夢工房 『浩』~☆”

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初恋


あたりかまわず、笑顔をふりまき、また短歌も贈った。
けど、なしのつぶてだった。
クラブ活動では演劇部に入った。
そこで一人の女の子と友達になった。
一回公演で僕も彼女もやめてしまった。

彼女の友達の下宿に一緒にいったりした。
ごはんも作ってもらった。
プレハブアパートから、1人用のアパートに越して朝に昼に学校からお越しに来てくれた。
クリスマスの時、塾の子どもたちが来るからといって頼んだら、こころよく受けてくれた。
あなたの笑顔はまだ覚えてる。
声も思い出してきた。
やさしい人だったね。
もういいお母さんだよね。
ごめんね、分けも告げず、学校をやめて。
そして、思い出をありがとう。

一生忘れないよ。



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