怪鳥の【ちょ～『鈍速』飛行日誌】

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2013/05/27

ドラマ版『空飛ぶ広報室』第７話を観る

テーマ：どんなテレビを見ました？(78203)

カテゴリ：有川浩作品

ドラマ版『空飛ぶ広報室』第７話　いざという時そばにいられない男だけどそれでもいいか?

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８話観ました。

原作のボツＣＭのエピソード。
前回、絆が深まった３人の姿が、ＣＭのアイディア出しの会議？では上手く描かれていましたね。←相変わらず、片山がアニメネタを持ち出していて、笑ったｗ
そして、原作では深く描かれなかったメディックについても、その厳しい任務の現実と、実際の救助活動が描かれましたよ。
救難といえば、某ＴＶドラマで描かれた海上保安庁の「海猿」こと海上保安官の潜水士が有名です。
しかし、活動エリアの多様性、厳しさ、そして訓練のハードさに関しては、空自のメディックが遥かに上を行きます。
なにしろ、天候の問題などで、海上保安庁や警察が救助不可能と判断したケースの場合のみ、空自の救難隊に出番が回ってくるわけですからね。
そんな救難隊の活動に偶然遭遇したともみが、リカが語っていた救難隊のヘリのことを思い出して電話。
当初、山岳救助ヘリと報道されていたトコロを、空自の救難隊のものであると訂正させたシーンは良かった！
ようやく、広報課の・・・・・・空井の『空自を知ってほしい』と努力してきた活動が実を結んだ瞬間ですからね。
ちょっと、鳥肌たちました。
そしてそれが、リカの仕業だと気づいた空井の舞い上がる姿と、その後の行動。
リカを「稲ぴょん」と呼び、一緒に飲みに行こうと誘う。
さらに、飲みながらの話が盛り上がることｗ←これは、稲ぴょんの後輩とデートした時の対比で、どれだけ二人の関係が近づいているか、判るような演出になっていましたね。
また、
稲ぴょんと同期の男性アナウンサーとの関係もはっきりし、誤解も解消。
ようやく恋愛パートが本番に入ってきた感じです。
次回も恋愛度高めなエピソードになりそうな予感。
二人の先行きが気になるところですね。

あと、鷺坂の過去についてのインタビュー。
これは、ラストに繋がる大きな伏線となるでしょう。
ここで語られたことが、おそらくラストにおいてのキーになることは確か。
そして多分、そのストーリーは、原作とはだいぶ違った内容になるんじゃないかな？

果たして、ラストの松島がどのように描かれるのか。
今から楽しみです。

＜追記＞
ただ、原作の描きおろし部分までやるのって、尺的に足りるんだろうか？
全１１話でもう７話ですからね。
舞台は２０１１年。
確実に今の広報室メンバーのまま、「あの日」がやってくるわけですから。
そこのトコロをどうまとめるのか・・・・・・興味津津です！

＜救難隊について＞
元々空自の救難隊は、自衛隊で発生した墜落事故などでの機体・乗員の捜索救難・救助活動を仕事としています。
そのため、どんなに厳しい天候や状況下においても救助活動をおこなうことになり（←スクラブル等の自衛隊の活動は、どんな天候においても行わない訳にはいかないですからね）、その分救難隊としての装備、能力共に国内最高のレベルにあるといってよいでしょう。←救難隊は日本国内では唯一の捜索救難を単独で実効可能な組織であることや全天候対応であること、他の救助組織では対応出来ない場合の出動実績などから、活躍の象徴として救難救助の「最後の砦」と形容されています。
中でも、メディックの超人的能力は、もはやチートレベル。
シケの海上から、吹雪の雪山まで、すべて同じメディックが対応するんですから。
下手すりゃ、嵐の海に潜った任務の後、雪山に出動することもありうるわけですよ。
空自の救難隊を描いた作品に「レスキューウイングスシリーズ」があるので、興味の会る方は見てみてはいかがでしょう？