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2005.09.18
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テーマ: 新撰組!(305)
八坂神社 で、 天然理心流奉納額 の本物を見てきました!

境内には幾つも屋台が出ており賑やかであったけれど、「天然理心流奉納額」を展示していた建物内は、数人の見学者のみ。

あれ?空いてる...と、ちょっと拍子抜け(苦笑)

受付で入館料¥100を支払っているうちに、その見学していた方々が見終わって出てしまったので、一時期は貸切状態となり何故かドキドキ。

そしたら”誠”羽織を着ている男性が「よければご説明いたしましょうか?」と寄ってきたので、勿論、お願いしました。

この男性、昨年の日野新選組祭りなどでも見かけた事があるような...

マンツーマンだったので、とても詳しくお話していただいて感激しちゃいました!


書籍やTVなどで見た事があったものの、本物が意外に小さくビックリ...檜の一枚板で、縦47センチ×横90センチ。

流石に 本物は写真撮影禁止 だったので、受付でいただいた絵葉書をデジカメで撮ってみましたが、カメラのフラッシュで光って綺麗に見やすく撮影出来ませんでした。フラッシュを外すと薄暗くて文字の判別が出来ないし...

それは仕方ないとして。奉納額には、次のように書かれていました。




上に大きく右から「奉献」とあり、はじめに「天然理心流」、次に「 近藤周助 藤原邦武 」さらに「門人」と書き、次の名前が続きます。

井上松五郎一俊、 佐藤彦五郎正俊 、佐藤芳三郎信房、佐藤喜四郎信嘉、原孝之助胤正、 井上源三郎一重 、安西平助一徳、井上源五郎兵衛一武、中村忠三郎高正、田倉藤十郎義明、谷幸吉照好、高木長次郎安恵、日野万助義兼、古谷三之助義住、小島文五郎重輝、高木平次郎知衝、加藤亀吉光久

次に「発起」と上に右から書いてあり、馬場平助源武忠、中村太吉朗藤原満道、谷定次郎源政泰、谷七郎源晴国、佐藤東三郎藤原徳連、渡辺庄三郎藤原盛正、 沖田惣次郎藤原春政

そして次に高く 嶋崎勇藤原義武 とあって、最後にずっと高く「干時安政五戌午仲秋」と書かれています。



干時安政五戌午仲秋 は仲秋は旧暦の8月。まさに今。

しかも今日は、中秋の名月の満月~  そんな日に見に行けただなんて。

安政5年/西暦1858年...今から147年前だというのに、墨で書かれた文字がちゃんと読み取れるという事にビックリ。

そうそう。発起人として書かれている馬場平助源武忠とは、今の日野市長の先祖という...知らなかった~!


板が古びれて色落ちしている割には飾ってある木刀は綺麗なのが不思議だな...と思っていたら、

「これは、私が子供の頃に行っていた床屋のおじさんから聞いた話なので本当の事なんですけれどね...」
と、説明を始めてくれました。
(上手く掛けないので箇条書きにします)

・本殿を保管していた建物の窓は金網だったので、当時の子供達(寛政12年/西暦1800年)が入り込んで遊ぶ場所だった
・今は文化財として大切に保管されているけれど、昔は、本殿にそのまま貼り付けるかのように掲示されていた
・本殿の彫刻に足を掛けてよじ登って遊んでいた
・金網だったので鳥も入り込み屋根部分などに巣を作っていた
・悪戯で燃やした子供がいる(跡の焦げ目が生々しかった...)

そして
「これは、証拠となるものがないので、あくまでも想像なんですけれど...」
と続いた話は、

・当時の子供達はチャンバラ遊びが好きだった
・「天然理心流奉納額」に掲示してあった木刀を使って遊んでいた
・そのまま持ち出してしまった

という!!なんという...本当はどうなったんだろうか?

「でも、井上源三郎氏が使っていた木刀は、奉納され、きちんと保管されているので安心してください」
との補足を教えてくれ、ちょっとホッ。


本殿の側面には、中国の出来事や話を掘り込んだ見事な彫刻が刻み込まれていて眺めていたら、

「額を奉納した時、近藤さんもこちらに来たはずですから、こおやって本殿を眺めていたと思いますよ...」

とボソッとお話されたので、思わず鳥肌が立ってしまいました。


説明を受けて歩いていたら、絵馬がぶら下がっていたので、何かな?と見たら...耕史くんの直筆で、「新選組!」の撮影が始まる前の意気込みを書いていたのでした。

デジカメで撮りたかった...

そして、耕史くんが来た時の写真も何気に展示してあって、”同じ所を歩いた”という事実に感動!


天然理心流奉納額」が出来るまでの経緯、連名している人達の話なども多々、お話していただいてのですが、これだけ大きい本殿を何故日野で作る事が出来たのか...?という疑問。

周りを田畑に囲まれていた日野。幕府領としての位置づけから、収穫される穀物も多くお金を持っていた地域...

壬生浪士組の頃、資金繰りが厳しい近藤さんは、佐藤彦五郎氏にお金を工面してもらった...という有名なエピソード。書籍などで知っていたけれど、それを裏付ける、”お金持ってんぞ!”と言わんばかりの大きい本殿を目の当たりにして、言葉を失いました。

「芹沢鴨も、地元(水戸)からの資金繰りが出来たら、強引な金策をする事も無く、生き方も変わったんでしょうに...」と、一言をお話された説明の方。ちょっとシンミリしちゃいました。



30分程度の拝観・説明を受け、色々と書籍を読んで知っていても、やはり”本物を自分の目で見て確かめる”という事の大切さを改めて実感出来た貴重な時間でした。

そして。

そのまますぐ電車に乗ってしまうのも何だから、井上源三郎氏のお墓がある 宝泉禅寺 にフラリ寄ってから帰宅しました。

相変わらず、小林隆さんの顔が浮かんでしまいました...



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Last updated  2005.09.18 20:27:53
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