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2008.12.28
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カテゴリ: アニメ-1-
この幸福感は何?

話題は少々耳にしてはいたものの、最近アニメ離れしていたのでスルーしていた。
それが今回、急に観る気になったのは、歯医者のおかげ>ぇ
診察台のモニターに、いつもディズニー・アニメが流れていて
まあ、ゆっくり観ている暇なんてないんだけど(笑)
この『レミー』の1シーンが他のどれよりも印象に強く残り
これは観てみたいと心から思い、レンタル店へと走ったのだった。

何ていうか、非常に感動した。

普通に考えてレストランにネズミという取り合わせは、
物語云々の前に生理的嫌悪感が先に立ってしまいがちなんだけど、
リアルな質感と、いかにもマンガっぽいデフォルメとが上手く融合していて
優しいファンタジー世界が形作られていたのでマイナスな気持ちは浮かばなかった。

一族の中でネズミらしく生きることに疑問を持つようになってしまったレミー。
ネズミらしからぬ夢を抱くようになってしまったレミー。
その夢に導かれたかのように、いつしか辿り着いたのはパリ。
屋根の下に広がる夜景の美しさに、レミーと一緒に胸がときめいた。

ドジで気弱な青年リングイニを助けることになる展開は、
まあ、よくあるパターンではあるんだけど
最初にスープの味を調えているシーンの、ダンスの様な動きとか
リングイニの頭に乗って巨大ロボットを操縦するかの如く動かすところとか
観ていて、とても楽しい。

最初は、そうして助けてもらっているうちに、リングイニが料理を覚え
成長していく物語かと思った。
でも、彼は料理の面では全く変化が見られなかった。
それどころか最終的に彼はウェイターになってしまった(笑)

だけど、ガッカリしてはいけない。
だって、これは人間であるリングイニの物語ではなく
あくまでもネズミのレミーを主役としたものなのだから。

人間とネズミ、料理とネズミ…という極端な設定は
単にミスマッチの面白さを狙っただけでなく、
国とか人種とか階級とか学歴とか…
色んな壁があるけれど、誰もが夢を抱くことが出来るという前向きなメッセージと
それを実現させる痛快なサクセス・ストーリーを
あざとさを感じさせず楽しませることを可能にしていると思う。

Anyone Can Cook 」と言うくらいだから。
そういう意味で、レストランで働く人々を国際色豊かに描いているのかもしれないけど
まあ、あまりコジツケて考えるのではなく、素直に夢の世界を味わうのが正解だと思う。

勿論「コック」に限定したものではないよ(笑)
レミーの持って生まれた才能が料理だった…というわけで。
だから、リングイニにはローラースケートを履いたウェイターがふさわしかったのだ。

アニメならではの表現が素敵だ。
前述した、ダンスのような料理の様子といい
厨房に落ちてしまったレミーが逃げ惑うスピーディなシーンといい
手紙を銜えて走るレミーが飛び降りた時、その手紙が翼のようになるところといい
イーゴが料理を口にした途端、少年時代がフラッシュバックするところといい
…思い出すだけでウットリしてしまう>ぉ

物語は色々な面で伏線が効いていて、とても面白い。
リングイニがデートでローラースケートをしていたことさえも生かされている。
最初、気持ち悪いネズミの集団として天井から現れたレミーの一族が
クライマックスでは、何ともイカス連中として厨房に現れる。
レミーは料理の前にキチンと手を洗うけど、
他の皆は体全体を洗っているところとか、笑えた。

ところどころに、子供向けというよりも、
大人を対象にしていると思われる要素が見え隠れする。
結局、ネズミであるがためにレストランが閉鎖されてしまうという苦い結末も
より深みがあると思う。

スキナーは悪役で終わってしまったけど
イーゴは理解者になってくれて良かった。
彼の酷評がグストーの死の引き金になってしまったけれど
彼の絶賛は彼を失職させ、代わりに遥かに素晴らしい幸福をもたらした。
それも、ささやかな幸福ってやつを。

そして、この素敵なファンタジーはハッピーエンドで幕を閉じた。
何ともいえない幸福感を残して。


     ―『Ratatouille』
       スタッフ、キャストetc.細かい情報は 「やっくんち」 の方に載せました


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Last updated  2008.12.31 13:31:34
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