ワールドホリスティックアソシェーション公式ブログ

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歯科衛生士 滝沢千夏



初めまして。
新潟市で歯科衛生士とバレリーナ(?)している
滝沢千夏と言います。

先回の古賀さんからの紹介で(ちょっとだけ迷惑だったけど)
少しだけ意見を言わせて頂くことになりました。
ちなみに、前回の紹介の中で、歯科技工士と有りましたが、
私は歯科技工士ではありません。

さて、「最近医療に思うこと」 と言うことですが、
医療とは何でしょうか?

広辞典によると
”医術で傷や病気などをなおすこと”
とありました。

新明解国語辞典では
”医術や医薬で病気を直すこと”
とあります。

では、医術とは
”患者に適合した薬を与えたり手術したりして病気を直す技術”
だそうです。

改めて調べてみて、考えてしまいました。

この文章に皆さんは何を感じますか?

うがった見方かも知れませんが、
この文章には人間全体を見ているのかな?
っと少し疑問に感じてしまいます。

対象は病気や怪我であり、その個人については言及せず、
と言う感じがします。

病気を直す?そんなこと・・・。
自然治癒力って言葉はどうなったの?
と感じる方も多いのでは?

しかし、人の力で病気を直すと言う考え方で医学が進歩し、
多くの命が救われているのも事実です。

そして、その影で、
検査漬け、薬漬け医療になってしまっていることも。

近年では、そんな西洋医学の弊害に対して
東洋医学をはじめとする代替え医療が注目されてきています。

人間の自然治癒力に対して働きかけるこれらの医療は完全ですか?

現在の医療、西洋医学にかける物は何でしょう?

検査、薬に頼りすぎ、専門に分化しすぎて病気を追うあまりに
人を見なくなってしまっていると思いませんか。
患者さんを触らないドクターが多くなってきましたよね。

でも、別の観点から見ると、医療も事業だから。
とも言えるでしょう。
医院経営を考えれば、必要経費以上の売り上げがなければ
生業となり得ないのだから。ごく当たり前の話し。

現在の日本の医療制度(健康保険制度)では、
病気ではない物には健康保険は適応されません。

具体的には、健康診断、予防は保険の適応外。
健康保険においても”するべき事”と”出来ること”とは一致しません。

代替医療にかけている物は何でしょうか?

代替医療の多くは経験学的に伝えられてきた物が多いようで、
西洋医学に比較するとデータに裏付けされている物が少ないようです。

そして、それ故に(?)それに携わる治療家達には
十分な医学的知識を持ち合わせない方もおられるようです。

では、患者の立場はどうでしょうか?

予防なんか考えず、具合が悪くなると病院へ。
わけも解らず出された薬を飲んで、
良く効いた、
いや効かなかった、
薬も出さない、
いや、山ほど出された、
などと文句を言い・・・・。

歯科治療においては保険でよい治療をなどと考える。
軽自動車に乗っていて、
ベンツと同じ快適性を求めているのと同じ事と気が付かない。
それでいて、やれ西洋医学、東洋医学、代替医療と踊らされいる。

どうも一番考えなければいけないのは患者自身ではないでしょうか?

いろいろな意味で、本当に”健康”を考えるならば、
医療を提供する側と、それを受ける側が
一緒になって考えていく必要があるのではないでしょうか。

次ぎは長岡日赤の脳外科医、関原芳夫さんです。



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