Green-mintsのLOHAS日記

クリスマスの頃になると見かける「ワタの実（コットンボール）」！

リースやフラワーアレンジメントに活用されていますね！




私たちがいつも身につける衣類や寝具、クッションを始め

お化粧の時、手当ての時などの衛生用品としても

お世話になっているものです。



では、その「ワタの実」は一体、

どんな風にできていくのか、

どう成長していくのか…

自分で栽培するまで、まったく知らなかったのですが…実際に栽培してみると、驚きの生態で感動したことと、

色々分かって、考えさせられたこととがたくさんありましたので

数回に分けてまとめておこうと思います。


まずは、ワタの実が、どのようにしてできていくのか…

こんな形、始めてみたなア～と感動した

つぼみの様子からご紹介します！




しっかり守られている・・・って感じですね！


初めに白い花が咲き、

受粉するとピンクになる・・・と言われています。



やがて、花が落ちて実がなります。




この実が熟すと、弾けて中のワタが出てきます。




上の画像では、4つの実がありますが

その実の中心には、それぞれ数個の種があります。

結構、種が多いのです！！

この種から綿毛が生えているので

結構力を必要とするため、指でちぎっていると

だんだんと指先が痛くなります・・・。

そこで、 「綿くり機」 という道具が使われます！

こちらの動画では、「綿くり機」で種を取って

綿をほぐし、糸にする過程が紹介されています。

​ （「旧植田家住宅」さんの「昔のくらし・昔の道具」動画） ​

この取り除いた種から、翌年の栽培が始まります。

ここで要注意！

　※2014年12月、農林水産省からは

　　ワタの種子として販売されているものに

　　一部、遺伝子を組み換えられたものが混入している恐れあり

　　とのことで、通達がありました。

　　遺伝子の組みかえられたワタの実は、

　　”食品や飼料としての利用、輸入、運搬等については承認済み”ですが、

　　”栽培は認められていません。”


念のため、リースなどに使われていたコットンボールから

種をとって栽培するのは、

控えておいたほうが良いかもしれません！

気になる方は、遺伝子が組みかえられている種かどうか

農林水産省で検査してくださるそうです。

詳しくは、​ こちら！ ​

ワタの栽培　詳しくは…こちらがおススメ！
​
ワタの絵本 （そだててあそぼう） [ 日比暉 ] ​


糸紡ぎ、この糸車なら場所をとらなくてよいかも…！！

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