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【楽天ブックスならいつでも送料無料】警察回りの夏 [ 堂場瞬一 ]
甲府市内で幼い姉妹二人の殺害事件が発生。
盗みの形跡はなく、母親は消息不明。
マスコミは「虐待の末の殺人では」と報道を過熱させていく。
日本新報甲府支局のサツ回り担当の南は、
この事件を本社栄転のチャンスにしようと取材を続けていた。
だが、 殺害された姉妹の祖父が
度重なるマスコミの取材攻勢によって追いつめられていく。
世間のムードは母親叩きからマスコミ叩きへと一変。
粘り強く取材を続けていた南は、
警察内部からのリークで犯人につながる重要な情報を掴む。
だがそこには、大きな罠が待ち受けていた――。
朝日新聞社とか
大王製紙とか
現実の事件を彷彿とさせます。
が
大王製紙はともかく
朝日新聞の記事取り消し撤回は
本書発売の2週間ほど前
書下ろし作品なので
朝日新聞の後追い作品ではないことは確か。
う~ん、そっくり
というか
もしかして
ここまでのマニュアルがあるんでしょうか?
各新聞社さん
どうしても朝日新聞が頭の中を駆け巡りまくる前半を終えて
後半に入ると
第三者委員会ががんばっています。
そして
読みながら、時々我に返ります。
もともとの事件はどうなった?
始まりは殺人事件なのですが
新聞社の誤報騒ぎで本筋が隠れていきます。
語り部も
主人公(・・・だよね?)の記者
第三者委員会の委員長
容疑者
新聞社の編集局長
と
4人構え
それでもあまりややこしく感じなかったのは
現実の朝日新聞を見たから?
ここは
作家さんの力量ということで・・・
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