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2007.08.22
XML
カテゴリ: アニメ-1-
2006年 日本
監督:細田守
脚本:奥寺佐渡子
キャラクター・デザイン:貞本義行
美術監督:山本二三
音楽:吉田潔
原作:筒井康隆
主題歌:『ガーネット』(奥華子)/挿入歌『変わらないもの』(奥華子)
声:仲里依紗、石田卓也、板倉光隆、原沙知絵、谷村美月、垣内彩未、関戸優希

*       *       *       *       *       *       *

Time waits for no one.

とても面白かったです。
最後は泣けたし。

まず、絵が素敵です。
背景が細かくて、色合いも綺麗で、
特に夏の日差しが色んな形で―窓から差し込む光、道を照らす光、木漏れ日…etc.―
とてもリアル、かつ懐かしさを感じさせる描かれ方で、感激しました。
そうした陰影も細やかな背景とは逆に、人物は影も光沢も排除した平面的な絵で、
それでも浮くことはなく、むしろ立体的で、生き生きとした“人間”を感じさせるのが
面白いと思いました。
タイムリープする時のCGも違和感もなく冷たさもなく、良い雰囲気でした。

原作は学生時代に読みました>一時期、筒井作品にハマってました(*^^*)
原田知世の実写映画も観ました。
でも、どちらも記憶は朧で…
原作はSF主体で、映画は青春物語(&ラブストーリー)主体…
という印象が残っているのですが、違ってたらスミマセンスミマセン(>_<)

で、このアニメですが、やはりSFというよりは青春物語に重きが置かれていると思います。
だから、実写映画の正当な続編といったところです。

主人公@真琴は普通の高校生ですが、ある日ひょんなことから
タイム・リープ(時間跳躍)の能力を授かることになります。
彼女が同じ時を繰り返す毎に、その間に起きた出来事が変わっていきます。

私は広瀬正のタイムマシン物が好きなので、タイムパラドックスと聞くと
目がキラリ~ンと輝いてしまう方ですが、
これって考え出すと限りなく理屈っぽくなっちゃうので、
少なともこのアニメを観る際は、そこのところは、あまり追求はしないのが正解です(笑)
そういう観点で観ると、けっこうツッコミどころが多い気がします(^^;)
単純に“過去をやり直すだけ”と受け取っておくべきだと思います。

それで思い出すのが手塚治虫の『大あたりの季節』(『ザ・クレーター』の中の一作)
時のトンネルを発見した主人公(中学生)は、失敗する度に過去に戻ってやり直すので
周囲の人々の目には何をやっても大成功する、ツキにツキまくってる奴に見えるのです。
これを読んだ時、幼心に「いいなあ~」と思いました(爆)


だから、真琴が時間を遡れる能力を得た時、
恐がるのでもなく、探求するのでもなく、もっと大きな事柄に用いるのでもなく、
ほんの少し前にしでかしてしまった失敗を修復したり、楽しい時を長引かせたり、
気まずい出来事を無かったことにするために多用しているところに、共感しました(笑)

そして、その様に自分が美味しいとこ取りをしてしまうことによって、
周囲の誰かに皺寄せが行ってしまう…という法則(?)も興味深かったです。

原作及び実写映画の主人公だった芳山和子が脇役で出てくるのですが、
オマージュというよりも、こちらの主人公@真琴と対比になっています。
高校生で、親しい男子の友人が2人いて、その内のひとりと淡い初恋が芽生えて…
という土台の部分は共通なのですが、
性格が全く違うし、それゆえに対処する仕方が正反対になるのが面白いです。
一方は待ち…一方は走っていく。
一方は現在に留まり…一方は未来に向かっていく。


ラストは切ないです 【この先、ネタバレ&推測(?)】


未来で待つと言った彼は、未来に帰った途端にその結果を見るのかもしれません。
走っていくと答えた真琴は、長い一生を終え、既に朽ちてしまった後なのかもしれません。
2人が生きた人間として再会することは、全く有り得ないのかもしれません。
ただ、彼は真琴が守り抜いたものを目にすることが出来るでしょう。

真琴のことだから、元気に前向きに、その生涯を生き抜くでしょう。
他の誰かと恋に落ち、結婚し、子供も産むでしょう。
彼のいない世界で、彼のいない一生を終えるのでしょう。
でも、彼との約束を守ることで、そういう形で、彼と逢うのです。

彼の世界は戦いの最中、あるいは戦いの後の荒廃した世界なのでしょう。
でも、真琴が約束のものを未来に贈るために行動したことが、
歴史を大きく変えているかもしれません。
少なくとも、小さな光をもたらすものとはなっているでしょう。

私達は真琴と同じ時代に生きているから、それらの全てはまだ始まったばかりの段階です。
ゴールは、気の遠くなるような未来です。
切なくて、真琴がそうしたように、大声あげて泣きじゃくりたくなってしまいます。
でも、ラストの彼女のように、希望を持って空を見上げたくもなるのです。



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Last updated  2007.08.22 19:52:47
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