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炎都
柴田よしきさんの作品
木梨香流は上賀茂の地下水を計る水位計をみて首を傾げた。
数値が急激に下っている。
京都の地質調査会社の技師として七年。
香流が感じた異変は予兆のひとつにすぎなかった。
京都府警捜査一課の村雨祐馬は
京都御苑で発見された変死体を前にとまどっていた。
四時間前まで生きていた男が、
全身のあらゆる体液を抜き取られ、カラカラに干からびきっている。
そんな異常殺人が人間に可能なのか?
ミイラ化された変死体はこれで二件目。
ところが、それはその後、
京都中を恐怖と絶望にたたきこんだ大災厄のほんの序曲だったのだ。
長~い!
ものすごく長い!
でも、
おもしろい!
で、
必然的に寝不足に・・
安倍晴明に天狗にカッパに百鬼夜行
京都ならではの説得力が(なぜか)ある
妖怪もの
であり、
主人公の香流がとっても魅力的なパニックもの
こういった種類の小説は読んだことがなかったのですが、
すっかり魅了されました
京都に地理にもう少し詳しくありたかったなぁ・・・
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