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2006年/アメリカ
プロデューサー:ドリュー・Z・グリーンバーグ、ロバート・ロイド・ルイス
デニス・ビショップ
エグゼクティブ・プロデューサー:ジェームズ・マノスJr.、サラ・コレトン
ジョン・ゴールドウィン、クライド・フィリップス
監督:マイケル・クエスタ
原作:ジェフ・リンジー『デクスター 幼き者への挽歌 (Darkly Dreaming Dexter)』
脚本:ティム・シュラットマン
音楽:ダニエル・リット
出演:マイケル・C・ホール(デクスター)ジュリー・ベンツ(リタ)
ジェニファー・カーペンター(デボラ)エリック・キング(ドークス)
ローレン・ベレス(ラゲルタ)デビッド・ザヤス(エンジェル)
C・S・リー(マスオカ)ジェームズ・レマー(ハリー)
クリスチャン・カマルゴ(ルディ)
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
第1話をマトモに観たらハマってしまった(笑)
グロいっちゃあグロいのだが、想像していたほど酷いものではなかったし>私だけ?
主人公を演じるマイケル・C・ホールの濃いルックスに懸念を抱いてもいたのだが
観るにつれ、「なかなかハンサムじゃん」と好意的になっていく自分を感じた(笑)
マイアミ警察殺人課の血痕分析官デクスター・モーガンは
実は幼い頃から殺人の衝動を抑えられないという異常な性癖の持ち主。
警察官である養父ハリーの教えで、デクスターはその衝動を凶悪犯にのみ向けることに。
つまりアメリカ版必殺仕置き人。
でも仕事人のように金銭によって動くわけでもないし、
変に正義感ぶるわけでもない。
「殺したい」という自分の欲望に従っているだけで、
恨み云々の感情が関係しているわけでもない。
何だか純粋にさえ思えてくる。
そんな彼の“日常”―昼と夜の顔―を追った話と
“冷凍庫キラー”と呼ばれる殺人鬼に翻弄される話と
2つの要素から成っているのがシーズン1。
連続ドラマとしては当然と言うべき作りなんだけど、
この2つが分離しがちで
切り替わるたびに視聴テンションがちょっと下がり気味になっちゃうところが
ちょっと惜しかったなあ…
まあ、最終回で2つがひとつに纏まるんだけどね。
それに向けて、デクスターの内面が少しずつ変化していくところが良いと思う。
最初の頃は、感情がない…というのを強調していて
リタとの交際は見せかけだし、妹デボラにも愛情はないと言ってたのに、
段々とリタと過ごす時間を楽しむようになっていくし…
嫌悪していた性関係も自分から持つようになるし…
最後はデボラを助けるために危険も冒すし…
何より、そのために「唯一の理解者」を殺す結果になるし…
シーズン1の間に随分と人間的になっていった。
その過程で、ちょっと矛盾?と感じられる部分もあった。
例えば、性に関して
最初は「下品」にしか感じられないと言っていたので、
欲望そのものを持つことができないのかと思われた。
それが、行為はできるけれど感情が伴わないので
関係を持った途端に相手から嫌われる…という話に変わっていった。
でも、第三者によるナレーションではなく、
デクスター本人が自分の心境を語る形になっているので
こうした変化自体が彼の内面の揺れを表しているのだろう。
実際、カウンセリングを受けた後で性関係を持つ気持ちが生まれたのだものね。
そういう意味で、主人公の“成長”を上手く描いていると言えるかも。
だから最終回における「殺人」は、結果ではなく象徴なのだろうね。
ドークスの件やリタの夫の件etc.続編のネタ振りもあるけど、
デクスター自身の人間性の回復(?)が殺人という行為にどんな影響を与えていくか
人との繋がりを求める“感情”がどう作用するか
という点に興味が湧く。
シーズン2、3は未見なので、そうした要素が取り上げられているか否かも知らないけど。
あ、あと脇役も皆、魅力的で好感を持てた。
リタは良い意味での少女っぽさが良い感じ。
DV夫に悩まされていた子持ちの主婦で、
デクスターと微妙な関係になるという役柄は、
ひとつ間違うと嫌な女にもなりかねないところだと思うので。
デボラは逆にハスッパな感じだけど、天真爛漫で可愛いし
エンジェルやドークスやマスオカも好き。
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