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江戸川乱歩さんの作品
--ロマノフ王家の大ダイヤモンドを、近日中にちょうだいに参上する 二十面相--
ゆくえ不明だった壮一君の、うれしい帰国のしらせとともに、羽柴家に舞いこんだ予告状。
変装自在の怪盗は、どんな姿で家宝を盗みに来るのか。
老人、青年、それとも...。
怪人「二十面相」と名探偵明智小五郎、初めての対決がいま始まる。
図書室での争奪戦に負けた小学校時代の敵をやっと取りました。
今読んでもちゃんと面白いのがすごいです。
読者であるこどもたちの気持ちを盛り上げる表現の巧みなこと・・
この文章にまんまとはまっていく訳ですね。
随分古い作品ですから言い回しなどに時代を感じたりもしますが、
元々がこども向けですから分かり易いですし、漢字には殆どルビがふってあります。
難しい言葉は欄外に説明があったり、不適切な表現は編集されています。
ところで、昔と結末が違った様に思いました(ポプラ社文庫版)
「不適切」だったのでしょうか???
小学校高学年向け
どちらかというと 怪人二十面相 から読んだ方が楽しめる様に思います。
当たり前ですが、トリックなどは同じです。
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青い鳥文庫 2015年01月31日