書斎に枯れ葉が舞い込んで来た。
と言っても、枯れ葉みたいな蛾、アケビコノハである。
虫の姿も殆ど見かけなくなった、この寒い夜に、何処から入り込んだのか、バタバタと部屋の電灯の周りを、比較的大型の蛾と思しき虫が飛び回ったのでありました。フェイスタオルを手にして、その飛び回る闖入者をはたき落としてみた。
(アケビコノハ)
<参考> アケビコノハ
・Wikipedia
木の葉そっくりの蛾。
少しピントが甘かったようなのが残念であるが、この見事な擬態を楽しんでいただきましょう。
撮影後は、ティッシュでそっと覆い、極力、翅を傷めないように注意を払いながら、包み込むようにして、これを捕獲。ベランダから外の闇へ、ティッシュを開いて、打ち捨ててやりました。もうそんなに長くはない命なんだろうが、我が家の庭の片隅でか、隣家の庭へと移動してかは知らねども、生きられるだけ生きよ、という次第。
本日は、ブログ記事を書く心算もなかったのであるが、妙な木の葉が舞い込んで来たので、急遽、記事アップすることとしました。
<追記>
今朝(12/12)庭に降り立つと、昨夜の蛾が居ました。2階のベランダから投げ捨てた位置の直下の地面にじっとしています。
もう一度撮影させていただく。
真横からも。
正面からも。人相、いや「蛾相」や如何に。
掌に乗せてみると、肢を微かに動かしている。
寒いから身体を動かせないのであろう。
「凍て蝶」ならぬ「凍て蛾」である。
石の上に寝かせて撮影してみる。
顔の部分をアップで。
石の上では寒かろうと、柔らかな草の茂みの中へ入れて上げましたが、ほぼ冬眠状態にて、肢を微かに動かすだけ。既にして枯れ葉になっているこの蛾であるが、命尽きる時が近づいているようです。
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