとなったそうです。これ、実は徳島ラーメン、特に茶色の濃い系も同じような感じでして(徳島ラーメンはここまでの塩味の強さではありませんがその分多少の甘味があるでしょうか)、どちらも「ご飯のおかず」として生まれたという共通点があったようです。富山ブラックを召し上がる際は、くれぐれも白ご飯をお忘れなくラーメンをいただいた後は、駅から少し歩いて富山県富岩運河環水公園へ。旧船溜まりを利用しているという水際の公園で、こちらの天門橋など景色の良い公園となっています。ほかにも、公園内にレストランがあったり、周囲には体育館や美術館があるなど、文化的なスポットともなっているようです。桜も植わっているようで、春の気色もいいでしょうね~。こちらには、「世界一美しい」スターバックスコーヒーがあることでも有名でしょうか。店内からの環水公園の景色が素晴らしいのはもちろん、公園の景色に溶け込むスタバの姿もまた美しいです。世界一といわれるようになったのは、2008年にストアデザイン最優秀賞を受賞したからなのだとか。富山にも、ホーライサンワイナリーさんや、2013年にお邪魔した氷見のセイズファームさんなどワイナリーさんもありますし、もちろん魚を中心に美味しいものもたくさんありますね。来年の3月には北陸新幹線が敦賀まで延伸されますが、また富山、新潟、それに福井に石川と、あちら方面にゆっくり出かけてみたいものです。
2023年12月20日
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広島での西国葡萄酒祭があった当時、JR西日本が「どこでもきっぷ」という商品を販売していました。その名の通り、JR西日本管内なら電車が乗り放題、しかも、青春18きっぷと違い特急や新幹線も乗り放題というものでした。使用は連続する2日間、または3日間のみに限られますが、それでも特急、新幹線が使えるというのはやはり途轍もなく大きい、ということで、西国葡萄酒祭へはこの商品を使って行ってきました。そのまま岡山へ帰る、というのではちょっと勿体ない、ということで広島駅で定番の「むさしのむすび」を購入しいただいた後は新幹線で一路北東へ。ということで金沢駅到着です。広島から新大阪まで行き、新大阪からは新幹線がJR東海管轄となりますので特急サンダーバードに乗り換え。こんな芸当が出来るのも、「どこでもきっぷ」ならではですね。駅前の鼓門のライトアップは通年行われているようですが、この時はイルミネーション的イベントも行われていました。加賀友禅を思わせる明かりやミニ雪吊りが目を楽しませてくれました。この時期の金沢また行きたいものです。夕飯は実はそれまで行ったことのなかった金沢といえばのまいもん寿司さんで。駅ビルの中にあるのでアクセスもばっちりです。香林坊、茶屋街どちらも駅から少し距離があるんですよね~。しかし、さすがのまいもん寿司さん、ネタの新鮮さ、シャリのサイズ感とのバランスと、お手頃な価格で楽しませていただきました。上握りセットだけでと思いましたが、香箱ガニがあると言われればいただかないわけにはいきませんこの時期の北陸の魅力ですね~。甘味風味、一口でいただくのがもったいなかったですが、こればかりは仕方ありませんね。金沢駅には、地元のクラフトビールのお店も入っていました。ということでやっぱりお邪魔しちゃいます。飲み比べ4種セットがあったのでお願いしましたが、さわやかなシトラはお寿司の後にぴったりでしたし、湯涌ゆずエールはさわやかながらももう少し重さのある香り、ファーストIPAはIPAらしい香り高さ、苦み、その向こうの甘味を感じられました。加賀棒茶スタウトは、確かによくあるスタウトとは少し違う、独特の香ばしさがあったようにも思われました。石川らしさをばっちり堪能でき、なかなか面白い体験でした。実は、シトラを購入して帰って自宅でも楽しみました金沢を駅前だけで我慢したのは翌日朝一の新幹線に飛び乗る必要があったからでした。目的地は…新潟です!なんと、新幹線の駅としては新潟県の上越妙高駅がJR西日本管轄最東端ということで、そこまで移動、さらに、えちごトキめき鉄道妙高はねうまラインで高田駅まで。ここはどこでもきっぷは適用範囲外です。さて、上越にやってきたということは…につきましては次回です
2023年12月17日
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1月のNatan葡萄酒醸造所さんのワインの会、続いてはロゼ寄りのこの1本です。Faraday。こちらのワインは香川県の三豊市にあります白井の実ファームさんとのコラボで誕生したワインとの事。白井の実ファームさんは60年続く農園だそうで、香川県も瀬戸内の機構を活かしブドウ栽培が盛んな地域で、特に三豊周辺はブドウ造りも歴史がありますが、こちらもやはり専業農家となった際にはブドウ作りを行っておられたそうです。セパージュはピオーネ、モンドブリエ、リュウキュウガネブですが、ワイナリーページに今年スタートキュヴェ、毎年比率は変わる、とあるように、今後も色々なスタイルでリリースされていくようです。色はワイナリーページに「ロゼ寄り」とある通り、透明感がありバラ色的ですが、ややガーネットがかった印象も。香りはピオーネ由来と思しきブドウの香りを中心に、赤系のベリーやそのドライフルーツっぽさ、赤い花、特に若干のバラの気配などあったでしょうか。また、そこに少々のキノコないし土?のような雰囲気やスイカ的なウリ科のニュアンスも加わります。その他、開けたては若干の還元的な要素、時間と共にスパイスやボタニカルを思わせるような要素も微かに。味わいはやはりフルーティさのあるものですが、それがグッと前面にと言うよりは若干の渋味、旨みを伴うしっとりした酸とよくバランスの取れた丸いものでした。ただ、9.5%というこれまた軽めの度数でライトなボディに対してエキス分、ハリを感じる質感は特徴的ですね。会ではクロダイのポワレのタイミングで飲みましたが、魚との相性はまずまずといった所。旨みとの引き合いは見られました。寧ろよく嵌っていたのがレンコンチップスや、肉のメインに添えられていた人参のグラッセ。レンコンとは、ワインのエキス分とパリパリの食感、、それに揚がったレンコンの香ばしい風味といったものががっちり噛み合いますし、人参とはワインの果実味と人参の甘みが馴染みます。このワイン、根菜との相性がかなり良さそうです。柔かい、フルーティなのに芯の強いワイン、というのがnatanさんの今の特徴なのだとすれば、それが今回飲んだ銘柄の中で最も顕著に表れていたのがこのワインだったように思います。勿論、肉のメインのラムなどには負けてしまいましたが、滋味深いカツオの叩きやマグロの刺身など赤身の魚や鶏肉系、それに今回は合わせ損ねましたが甲殻類といった、脂は程々味わいシッカリ、といったものに色々合わせてみたいところです。また、3年5年と瓶熟成させた時にどう変化するのかも興味深いワインでした。Faradayと言う名前は電磁誘導を発見した、ファラデー定数でお馴染みのあのファラデーから取っているそうで、白井の実ファームさんとの化学反応、今後のヴィンテージも楽しませてもらいたいところです。にほんブログ村
2023年03月02日
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大変ご無沙汰しております。なんと、前回の投稿からほぼ3年経ってしまいました…。ブログ更新が出来ておりませんでしたのは新型コロナの影響、ではなく私自身の生活の変化が原因です。ブログの更新、1記事につき大体30分~かかるときは1時間以上の時間がかかるのですが、その時間さえ作れないような状況が続き、だんだん書かない習慣がついてしまったという次第です…。勿論、ワイン会やワインイベントが無いという事で、飲んだワインの絶対量が減ったのも間違いありませんが…。現在も状況は大きく変わったわけではありませんので、以前のように定期的な投稿と言うのは難しいですが、不定期にでもボチボチと更新を出来ればと思います。あらためまして、どうぞよろしくお願い致します。やはり、ブログ記事を書く書かないで飲んだワインの記憶に残る程度もかなり変わってきますね。さて、2023年1つ目の投稿は、毎年やっていました今年のこの1本です。2022年、このワインを発見したことがブログ再開の動機となったと言っても過言ではありません。セント・アーバン グリューナー・フェルトリナー2021です。色は淡い黄色。やや青みもある、麦わら的なこの品種の典型的なそれです。香りは、開けたては柑橘系や青いブドウ、若干の白コショウ系や石灰的なそれ。時間と共に(何でしたら翌日くらいまでかかります)、蜜っぽさや黄色や白の花、青リンゴ、青い柑橘、そこに、開けたてから続く白コショウや石灰、それに軽いオリエンタルスパイスや緑のハーブと言った要素が加わる、というやはりグリューナーらしいもの。味わいも、果実味のアタックが軸になりつつ、割と明るい酸が加わるライトボディと言った所です。ミネラル感は程々、後口の苦味収斂味といったものは大人しいものでした。食事との相性もよく、お寿司などは海老、イカ、白身にサーモン系と良いつまみでした。アナゴだけはちょっと生臭みが出ましたが、これはお寿司側の問題だったかなと。スーパーの半額でしたのでまた、自宅で飲んだだけでなく、ワイン会でも(こちらはコロナの合間を縫ってボチボチやっておりました)使ったのですが、その時にいただいた、海苔を使ったワカサギの香り揚げやサワラの焼き霜、更には豆乳出汁の白子椀物といったものまで幅広く行けます。やはり出汁の旨みには合わせやすいですね。なぜこのワインが2022年最もインパクトのあるワインだったのか。それは価格です。なんと、実に1本約750円!オーストリーワイン、結構前から飲んできています。最近はかなり選択肢も増え、飲食店さんでの取り扱いなどもよく見かけるようになりましたが、決して安い産地と言う印象はありませんでした。なので、まっとうにグリューナーを感じられる、しかもまだ固いくらいのこのワインがこの価格、1000円を切るというのは本当に驚きでした。インポーターはコルドンヴェール、つまりやまやさんの扱いですが、すごいのを見つけて来られたなと。ただ、瓶詰がアイニッヒ・ツェンツェンとなっているのが謎ポイント。この生産者、日本語サイトもあるような、日本のワインシーンともなじみの深い生産者ですが、ドイツの会社なんですよね。エチケットにはヴァイン・アウス・エスターライヒの文字があり、キャップの上部はオーストリー国旗、ブルゲンラントとの記載もあると、間違いなくオーストリーワインなのですが…。ドイツの会社がオーストリーからブドウを仕入れてワインにしているのでしょうか?ともあれ、本当に発見でした。赤もあるようなので、そちらも試したいところです。セントアーバン グリューナー ヴェルトリーナー 750ml 6本入り【5,000円以上送料無料】【ケース品】楽天内には投稿時点で6本入りしかありませんが、6本で4488円ですから参ります。にほんブログ村
2023年01月10日
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今回は久々の倉敷でしたので、終わりが17時と言う事もあり酔い覚ましも兼ねて美観地区周辺を軽く散策しました。美観地区観光のメインエリアともいえる倉敷川沿いには綺麗に椿が咲いていました。そんな椿の花の近くにあるのがクラシキ庭苑。カフェなどが入っている、最近倉敷美観地区で増えている色々なお店が集まって古い建物を活かしているスポットの一つです。こんな感じで長い廊下がありつつ、その周りに色々お店があるといった感じです。ちょっとした中庭的なところもあり、気候が良くなればそこで飲み物などをいただくこともできるようでした。また、この最奥には人気のショットバー、サロン・ド・リックスがあります。他にも、桃太郎博物館のある路地などをウロウロして一年中クリスマスグッズを扱っているお店の前を通ったりしました。こちらは倉敷で個人的に一番雰囲気の好きな本町の通りです。倉敷川のあるメインエリアからは少しはずれますが、その分ちょっと落ち着いた雰囲気。メインエリア寄りの場所には飲食店さんが多くあり、そこから進むと趣満点の吉井旅館や倉敷帆布のお店、それにスパイスカレーのお店なんかもあったり。この周辺も面白いエリアです。夕暮れの倉敷を、のんびり楽しむことが出来ました。今回は飲まずに帰っているので、またゆっくり遊びに行きたいものです。にほんブログ村
2020年02月23日
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1月のラトリエあべさんでのワイン会のあと、RISE & WIN Brewing Co. BBQ & General Storeへ行きましたが、その際にビールを1本購入していました。また、正月の帰省の際にも1本購入しており、それをまとめて先日飲んでみました。RISE & WINのものは、左のキックアイピーエー2019になります。テクノDJ/アーティスト ケンイシイさんとのコラボビールだそうで、アメリカンホップに加え北海道のソラチ・エースホップを加えているというもの。IPAと言う事で苦味はしっかりありますが、香りのフルーティさ華やかさもあってかそこまで強く前に出る感じではありませんでした。むしろ、その香りに引っ張られてか、味わいの面でもフルーティさを感じるものでしたね。泡はクリーミーで、コクはありつつも飲みやすいIPAだったように思います。フライドチキンからお刺身、菜の花のお浸しまで色々なものに合わせることが出来ました。右のものはあらたえエールという新しいクラフトビール。あらたえ(麁服)とは、天皇陛下即位の際の大嘗祭(だいじょうさい)に欠かせない麻織物ですが、徳島は古くから麻の産地であり(阿波の国一の宮は大麻彦神社ですし、昔は麻植郡なんて地名もありました)、麁服の献上も行っていたそうで、そこから名前を取ったそうです。プレミアムリッチ、ファインドライ、シトラスウィートの3種類があり、今回はプレミアムリッチを購入。手掛ける会社の系列には日本酒の蔵元があるという事で、そこの酒粕を加えているほか、やはりというべきか地元のスダチや柚子の果皮も使用と言う事で、酵母っぽさのアタックがありつつ、後にすっと柑橘の爽やかさが残るといったような香りでした。味わいはそこまでフルーティ!と言う感じではなく、辛口で旨みを感じる、といったような印象。肉料理に合うと公式サイトでは紹介されていましたが、確かにローストビーフサラダは良いつまみになりました。また、何だかんだアジフライも良かったですね。最近はクラフトビールブームで、ブルワリーも全国的に増えていますね。徳島には、かつての地ビールブームの頃に出来た阿波うず潮ビールというブルワリーがあり、そこのビールはドイツの製法を用いて良いビールを作っていました。個人的にとても好きで、帰省の旅に飲んでいたのですが結局数年前に無くなってしまいました。今、県内にはいくつかのブルワリーが出来ていますが、どこもぜひ頑張ってほしいものです。帰省の際の楽しみは沢山ある方が嬉しいですからね^^にほんブログ村
2020年02月19日
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今月25日(もう今週の土曜日ですね)に開催いたしますひるぜんワイナリーの会in台所山猫。お陰様で、満席となりました!ご参加いただきます皆様、どうぞよろしくお願い致します。現在は、キャンセル待ちを受け付けさせていただいておりますので、もし宜しければご連絡ください。詳細はこちらのページをご覧ください。にほんブログ村にほんブログ村
2020年01月20日
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今月25日に開催いたしますひるぜんワイナリーの会in台所山猫につきまして、イベントページには1週間前の18日までにご連絡をお願いしますと記載しておりましたが、20日までご参加をお受け出来ることになりました!わずか2日間の延長ではありますが、もし週明けにやっぱり参加できそう、なんてことがございましたら、お気軽にご連絡くださいね。連絡先などイベント詳細につきましては、こちらのページをご覧ください。ご都合よろしければ是非是非、この機会に、岡山ワインの個性の一つと言える蒜山のヤマブドウワインと、岡山の和食のマリアージュをお楽しみください!よろしくお願い致します!にほんブログ村にほんブログ村
2020年01月16日
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今月25日に開催いたします、ひるぜんワイナリーの会in台所山猫。何度かワイン会もさせていただいている岡山の人気和食店「台所山猫」さんに、ひるぜんワイナリーよりスタッフの法華さんをお招きしてのワインメーカーズディナーとなりますが、そこでご提供させていただきますワインは、以下の6種となります。なお、提供順はこの通りとはならず変わる可能性がありますのでご容赦ください。1、シャルドネひるぜんワイナリーといいますと、ヤマブドウを使ったワインが代名詞ですが、やはり白の需要もあったという事で誕生したのがシャルドネです。ブドウ自体は神戸産が主体ですが、一部蒜山のシャルドネも使われています。柑橘っぽさなどフルーティさに加え、ハチミツの気配もあり、度数も13度程度という事で結構飲みごたえもあるスタイルです。2、三座・ロゼロゼワインの製法には様々ありますが、こちらはひるぜんワインと言えばのヤマブドウに、甲州をブレンドしているというもの。フレッシュフルーティながら、どこか骨格もあるといった趣です。実は、ジャパンワインチャレンジ2018で銀賞を受賞しているワインでもあります。3、山葡萄・ロゼひるぜんワイナリーと言えばの、ヤマブドウを用いたロゼです。ジャパンワインチャレンジ2018の金賞も受賞しています。以前はやや甘口くらいの味わいでしたが、近年はほぼ辛口というような作りに変わって来ており、色合いも含めもはやエレガントな赤ワインと言えるほど。ヤマブドウにこういった表情があるのかと驚かせてくれるワインで、実は個人的にもお気に入りの銘柄だったりします。4、三座・赤ヤマソーヴィニヨンという、ヤマブドウとカベルネ・ソーヴィニヨンを交配することで日本の気候条件下でも栽培しやすくなったという日本独自の品種に、蒜山のヤマブドウをブレンドしたワインです。国内でもなかなか見ないセパージュではないでしょうか。ヤマソーヴィニヨンもヤマブドウ系という事で、明るい酸味がありますが、バランスのいいワインとなっています。5、山葡萄・赤蒜山高原に自生するヤマブドウを畑に移し、優れたクローンを選抜して現在のひるぜんワイナリーの畑がありますが、そのヤマブドウ100%で造られる、ひるぜんワイナリーのフラッグシップといえるワインです。色素のしっかりしたヤマブドウらしい深い色合いがあり、味わいは実は年によって結構変わっていますが、近年は深みがりつつもエレガントさも感じられるスタイルとなることが多いようにも思います。6、岡山ピオーネブドウ処岡山県においてピオーネはよく見かける品種の一つかと思いますが、蒜山高原周辺でも栽培されています。岡山ピオーネは、そんな蒜山のピオーネを氷結させ、高い糖度を得ることで造られる甘口ワインになります。ピオーネらしい香りに、ハチミツやベリーフルーツなどの雰囲気が感じられる、華やかな1本でワイン会の締めにも最適ではないかなと。投稿時現在の時点でまだまだお席ございます。この機会に是非、岡山ワインの個性ともいえる蒜山のワイン達と、岡山の和食のマリアージュをお楽しみください!詳細はこちらのページをご覧ください。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。にほんブログ村にほんブログ村
2020年01月10日
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いよいよ2019年も終わりですね。今年は新天皇がご即位され令和に改元となりましたし、ラグビーのワールドカップが開催、来年はオリンピックと色々あった年でしたが、相変わらずワインは色々飲みました。また、12月には東京で中国地方ワイナリー大集合会を開催させていただくことも出来ました。本当にありがとうございました。という事で、毎年恒例、今年飲んで印象的だったワインを挙げたいと思います。まずは白編。やはり、ワイン会で飲むことが多かったり個人的に食事に合わせてというところで、今年も白ワインを飲んだ数が多かったです。アリオ倉敷のクリスマスバルで飲んだ岡山ワインバレーさんのシャルドネ樽アリや、久々に出会えましたオーストリア・ヴァッハウを代表する生産者であるエメリッヒ・クノルのリースリング・スマラクトなど素晴らしいワインを飲めましたが…1つ挙げるならこちらです。ゴスヴィン・ランブリッヒのリースリング・ハルプトロッケン2013。6月に台所山猫さんで開催させていただいたリースリングと和食の会の際に飲んだワインで、価格的には3000円しないくらいのものですが、購入店で瓶熟成が進んでいたこともあり非常にいい状態でした。樽もかかっているということで、そのニュアンスも溶け込んだ華やかで、甘いニュアンスいっぱいの香りに、ハルプトロッケンという事で程よく残った甘みに鮮やかな酸の絶妙なバランスと、これぞドイツワインという美点を余すことなく楽しめたかなと。お店にも残っていないようで、この香りと味わいにもう会えないのは寂しい限りです。続いては赤編。赤も色々飲みました。12月のイタリアワインセミナーの際にいただいたラ・サラのワイン2種類には、久々にトスカーナの美味しさをバッチリ思い出させてもらえましたし、ミッシェル・サラザンのメルキュレはブラインドで全く当てられず楽しませてもらえました。ただ、選ぶならやはり三次ワイナリーのマスカット・ベーリーA木津田ヴィンヤード2015でしょう。元々評価の高いベーリーAですが、2015年と少し瓶熟成が進んでいることでベリー感やハーブっぽさ、若干のなめし革的な雰囲気など、本当にどこかニュージーランドのピノ・ノワールを思わせるようなところのある1本でした。ベーリーAにはそもフォクシーフレーヴァーを巡って様々なアプローチがありますが、このワインの状態は個人的な嗜好からしますと一つの答えだったように思います。また、今年は素晴らしいマリアージュにいくつも出会えました。その中でも驚きだったことでベストマリアージュ大賞に選びたいのが、奥出雲葡萄園の小公子アンウッディッドとホタルイカとエンドウの白子和え。色の濃い、味わいもしっかりした小公子とまさかホタルイカや白子といった、絶対臭みが出そうなものがバッチリ嵌ったというのは過去色々飲んできた中でも一番の驚きでした。昔、おせちのカズノコとポルトガルの赤がよく合ったこともありましたが、やはり何と何が合うか分からないものです。今年も本当に色々飲めました。あと印象的でしたのは、やはり徳島・ラトリエあべさんでのワイン会ですね。以前からランチにお邪魔させていただくことがあり、素晴らしいお料理をいただけるという事でいつかワイン会をさせていただきたいと思っていましたが、それが実現したのは本当に嬉しかったですし、日本ワインとのマリアージュは想像以上でした。特に、ウイキョウのデザートとヒトミワイナリーの泡の組み合わせはベストマリアージュ大賞の次点ですね。上記の通り、どんなマリアージュが嵌るのか、まだまだ奥の深いものがありますし、2020年も色々なワイン会、マリアージュを楽しんで行ければと思います。なお、1月25日には台所山猫さんでひるぜんワイナリーさんのメーカーズディナーを開催いたしますよ!宜しければ是非ご参加ください!それでは、本年もありがとうございました!良いお年を!にほんブログ村
2019年12月31日
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東京初‼︎ 中国地方ワイナリー大集合ワイン会で東京へ行きましたが、今回はあまりウロウロできませんでした。それでも、新宿葡庵さんから近い新宿駅周辺のイルミネーションを少し見ることが出来ました。こちらは新宿ミロード。FAIRY OF FLOWERS(花の妖精)がテーマだそうで、このイルミネーションは藤の花的な印象でした。ミロードから少し歩いてサザンテラスへ。NTTドコモ代々木ビルが綺麗に見えます。サザンテラスは、スターバックスのある辺りに色々とイルミネーションがありましたが…やはりハイライトはこのアングルでしょう。並木道がイルミネーションのトンネルとなり、その向こうにはNTTドコモ代々木ビルがしっかり見えます。ここで撮影されている方はやはり多かったですね。他のエリアも見に行きたかったのですが、残念ながらここでタイムアップ。渋谷の青の洞窟は今年も見られませんでした…。来年こそは見に行きたいものです。翌日は、東京駅前のサラベスでブランチです。ローストしたヘーゼルナッツを加えたチョコレートであるジャンドゥーヤを使ったフレンチトーストが期間限定で出ているという事でいただきました。よく染みた、しかしパン感もかすかに残っているフレンチトーストの甘みまろやかさに、ジャンドゥーヤのコクの深い甘みや香りの良さがよく合っていました。また、添えられているベリーの甘酸っぱさは、濃厚な味わいの中でいいアクセントになります。今回は、ちょっと珍しく大阪まで昼行バスを利用してみました。こちらは途中の浜名湖SAから望む浜名湖の風景です。新幹線や飛行機、夜行バスでは行くことのできない色々なサービスエリアを見られたのは面白かったです。ここ浜名湖ではやはり鰻が売られていましたし、ここの前に寄った足柄はとても大きくてびっくり。また、滋賀県の甲南では「鮒寿司ラスク」なるものが売られていて非常に気になりました。やっぱり買えばよかったかも…。折角なのでJR大阪駅のイルミネーションも見に行きました。大阪駅改札外のエスカレーターを使って4階まで上がると大きな時計台のある「時の広場」につきます。そこがイルミネーションの会場となっています。カラフルな雪だるまもいました。こちらにはもっとたくさん。なんだか少しボーリングのピン的な並びでもありますね^^;大阪駅は勿論、周辺の商業施設などでもイルミネーションやクリスマスツリーが見られるようですし、定番の御堂筋ライトアップや、中の島公会堂周辺なども今まさにきらびやかなシーズンとなっているようです。そうした町中のイルミネーションを、市内観光バスから見るツアーなどもあるようで、ちょっと気になるところです。今年はちょっと忙しくあまり見に行けないかもしれませんが、この時期だけの風物詩ですし、イルミネーション、出来れば年内にもう少し見たいものです。にほんブログ村
2019年12月05日
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12月1日の東京初‼︎ 中国地方ワイナリー大集合ワイン会につきまして、ご報告が遅くなりましたが、無事にイベント終了いたしました。アガリス神楽坂さんにご協力いただき、東京で最初に中国地方のワインと食材の会を開催させていただいたのが2014年。その頃から、より多くの方に、より多くの生産者様と触れ合っていただける機会も作れればという思いはありましたが、それが実際形になり感慨深いものがあります。それも、ご来場いただいた生産者様、企画を引っ張っていただいたヴァンダンジュさんやしどせんしゅうさん、それに菅沼さん堤シェフにエムズダイニングの皆さん、そしてなにより、ご参加いただきました皆様のおかげです。今回は本当にありがとうございました!2014年当時と比べますと、まだまだ知名度は高くないとはいえ、入手できる場所や飲める機会も増えてきました中国地方のワイン。是非これからも飲んで、楽しんで、応援していただけましたら幸いです。そして、そんな機会を、今後もまたご用意させていただければと思います。今回ご参加いただけませんでした皆様も、その際には是非よろしくお願い致します!それでは、重ね重ねにはなりますが、今回はありがとうございました!ご来場いただいた7社のワイナリー様に、3種類づつのワインをご用意いただき、他にdomaine tetta、山口ワイナリー、北条ワインの3社様より2種類づつのワインをご提供いただきました。乾杯は福山わいん工房さんのune petite pause2019でした。ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、セミヨンを使った今年の新酒泡になりますが、リンゴのニュアンスがよく出た、まさに完敗にふさわしい1杯でした。ご参加いただいた皆様からは色々なご感想をいただけましたが、ひるぜんワインさんの山葡萄赤と奥出雲葡萄園さんの小公子の、ヤマブドウ系飲み比べが楽しかったというお話は、私もやってみたかった所です。岡山のワイン会で企画したいところですが、奥出雲さんの小公子が手に入るかどうか…。お料理もご好評をいただけました。会の後、打ち上げでいただけましたが、どれも素材の味わいや香り、食感の活きたものでした。真蛸のテリーヌはタコの固さが程よく、食感を楽しめました。やはり、ワニバーガーはインパクト抜群だったようです。ワニ=和邇=サメですが、結構しっかり食感もあり、カジキマグロのような雰囲気でかなりいいなと。中でも、個人的にサワラのクネルと岩国レンコンは好きでした。レンコンのシャキシャキしつつもモッチリ感もある食感や噛んで出てくる旨み甘味、サワラのほわっとした食感や旨み、ソースのクリーミーさが非常にいい塩梅でした。蒜山さんの山葡萄赤に合うと参加者の方に伺っていましたが、成程柔らかな赤にも行けそうです。にほんブログ村
2019年12月03日
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いよいよ明日開催となります東京初!!中国地方ワイナリー大集合会ですが、当日ご来場いただく生産者さんに変更がございますので報告させていただきます。島根県・奥出雲葡萄園につきまして、当日ご来場くださるのが斎藤聡さんから、安部ワイナリー長へ変更となります。明るいキャラクターで人気の斎藤さんが来られなくなるのは残念ですが、安部ワイナリー長にお会いできる機会はかなり貴重かと思います!広島県・三次ワイナリーにつきまして、太田醸造長に加えまして、沖田一希さんもご来場くださることになりました!三次ワイナリーの色々なイベントにご参加されておられる方ですので、お会いされたことのある方も多いかも。この機会に是非、中国地方の生産者さんとお話してみてください!ギリギリにはなりますが、まだご参加いただけますので、ご興味お持ちくださりましたら、こちらのページをご覧ください!東京初!!中国地方ワイナリー大集合会イベントページにほんブログ村
2019年11月30日
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いよいよ開催まであと10日程と迫ってまいりました、東京初!!中国地方ワイナリー大集合ワイン会。今回は、中国地方の食材を使いはするものの簡単なおつまみ程度というご紹介でしたが、結構しっかりお料理もお召し上がりいただけそうです!〈前菜〉・岡山県より真蛸のテリーヌ、サラダ仕立て・広島県福山市マルコ水産の真牡蠣のグラタン。瀬戸内レモンのベアルネーズ・鳥取県大山鶏のリエット、椎茸のボルドレーズ、エクレア仕立て。・島根県宍道湖のシジミのフラン、木次乳業のチーズをたっぷり使って。〈魚料理〉・山口県下関漁港、サワラのクネル。岩国レンコンに詰めて。〈肉料理〉・広島県世羅郡世羅町の猪肉と舞茸のデュクセルを使ったパイ包み焼き。〈〆の一品〉・広島県三次名物!ワニバーガー以上、7品となります!あくまで立食形式ですので、コースとはいかずビュッフェスタイルにはなりますが、中国地方の食材をしっかり使ったフレンチとなります。今回ご来場されるワイナリー様のワインの他、当日は今回ご来場頂けなかったdomaine tetta様、北条ワイン様、山口ワイナリー様につきましても、ワインのご提供をいただくことが決定いたしました。まだまだお席ございます。この機会に是非、中国地方のワインと、中国地方の食材を使ったお料理のマリアージュ、それに、中国地方のワイナリーの方々とのお話をお楽しみください!皆様のご参加を心よりお待ちしております!詳細等、イベントページはこちらになります。よろしくお願い致します。にほんブログ村
2019年11月20日
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シュロス・ゴベルスブルクのワインセミナーが行われましたカーヴ・ド・テールさんの最寄り駅は阪急西宮北口駅ですが、そこから阪急梅田駅までは直ぐということで、当日が初日だった梅田スカイビルでのクリスマスマーケットへ足を延ばしてみました。時間が早くまだ日も落ちていない、メインのクリスマスツリーの点灯もまだだったのですが既に会場は物凄い人出でした。やはり土曜の梅田のイベントですね~。賑やかなイベントですが。このような本格的?な人形の展示もあります。キリスト誕生のシーンですね。クリスマスマーケットという事で、ドイツ色の強いイベントです。ビールやパン、ソーセージに甘そうなお菓子など色々売られており、特に雑貨コーナーは見ているだけでも楽しくなります。各ブース、趣向を凝らした雰囲気のあるものとなっています。この辺はよくあるイベントとは一線を画す部分かなあと。が、よく見ますとこんなファンキーな奴も^^;このイベントで外せないのがヘレンベルガー・ホーフさんのブースです。大阪にあるドイツワイン(と最近はオーストリーワインも)のインポーターさんです。当日は、その場で飲めるワインの他、ボトルでの販売もされていました。ボトルで購入する場合は、ミニカップになりますが試飲もさせていただけます!昨年はここで、マルティン・ヴァスマーのソーヴィニヨン・ブランを飲んで驚かされました。あの生産者はやっぱりすごいです。が、今回は500円でスペシャルカップワインをいただきました。銘柄は勿論、ヘレンベルガー・ホーフさんのフェイバリット生産者と言えるベルンハルト・フーバー。グラウブルグンダーとシュペートブルグンダーが、何とそれぞれマグナムで開いていました。今回はシュペートブルグンダーをお願いしました。紙カップでいただくというものでしたが、それでも赤ベリーや下草、スパイスなどがちゃんと薫りますし、味わいもエキス分やしなやかさのある、渋みも感じられる辛口なものを楽しめました。流石はフーバーです。【6本以上送料無料商品】マルターディンガー シュペートブルグンダー [2016] (ベルンハルト・フーバー) Huber Malterdinger Spaetburgunder Q.b.A. trocken [2016] (Weingut Bernhard Huber) 【ドイツ】【赤 ワイン】フーバーのシュペートブルグンダーは下のレンジでも4500円位しますが、その価値は十分にあるかなと。おまけ:こちらは、阪急西宮北口駅から歩いて少しのところにあります阪急西宮ガーデンにあるクリスマスツリーです。駅からガーデンまで、そしてガーデンの中もクリスマスムードが出てきており、もうそんな時期なのだなあと実感しました。にほんブログ村
2019年11月13日
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アパレルの「earth music&ecology」を手がけるストライプインターナショナル。岡山を代表する企業の一つですが、そこが毎年手掛けているのがストライプマルシェです。今年は、岡山場にもほど近い石山公園で、パンとイタリアンをテーマに開催されましたので行ってきました…が、ちょっと到着が遅くなり、着いた時にはなんとパンもイタリアンも完売!毎年人気のイベントですが、今年も凄かったようです…。しかし、アルコールのブースにはまだ少し残りがありました!こちらはdomaine tettaさんのブースです。いただいたのはマスカット・ベーリーAのペティヤン。これが、ベリー感のある香りに上手くフォクシーフレーバーが溶け込んでおり、微発泡の泡と柔らかな果実味と旨みのある味わいと相まって非常にいいバランスでした。2018年 哲多ワイン ドメーヌ テッタ マスカットベリーA MC ペティヤン 赤 750ml楽天内にも幾つか扱いがあります。価格は3000円少々。このクオリティでこの価格ならば、中々値打ちものではないかなと。因みに、domaine tettaさんは、12月1日の東京初!!中国地方ワイナリー大集合ワイン会にご来場こそいただけませんものの、ワインのご提供はいただけることになっております!ぜひ、この機会にtettaさんのワインをお楽しみいただければと思います。こちらは地ビールの三石耐火煉瓦ビールさんのブースです。岡山県東部、備前市の吉永という所にある、その名の通りの耐火レンガのメーカーが、そのレンガを活かしたイタリアンレストラン&イベント広場のレ・マーニというお店をされているのですが、そのお店で出されているビールになります。イベント等にはよくご出展されていますが、基本販売はそのお店でいただけるだけというレアものになります。こちらはヴァイツェン。香りがよく、口当たりもさらりとキレイで、甘みが感じられる親しみやすいビールでした。なるほど、この香りのよさならピザ生地の香ばしさや海の幸のお料理などとの相性は期待できそうです。折角なので黒ビールもいただきました。ロースト香がしっかりありつつも柔らかい感じで、味わいも酸味の強いタイプではなく甘みとふっくらした雰囲気の出ているもので、個人的には結構好きなタイプでした。これも、ピザ生地なんていいつまみになりそうです。どちらもいい味わいでした。お料理も興味深いですし、レ・マーニさんにも一度お邪魔してみたいものです。ただ、アクセスはかなり手強そう…。複数人でタクシーというのが現実的でしょうか^^;ワインもビールも良かった分、つまみにするパンもイタリアンも無かったのが本当に悔やまれるところでした。またの機会には是非、もう少し早い時間にお邪魔しようと、岡山場を眺めながら思いました…。にほんブログ村
2019年11月09日
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サントリーさんのサンタ・カロリーナブロガーイベントの当日まで、新橋駅前のSL広場と桜田公園で、全国交流物産展 in 新橋というイベントが開催されていました。その名の通り、全国の農産品や工芸品などが集まるイベントだったのですが、そこに鳥取・北条ワインさんがブースを出されていたので、ブロガーイベント前にご挨拶に伺いました。北条ワインさんには、12月1日に開催いたします東京初!!中国地方ワイナリー大集合ワイン会にワインのご出品をいただきます。この時はスパークリングのトットリsky・ロゼとコンコードをテイスティングさせていただきましたが、ロゼはやや辛口くらいの造りでフルーティな味わい。赤いベリーのニュアンスがそれによく合いますし、コンコードは独特のニュアンスがありつつも結構骨格を感じるワインでした。鳥取は名探偵コナンの作者である青山剛昌さんの出身地でもあるという事で、ブースではコナングッズも売られていました。ブロガーイベント翌日は、新宿御苑前にあります新宿葡庵さんでランチです。12月1日に開催いたします、東京初!!中国地方ワイナリー大集合ワイン会の会場となっており、シェフには当日のお料理もお願いするという事で、ご挨拶も兼ねてでした。日本ワインに力を入れておられるお店ということで、折角ならとグラスワインもいただきました。こちらは青森県、澤内醸造さんのデラウェア・スパークリング。デラのフレッシュさ、爽やかさが活きたスパークリングでした。こちらは前菜盛り合わせ。お肉、魚、野菜と素材の味わいが活きたフレンチですが、ジュレソースにはだしが使われている等、日本ワインとの相性もいい少し和風なテイストも。特にこのジュレソース本当に美味しく、白身魚、鶏ハムどちらにもバッチリでした。一方で、キッシュの味わいはクリーミーさや香ばしさのあるものでフレンチらしさしっかり。12月1日は、この素敵なお料理を作られるシェフに、中国地方の食材をふんだんに使ったメニューをご用意いただきます。中国地方のワイン、その生産者さんとの語らい、そして中国地方の食材を使った、その味わいを存分に生かしたフレンチをお楽しみいただきたいと思います。まだお席ございますので、お時間ございましたら、ぜひぜひご参加ください!詳細はこちらのページ及びその先のフェイスブックページをご確認ください。よろしくお願い致します!お土産には、最近クッキーのテーベッカライが大人気のツッカベッカライ・カヤヌマさんのケーキを購入です。どれも美味しいですが、個人的に気に入っているのはカーディナル。コーヒークリームを使ったケーキで、その風味の良さ、味わいのバランス感が素晴らしいです。にほんブログ村
2019年11月07日
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10月末のサントリーさんのサンタ・カロリーナブロガーイベントさんへ参加するのに東京へ行きましたので、今回もちょっと都内をウロウロしました。最近流行り?の居酒屋探訪番組で見かけました、立ち飲みスタイルで天ぷらが頂けるという喜久やさん。カジュアルかつお手頃に天ぷらで1杯やれるということで、お邪魔してみました。都内に数店舗あるようですが、今回はワイン会の会場にも近かった、上記番組にも出ていた麻布十番店へ行ってみました。ワイン会の翌日、ランチを食べた後のおやつの時間にお邪魔しましたが、流石土曜日というべきか結構混んでいました。当日は麻布十番商店街のハロウィン祭りだったこともあるでしょうか。街の雰囲気も楽しみながらお邪魔しました。ドリンクはビールや日本酒、酎ハイなど様々ありますが、こちらはグラスシャンパーニュも推しているよう。ただ、天ぷらの故郷であるポルトガルのワインもいくつかお持ちで、中でもカザル・ガルシア・ヴィーニョ・ヴェルデがグラスでいただけるとなれば注文しないわけにはいきません。カザル・ガルシア 750ml 1本[白・微発泡/辛口/ポルトガル]【ご注文は12本まで一個口配送可能】微発泡でフレッシュな味わいと果実感のある香りは天ぷらにもバッチリです。上の写真の旬のタネは盛り合わせにしていただけたのでお願いしました。これで1900円程度とかなりお手頃。メニューとしましては、マツタケ、タモギダケ、マイタケ、白エビ、ハゼ、銀杏、イチジクです。キノコ三種はみずみずしさと香りの良さがよく引き出されており、天ぷらという調理法の美味しさを堪能できました。白エビはサクサクで、ハゼはホクホク、銀杏も楽しめましたは、イチジクの天ぷらにはびっくりでした。これが、イチジクの甘みやトロット感が衣と相まって、新しいスイーツの様でした。また、白エビハゼあたりは、カザル・ガルシアには最高ですね。折角なのでビールも追加です。エビスの生になります。やはり、天ぷらとビールも間違いないですね。キノコ系にはガルシアよりも良かったかも。また、イチジクの天ぷらとも行けちゃうのが面白いところでした。天ぷらの食べ方としましては、塩がプレーン、抹茶、カレーと3種類ほどあり、さらにつゆもお出しいただけます。お店的には塩がお勧めだったりするようで、特にイチジクの天ぷらとカレー塩の組み合わせは見事でしたが、つゆも出汁の味わいや香りがよく、白エビなどにはとてもよかったです。変わりタネもいくつかありまして、今回は味付け卵をお願いしてみました。黄身のとろっとした味付け卵に衣のコクが加わるのですから美味しくないはずがありません。また、トリュフ塩が付いており、それを付けますと卵のコクや醤油的味わいに、その風味がよく合いました。またこのトリュフ塩、それだけでビールのつまみにもなってしまうので、飲むなら頼んで損は無さそうです^^天ぷらとお酒をお手頃に楽しめるいいお店でした。この辺の文化はやはり東京だなというところですね。周辺には他にも楽しそうなお店がいくつかありましたし、また是非お邪魔させていただきたいものです。にほんブログ村
2019年11月05日
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福山わいん工房さんの「内海とワインとzonoさんと」へ参加する際、JR岡山支社管内の在来線が乗り放題になります「吉備之国くまなくおでかけパス」を利用しました。このパスでは福山を越えて尾道まで行くことが出来ますので、イベント前にちょっとぶらぶらしてきました。定番の尾道水道です。休日という事もあって人出は多かったですが、日中はいい天気どころか暑いくらいで上着は脱いでいました^^;目的地の一つはU2。10月のワイン会用のアイテムに何かいいものはないかなと覗いてみましたが、ちょっと狙いは外れました。という事で予定変更で山側へ。目的地はネコノテパン工房です。イベント前に少し腹ごしらえをするのにちょうどいいパンを購入です。惣菜系のパンや菓子パン系も美味しいですし、シンプルなカンパーニュ系もいけてます。以前来た時と同じように、猫がパンの袋を狙う事があるので気を付けて、というお話をしていただきました。折角なので、福山わいん工房さんのイベント終了後もう一度尾道へ。U2の中にあるKOG BARというバーで1杯です。ライムなどを使った爽やかな柑橘系のものになりますが、印象的だったのは輪切りになっている小さなライム。お店の方に切る前のものを見せていただきました。これ、フィンガーライムというフルーツで、厳密には柑橘ではないようなのですが、香りはまさしくライム。印象的なのが中身で、フルーツキャビアなんて呼ばれてもいるのも頷ける、小さなツブツブが沢山入っているというもの。これを噛んだ時のプチプチした食感とふわっと香るライム香が素晴らしく、大変驚かされました。因みにこれ、広島県の江田島産だそう。フィンガーライムは大発見でした。もし手に入るなら、それこそ鯛と合わせてカルパッチョなんてしてみたいですし、他にもお寿司辺りにも面白そうです。にほんブログ村
2019年10月10日
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アルコールを飲むようになってからあまり行っていなかったカフェ巡り。最近新しいお店が随分と増えた事もあり、天気のいい休日に、ちょっと1軒行ってみることにしました。お邪魔したのは、岡山市北区一宮にありますマコアコーヒー。駐車場も広めで、キャパもしっかりあります。周囲は高校と住宅がありつつも田園風景で、心地よい場所でした。甘いものも結構好きなので^^、秋の限定スイーツをオーダーです。自家製のリンゴのコンフィチュールとイタリア栗を使ったクレープ・ベルフルールです。リンゴと栗の相性の良さをバッチリ楽しめましたし、添えてあるアイスクリームも栗味で、曽於の味わい・甘さが柔らかく、クレープとこれまたよく合いました。コーヒーはエチオピアのイルガチェフェ・モカで。可愛らしいお店ですがコーヒーは本格派。こちらも、華やかな香りと、苦味+酸味の味わいのバランスの良い1杯でした。中からの景観もよく、美味しいものもいただけ、いい夕暮れ前の時間を過ごすことが出来ました。ノンアルコールで楽しむのも良いものです^^因みに、こちらのマコアコーヒーさんではモーニングやランチもされている他、ディナーではステーキが充実、しかも神戸牛のものまであるという事で、ガッツリ食事利用させていただくこともできるようです。神戸牛ステーキとワインというのも、やっぱりいいでしょうね~。にほんブログ村
2019年09月30日
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岡山にありますワインショップのスロウカーヴ。中のいいレストランさんと共に、地方都市としては中々貴重なワインと食のイベントをあれこれ仕掛けて下さっていますが、9月にも1つイベントがありました。岡山市中心部にあります県庁通り、そこで、5日間にわたり、毎日違う飲食店さんを招いて、そこのお料理と、スロウカーヴさんセレクトのワインを、キャッシュオン形式で楽しめるというもので、面白そうという事でお邪魔させていただきました。実は、目当ての一つがこれ。備前焼でお馴染みの岡山県備前市にあるコチブルワリーのビールです。自然派ブルワリーというべき作り方をされているところで、前々から噂は聞いていたものの飲む機会には恵まれずでした。それが今回頂けるという事で、とりあえずビールさせていただきました。ほんのり甘味は感じますが、キッチリドライな、均整の取れた辛口、といった味わいが印象的でした。香りにはフルーティさもありますし、酵母感、微かな香ばしさなども。食中酒としては勿論、バーなどでいただくのにもよさそうです。この日は、岡山の人気イタリアン「カラパン」と、2017年オープンの「夕食とお酒 あまおと」さんのコラボデー(この2軒はご夫婦だそうです)でした。前菜盛り合わせは、2軒のお料理がどちらも盛られていました。どれも優しい味わいでビールやワインの良いつまみになりましたが、さやいんげんのアーリオオーリオは面白かったなあと。いんげんのシャキシャキの食感にアーリオオーリオの風味がよかったですし、その取り合わせがビールによく合いました。あまおとさんは和系のお店という事で、この日はおでんも出されていました。となればもちろんオーダーです。牛筋、こんにゃく、大根をいただきました。出汁の味は勿論深みと旨みのあるものでしたが、そこまで強くなく、旨み重視の優しいものでした。なので、各タネの風味もある程度感じられ、おでんが和食であることをあらためて感じられるものでした。また、大根はよく染みていながらもある程度しっかり固さも残っており、歯触りも楽しめました。ワインはこんな感じで、スロウカーヴさんのものが色々ありました。2種類飲んでおりますが、どちらも興味深いものでしたので、また個別記事にしたいと思います。今回も楽しイベントでした。カラパンさんあまおとさんはどちらも人気店ですし、こういった機会で頂けるのもうれしいところでした。他のお店の日には行けなかったので、もしまたの機会があれば2日3日参加してみたいものです。また、印象的だったのが、このイベントに来られていたお客さん達は殆ど存じ上げない方だったということ。岡山ワイン協会のワイン会や、結構いろいろなワインと食のイベントお邪魔させていただいていますが、岡山のワイン文化食文化のすそ野の広さを感じられる機会にもなったなあと。にほんブログ村
2019年09月22日
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大阪のフジマルさんといいますと、県外産のブドウの他、羽曳野を中心に自社畑や契約農家さんのブドウを使ったワインを街中で造る、近年流行りの傾向を見せる都市型ワイナリーの走りです。松屋町のお店では、1階が醸造所、2階がワインダイニングとなっています他、同じようなコンセプトで東京の清澄白河にもお店がありますね。そんなフジマルさんが、今年6月に大阪の長堀橋駅近くに新しく出されたのが、ワインショップ&ダイナーFUJIMARU東心斎橋店 。1階は13時から営業しているワインショップ、2階は17時から営業しているダイナーとなっています。ワイン会用のアイテムを探しに、丁度青春18きっぷが1回分余っていましたので8月にお邪魔させていただきました。ただ、この時はダイナーの利用は無し。またゆっくり2階へも行ってみたいものです。残念ながら目当てのワインは無かったのですが、流石はフジマルさん、1階のワインショップはワインスタンドも併設しており昼飲み可能です。この日は、ミヒャエル・ギンドルのフローラがグラスで頂けましたのでお願いしました。リースリング50%、ショイレーベ30%、ゲルバー・ムスカテラー10%と言うセパージュの、オーストリーの自然派です。黄色い色合いに、フローラの名前に似合った白や黄色の花の香りが感じられます。また、柑橘や洋ナシ、それに若干のマスカット香と言ったフルーツやハーブ、スパイス、それに松っぽさといったものも。味わいは柔らかな果実味が広がるも明るい酸味、軽い苦みがアクセントになる辛口でした。フジマルさんと言いますと、ワイナリーをされる前から日本ワインの他自然派ワインにも強い酒屋さん、と言う印象がありました。こちらでは、明るい時間から立ち飲みで、そういったフジマルさんらしいワインをグラスで楽しめました。今回はかなり駆け足で、上記の通りダイナーの方へも行けていませんし、また是非ゆっくりお邪魔させていただきたいものです。にほんブログ村
2019年08月11日
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今年6月にオープンしました、JR北長瀬駅前、岡山市民病院向かいにあります新商業施設「ブランチ岡山北長瀬」。7月にお邪魔した際には、まだ店舗数が少なかったものの、飲食店など色々なテナントがありました。その後、投稿時である10月現在では、更にテナント数も増えているようです。そんなブランチ岡山北長瀬にあります、キノシタショウテンが手掛けるカフェ、USSU。7月にはカフェラテをいただいただけでしたが、こちらはクレープやガレットに力を入れておられるお店です。使われている小麦粉や蕎麦粉にも相当なこだわりをお持ちで、国内どころか県内産が中心というもの。と言う事で、8月にガレットをいただきに再訪してきました。何ともインパクトのある1皿ですが、こちらは岡山名物焼きママカリの酢漬けをつかったマリネガレット。ママカリの香ばしさと甘酢+塩気の味わいに、グレープフルーツやトマトの甘み酸味、それに香りが驚くほど合っていました。ただ、流石こだわりのガレット生地、そんなママカリのインパクトのある味わいと合わせても負けることなく、それでいて出過ぎることもなく、丁度いい塩梅で香りや甘味、それに食感の良さを感じさせてくれました。USSUさんにはシードルやワインもあるのですが、今回はかなり面白そうだったエスプレッソトニックを合わせました。グレープフルーツの炭酸にエスプレッソを組み合わせているという面白いソフトドリンクで、なるほど、グレープフルーツの苦味とエスプレッソの苦味が相まって、香ばしさ、柑橘の香り、炭酸と共に爽やかさを演出してくれます。この柑橘の香りや苦味、そして炭酸と甘味が、ガレットの、特にママカリやマリネの甘さの部分とよくマッチしました。新しい商業エリアの、岡山の人気店が手掛けるカフェと言う事で、勿論雰囲気もいいですが、それだけではなく、味の面、メニューのバラエティの面でも大いに楽しめるお店だったかと思います。特に、ガレットの生地の風味はとてもよく、ガレット好きなら一度は訪れてみる価値ありかなと。ごちそうさまでした!にほんブログ村
2019年08月05日
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投稿時は10月ですが^^;、一応8月分の記事と言う事で…。日本ワインコンクール2019の結果が7月30日に発表されましたね。流石にもう時間が経ち過ぎていますので何ですが、これにだけは触れないといけません。島根ワイナリーさん、甲州部門での金賞、部門最高賞、コストパフォーマンス賞のトリプル受賞おめでとうございます!過去何度かお邪魔させていただき、受賞した縁結甲州2018の以前のヴィンテージなどもいただいておりましたが、非常に質が高かったこと、真面目に作られていたことを思い出します。また、前年は銀賞でしたが、金賞を獲りたいというお話を少し伺っていた事もあり、今回の喜びはひとしおだったでしょうね。2018年は甲州のメッカ山梨県においては厳しいヴィンテージとなったという事も聞いてはおり、その辺の影響もあったのかもしれませんが、それでも部門最高賞を獲れるだけのものを持っていることを示せたのは良かったなあと。加えて、スパークリング部門では縁結・スパークリングワイン・甲州・ブリュットが銅賞にも輝いていますね。2種類の甲州が賞を取ったという事で、島根県に甲州アリ、と言う事を全国的にもアピールできたのではないでしょうか。津和野藩時代からの歴史あるブドウですし、地元では栽培農家さんがやはり高齢化もあって減っているようなお話も伺いましたが、少しでも盛り上がってくれればいいなと同じ中国地方に住むワイン好きとして願わずにはいられません。また、縁結のマスカット・ベーリーA2017が国内改良等品種・赤部門で銀賞も獲得されていますね。このワインは、2016ヴィンテージをワイナリーに訪問させて頂いた際試飲しまして、ココアやキノコ、それに色の黒いフルーツのニュアンスがよく出ていることに大変驚かされたワインです。縁結甲州と共に、このワインも2000円でおつりがくる価格帯と言うのも非常に嬉しいところ。ただ、どちらも早速入手困難になっているようで、また次ヴィンテージのリリース時期が来ましたら、ワイナリーへお邪魔させていただきたいところです。他にも、欧州系品種・白部門では横田ヴィンヤードのシャルドネが銅賞を受賞されている他、広島三次ワイナリーさんのシャルドネ新月や、サッポロビール岡山ワイナリーさんのマスカット・オブ・アレキサンドリア薫るブランがが銀賞、余市ケルナー、さらに、奥出雲ワイナリーさんのシャルドネが銅賞を受賞、国内改良等品種・赤部門では三次ワイナリーさんや、せらワイナリーさんのワインが受賞している等、中国地方のワイナリーも頑張っています。他にも、静岡の中伊豆ワイナリーさんや大分の久住ワイナリーさんが受賞されている等産地の、そして、欧州系品種・白部門の部門最高賞がソーヴィニヨン・ブラン、欧州系品種・赤部門の最高賞がシラーである等、品種の多様性も更に出てきているのかなと。現在の日本ワインブームの事を考えますと、この傾向はもうしばらく続くのかもしれませんね。さて、そんな島根ワイナリーさん、奥出雲ワイナリーさん、広島三次ワイナリーさん、せらワイナリーさん、サッポロビール岡山ワイナリーさんも、12月1日の中国地方ワイナリー大集合会にご参加くださいます!是非この機会に、中国地方のワインの今をご体験ください!!詳細はこちらになります。にほんブログ村
2019年08月03日
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12月1日に開催させていただきます東京初!!中国地方ワイナリー大集合会の参加ワイナリー様については、以下の通りとなります。・広島三次ワイナリー(広島県)・福山わいん工房(広島県)・せらワイナリー(広島県)・島根ワイナリー(島根県)・奥出雲葡萄園(島根県)・ひるぜんワイナリー(岡山県)・サッポロビール岡山ワイナリー(岡山県)三次ワイナリーは、その名の通り三次市にあり、中国地方を代表するワイナリーの一つでしょう。地元原料を用いたTOMOEシリーズは高品質かつ価格も手頃。私もよくいただいています。福山わいん工房は、福山市の駅からもほど近い街中ワイナリー。オーナーはシャンパーニュ好きで、コトー・フクヤマノワというスティル赤以外はすべてスパークリングという拘りっぷり。せらワイナリーは、せら夢公園という県民公園に併設されたワイナリーですが、広島生まれで地元でよく栽培されているハニービーナス種を用い、甘口辛口の白を手がけられています。島根ワイナリーは、出雲大社近くにある観光ワイナリーですが…ある意味今中国地方で最も熱いワイナリーかも知れません。日本ワインコンクール甲州部門での金賞・部門最高賞・コストパフォーマンス賞を受賞は中国地方でも衝撃的なニュースでした。奥出雲葡萄園は、上記三次ワイナリーと並び、近年の中国地方のワインをリードしてきた存在と言えるでしょう。シャルドネの白や泡に加え、小公子のワインでも高い評価・知名度を得ていますね。ひるぜんワイナリーは、岡山県北の蒜山高原にあるワイナリー。当初より、自生していたヤマブドウを畑に植え、その中で良い木を残してワインにしているという、ヤマブドウのエキスパートです。サッポロビール岡山ワイナリーは、言わずと知れたサッポロワインの岡山工場。地元原料を用いたベーリーA赤やマスカット・オブ・アレキサンドリアの甘口白の他、グランポレールシリーズなども手掛けています。残念ながら、鳥取、山口のワイナリーのご参加が無しと言う事になってしまい、網羅性には欠けることになりましたが、それでも7社のワイナリー様にご来場いただくこととなりました!各ワイナリー様本当にそれぞれで、同じ県内、近いエリアでも個性に大きな違いがあるのが中国地方のワインの面白いところかと思います。そんな中国地方のワインを、これだけ色々飲み比べていただけることもそう多くはないのかなと思います。是非この機会に、中国地方のワインの個性や特色をご堪能ください!!詳細はイベントページをご覧ください。よろしくお願い致します!にほんブログ村
2019年07月20日
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ここ4年程、東京で中国地方のワインの会を開催させていただいてきました。毎回数件のワイナリーの方にご来場いただき、アガリス神楽坂さんやビズ神楽坂さんにお願いしての中国地方の食材を用いたお料理と共に、中国地方のワインをお楽しみいただくというもので、お陰様で多くの方々にご参加いただいてきました。日本ワインを愛する会の総会へ参加した際、三次ワイナリーの「三次」を読めない方が多く、これはいかんと思い始めさせていただきましたが、まさか4年も続くとは思いませんでした。ご協力いただいた皆様、そして、何よりご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!さて、5年目となります今回は、会していく中で知り合うことが出来ましたワインイベント会社のヴァンダンジュさん、日本ワインに首ったけの作者である作家のしどせんしゅうさん、そして、過去のワイン会でもお世話になりましたアガリス神楽坂を営むエムズダイニングさんとともに、より大きな会をしようと言う事になりました!イベントタイトルは東京初!!中国地方ワイナリー大集合会。これまでよりも生産者さんにスポットを当て、より多くの生産者さんにご来場いただき、そして参加者の皆さんに接していただこうというコンセプトとなります。ご来場いただいた各ワイナリー様にブースを構えていただき、そちらでワインのサーブをしていただきます。スタイルとしては立食形式で、フードはフィンガーフードとなりますがもちろん中国地方の食材を用いたものになります!開催日は12月1日日曜日時間は2部制となっており、第1部は11時30分~14時00分(11時受付開始)第2部は16時00分~18時30分(15時30分受付開始)会費は9000円(税込、食事、ワイン代含む、事前振込)会場は新宿葡庵にてとなります。ご参加いただけます場合は、参加される部(第1部、第2部)、氏名、メールアドレス、携帯電話番号を明記の上、メールでお申し込みください。折り返し、振込先情報をお送りいたします。振込完了後、参加確定となります。※お申し込みされる方を含めて、3名様までお申し込みいただけます。ご同伴者様の氏名を明記ください。※多くの方にご参加いただくため、第1部、第2部どちらかの参加とさせていただきます。申込メールアドレスはevent.vendange☆gmail.com(お手数ですが☆を@にご変更ください)となります。担当:ヴァンダンジュ 浅井 圭太なお、11月23日(土)以降のキャンセルは、会費の全額を頂戴いたします。それ以前のキャンセルの場合も、振込手続に掛かる費用のご負担をお願いいたします。なお、詳細等イベントページはこちらになります。今回で5年目となります中国地方のワインを楽しんでいただこうという会、より賑やかに、お祭り的に楽しくやれればと思います。ご都合よろしければ是非、中国地方のワインと、その生産者さん達との出会いを楽しんでください!当日ご来場のワイナリー様につきましては、こちらをご覧ください。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております!!にほんブログ村
2019年07月18日
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折角東京へ行ったならと言う事で、やはり色々飲んでおります。こちらは築地にあります酒美土場さんでいただいたヒトミワイナリーのシンドフニ・ツボ・ブラン。自家農園産のソーヴィニョン・ブランと東近江市産のデラウエアを除梗破砕し、信楽焼の壺に入れ自然醗酵させたというワインです。クヴェヴリではなく信楽焼というのが滋賀らしくていいですね。当然濁りスタイルで、香りには柑橘や白桃、それにデラ由来のブドウっぽさ等もありますが、酵母や乾燥ハーブのニュアンスもよく出ており、味わいはやや渋みもあるような印象で、酸や果実が優しく拮抗する辛口と言った感じ。泡のないクラフトビールの様な雰囲気もあったでしょうか。その後はギンザシックスのいまでや銀座さんへ。ワイン会用のアイテムを探しつつ、テイスティングカウンターでこちらをいただきました。山形、酒井ワイナリーの小姫あわです。小姫とはデラウェアのご当地での古い呼び名だそう。ペティヤンスタイルでのスパークリングと言う事で柔らかい泡ですが結構量はあったかも。デラらしいブドウのニュアンスに酵母っぽさや軽いウリ的な雰囲気があり、フルーティな味わいも相まって夏場にぴったりな1杯でした。【開栓時噴出し注意】☆【スパークリングワイン】酒井ワイナリー小姫(こひめ)〇(あわ) 750ml※商品名にビンテージ記載のない場合現行ビンテージとなりますいまでやさんではもう1杯、山梨、マグヴィスワイナリーのロゼもいただきました。話題のワイナリーですがワインをいただいたのは今回が初めて。マスカット・ベーリーAのセニエだそうですがかなり淡い色合い。ロゼと言うより桜色ですね。香りも、イチゴやサクランボ、それに桜の花的な気配があったかも。また、少々のスパイシーな雰囲気も。味わいはきっちり辛口で果実味の印象は大人しいもの。しっとりしつつも酸がキッチリ出ており、透明感のあるライトボディと相まってシャープさすら感じさせるものでした。こちらは、東京での中国地方のワイン会で毎年お世話になっていますアガリス神楽坂さんでのランチの前菜盛り合わせです。これにパスタも付くのですから嬉しいところ。パスタの写真は撮り忘れです…。キッシュは程よい塩気とクリーミーさが楽しめますし、左にあるのは鶏肉ではなくゴボウですが、風味や食感を楽しめます他、味付けがこれまたいい感じです。この味付け、酸味や塩味の塩梅の良さは、ワイン会のお料理でも感じられましたが、このランチからでもしっかり楽しめます。勿論、アガリスさんと言えばの日本ワインもいただいております。泡は新潟、胎内高原ワイナリーのペティヤンです。シャルドネを使ったもので、フレッシュさが主ながらシャルドネらしいコクも垣間見え、そのバランスの良さにこのワイナリーの実力を改めて感じさせられました。赤は山梨、駒園ヴィンヤードのコマゾノ・ルージュ樽熟成。ブラッククィーンとマスカット・ベーリーAのアッサンブラージュだそうですが、ブラッククィーンらしく色がしっかり黒いですね。トースト的な香ばしさとベリーフルーツのニュアンスが出ており、味わいもフルーティさの中に渋み、明るい酸が見える親しみやすいものでした。胎内高原ワイナリー ヴァン・ペティヤン スパークリングワイン 白 新潟県 2018 750ml Tainai Kogen Winery Vin Petillan 日本ワイン 日本 胎内市 胎内高原ワイナリー スパークリング ワイン 辛口 ドライ ペティアン シャルドネ 有機 オーガニック 胎内市営 市営今回の東京遠征でも色々飲めましたし食べられました。今回、銀座壮石 新さんでのマリアージュの経験や、色々飲んだ日本ワインを、また岡山でのワイン会に落とし込んで行ければと思います。にほんブログ村
2019年07月16日
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その名の通り、東京の銀座にあります寿司店の銀座壮石さん。江戸前寿司とワインのマリアージュを推されており、中でも代表の岡田壮右さんはオーストリアワイン大使をお持ちで、オーストリアワインとの組み合わせを堪能できます。そんな銀座壮石さんが、東京の中央区入船に、この7月、2号店として出されたのが、銀座壮石 新さん。早い時間は第一部としてコース形式で、深い時間からはアラカルトでお料理を楽しめます他、早い時間帯にはワインのペアリングセットがあり、それぞれ異なるワインの専門家が選んだ4種のワインを、コースに合わせて楽しめるというものになっています。そのワインのラインナップがかなり興味深そうなものでしたのと、銀座壮石さんには以前ランチでお邪魔させていただき、オーストリアの白を飲みながらお寿司をいただき、やはり非常にいいマリアージュだったことを覚えておりましたことから、7月に用事で東京へ行った際にお邪魔してみました。場所は、東京メトロ有楽町線の新富町駅7番出口から徒歩1分と言う場所。周りはオフィスやマンションが多い感じでしたでしょうか。今回は勿論、早い時間帯でコースとワインのペアリングをお願いしました。コースの一の膳は、ナス、ゴマ豆腐、焼きもの。ナスは、あんかけの出汁の旨みとナスの甘みが優しく馴染みますし、ゴマ豆腐は舌触り、風味どちらもいいです。焼き物は、魚の種類を失念してしまいましたが、ふっくらしつつも程よい締まりのある食感と旨みをより強く感じられる塩加減が嬉しかったですね。一の膳に合わせて供されたのはコチラ。なんじゃこりゃ、というラベルデザインですが、ポルトガルの白になります。ポートワインでお馴染みのニーポートが手掛ける、1リットルワインのナット・クールと言う銘柄です。赤白ありますが、勿論白で、スタイルとしてはヴィーニョ・ヴェルデになります。フレッシュフルーティなワインですが、それでいてハーブっぽさや微かな土っぽさ、スパイスなどの要素もあり奥行きも感じられる1杯でした。軽快なワインで、お料理との相性はどれともよかったです。が、その中でもナスの甘みと出汁の旨みに対して、ワインの果実味や酸、そして食感と微発泡感が嵌りました。続いてのお料理はお刺身。流石お寿司屋さんと言うべき鮪の漬けと鯛の昆布締めです。マグロは赤身の旨みが漬けになることでより引き出されますね。加えて、食感にも程よいしっとり感と滑らかさがありました。鯛は柔らかいものではありますが、仄かな昆布の風味とこれまた強まった旨みが感じられました。ワインは、やはりお刺身にはオーストリーと言う事で、グリューバーのグリーン・ペップ・グリューナー・フェルトリナーです。ペップは「キュートな」と言う意味があるそうですが、確かに暖かみのある果実味のアタックとそこに入るフレッシュな酸のバランス感はイメージ通り。香りもフルーティなものですが、そこはグリューナー、独特のスパイシーさ等も感じられました。お刺身とは、どちらも良かったですがやはり白身との相性は鉄板。その旨みや香りにワインの各要素が噛み合います他、昆布締めになっていることでの旨みや香りとも全く違和感なく合い、それを華やかにしてくれる辺りは流石グリューナーです。グリーン ペップ グリューナー フェルトリーナー 2018 GREEN PEPP GRUNER VELTLINER 白ワイン オーストリア 辛口 フレッシュ 飯田二の膳は焼きなす、鱧の揚げだし、そして、真ん中の魚は鮎の一夜干しになります。鮎の一夜干しと言うのは初めて食べましたが、成程独特の香りがありつつも干物の風味もあります。なんといっても味わいの凝縮感は凄いですね。焼きなすはやはり甘く、鱧はその香りがきちんと活かされているところが鱧好きとして有難いところでした。二の膳に合わせて登場したのはスペインのオレンジワインです。土着品種アイレンをつかったパンパネオになります。色はしっかりオレンジで、香りは金木犀やジャスミンなどの花、柑橘、アンズ、漢方やスパイス、それに軽いセメダインなどがありオレンジワイン感よく出ていますが、甲州やデラのそれとはやはり違いますね。味わいは果実味が軸ではありますがバランス型で、軽く渋みの雰囲気もあったでしょうか。お料理との相性では、鮎の一夜干しがよく嵌ったのが特に面白かったです。塩気や旨みがしっかり感じられる、味わいの強い一夜干しに対し、ワインの華やかな香りや軽い渋み等インパクトのある部分が良かったかなと。お寿司へ入る前にもう1品、酒の肴としてすじこの粕漬けと鯵の昆布巻きです。すじこは粕漬にしてあることで塩気がまろやかになりつつ風味が加わりその旨みをより引き出している印象でした。一方、鯵はやはり旨みを感じさせつつも昆布の風味や味わいが加わることでまろやかないただけるといった感じだったでしょうか。上記パンパネオをこちらにも合わせてみましたが、鯵と、そのまろやかさに対しワインの華やかさがいい対比になるのは勿論、すじことも全く喧嘩することなく、塩気と旨みに対しこれまたワインの明るさがアクセントになってくれました。4種類目のワインは赤。マリオンの、ヴァルポリチェッラ・ボルゴマルチェッリーゼです。お寿司屋さんでの赤ワインでヴァルポリチェッラと言うのは驚きでしたが、確かにベリーフルーツの香りや果実味のアタックなど果実感はあるものの、ハーブっぽさ等もありキレイ目なスタイルで、成程これなら魚にも行けそうといった印象でした。上記2種の肴とは、やはり色の相性なのかすじことよく合いました。その旨み塩気、そしてコクのある味わいがワインの果実味と違和感なくマッチします。マリオン ヴァルポリチェッラ・ボルゴマルチェッリーゼ Marion Vpolicella Borgomarcellise No.106165お寿司は計8貫でした。最初の4貫はこちら。ネタによってシャリのお酢を変えてあり、マグロは赤酢になります。マグロのしっかりした味わいには、成程赤酢のコクや風味がいいですね。小さめで柔らかさのあるシャリとネタの味わいのバランスが江戸前寿司をいただいているなと実感させてくれます。ヴァルポリチェッラ合わせてみましたが、これが流石、どれも良いつまみになってくれます。中でも、やはりこれも色で合わせる手堅さを感じさせてくれましたが、マグロとは見事にマリアージュ。マグロのコク、脂の旨みやまろやかさ、そして赤酢の甘みや深い味わいに対し、ワインの果実味やベリーフルーツなどの香りが合いますし、程よいタンニンとも噛み合い、全体的に風味を膨らませつつ奥行きもよりはっきり見せてくれるような印象でした。続いての4貫です。貝類はやはり江戸前特にいいですね~。貝柱の軍艦は海苔の風味の良さ、貝の甘みや程よいねっとり感とプリッと感のある食感、シャリの甘みやふんわり感が絶妙でした。そして、これにまたヴァルポリチェッラが合うのですから驚きです。貝の甘みとワインの果実味に何か共通項があるのかと思わせるような馴染みっぷりでしたし、そこに海苔の風味とワインの黒や青のニュアンスが加わることでよいいい感じに。お寿司屋さんと言う事で、さいごはやっぱり赤だしで〆です。ほっとしますね。一品料理は全体的に旨み、素材の味わいが感じられつつも優しい感じで、出汁の雰囲気なども京料理的な世界観だったように思います。お寿司はやはりしっかり江戸前を感じさせてくれるものでした。そして、ワインは本当にいいマリアージュで、今後自分で飲むとき、ワイン会のときなど大いに参考にさせていただけそうです。お料理のコースは5000円税抜き、ワインは4種で3000円税抜きとなっており、10000万円行かない値段でこれが楽しめるというのは相当にお値打ち、ありがたいものだったなあと。東京へ行った際にリピートさせていただきたいお店がまた増えました。今回はごちそうさまでした!にほんブログ村
2019年07月14日
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岡山市北区の出石町と言うエリアは、後楽園にも近く、レトロさを感じさせるちょっと雰囲気のいい場所となっています。最近はカフェなどの出展も増えているようですが、そこにあるのがアートスペース油亀さん。その名の通り、ギャラリーとなっており、主に食器を扱っていらっしゃるようです。また、県外での展示企画などもされておられるのだとか。その油亀さん、カフェ的な利用も出来、ランチタイムにはカレーがいただけたり、夏場はかき氷などもされていました。「氷」の暖簾が出ていますね^^。古民家を改装した非常に趣のある建物となっており、その中でうつわの展示がされていました。そのうつわ、中々面白いもので、各地のご縁のある作家さんに、果物の木を剪定した時の枝などを燃やした灰で焼いてもらったというもの。油亀さんオリジナルのものです。岡山らしく、マスカットや清水白桃の灰を素材に焼かれており、成程それっぽい色合い、風合いが出ていたようにも思いました。この日は曇り気味でそこまで暑くもなかったという事で、かき氷ではなくマスカットとスパイスを使ったドリンクをお願いしました。独特のマスカット香とオリエンタルスパイスの相性は間違いなしです。爽やかかつ深い香りを楽しめました。カレーとの相性もよさそう。横の緑は中庭。これがまた、曇って少し湿り気のある当日の気候も相まって非常にいい雰囲気でした。すぐそばには旭川沿いの土手もあり、自転車でのんびり走るにはかなりいい場所だなと。涼しくなってきましたし、また行ってみたいものです。話しは変わって、7月の岡山ワイン協会ワイン会はニュージーランドがテーマでした。比較的高額なワインが多いイメージの産地ですが、これが結構コスパワインも多かったり。特に、ピノ・ノワールは廉価なものでもフルーティさと独特の香りが楽しめ驚かされました。こちらは、以前九眼橋さんでのロゼワイン会でも飲みました、シレーニのセラー・セレクション ソーヴィニヨン・ブラン・ロゼ。ソーヴィニヨンブランのロゼ?と思われるでしょうが、少々ピノ・ノワールが混ざっています。ニュージーランドを代表する2品種を使ったワインですが、ソーヴィニヨン・ブランと名付けられている通り、そのグラッシーでフルーティな印象はまさに、といったところ。ただ、そこに少々の赤いニュアンスが感じられるのはピノの存在感ですね。爽やかでフルーティ、まさに夏場にうってつけなワインでした。10月の岡山ワイン協会ワイン会は、「きのことのマリアージュ」がテーマ。秋の味覚の代表であるキノコと、それに合うワインを色々試してみようというものです。これまで、こういった食材、マリアージュをメインテーマにした会は無かったかと思いますし、個人的にキノコは好物なので、今から楽しみです。開催日時は10月20日日曜日の16時より。詳細はフェイスブックページをチェックしてみてください!にほんブログ村
2019年07月10日
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またしても長らく更新が空いてしまいました!大変申し訳ございません。と言う事で、今回から急ピッチで溜まっているネタを投稿していければと思います。岡山駅西口側にあります商店街の奉還町。レトロな雰囲気が味わい深いエリアですが、そこに2018年6月にクラフトビールを手がけるアルマジロブリュワリーが誕生しました。そのアルマジロブリュワリー、1階が醸造設備となっており、2階はブリュワリーのビールと食事が頂けるブリューパブ・アルマジロとなっています。以前から行ってみたかったのですが、7月の暑くなってきた頃にお邪魔することが出来ました。丁度タイミングよく、この頃はオープン1周年記念のファーストアニバーサリーエールが提供されていました(この時限定のものだったそうです)ので、頂いてみました。センテニアルという柑橘系の香りが出るホップを使われていたという事で、ミカンやグレープフルーツ的な爽やかさがあり、更により濃さのあるフルーティさも感じられる香りでした。味わいは甘み強いかな、と思いきや苦味、酸味、そして甘味のバランスの良いもの。しっかり辛口な印象を受けました。ホームページに記載が無く、今どうなっているのかちょっとわからないのですが、この当時はピッツァがフードメニューの目玉でした。大きめのサイズでしたが、モッチリ感があり、噛んで甘み旨みを楽しめ、香ばしさもある生地の味わいが素晴らしい逸品でした。その香ばしさや、トマトソースの甘み旨み、チーズのコクなどががビールにもよく合います。続いてはスタンダードなペール・エールを。こちらもやはりフルーティさがありますが、ファーストアニバーサリーエールに比べますとより酵母感なども強く、味わいの印象も、香りに影響されている部分は多分にあるでしょうが、甘みの印象よりも旨口な感じが出ていたように思います。そして、黒ビールのポーターです。個人的には黒ビール大好きです。こちらも、ロースティーな香ばしさがよく出ていますし、その中に酵母っぽさや仄かに甘い気配などが感じられました。味わいはふくよかさがあり香りに負けませんが、こちらもやはりバランス型。これは、アルマジロブリュワリーさんの味わいの特徴とみてもいいのかもしれません。可愛らしい佇まいで、フードも充実、それでいて、ビールは香りの良さやとっつきやすさがありつつも、味わいにはシリアスな魅力も感じさせてくれるました。何より、駅前という立地もうれしいところ。こういったビールは暑い時期にいただくのは勿論、涼しくなってきたからも十分美味しく楽しめますので、また是非お邪魔させていただきたいところです。にほんブログ村にほんブログ村
2019年07月08日
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JR山陽本線で岡山駅から倉敷方面へ行くとき、岡山の次の駅が北長瀬駅。全体的に新開発地区となっており、色々新しいお店が出来ている問屋町界隈の最寄り駅ともなっています。近年では、市民病院が駅の目の前に移転してくるなど盛り上がりを見せていますが、その市民病院の真向かいに、天満屋のスーパーを中心に、様々な商店が入った新しいスポット、ブランチ岡山北長瀬が6月27日にオープンしました。7月に入ってからにはなりますが、どんな感じかなとちょっと見てきました。敷地は結構広く、駐車場もかなりのキャパがありそうでした。オシャレな1階建ての建物に色々な商店などが入居して町のようになっている、と行った感じの造りでしたが、残念ながらまだ入居店舗が埋まり切っておらず、少々寂しい感じのところも。それでも、この日は平日でしたが結構人出はありました。特に、カフェ併設の本屋さんには人多めだったかなと。やはり飲食系のお店は多く、店内で食べられるところも多くありますし、他に角打ちの出来る日本酒の酒屋さんまで入っていたり。駅前に近い入り口部分は、天満屋のスーパーがありその横は広場的スペースになっています。その広場のところには、テイクアウト系のグルメのお店が数件あり、今回はその中の「まぜりんこん」さんを利用させて頂きました。アジアン系の混ぜて食べるご飯ものや麺類のメニューが中心のお店です。今回はシンガポールチキンライスがあったのでお願いして、広場のテーブルで頂きました。ドリンクはルイボスティー。セットにすると少しお安くなります。箱の中身はこんな感じ。野菜たっぷりで色合いも華やかです。いわゆるシンガポールチキンライス、海南鶏飯で想像するものとはちょっと違うかもしれませんが、これはこれであり。味わいは香りがよく、各素材の味がありつつも鶏の旨みが全体をまとめるものでした。他にもガパオライスなんかもあるようで興味深いところ。エリア内を散策していますとフォトジェニックなスポットがあったり、明らかにイベント使いされそうなステージ&芝生の場所があったりと、今後どういったことが行われるのか楽しみだなと。特に、このステージのそばにはハッシュタグと言うコミュニティスペースがあり、コワーキングスペースとして使用したり、キッチンもあって料理教室なども出来るようでした。アクセスもいいですし、ここで土曜の午後辺りに料理ワイン会、なんてのも楽しいかもしれません^^そのハッシュタグのそばには、岡山の人気カフェ、キノシタショウテンさんが手掛けるUSSUというカフェもあるので、カフェラテをいただいて帰りました。また、このUSSUさん、県内産の小麦粉を使ってのガレットやクレープにも力を入れておられます。今回はチキンライスをいただいていたのでそちらは次回のお楽しみと言う事に。しかも、ガレットがあるという事でシードルやワインも少しですが置いておられるとか。是非またお邪魔させて頂きたいところです。よくある感じの商業エリアと言えばそうかもしれませんが、イベントの開催が多くありそうでそちらが結構楽しみだなと。盛りあがれば、駅前というアクセスの良さもありますし空いている店舗も埋まっていくでしょう。今後も時々覗いてみられればと思います。特に、ガレットは絶対いただきに行かないといけませんね。にほんブログ村
2019年07月06日
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岡山市北区磨屋町で、日本酒と蕎麦が頂けるお店として人気を博していた柚子彦さん。それが、この4月に京橋町へ移転オープンされました。お店のスタンスは変わらず、日本酒とおつまみが頂け、お蕎麦で〆られる、という感じ。移転前から時々お邪魔させて頂いていましたので、今回移転されて早速訪問させて頂きました。頂いたお酒は、赤い瓶が印象的な日下無双。山口県岩国市にある村重酒造が作るお酒です。香りの華やかさ、味わいのバランスの良さ、それらの調和が楽しめるお酒でした。山口県 村重酒造日下無双 純米吟醸60 720mlおつまみには豆腐の味噌漬けをお願いしました。味噌漬けにすることで旨みや香り、ねっとり感が出ていますが、それでいて豆腐の味わいも中心部にかけて程よく残っており、いい塩梅でした。さらにもう一品。鯛の酒粕漬けの焼き物です。酒粕は色々な酒蔵さんからいただいたものだそうで、それに付け込んだ鯛を焼いています。身の流石の柔らかさ、ホクホクふっくら感は鯛の良さは勿論のこと酒粕が効いているのかなと。味わいにはそこまで強く酒粕は感じさせず、鯛の旨みを塩で頂くといった感じでした。添えられているスダチを絞れば爽やかに頂くこともできます。折角なのでもう1杯。奈良の酒蔵、今西酒造が手掛ける、みむろ杉です。お店の方が非常に特徴的なお酒と評されていたので、興味深いなと頂いてみました。確かに特徴的で、フルーティさの中に骨太さ、スパイシーさとさえいえるような要素を持った香りと、それに負けない甘味を感じる味わいはかなり印象的でした。また、このお酒に鯛に添えられていたスダチを絞りますと、爽やかさがプラスされてぐいぐい行けるカクテルのような雰囲気に。日本酒+柑橘の組み合わせはやはり面白いなと言う所も楽しめました。このお酒には鯛を合わせましたが、その塩気や豊かな旨みが良いつまみになってくれました。また、鯛、お酒双方にスダチを絞りますと、合い方もより深くなるような印象です。みむろ杉 純米吟醸 山田錦 720ml ☆Sake Conpetition 2018 SILVER☆このあとお蕎麦を頂いて〆て帰ったのですが、肝心のお蕎麦の写真を撮り忘れてしまいました…。香りの良さと甘さを感じられるお蕎麦で、蕎麦湯もしっかり頂けいい〆になったのですが…。これは、またお蕎麦の写真を撮りがてら、お店にお邪魔させて頂かないといけませんね。移転されてもそのクオリティは変わらず、寧ろパワーアップされていたようにさえ思います。今回もごちそうさまでした!にほんブログ村
2019年05月15日
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折角さぬきワイナリーさんへお邪魔しに香川へ行ったので、ちょっとウロウロしてみました。ワイナリー最寄り駅の志度へ到着したのはお昼だったのと、ワイナリーには食事をとれる場所は無いということで、まずはうどんで腹ごしらえです。ゴリゴリの麺ではなく、モッチリしたコシを楽しめる麺でした。天ぷらメニューも充実で、特に野菜を使ったものが豊富でした。ダシもいりこの旨みと香りを感じられるらしいもの。亀城庵というお店でしたが、お昼は地元の方で一杯。それも家族連れやお年寄りから高校生まで幅広い層が来られており、人気のほどがうかがえました。こちらはワイナリー近くにある大串バス停そばの展望台からの景色です。あいにくの曇り空ではありましたが、瀬戸内海を見渡すその景観は素晴らしいものがありました。グライダーの飛行場所にもなっているそうです。さらに進むと野外音楽広場テアトロンがあります。ローマ時代の円形劇場をイメージして造られたそうですが、瀬戸内海の風景とも相まって中々趣がありました。使いたいアーティストさんも多いようですが、雨と言う大きな問題があるのも事実との事。志度は、土用の丑の日やエレキテルでお馴染みの平賀源内の出身地でもあるという事で、記念館もありました。折角なので覗いてみましたが、これが結構面白く。源内と言う人物が、いかに様々な事に精通した人間だったかと言うことを知ることが出来ました。鉱物を掘って一発当てようなんでことも考えていたりしたようです。高松へは琴電で移動です。琴電志度駅はレトロな雰囲気で可愛らしさがありました。高松へ着いたらやはりここ。わいんびよりさんです。新しく、大きな看板が設置されていました。当日はdomaine tettaさんのレアアイテムが開いていたので、グラスでお願いしました。こちらはパストゥーグラン18というワイン。18と言うのは使われている品種の数で、試験農園のものなども含め、赤白問わず混醸しているようでした。自然派っぽいニュアンスが出つつも赤果実やマラスキーノ、軽い土っぽさ、スパイシーさ等が感じられ、クリアーで程々の量感と渋みのあるワインでした。ロゼではあるのでしょうが、パストゥーグランと名付けているだけあって赤寄りな印象でした。こちらは岩手・高橋葡萄園さんのメルローです。わいんびよりさんのショップで購入させて頂き、持ち込み料を支払って中で飲ませて頂きました。赤さはあるもののしっかりした色合いで、香りも軽やかを感じるものではあるもののフルーツケーキっぽさやチェリーリキュールのような雰囲気があり、味わいも果実味をきっちり感じられる、バランスのいいものでした。[2017] メルロー 辛口 750ml / 高橋葡萄園 [岩手] Merlot(ラストワン) [Na12-4]楽天内にも少しだけ、投稿時時点であるようです。充実の香川遠征となりました。近場ではありますが、ワイナリーにグルメにと楽しめるところは多かったなと。またゆっくり遊びに行きたいものです。こちらは、丸亀町商店街にありますまちのシューレで購入したカミヤマメイト。カロリーメイトっぽい名前ですが、小麦粉に米こと米ぬかを加えて焼いたお菓子です。その名の通り、徳島の神山で生まれたものの様で、これは阿波番茶を練り込んだもの。帰省できませんでしたので、地元のものをお土産にしてみました。にほんブログ村
2019年05月13日
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台所山猫さんでのワイン会のワインの前にちょっとこちらを。毎月第3日曜の16時から19時まで行われています岡山ワイン協会ワイン会。今月のテーマはカリフォルニアでした。実は、この岡山ワイン協会がWINEPIA(ワインピア)と言う名前でワインの販売サイトを立ち上げることになり、今回はそこでも扱うワインが登場と言う事でお邪魔してきました。こちらが白。左からミドル・シスター・ワインズのソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・グリージョ、シャルドネ、プロミスコスのホワイトブレンド、ワインシスターフッドのサヴィー・シャルドネです。ミドル・シスターのワインは2016年のイベントでも飲みましたが、どれも結構こなれており、ソーヴィニヨン・ブランはメロンっぽさを感じる日本酒のような雰囲気に。シャルドネは、こなれてはいますがまだはつらつとした果実味が感じられました。ピノ・グリージョはかなりいい状態で、果実味が適度に落ち着いたことで酸の印象もあり、フルーティな香りは開きつつそこに蜜っぽさ等も加わった華やかなものでした。プロミスコスのホワイトブレンドはシャルドネ、シュナン・ブラン、ゲヴュルツトラミナーという面白いセパージュでした。こちらも熟成感があり、ハチミツっぽさがしっかり。味わいはやや軽めでしたが、リンゴと生ハムのサラダをつまみますと、味わいを上手く補いつつワインのハチミツ感、さらにその奥にあった干しブドウっぽさと言ったものをぐっと引き出してくれました。ワインシスターフッドのサヴィー・シャルドネはもう完熟。黄色い色合いに似合ったハチミツ感やキノコっぽさの出たワインでした。ただ、フードとの相性は意外とあっさりしたものの方がよく、ドライフルーツ入りのチーズよりもマグロの和え物の方がいい感じでした。こちらは赤。左から、ミドル・シスター・ワインズのメルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、ピノ・ノワール、パープルカウボーイのテネーシャス・レッド、トレイル・ボス・カベルネ、ディープパープルのジンファンデル、プロミスコスのレッド・ブレンドです。ミドル・シスターの3種はやはりかなり落ち着いています。中でもカベルネは赤果実のニュアンスが感じられるなど大人しい印象。ピノ・ノワールは非常に固く、開くまで時間を要しましたがこちらもこなれた赤果実、それにスパイシーさのあるワインでした。赤の飲み頃はメルロー。こちらも果実味が程よく落ち、上品なボルドーのようなバランス感でした。パープルカウボーイ2種類は、カベルネはこちらも柔らかいもの。一方テネーシャスはシラー、ジンファンデル、カベルネ・ソーヴィニヨンと言うブレンドだそうで、果実味のインパクトがしっかり。プラムなど色の濃いフルーツのニュアンスもありました。プロミスコスのレッド・ブレンドは今回人気のワインでしたが、カリフォルニアらしい果実味がありつつ、適度に落ち着いた腐葉土的香りも出ているワインで、成程と言ったところです。結構瓶熟を感じさせてくれるものもあり、この辺は手に入るものは若いワインが殆どのカリフォルニアワインの中にあって結構印象的でした。熟成するとこういった感じなのだなあと。特に、サヴィー・シャルドネのデザートワインの様な色合いと華やかな香りとは裏腹な、鮮魚などとの相性の良さというのは、今後のワイン会で色々試したくなる経験でした。さて、そんな岡山ワイン協会、5月の定期ワイン会はボルドーがテーマで、第3日曜日、つまり19日に開催されるのですが、その前に、シャンパーニュを色々飲めるイベントを開催します。それが、その名もズバリなシャンパーニュ・フェス岡山2019で、5月6日の夕方5時より、岡山市北区内山下にありますルネスホールで開催されます。前売り7000円、当日7500円で、様々なシャンパーニュを飲めます他、フードや音楽の生演奏もあります。岡山ではおそらく初のシャンパーニュに拘ったイベント、ご興味お持ちいただけます方はぜひ、ホームページのイベントページをチェックしてみてください!当日のシャンパーニュの生産者のリストもありますよ!にほんブログ村にほんブログ村
2019年04月21日
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今年は2日間にわたって参加させて頂きましたワインに恋してときめいてですが、1日目も2日目も最後までいさせて頂いたところ、その後生産者さん達を岡山の飲食店さんへご案内させて頂くことになりました。1日目は、時間はそこまで遅く無いものの、しどせんしゅうさん達もご一緒で人数多めと言う事でのじかさんへ。岡山駅前からも近いですし、地元瀬戸内の魚介を使った和食が頂け、日本ワインも揃うという事でまあここは外せないなと言うのもありました。付き出しはコースでも頂いたことのありますミニフィッシュバーガーです。皆さん色々とお酒をご注文されていましたが、面白かったのは生産者さんは日本ワインよりビールや日本酒を飲まれていたこと。地ビールや地酒も揃うので、やはりそちらにご興味が向かれたようです。こちらも、岡山の地ビールなど。また、新潟・ルサンクワイナリーの阿部社長もご一緒下さいましたが、岡山の御前酒を飲まれてお気に召して下さったようでした。米どころ、日本酒どころ新潟の方に喜んでいただけたというのは嬉しいところです。食べ物も色々お願いしました。やはり外せない!と言う方が居られたのでこちらはポテトサラダ。イモの味わいをちゃんと感じられます。続いてはシャコ。全国的に食べるものではありますが、やはり瀬戸内は本場の一つと言う事で皆さんご興味持たれたようです。しっかりした肉質と甘味を感じられました。こちらはサワラの叩き。サワラの叩きを見るのは初めてという方もいらっしゃり、この辺はのじかさんを選んで正解だったなと。柔らかながらも相応のハリのある食感と、炙ってある香ばしさ、魚の脂がやはり美味しいです。個人的には、サワラは叩きで食べるのが一番好きですね。もう1品、と言う事で、瀬戸内のタコ入りさつま揚げです。タコの食感と旨みがいいアクセントになっています。広島から来られている方にはまあお馴染みのものではありましたが^^;、東の方から来られている方々には結構珍しいご経験をして頂けたようです。また、皆さんお料理の味わいにもご満足いただけたようで、良い夜になりました。さらに、2日目も数人の方々と町へ。この日はバッコさんへご案内しようと思ったのですが、さすがに土曜の夜は満席で入れず。と言う事で、炉端コニ式さんへ。ハイボールを頂きつつ、やっぱりポテトサラダなどをつまみながらまったり過ごしました。しかし皆さんよく飲まれます…。ともあれ、ワインに恋してときめいてとその後と、美味しいものを満喫させて頂ける充実の2日間となりました!おまけです。先週の画像になりますが、岡山の桜、今年もよく咲いてくれました。桜と水のある風景って好きです。にほんブログ村
2019年04月13日
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日本ワインを応援され、東京での中国地方のワインと食材の会へもご参加くださったことのあるノンフィクション作家のしどせんしゅうさん。日本ワインに首ったけと言うブログを運営されていもいますが、「そらしど」と言う著者名で同名タイトルでの本の上巻が昨年、そして、下巻がこの春に発売されました。その下巻の発売を記念してのパーティが、先日ワインに恋してときめいてで生産者さんが岡山に集まるという事もあり、なんと岡山で開催されました。上記イベントでのご縁もあり、一緒に中国地方のワイナリーの見学へ行かせて頂いたこともありましたほか、なんと下巻で1コマだけですが当ブログを取り上げて頂いてもいますことから、今回はパーティへお邪魔させて頂きました。会場では日本ワインに首ったけラベルのワインもありました。中身はくらむぼんワインさんの白と赤です。今回は会場にワイ恋にもご参加のひるぜんワインさん、福山わいん工房さん、奥出雲葡萄園さん、シャトー・ジュンさんがご来場されていました他、このワインを手がけられたくらむぼんワインさん、それに敷島醸造さんと島根ワイナリーさんもご参加。加えて、島根県からは木次乳業さんも。島根ワイナリーさんの縁結・甲州で乾杯しつつ、まずは主賓のご挨拶です。日本ワインへの熱い思いを語って下さいましたが、中でも、中国地方のワインを強く応援して下さっているのは嬉しいところです。日本全国様々な産地・生産者さんを周られていますが、中国地方程各地・各ワイナリーで栽培や醸造など個性が異なるのは珍しいそうです。各ワイナリーがガラパゴス化している、なんて表現をされていましたが、他の産地のようにワイナリー間の距離が近くなく産地形成やワインツーリズムと言う点では不利なものの、各生産者特徴が出ている、というのは私も感じていたところであり、そういった点を面白いと評価して頂けているというのは、中国地方に住むワイン好きとして地元のワインの価値を再認識させて頂けました。パーティは、参加ワイナリーさんのご挨拶がありつつ、そのワイナリーさんのワインが開いていく、と行った感じで進んでいきました。敷島醸造さんのシェンブルガーや、くらむぼんワインさんのロゼなど色々なワインを頂くことが出来ましたが、木次乳業さんはチーズをご用意くださっていました。ジャパンチーズアワード2016では金賞を受賞されたというオールドゴーダです。ほろっとした口当たりの中にも適度なしっとり感があり、香りはもうパルメジャーノの様ですらありました。そして、その旨みの多さと、その旨みに対しミルキーさを損なわない丁度いい塩梅の塩気が非常に印象的でした。島根ワイナリーさんの甲州とはよく合いましたし、ワインの他日本酒にも良さそうな逸品でした。こちらは敷島醸造さんのピノ・ノワール。色もしっかりしていますが、香りもベリー感の中にスパイシーさや下草の気配があり、味わいも柔らかいものながら果実味のあるもので、ちょっと驚きの1本でした。会場は岡山駅からも程近い、北区錦町にありますバグジーさんでした。バイキング形式で色々なお料理をご用意頂きましたが、カツオの叩きは上記ピノやひるぜんワインさんのロゼなどとよく合いました。また、明太子のバケットはバターなどを使っているおかげかワインと喧嘩せず。中でもロゼ系との相性はかなり良かったです。今回のワイン勢ぞろいその1。集まられた生産者さんがお互いのワインを飲んで色々なお話をされている姿は中々貴重でした。また、これだけ多くの方々が集まるというのはやはりしどさん凄い方だなあとあらためて実感です。今回のワイン勢ぞろいその2。せらワイナリーさんのワインは、しどさんの一押しアイテムと言う事で、生産者さんはご来場ではありませんでしたがワインだけ登場です。セラモンターニュ・ブリズ・ハニービーナスと言うワインで、フルーティなハニービーナスを辛口ワインに仕上げています。改めてしどさんとお話させて頂け、また、様々な生産者さんやワイン好きの方ともお話させて頂け、大変素晴らしい機会となりました。今回はありがとうございました!そして、出版おめでとうございます!日本ワインに首ったけ♪(上巻) あの人この人そのワイン日本一愉快なワイナリーガイド [ そらしど ]こちらが上巻。上下巻共にイラストを豊富に使ったマンガ形式となっていますが、ご自身でしっかり取材されており情報量は豊富です。日本ワインに首ったけ♪ [ そらしど ]こちらが下巻。中国地方のワイナリーさんのご紹介はこの下巻になります。情報量は豊富ですが、あくまでワインは難しいものではなく楽しく美味しいものというスタンスであり、本の内容も楽しく読めるものとなっています。おまけ:当日は島根ワイナリーからマスコットのしまりんも参加でした。ちゃんと島根ワイナリーの服を着ているのがポイントですね^^にほんブログ村
2019年04月11日
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前回からの続きです。続いては海老。マヨチリソースです。この辺もやはりベトナム料理らしい1品でしょうか。チリの辛さは控え目で、甘さと風味、そしてコクのあるソースと、エビの甘み香りの相性の良さを楽しめる1皿でした。色で合わせるとやはり間違い無いですね。こちらは鶏肉。鶏もものヨーグルトラーチャン包み焼フライドポテト添えです。ラーチャンとはライムの事で、醤油漬け的な風味のなかに爽やかさのある鶏肉は、どこか照り焼き的な世界観もあって親しみやすい味わいでした。ワインには合わないはずがありませんね。また、添えられていたフライドポテトも美味しかったです。今回はコースでのオーダーでしたが、これはコースに無いものを追加したものになります。牛肉のブドウの葉包み焼です。ブドウの葉で包んでいるわけですからワインに合わないはずはないだろうとお願いしてみました。牛肉もごつすぎず、ブドウの葉の風味も柔らかで、ライスペーパーで巻いていただくとスイスイ頂けます。そしてカレーです。チキンのココナッツカレーと言う事で、スパイシーさと甘さ、その奥にある旨みを楽しめる1品でした。また、ゴロゴロ入っているジャガイモやニンジンなどの野菜もよく煮込まれており、柔らかく、それでいて旨みも感じられました。添えられているのはバケット。ベトナムのバケットは本場フランス以上とさえ言われていますが、甘みのあるカレーとの相性は良かったです。〆はやっぱりフォーで。こちらもちょっと甘味のある、それでいて爽やかなハーブや柑橘の香りと旨みのあるスープは優しい味わいで最後にぴったりでした。ベトナム料理をしっかり頂くのは実はこれが初めてでしたが、スパイシーさやハーブっぽさ、ライムといった香りの要素や、甘辛系の味わいなどを特徴として感じました。ただ、醤油っぽい雰囲気や魚醤の旨み、さらに素材の旨みを活かしている部分も多くあったりと、何だかんだ日本人も嫌いな味わいではないなと。今回も、どのお料理もおいしく頂くことが出来ました。また、ワインとの相性も、狙い通りのもの、意外と合わないもの、思いの外よく合うもの、色々楽しむことが出来ました。今回の会場にさせて頂いたのは、ベトナム料理 アオババ岡山店さんでした。岡山駅前、高島屋隣のビルの地下という抜群のアクセスで、こういったお料理を頂けるのは嬉しいところです。ごちそうさまでした!なお、アオババさんは広島県福山市のお店が1号店。その後、広島市中区やこの岡山店さんなどをご出店されておられるようです。また、岡山大学津島キャンパスで屋台を出されることもあるとか。またお昼にもお邪魔してみたいものです。今回のワインです。左からイーランズ・ソーヴィニヨン・ブラン、クアンタム・カオス、チャコリ・ロゼ、穂坂マスカット・ベーリーA。にほんブログ村
2019年03月28日
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島根県の安来市にあります足立美術館。ミシュラングリーンガイドジャポンの三ツ星に選ばれている他、アメリカの日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」でその庭園が16年連続日本一に選ばれてもいます。近場にそんなところがあるのかと以前から興味があったのですが、先日遂にお邪魔することが出来ました。足立美術館は安来駅から車で20分程度のところにあります。駅前から無料シャトルバスによる送迎が行われていますので、簡単に行くことが出来ます。近くには安来節(どじょうすくいのアレですね)の記念館もありました。収められている作品は日本画と陶芸品になります。なかでも、横山大観の絵画と北大路魯山人の陶芸品が数多くみられるというのは稀有なことでしょう。安来出身で商人として財を成した創業者足立全康が惚れ込んで蒐集したものを、昭和45年に地元の文化に貢献できればと、財団法人足立美術館として展示するに至ったそうです。当然、美術品の撮影は禁止。当日は、横山大観とその仲間、あるいはライバルと言った関係のある画家の作品の展示がイベントとして行われていました。動物なんかは結構可愛らしく描かれていますよね^^ただ、その16年連続日本一の庭園に関しては撮影可能。ガイドやテレビなどでよく見かける構図で渡しも写真を撮ることが出来ました。枯山水の庭と横山大観の絵画の調和が開館以来の足立美術館のテーマでもあるようです。当日はあいにくの雨でしたが、その分遠くの山が雲で霞んでこれはこれで幻想的な雰囲気を楽しめました。園内は結構広く、様々な角度から庭園を見ることが出来ます。静謐な雰囲気を感じられました。また、展示数も絵画、陶芸、それに現代作家さんの日本画展示コーナーもあり、全てを駆け足で見ましたがそれでも2時間かかりました。じっくり見るなら見学時間は3時間くらい確保しておいた方がいいかもしれません。入館料は大人2300円(団体割引や若年割引があります)ですが、それでも非常に貴重な時間を過ごせる場所だったなあと。その価値は十分に感じられました。庭園は四季折々で表情を変えるそうで、また他のシーズン、特に、紅葉の時期なんかには是非行ってみたいものです。因みに、園内には食事もとれる喫茶店や、抹茶とお茶菓子の頂ける茶室などもあります。この日は茶室でお菓子とお茶を頂きましたが、勿論庭園を見ながら頂く事が出来、これまた素晴らしい雰囲気でした。あと、やはり島根県、和菓子は美味しいです。行ったのは今月だったのですが…流石は中国山地、JRで移動中標高の高いところでは大雪でした。にほんブログ村
2019年03月18日
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2月24日に開催させて頂きました1日日本ワインバー中国地方編、無事に終了いたしました。今回は、地元中国地方5県に拘って泡白赤と計8種類のワインをご用意させて頂きました。独特の世界を持ったワインも色々ございましたが、お楽しみ頂けましたなら幸いです。ご来場いただきました皆様、そして会場とさせていただきましたフロマジュリー・ピノ様、本当にありがとうございました!また、ご来場頂けませんでした皆様も、またの機会には是非よろしくお願い致します。今回ご用意させて頂きましたワインです。左からヴィノーブルヴィンヤードのセミヨン・スパークリング、奥出雲葡萄園のシャルドネ・スパークリング、山口ワイナリーのシャトーヤマグチ・シャルドネ、、ドメーヌ・テッタのボンボン・コロレ、島根ワイナリーの縁結甲州、三次ワイナリーのマスカット・ベーリーA木津田ヴィンヤード、大山ワイナリーの郷・富士の夢、北条ワインのスペシャルセレクション・赤となります。やはり皆さん面白かったのはテッタさんのボンボン・コロレのようでした。ニューピオーネと安芸クイーンですからそれはそう、と言う所ではありますが、ブドウの香りがバッチリ出つつも、それが上手く、ワインとしてまとまっているあたりは流石と言う印象でした、甘口ではないのだけど甘さを感じる、なんて声も聞かれましたね。また、大山さんの富士の夢は、日本の赤=薄いという印象をお持ちの方には驚きの色合いだったようです。バッチリ黒紫で、透明度もありません。ヤマブドウらしい産がありつつも、まろやかな果実味がある辺りは、ヤマブドウ系のワインをよくご存じの方に印象的な要素でもあったようです。中国地方にも本当にいろいろなワインがあります。今回改めていろいろ調べてみて、自分の知らない新しいワイナリーさんも沢山ありましたし、またそういった所のワインも飲んでみたいものです。3月の17日には、島根県で山陰ワインフェスティバルと言うイベントもあるようで、興味深いところです。にほんブログ村
2019年02月26日
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今月24日日曜日に開催させて頂きます、1日日本ワインバー中国地方編。当日ご用意させて頂くワインのご紹介、前々回の泡2種、前回の白3種に続きまして、今回は赤ワイン3種についてです。6、三次ワイナリー TOMOEマスカット・ベーリーA木津田ヴィンヤード2015(広島)三次ワイナリーも、現在の中国地方のワインの認知度アップに大きく貢献したワイナリーの一つと言えるでしょう。近年、日本ワインコンクールでもコンスタントに賞を受賞しています。このワインも2017年のコンクールで銀賞を受賞しています。特別な契約農家さんのブドウを使った、ものになりますが、三次ワイナリーではこういった農家さんや畑の名前を冠したベーリーAをいくつか販売されています。ベーリーAと言う品種の個性を大事にし、活かすワイン造り志向されるなど、この品種を大事にされています。色合いは淡いですが、ベーリーAらしい香りと樽香の調和した、香り華やかなワインです。実はヴィンテージとしては少し前のものになり、こなれ感も出てきているでしょうか。7、大山ワイナリー 郷・富士の夢2016(鳥取)岡山でも馴染み深い大山ですが、その麓の伯耆町にあるのが大山ワイナリー。2015年設立の新しいワイナリーで、大山らしい黒ボクの土壌でヤマブドウ系の品種を中心に栽培しています。この富士の夢も、行者の水(サンカクヅルと言うのが正式名称なようです)というヤマブドウ系品種とメルローの交配品種になります。大山と近いひるぜんワイナリーさんでもヤマブドウを栽培されていますが、黒ボクの環境には適しているのかもしれませんね。ヤマブドウ系らしくしっかりした色合いがあり、香りにもスパイシーさが感じられますがバランスの取れた味わいともなっているかなと。8、北条ワイン スペシャルセレクション・赤(鳥取)鳥取続きになりますが、こちらは北条砂丘という砂地で栽培されたブドウによるワインです。手掛けるのは、中国地方最古参のワイナリーである北条ワインになります。倉吉からほど近い場所にあり、以前からラッキョウや長芋などと共にブドウが栽培されていたという北条砂丘。現在、白では甲州やシャルドネ、赤ではメルローやカベルネ・ソーヴィニヨンと言った品種を栽培しています。2016年の鳥取県中部地震では醸造施設に大きなダメージを受けましたが、見事復活を遂げられました。メルロー+カベルネ・ソーヴィニヨンというボルドータイプの組み合わせですが、ブドウは自社園産。新樽熟成されておりコクとボディ感のあるワインとなっています。この機会に是非、大山と砂丘のワインの飲み比べや、広島の貴重なベーリーAをお楽しみください!1日日本ワインバーの詳細につきましてはこちらをご覧ください。当日は16時より、フロマジュリー・ピノさんでお待ちしております!にほんブログ村
2019年02月18日
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今月24日日曜日に開催させて頂きます、1日日本ワインバー中国地方編。当日ご用意させて頂くワインのご紹介、前回の泡2種に続きまして、今回は白ワイン3種についてです。3、島根ワイナリー 縁結・甲州2017(島根)出雲大社にほど近い島根ワイナリーさん。観光バスも乗りつける甘口主体のお土産ワイナリー、と思われがちですが近年その評価を大きく高めています。その理由の一つが、この縁結シリーズ。島根ワイナリーさんでは、元々一升瓶ワイン等も含めで地元産のブドウのみを用いてきたそうですが、このシリーズも、そんな地元産ブドウを用い、本格的な辛口ワインに仕上げています。このワインの使用品種は甲州ですが、島根には、鳥取と同じく甲州ブドウ栽培の歴史があり、これは山陽側には無いものです。価格帯的には手頃なレンジになりますが、甲州らしさ、中でもそのフルーティさがよく出たワインで、存在感のある1本です。4、ドメーヌ・テッタ ボンボン・コロレ2017(岡山)地元岡山からはテッタさんのワインです。ワイナリーカフェも開業され、益々勢いに乗るテッタさんですが、以前から結構様々な品種を栽培されています。特に、元々生食用ブドウの産地を作る事を目的として開墾された地区と言う事で、生食用ブドウ栽培の歴史は、実はワイナリーの歴史より古かったりします。そしてこのワインはなんとニューピオーネ62%と安芸クイーン38%という、生食用ブドウのみから作られているもの。製法としては、厳密にはロゼワインです。と言う事で、皮の影響もありブドウの個性が大いに出た、ブドウっぽさやバナナなどのフルーティさをしっかり感じるワインとなっています。5、山口ワイナリー シャトーヤマグチ・シャルドネ2005(山口)日本酒の酒蔵である永山酒造が手掛ける山口ワイナリーがあります山陽小野田市は、秋吉台由来の石灰土壌が広がっており、このシャルドネも石灰土壌育ち。やはり日本酒所、強過ぎる酸は地元受けが悪いそうで、酒蔵のワイナリーらしく一升瓶に出来たワインを入れ、それを長く瓶熟させてからリリースするという手法をとっています。このワインも2005年ヴィンテージですが、今現在ワイナリーで売られているヴィンテージだったりします。それでも、やはり2005年のワインということで、しっかりした色合いと熟成感を感じられる香りとなっています。ただ、キレイに残った酸が味わい全体のバランスを整えています。この機会に是非、中国地方が誇る山陰の甲州や岡山の生食用ブドウを使ったオモシロワイン、それに山口の熟成したシャルドネをご体験ください!1日日本ワインバーの詳細につきましてはこちらをご覧ください。ぜひ、お気軽にお立ち寄りくださいね。にほんブログ村
2019年02月12日
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2月24日日曜日に、フロマジュリー・ピノさんにて開催させて頂きます1日日本ワインバー。そこでご用意させて頂きますワインを、泡白赤と3回に分けてご紹介させて頂きます。先ずは泡から。1、ヴィノーブルヴィンヤード セミヨン・スパークリング(広島)広島県三次市にありますヴィノーブルヴィンヤードさん。以前お邪魔させて頂いたこともありますし、東京でのイベントへは2度ほどご来場いただきました。お邪魔させて頂いた際には、醸造施設はまだありませんでしたが、現在オープンに向けて動いていらっしゃるようです。三次は3本の川がある地形や気候の関係で、霧の街と言われるほど朝は霧が出て、それが昼には抜けてしまっているという環境です。そのため、条件が整えば良い貴腐ブドウが出来るという事で、ヴィノーブルヴィンヤードさんでもボルドーの貴腐品種であるソーヴィニヨン・ブラン、それにセミヨンを栽培されています。このワインは、そんなセミヨンを辛口、それもスパークリングワインとして仕込んだ1本です。セミヨンらしいフル―ティーさと厚みのある、それでいて酵母っぽさも感じられるワインです。2、奥出雲ワイン シャルドネ・スパークリング・エクストラブリュット(島根)奥出雲ワインさんは島根県の雲南市にある、木次乳業と言う会社が母体のワイナリーです。奥出雲さんへはもう何度もお邪魔させて頂いており、やはり、東京でのイベントにご来場頂いたこともありますし、岡山でワインメーカーズディナーをさせて頂いたこともあります。現在、中国地方のワインも全国的に大分注目されるようになってきたかと思いますが、その立役者であるワイナリーの1つと言えるでしょう。日本ワインブーム前の段階から既に高い評価を得ており、中でもシャルドネのワインは日本ワインコンクールでも度々賞を得てきました。そんな奥出雲のシャルドネを、シャンパーニュ方式のスパークリングに仕上げたのがこのワインです。フレッシュフルーティなワインですが、それだけではない、ブドウの良さを感じさせるふくよかな香りも感じられます。この機会に是非、日本でもあまり作っているところのないセミヨンで造られたスパークリングと、中国地方を代表するシャルドネの造り手のスパークリングをお試しください!1日日本ワインバーにつきましての詳細はこちらをご覧ください。ご興味お持ちくださりましたら、是非是非お気軽に遊びに来てやってくださいね。にほんブログ村
2019年02月08日
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1月の岡山ワイン協会ワイン会の後は、2次会で岡山のビアバー、バレルハウスさんへお邪魔しました。海外のものや日本のものなど、様々なクラフトビールが頂けるお店です。この日の生ビールはキルケニーとエーデルピルスでしたが、エーデルピルスの方は既に完売との事でした。と言う事で、頂いたのはキルケニー。レッドエールビールという分類になりますが、色合い程香ばしい感じではなく、酵母っぽさやフルーティさを感じる香りと味わいでした。泡は流石のクリーミーさ。続いては瓶で。ローグ醸造所のデッドガイ・エールです。面白いラベルですが、香りは甘さを感じるもので、ローストっぽさもあります。味わいも、やはり甘味を感じるとさえいえるようなもので、そこに少々のアルコールのインパクトがあると言った所、ボリューム感と飲みやすさの双方を感じられるものでした。おつまみも色々揃います。今回はチーズと乾き物で。順番的にはもう少し早い方が良かったかもしれませんが、おつまみで口をリセットできたという事でベネディクティナーを。やはり、バナナ的なニュアンスや酵母っぽさ、微かなハーブ的な気配を感じ、味わいも甘い印象がありつつも爽やかなものとヴァイスビアらしい印象でした。ビールも好きですが、帰省した際に実家で飲むことが多く、後は東京で常陸野ビールやスプリングヴァレー・ブルワリーなどのタップルームへ行くくらいでした。岡山でもこれだけ色々頂けるビアバーがある、しかも駅から歩ける範囲に、というのは嬉しいところでした。是非またお邪魔させて頂きたいものです。さて、バレルハウスから岡山駅方面へ歩きますとアーケード街があるのですが、その中にあるのが岡山駅前銘酒センターです。昨年6月オープンと言う新しいお店で、立ち飲みスタイルで色々な日本酒を頂けます。お酒は冷蔵棚に日本全国様々な銘柄が並んでおり、それを自分で選んでいただくスタイル。100円引きになります3種飲み比べセットがありましたので、今回はそちらをお願いしました。先ずは、岡山の蔵元である大典白菊のサンライズ・ブルー。純米吟醸酒になりますが、スタイリッシュなラベルに似合ったフルーティさとすっきりしてべたつかない甘味が美味しいお酒でした。続いては高知の亀泉。純米吟醸CEL-24という銘柄になります。変わった名前ですがCEL-24とは高知県で開発された酵母の名前だそう。甘味と、その中で印象的に存在感を見せる酸味が特徴的なお酒でした。厚み、飲みごたえはありますが、そこまでゴツいものでもなく、綺麗さも感じさせます。3種類目は山口県、八百新酒造の雁木・俺汲みです。こちらも、フレッシュでフルーティなお酒ですが、南国フルーツ、とまで言うと言いすぎかもしれませんが華やかな香りを感じられました。中四国のお酒3種にしてみましたが、フルーティさは共通項として感じられるものだったかなと。ただ、その香りの質や甘味の質は当然違っており、飲み比べを楽しむことが出来ました。今回は色々頂いての訪問でしたのでお酒だけにしておきましたが、時期的におでんなどもつまみにあるようでした。ここは名前の通りまさに駅前ですが、そこでこれだけ色々なお酒を、お手頃な価格で頂ける場所があるというのもこれまた嬉しい話。日本酒にはそこまで詳しくはありませんが、いろいろ勉強させて頂きたいものです。岡山にも楽しいお店沢山あります。最近は新店の開拓全然できていませんでしたが、またあちこち飲み歩いてみたくなりました。にほんブログ村にほんブログ村
2019年02月06日
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久々に、フロマジュリー・ピノさんで1日限定日本ワインバー開催させて頂きます!テーマは中国地方です。近年の日本ワインの盛り上がりは本当にすごいもので、日本各地で様々なワインが作られるようになりましたが、ここ中国地方にも素敵なワインが沢山あります。そこで、そんな中国地方のワインを、泡白赤、グラスワインでご用意させて頂き、お楽しみ頂ければと思います。日時:2月24日日曜日16時~22時会場:フロマジュリー・ピノさんにてワインバースタイルですので、上記時間内でしたらお好きなタイミングでご来場・お帰り頂けますし、会費制ではなくグラス1杯いくらと言う形でのご提供となります。また、ご来場につきましては、事前のご予約は勿論お受けいたしますが、無しでも大丈夫です。チャージは1080円お願いいたしますが、ピノさんセレクトのチーズプレートをお出しいたします。この機会に是非、中国地方のワインを、グラス1杯からでもお気軽に味わってみてください!なお、当日ご用意させて頂きますワインにつきましては、また決まり次第ブログ記事でご紹介させて頂ければと思います。よろしくお願い致します。当日ご用意させて頂きますワインのご紹介をさせて頂いております。スパークリングにつきましてはこちら白ワインにつきましてはこちら赤ワインにつきましてはこちらをご覧ください。にほんブログ村
2019年02月02日
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帰省ネタ第2回は、以前から気になっていたスポットへ出かけた話です。それが、表題の新鮮とくしまなっとく市。2018年4月1日に開業したという新しい施設で、和歌山へのフェリー乗り場のある沖洲マリンターミナルにあります。その立地通り、海の幸の充実したレストランである「和美彩美」、バーベキュースペースである「AQUA TERRACE」、屋内型の釣り堀である「釣ってみんでフィッシング」の3つに加え、海産物は勿論県内の色々な食品が揃う物産館「阿波遊産」の4つのテナントが入っています。こちらはAQUA TERRACE。港湾の景色にはなりますが、海を見ながらバーベキューが楽しめるようです。こちらは釣り堀。ちょっとお邪魔した時間が遅かったためもう終了間際でした。釣り堀内には鳴門の真鯛やハマチ、更には伊勢エビなどもいるそう。釣った魚はAQUA TERRACEは勿論、和美彩美でも頂ける他、有料にはなりますが捌いていただいて持ち帰ることもできるようです。こちらは物産館の阿波遊産。野菜やお刺身、お寿司なども購入できます他、阿波番茶や地酒、コーヒーや藍染めの布製品などの扱いもあります。場所的に、フェリーに乗る前のお土産購入には最適でしょうね。阿波遊産の入り口横にはUFOキャッチャーがあるのですが…その中身を見てびっくり!なんと、地物のミカンと鳴門金時が入っていました!このUFOキャッチャーなら親御さんも子供たちを存分に遊ばせてあげられそうですね。阿波遊産内にはAQUA TERRACE用と思しき生け簀があり、中には伊勢海老が居ました。因みにの物産館、本当に県内の色々なものが揃うのですが、冷凍食品コーナーにはリーベフラウという県内でも指折りのハム・ソーセージのお店も手掛けますウィンナークラブという会社のソーセージがあったり。これが非常に美味しいので、今回の帰省では何度かお邪魔することになりました。こちらはレストランの和美彩美。かなり広く見えましたが、カウンター、テーブル合わせて80席、テラスを含めれば100席ほどのキャパがあるそう。魚介を中心に、地元の食材を使った和食ベースの定食やコースなどが頂けるようです。また、こちらの看板にありますように、ジビエの扱いもあるようです。イノシシやシカの食害は多くの場所で問題になっていますが、徳島でももちろんあります。そういったイノシシやシカをただ駆除するのではなく、美味しく食べられればやはり良いなと。ということで、和美彩美にもお昼に後日再訪してみました。こちらは、店内最奥のカンターからの景色です。手前には、テーブルやバーベキュー用の焼き台があり、その向こうには海が広がっています。こちらはランチメニューの海鮮丼。タコ、マグロ、エビ、タイといった魚介に加え、沢山のワカメが乘っているのがやはり徳島ですね。味噌汁も、写真の通りのたっぷりワカメ。魚介やご飯が美味しいのは勿論、やはりこのワカメ。しゃっきりした食感の良さを楽しめます。また、郷土料理のそば米汁がありましたので別にオーダーしました。その名の通り、蕎麦の実の入った汁物で、他に鳥肉や根菜、キノコなどが入っています。米の出来づらかった県西部の山深いエリアなどでよく食べられていたようですが、個人的な思い出としましては学校給食です^^大人になってからは食べられる機会もあまりなかったのでこれはと食べてみましたが、そば米の食感の良さは勿論、出汁の味が非常にしっかりしており旨みが強く、それを楽しむことも出来ました。他にも、シーカヤック体験が行えたり、船で徳島市中心部周辺の川を1周ながら船上観光を楽しめるひょうたん島クルーズの発着場にもなっているそうで、水都徳島の魅力の発信拠点となっているようです。物産館の品ぞろえも良かったですし、レストランの食事も楽しめました。今回は利用しませんでしたが、釣り堀やバーベキューもお昼に行った際には家族連れや友達数人で来られている方々が居り、中々楽しそうでした。場所的にはちょっと市内中心部からは外れますが、面白いスポットが出来たなと。また暖かい時期にも行ってみたいものです。さらに、2月の9日~11日は牡蠣フェアをやっているそうで、焼き牡蠣食べ放題なんかもあるようです。徳島県は牡蠣のイメージあまりないかもしれませんが、より瀬戸内海に近い鳴門周辺では牡蠣小屋もあったりします。瀬戸内に近い鳴門の魚介、太平洋に近くイセエビやアワビの獲れる県南の魚介、両方を気軽に楽しめるのもこのスポットの魅力かもしれませんね。各施設の詳細や営業時間につきましては、ホームページをご確認下さい。にほんブログ村
2019年01月17日
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もう2,3回12月の話になります^^;今回は、神戸大阪へ行ってきましたのでそれについて。なお、このおでかけにつきましては、特にイベント等の目的があったわけではありません。先ずは神戸でのランチ。南京町広場からほど近いところにありますオーストリア料理の葡萄舎さんです。昔は生田神社の裏手にあり、その頃に1度お邪魔したことがありますが、移転後は初めてとなります。ランチはベーシックなウィーンランチとコースの2種類がありました。今回はウィーンランチで。先ずはスープ。シンプルなスープに見えますが、これがなんとセロリのスープ!オーストリアではよくあるもののようですが、ポタージュ的なクリーミーで滑らかな口当たりと味わいにセロリの香りが香るのは何とも面白いものでした。爽やかにいただけます。パンも含めワンプレートでの登場です。メインはチキンカツで、サクサクのまさにシュニッツェル。他にハムなどがありつつ、色鮮やかな野菜はマリネとなっています。この辺の、酸味の利いた野菜を頂けるのはドイツ語圏のお料理ならではかなと。シュニッツェルが塩気しっかりなので、いい食べ合わせです。また、パンももっちりと噛んで甘みのあるタイプで満足感あります。ただ、折角ですのでやはりオーストリアワインを。フレッド・ロイマーのロイス・グリューナーフェルトリナー2017でした。カリンなどの柑橘香に定番の白コショウやハーブっぽさといった香りに、果実味と明るい酸のフレッシュな味わいで、シュニッツェルの塩気や旨み、マリネの酸味や甘味がいいつまみになりました。食後はやはりコーヒーで。イタリアンやフレンチを頂けるお店はよくありますが、オーストリア料理と言うのはやはり全国的にも珍しいかと思いますし、ちょっと違ったものを食べたい時にもいいですね。また、やはりなんといってもオーストリアワインが充実していますから、日本に居ながらオーストリアワインとオーストリア料理のマリアージュを楽しめるという、貴重な体験の出来るお店です。11:30-14:00がランチタイム、17:00-22:00がディナータイムで、水曜ランチタイムと火曜日がお休みです。続いては、元町駅の反対側へ。The ANCHOR Coffee & Wine Standという、その名の通りコーヒーやワインが頂けるスタンドがあるのでそちらへお邪魔しました。店にはテーブル席もありますが数は少な目。カウンターがあり、そちらで立ち飲みと言うのが基本的なスタイルかなと。コーヒーはテイクアウトも出来るようです。お邪魔した日は、グラスでチェコのメチル・ウヘレクと言う生産者のパラヴァ2016と言うワインがありましたのでそちらをお願いしました。パラヴァは産地の名前でありブドウ品種の名前でもあるそうですが、やや辛口の味わいに、桃やマスカット、白い花、柑橘といった香りが心地よいワインでした。アンカーさんには日本ワインも豊富で、こちらは宮城県のファットリア・アル・フィオーレ酸のロゼ(銘柄失念)です。赤い花や赤ベリーのニュアンスと酵母っぽさが感じられ、味わいはスッキリ辛口と言った印象でした。お店の先客の方が大変な日本ワイン好きの方で話が弾み、その方が中山手のNickと言うお店で購入されたという豚肉を使ったジャーキーを少しおすそ分け頂いてしまったのですが、それと合わせますと肉の旨みや香りがワインの香り、味わいに引かれる様にパッと広がり、それがまたワインの各要素とバッチリ噛み合い素晴らしいマリアージュになりました。基本無休、水曜日は12時から18時ですが、それ以外の日は10時から24時までという営業で、今回は頂きませんでしたがコーヒーや、こういった貴重で早い時間からでも楽しいワインが頂けるお店と言うのは有難いなあと。気軽にお邪魔出来ますし、また是非立ち寄らせて頂きたいものです。この後大阪へ向かいましたが、それにつきましては次回へ続きます。にほんブログ村
2019年01月11日
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2019年ももう1週間を過ぎましたが、12月には色々出掛けておりまして、もうしばらく2018年の話が続きます。今回は、広島の尾道と広島市へ行ったのでそれについてです。以前行った際は千光寺公園へロープウェーで行くのがメインでしたのと、大分駆け足での訪問になりましたので、今回は山の手側をゆっくり散策しました。早速猫ちゃん登場です。尾道と言えばやはり猫ですね。目的地はここ。尾道もパン屋さん多いですが、こちらは千光寺へ向かう坂道の中腹にあります。非常に小さなお店ですが、地元のイカを使ったピザパンなど面白いパンが揃います。また、お店の方に言われたのですが、パンの袋を持っていると猫ちゃんに狙われることがあるそう。飛んでくるので要注意との事でした。ネコノテパン工房から少し要ったお寺にも猫。更に黒猫ちゃんも。この子は首輪をしていたので飼い猫ですね。こちらは尾道に最近できたLOGという複合宿泊施設。ディスカバーリンクせとうちという、広島県・瀬戸内エリアの産業を様々なクリエイターとともに盛り上げることを目的とし2012年に設立された団体が、インド建築集団スタジオ・ムンバイ・アーキテクツと共同で手掛けた施設で、古くからあったアパートを用い、ダイニングやバーにもなるカフェを備えています。こちらがそのカフェの入り口。中が全く見えず、明けるのに結構勇気が要ります^^;中は景色のいい部屋となっていました。他のお客さんもいらっしゃったのであまり写真を撮れませんでしたが、海辺の尾道市街や坂のお寺などを見ることが出来ます。コーヒーも美味しく、ゆったりとした時間を過ごすことが出来ました。その後はちまきで有名と言う中華食堂・一楽さんでお昼です。ちまきと中華そばのセットをお願いしました。中華そばはだしの旨みの利いた透明なスープと程よいコシの細麺の相性がバッチリ。久々に個人的にドストライクな味わいに出会えました。その分、ちまきが甘すぎたりすると嫌だな、なんて思いつつ頂きましたが全くの杞憂でした。中華そばと同じような旨みがあり、甘みは皆無でその旨みを塩気と良い香り、油のしっとり感やコクと共に頂ける、名物にふさわしい1品でした。当然、中華そばとの相性もバッチリ。その後、尾道を後にして広島市内へ向かいました。目的まで少し時間がありましたので中区堀川町にありますデュオール・リトリートさんへ。看板にもありました通り、12月はローラン・ペリエがグラス800円との事でしたので頂きました。フレッシュさがありつつもそれだけではないふくよかさやバランス感がありますね。こちらは、お店のソムリエさんがお勧め下さったラ・スピネッタのカサノーヴァ・ヴェルメンティーノ・トスカーナです。フルーティさや白い花のニュアンスがあり、味わいはきっちり辛口なバランスでミネラル感もあるものでした。この後たくさん飲むのでサッパリ目のものをお願いしましたが、まさにぴったりなワインでした。15時ごろから営業、更にチャージ無しと非常に利用させて頂きやすく、ワインは今回のペリエのようなシャンパーニュがあったり、日本も含め様々な産地が揃うようです。また素敵なお店を1軒知ることが出来ました。さて、なぜ今回広島へ行ったかは次回の投稿で。にほんブログ村
2019年01月07日
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2019年、平成最後の年となりましたね。今年も相変わらず、マイペースにですがワインを飲んで記事を更新していければと思います!今年もよろしくお願い致します!にほんブログ村
2019年01月01日
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フランス、ローヌで自然派スタイルでワイン造りを行い高い評価を得ていた大岡さんが、日本でのワイン造りの為に岡山に来られ、昨年ファーストヴィンテージがリリースされました。マスカット・オブ・アレキサンドリアを使ったペティヤンスタイルの泡で、私も今年の春頂きましたが華やかなマスカット香と酵母っぽさ、スパイス感などを感じられるワインでした。そんなラ・グランド・コリーヌ・ジャポンが今秋新しいヴィンテージをリリースされました。上記アレキのペティヤンの他に、同じくアレキを使ったスティルワイン、小公子を使った赤がお目見えしたのですが、そのアレキのスティルと小公子赤を、コルトラーダの試飲会を開催して下さったスロウカーヴさんで頂ける機会が先月あったのでちょっと行ってきました。先ずはミュスカ・ダレクサンドリー神楽月2017。マスカット・オブ・アレキサンドリアを11月まで収穫を遅らせることで干しブドウにしたというもので、醸造時は無清澄、フィルター不使用、酸化防止剤完全無添加です。茶色感もある黄金、と言った色合いですが、こちらは抜栓して少し時間が立っていたことで大分色の変化があったようです。香りはアロエヨーグルトのアロエっぽさやライチ、南国フルーツ、金木犀の花、各種オリエンタルスパイスと言ったものが感じられ、味わいは柔らかな果実味とシュッとした酸のある穏やかな辛口と言った所。ただ、その香りもグラスの中で時間とともに結構変化があり、終盤はスパイスやハーブのニュアンスがより出ていたようにも思います。華やかさの中にもエキス分があり、何処かシリアスさ、研ぎ澄まされた感じも受けました。ワイナリーの説明では真価を発揮するのは10年後以降とありましたが、これが10年後どうなっているのかは非常に興味深いです。ただ、今の段階でも華やかさと果実感のおかげで美味しく飲めてしまうのが悩ましいですね。こちらのグランド・コリーヌっぽさ全開のエチケットのものが小公子です。元々国際品種ではなく日本の気候条件等に適した品種でのワイン造りを志向されているという事で、ヤマブドウ系に注目、その中でも小公子を選ばれたそうです。ただ、このワインの小公子は岡山のものではなく山梨県牧丘産との事。醸造時は無添加ノンフィルター。また、マセラシオンカルボニックを二週間行っています。やはり小公子と言う事でしっかり色があり、赤黒く透明度は低め。香りは、小公子独特のスパイシーさ、小豆っぽさ、赤や黒のベリー香や紫果実的な香り、下草やキノコ等の気配と言ったものが一体感をもって感じられるもので、味わいは自然派な作りらしい柔らかな質感や、果実味、MCによって少々おとなしくなったと思われる明るい酸、穏やかなタンニンのバランスの良さがありますが、フルボディと言ってもいいくらいの量感はあったように思います。こちらも、現段階でエレガントさを楽しめるワインですが、上記白が10年なら、15年寝かせてみたいようなワインでもありました。これが、現在栽培を始めたばかりと言う自社園の小公子に変わった時にどうなるのかも気になるところです。にほんブログ村
2018年12月18日
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11月に行いました中国5県のワインを飲む会の会場には、プロポスタさんを使わせて頂きましたは、その相談のためランチへお邪魔しておりました。ランチタイムは11時30分からで、14時オーダーストップ。ランチのメニューはコースの他ココットランチもあり、と言う事で今回はそちらをお願いしました。ランチもスタートはスープから。コンソメ系ですが、入っているのは椎茸。その香りや旨みがよく出ています。サラダは有機無農薬の県産野菜。また、ちょっと見えにくい写真になっちゃいましたが、山羊を育てチーズなどを手掛けているルーラルカプリ農場のフロマージュブランが添えられています。パンは岡山産全粒粉のもの。サラダのフレッシュさにフロマージュブランのあっさりしたまろやかさがいいですね。また、パンはモッチリ感ありで噛んで甘み旨み香りを楽しめるものです。そしてメインのココットです。先日の会のココット料理と似た感じですが、こちらは魚が地のフグ!やはり食感の良さがありますね。野菜では写真にも写っています大きな椎茸がよかったです。椎茸と言いますと、鮮度のいいものを網で焙って食べますと非常に美味しいですが、これもそれに負けず劣らず甘味や香りが出ており、ココットと言うのは本当に野菜を美味しく食べられるなあと。デザートとドリンク付きで1500円程度です。こちらも、やはり地の食材に力を入れているお店と言う事で、甘さは抑え、食材の甘み香りの活きたものとなっています。また、写真を撮れていないのですが、ドリンクは高梁紅茶をお願いしました。ドリンクまで岡山産というのもいいですね。非常に香り高い紅茶です。今回は飲んでいませんが、グラスワインもお願いすればお昼からいただけたりしますし、野菜をしっかり美味しく頂ける外食の機会というのは中々ありがたいのではないかなと。さて、ところ変わりまして今度は夜の倉敷です。美観地区からもほど近い常衛門食堂さんへお邪魔しました。その名の通り和食系を中心としたお料理が頂ける「食堂」で、お昼11時ごろから夜まで通しで営業されており、14時15時とずれた時間でもおひるが頂ける有難いお店…なのですが、こちら、日本酒や日本ワインと言ったアルコールも充実しており、夜は居酒屋的な利用が出来ます。と言う事で、早速グラスで日本ワインをお願いしました。丹波ワインさんのピノ・グリになりますが、最近リリースされたもののようです。ピノ・グリの皮の色素を活かしたオレンジワインスタイルですが、そこまで渋みがしっかり!と言う程でもなく、それでも独特のオレンジの川やオレンジピール的なニュアンスは出ており、スッと頂けるワインでした。付き出しのホウレン草のお浸しは出汁重視で塩気は抑えめ。それがワインとよく馴染んだ理由かもしれません。続いては鮪です。鮪はやはり東の方のイメージで、岡山でこういったものが頂けると言うのをあまり考えていませんでしたので嬉しかったですね。豊富な旨みとピノ・グリの相性もまずまず。続いては肉シュウマイ。季節限定で、丁度お邪魔したころから始まったという事で頂いてみました。スパイシーさは程々、肉の旨み甘みを感じられるものでした。また、添えて頂いているタレが、ピリ辛で甘さもあるアジアンテイストなものだったのが面白く、シュウマイとの相性もバッチリでした。丹波ワインピノ・グリともバッチリで、そのスパイシーさや肉の旨みにワインの香りや果実感がぴったり馴染みますし、タレの香りや甘味が加わっても問題なく噛み合います。ここらで次のワインを。仲村わいん工房さんのシュナン・ブランです。白い阿花径のニュアンスも見えますが、南アのもの等よりはやはりより優しくフルーティな感じだったように思います。リンゴや柑橘などが感じられました。味わいも柔らかいですが、そこは仲村さんのわいん、果実味はしっかり感じられます。近くの席の方が絶賛されていたので思わす注文してしまったサンマ塩焼きです。絶賛も頷けるもので、外側の香ばしさ、身のしっとりしつつもよくほぐれる感じ、そして塩気と絶妙です。シュナンブランは脂などにちょっと圧され気味でしたが、それでも塩気や旨みに対し果実味やフレッシュな酸がいい対比になりました。サンマには赤かな、と言う事で山崎ワイナリーのメルロー2016をお願いしました。やはりしなやかなミディアムボディのワインで酸主体ですが、香りにはフルーツ感もきっちりありました。サンマに対しては、酸や穏やかながらもあるタンニンが、脂や旨みに中々嵌ってくれました。日本ワイン、それも結構なレアものをこれだけグラスで頂けるお店と言うのも中々無いかと思います。それが近場の倉敷で、しかもこういった居酒屋スタイルかつセンスの光るお料理と共にで楽しめるというのは非常に恵まれているなと。こちらも、今後ともお邪魔させて頂きたいお店です。にほんブログ村にほんブログ村
2018年12月16日
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